ユメ先輩「ひぃん!!ギルドは狩猟を要請するよ!」   作:まつ毛とパンツ

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シャバダエ!シャバダエ!


ユメ「ひぃん!!原住民だよ!!」モリバー「森は我々のものもの!!」

「サブキャンプを設置している。大型モンスターから見付かりにくいところに有るから、良かったら使ってくれ」

 

星の隊より遅れて緋の森に到着した鳥の隊ご一行。ベースキャンプに着くなり、星の隊からサブキャンプを設営してくれたこと、トリニティ総合学園のミカがハンター見習いとして星の隊に加入したことなどを伝えられた。

 

「オリヴィアさん。ありがとうございます」

「なに、お互い様だ。それと今は荒廃期のようでな、モンスターも気が立ってる。エリックの分析では、麻痺毒を使うモンスターが居るかもしれない。これ、参考程度に」

 

レイヴン、アルマ、ユメ、リンクスにエリックが作成した緋の森での生態レポートを手渡すオリヴィア。そのレポートにはモンスターの痕跡、実際に星の隊が遭遇したモンスターなどから現時点で判明している生態系の詳細が簡潔に載っていたのだ。

痕跡などからババコンガ、ケチャワチャ、ジュラトドス、ラバナ・バリナ、セルレギオス、ガノトトス、ディノバルド、アンジャナフそしてアケノシルム等々だ。特にディノバルドとアンジャナフは砂漠でも生息が可能で、アビドス砂漠と緋の森は繋がっており…もしかすればアビドス砂漠でも両者が見られるかもしれない。

 

「助かる。しかし、森林故か、モンスターの種類が豊富だな」

「ああ、豊穣期には沢山の環境生物が見られるかもな」

 

今は荒廃期。大型モンスターが荒ぶっている時期であり、草食モンスターなどはビクビクとしている。だが、豊穣期になれば大型モンスターもおとなしくなり、小型モンスターものんびりと沢山出てくるだろう。

 

 

 

「ここがサブキャンプですね!」

「ええ、流石はオリヴィアさんです。ここなら大型モンスターに壊されることは少なく、休めますね」

 

資料を一通り読み終えると、鳥の隊はセクレト(リンクスだけレウスだが)に乗り、サブキャンプを目指す。

サブキャンプはベースキャンプとは別のキャンプであり、そこで装備の点検だったり弾薬の補充、更には休憩も取ることが出来る。だが、そんなサブキャンプにもデメリットがあり、サブキャンプはモンスターの生息地に建設するので破壊される恐れがあるのだ。勿論、ギルド側もそれを理解しており、破壊されても再建設しやすいように作っている。

 

「ここだな」

 

先頭を進むレイヴンが目的地のサブキャンプを確認した。ここで一休みをしてから、調査を始めても良いだろう。

しかし、サブキャンプの前には中にある筈の荷物が出されて荒らされており、なにやらアイルー程の大きさをしたカワウソのような獣人族がワチャワチャと居たのだ。

 

「原住民?」

「アギャッス?」

「かも知れませんね…ここは私が」

 

アルマがセクレトを降りて、原住民の獣人族に近づいていく。しかし、アルマを確認した原住民達は牙を見せて、威嚇行動を行った。

 

「「森は我々のものもの!シャバダエ!シャバダエはらえ!!」」

「「シャバダエ?」」

「もしかしてショバ代ってこと?」

「どこで覚えたんですか、この原住民の人達」

「アギャッス」

 

彼らの言い分もわかる。調査隊はここにやって来た侵入者であり、彼らは元々からここに暮らしていた。暮らしていた彼らからすれば、ハンター達は不法侵入し縄張りを侵す存在なのだから。

 

「我々、モリバー!小さな家、もらった!!」

 

彼らはモリバーと名乗り、小さな家…恐らくベースキャンプのことだろう。ベースキャンプを返すつもりはないらしい。

 

「そこをなんとか…はっ!?」

 

「おきもの、おきもの!」

 

しかし、その時…ベースキャンプから古代の土偶なのかなんなのか分からないが、民族工芸品を手にもったモリバーが出てきた。しかし、その代物はアルマにとって大切な物であり、アルマは人質を取られたと言っても過言ではない。

 

「言う通りにしましょう。このままではベースキャンプの奪還は…無理です」

 

アルマさん。白旗を上げる。

 

「「諦めたぁぁあ!?」」

 

その様子を見て、ペコとリンクスがツッコミをいれたが、気にしてはいけない。

 

「のせて」「のせて」「のりたい」「のりたい」

 

その後、モリバー達の案内で交渉係がいる、モリバーの里を目指すことに。しかし、モリバー達とセクレトでは歩行速度が違うこともあり、モリバー達はセクレトに乗せてもらったり、レウスによじ登った。

 

「あかいの大きい…」「速い、すごい」

 

原住民らしくは有るが、モリバーは筋を通せば敵意はないのだろう。此方に敵意はなく、こうして見てみればアイルー同様可愛らしい獣人族だ。

 

「ここ」

 

案内された所は古代の仕組みが残る石造りの集落であり、そこでは多くのモリバー達が暮らしていた。モリバー達に案内されると、そこにはキノコの帽子を被ったモリバーが居た。

 

「わたし、モモムックリ。森は本来、我々の場所です。しかし、我々は寛大です。取引をしましょう、そうすれば小さな家をお返しします」

 

そのモリバーはモモムックリと名乗り、流暢に話した。

 

「取引です?」

「はい。我々が蜂蜜を取るところに、桃色の獣が出ました。その獣の毛はふさふさで実に良い。ですが、その獣が出す汚い煙は臭いです。その獣を追い払えば、シャバダエとして、森で活動することを許しますし、小さな家もお返ししましょう」

 

モモムックリが出した条件。それはモリバーが蜂蜜を採取するところに住み着いた、とあるモンスターの狩猟であった。それを行うと、小さな家…サブキャンプも返すし、その後も自由に森を使っても良いと言うことだ。

 

「桃色の獣?」

「もしかして…このモンスターですか?」

 

ユメがタブレットを出し、とあるモンスターの画像を開く。そこにはババコンガのイラストが描かれていた。

 

「はい。この獣です」

「アルマさん!」

「そうですね。依頼人はモリバーのモモムックリさんで、ババコンガの狩猟です」

「拝命した」

 

緋の森で自由に調査を行うためには、この依頼を達成しなければならない。ならば、ババコンガを倒すしか無いだろう。

 

 

「あそこです」

 

モモムックリの案内で蜂蜜の採取する場所に案内されると、そこでは大きなピンク色でゴリラのようなモンスター ババコンガが熟睡していた。大ダメージを狙うなら、熟睡している今がチャンスだろう。

 

「モモムックリだったな。最短で終わらせるから、近くのモリバー達にはアルマ達の近くまで下がるように伝えろ」

「はい」

 

レイヴンが取り出した武器はガンランス。ヴェルナーが開発した銃の機構を用いたゼロ距離砲撃をランスに取り付けた武器であり、開発当初は砲撃の威力が弱いと言われたが、近年では改良が進み砲撃の威力が向上、更に必殺技の竜撃砲も二連射出来るほどになったのだ。

 

「ペコ。大タルGを設置だ」

「任せて!」

 

ババコンガが寝ている、今がチャンスであり、ペコは大タル爆弾Gを2つ設置、続いてレイヴンの大タル爆弾Gを続けて2つ設置。

 

「下がっていろ」

 

レイヴンはガンランスを構え、ガンランスの銃口から莫大な熱が放出される。そう、ガンランスの必殺技である二連続竜撃砲だ。

 

そして解き放たれる竜撃砲。それは火竜のブレスのように大爆発を引き起こし、続けて大タルG×4にも引火して大爆発を引き起こす!!大規模爆発に巻き込まれたババコンガは大ダメージを受け、何が起きたのか分からずダウンしてしまう。

 

「ふんご!?ふんご!?」

「終わりだ」

 

しかし、竜撃砲は連続で撃てる!!解き放たれた2発目の竜撃砲はババコンガに追い討ちの大ダメージを与え、反撃の隙も出さずにババコンガは絶命した。

 

「まさかの爆発おちぃぃぃぃい!!」

 

ユメのツッコミが響くが、気にしてはいけない。

 

 

 

「助かりました。強き隣人、メガネの隣人、胸の隣人、乗り人の隣人、猫の隣人。今後も森をお使いください」

 

ババコンガの毛で新たな衣装を作ったモモムックリ。彼?から許可を貰い、キヴォトス調査隊は無事にシャバダエ免除出来たのだった。

 

「ささやかな礼ですが、贈り物です」

 

モモムックリはそう言い、なにかを差し出した。それはヤモリの串焼きであった。

 

「ひぃん!?ヤモリの丸焼き!?」

「旨いな」

 

レイヴン、ヤモリの丸焼きを直ぐに完食するのだった。




キヴォトス人で現時点ハンターまたはライダー化してるの

シロコ(ライトボウガン+???)、ノノミ(ライトボウガン→ヘビィボウガン)、ホシノ(ガンランス)、セリカ(???)、ネル(双剣)、ユウカ(片手剣)、ミカ(ヘビィボウガン+ハンマー)、アリス+アルシュベルド(ヘビィボウガン)、サオリ+ライゼクス

一番好きな新モンスターは?

  • アルシュベルド
  • 武器の王ケマトリス
  • カエル
  • ププロポル
  • アジャラカン
  • バーラハーラ
  • ドシャグマ
  • レ・ダウ
  • ヌ・エグドラ
  • ジン・ダハド
  • ウズ・トゥナ
  • シーウー
  • ラスボス
  • ラバナ・バリナ
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