ちなみに世界戦の流れとしてはオーガ·マスト·ダイ→本編一話(キャルフォルニアベース防衛)→ガダルカナル・ストレンジャーズ→本編二話→本編三話(予定)となっております
宇宙世紀0079 12月24日
ガダルカナル島での激闘の末、マドラス基地からHLVで宇宙へと脱出することに成功し、友軍艦へと合流を果たし宇宙要塞ソロモンへと帰還し部下たちと合流することに成功したルークアルフィス
彼は今宇宙要塞ソロモンで連邦軍の侵攻を迎撃すべく漆黒に塗装されたMS-09RSを駆りソロモン宙域を駆け抜けていた
「沈めえええええええええ!」
第三艦隊の最も左側に布陣していたサラミス級巡洋艦を此方を近付けさせんとばかりに対空機銃を放つ僚鑑や迎撃に出たRGM-79数機諸ともビームバズーカで破壊し180㎜キャノンを乱射しているRB-79にMMP80マシンガンを連射して蜂の巣にしていく
「クッ、ビームバズーカのエネルギー残量がっ!それにMMP80の残弾もゼロかっ!」
そんな中、ビームバズーカのエネルギー残量やMMP80マシンガンの残弾が尽きたことを表すアラームが鳴り響き、苦悶の表情を浮かべる
それを好機と見たのかRGM-79とRB-79の大規模な混成部隊が取り囲もうとしていた
その最中数条のメガ粒子砲がその中の数機のRGM-79とRB-79に命中し、火球へと変わっていく
「大佐!此処は我々に任せて補給に戻ってください!」
「すまない大尉、此処は任せたぞ!」
3機のMA-05を先頭に20機ものMS-09RとMS-06Fの部隊が連邦艦隊に攻撃を仕掛け残存したRGM-79とRB-79の混成部隊が迎撃に出ている隙を突いてソロモンへと全力で帰還していく
ソロモン左翼モビルスーツ格納庫
ミドルモビルスーツや作業用にまわされたMS-05Bがモビルスーツや艦船の補給作業にいそしむなか激しい轟音と共に振動が襲いかかってくる
「大変です!大佐!」
「どうした?ミリア中尉」
機付き長のミリア·レイナール中尉が慌ててルークの元へと近寄っていく
「連邦の秘密兵器によりソロモン右翼スペースゲート及びその空域に展開中の友軍並びに当該地区の防衛設備被害甚大です!」
「何だと!連邦め···隠し球を持っていたとは···ミリア中尉、俺のMS-09RSの補給は済んでいるか?」
「はい、大佐のMS-09RSは推進剤並びにビームバズーカ、並びにMMP80マシンガンの補給完了して、いつでも出せます」
「すぐに迎撃に向かう」
そう言いMS-09RSに乗り込み、整備班が退避したのを確認するとハッチが開き出撃していった
「クッ、此処まで押されていたか···あれは?」
ソロモン表面に取り付いていた指揮官機のRGM-79にビームバズーカを放ちこれを撃破すると少しはなれたところから緑色の巨大モビルアーマーが出現し、要塞に取り付いていたRGM-79とRB-79を次々となぎ払っていく様を呆然と見ていると不意に部下のリリア·ファイマール少佐から通信が入る
「大佐、ご無事でしたか」
「リリア少佐か、ああ此方は無事だ、ところであの巨大モビルアーマーは誰が乗っているんだ?」
「あのモビルアーマーにはドズル閣下が乗り込んでソロモンを脱出する友軍艦隊の時間稼ぎとして単身敵主力艦隊に突撃していきました、大佐、我々も友軍艦隊の脱出支援に向かわないと」
「わかった、リリア少佐達は先に友軍艦隊に合流して直掩に当たってくれ、俺は一隻でも多く敵の艦船やモビルスーツを落としてから合流する」
「分かりました、大佐もご武運を」
友軍艦隊の元へ向かうリリア少佐の乗るMS-06R-1Aと分かれ敵の追撃艦隊に向けスラスターを吹かし接近を図った
中破したムサイ級巡洋艦がサラミス級巡洋艦の砲撃をエンジンブロックに被弾し爆散していくなか、その爆発光を背景にビームバズーカの閃光が迸ると、追撃をしていたRGM-79Cの小隊が三つの爆発光になり、MS-09RSのモノアイが光り次の獲物を見つけるべく追撃艦隊を見つめていた
それを見ていた別のRGM-79Cの小隊がビームガンやブルパップマシンガンを此方に向けて射撃をしてくるも巧みな操縦テクニックで回避をし、反撃にMMP80マシンガンを一斉射し、瞬く間に宇宙の塵へと変わっていく光景を尻目に連邦艦隊へと突撃していく
数隻のサラミス級巡洋艦が大佐のMS-09RSを必死に近づけさせまいと対空機銃を漆黒のMS-09RSに向けて射撃してくるもMMP80マシンガンで機銃を潰していき止めにビームバズーカをサラミス級巡洋艦の船体各部に射撃をしていき、次々とサラミス級巡洋艦を沈めていく
最後のサラミス級に放った一撃が機関部にまで到達し大爆発の後宇宙の塵の一つとなった
すると
「大佐、無事に残存艦隊戦闘宙域を脱出しました、大佐も後退を!」
「分かった、これより離脱···何ッ!」
ソロモン脱出艦隊の直掩をしていた第4中隊のアスカ·ローレン少佐から通信が入り、機体を反転させ離脱しようとするとロックオンアラートが鳴り響き何処からか240㎜砲が此方に飛来してきたが危なげもなく回避に成功した
何事かと漆黒のMS-09RSのモノアイを動かすと4機の空間突撃仕様のRGC-80と2機の空間戦闘用のRGM-79GSが此方の退避を阻む様に展開してきた
「フッこの俺に向かってくるとは···その威勢は買うが、相手が悪かったようだな」
ビームバズーカを腰に懸架し左手にMMP80マシンガンを持たせながら、近くにいた空間突撃仕様のRGC-80に接近しマシンガンを放っていく
それに気がついた僚機の空間突撃仕様のRGC-80と空間戦闘用のRGM-79GSは頭部バルカン砲とビームスプレーガンやビームガンを此方に向けて乱射していたが容易く接近され一機のRGC-80が蜂の巣になり爆発した
その爆発をみて数機毎に別れて散開しこちらに向かってビームガンを連射してくる空間戦闘用のRGM-79GSを援護するかのような機動を空間突撃仕様のRGC-80をとりつつ肩部の240㎜キャノン砲とビームスプレーガンを放ってくる
「教科書通りの温い戦闘だな、この程度で俺を落とせると思うな!」
コクピットのなかでそう吠え、敵の攻撃を回避していき近くにいた2機のRGC-80をロックオンしそのうちの1機をMMP80マシンガンで撃墜しその爆発に紛れもう1機のRGC-80に接近し背中のヒートサーベルを抜刀しそのまま斬りつけ一刀両断、その後爆発していった
その光景を見ていたRGM-79GSの1機がビームサーベルを抜刀しスラスターを吹かしてこちらに接近してきた
「敢えて近接を選ぶか···面白いっ!」
ビームサーベルで斬りかかってくるRGM-79GSを巧みにかわし返す刀でRGM-79GSを撃墜しソロモン宙域のデブリのひとつへと成り果てていった
センサーを確認すると既に残りのRGM-79GSとRGC-802機は後退したのかスラスター光が小さくなっていくのを見届け迎えにきたMA-05に牽引され味方の元へと合流していった