ユメ先輩「ひぃん!!ギルドは狩猟を要請するよ!」   作:まつ毛とパンツ

16 / 42
アビドス砂祭りじゃぁあ!!


リンクス「アビドス砂祭りじゃぁあ!気焔万丈ぉぉお!!」

「アビドス砂祭りじゃぁぁあ!!」

 

「金寄越せぇぇえ!!鉱石を掘り起こせ!!」

 

「レア素材おとせぇぇえ!!」

 

「チェストォォオ!!気焔万丈ォォォオ!!」

 

「良いか!逃げるデルクスはデルクスだ!!逃げないデルクスは良く訓練されたデルクスだ!!邪魔するなぁぁあ!!」

 

「アギャッス!」「アギャッス!」

 

「金が欲しいか!!夢が欲しいか!!夢と金の元なら彼処に泳いでいるデカブツが持っている!!早い者勝ちじゃぁぁぁあ!!」

 

「行くぞ、大馬鹿ども!!愉快な遠足の始まりだぁぁあ!!」

 

「ん、一攫千金!!」

 

「ペロロ様グッズの為に……ナギサ様、ごめんなさーい!!」

 

ダレン・モーラン及びジエン・モーランは広大なアビドス砂漠を好き勝手に泳いでおり、自然界の鯨のようにのんびり過ごしている。しかし、時たまに道に迷ったように進路をアビドス居住区に向けたり、『気に入らないから』と言いたげに砂嵐を起こしながらアビドス居住区に向かってくる個体が居る。ジエン達からすれば「いて、何かに躓いちゃった」程度なのだが、町からすれば大損害!!そんなことを防ぐため、大陸に有るバルバレなどでは迫ってきたジエン達を武装した砂上船で撃退したりして進路を変えさせたり、追い払ったりしている。

しかし!!このジエン・モーランやダレン・モーラン。背中や甲殻に希少な鉱石を沢山含んでおり、莫大な富を産み出すのだ。ホシノだって2年前、ジエンとダレンが落とした僅かな鉱石を売るだけで、ほぼ全ての借金を返済できたのだから。その富や素材を求めて、ジエン達が迫れば多くのハンターや住民は祭りのように盛り上がり、ジエンやダレンに挑むのだ。

 

雄叫びをあげながら、自分達を奮起させてアビドス砂漠に集ったハンター、お金目当てで参加したミレニアムやトリニティの生徒達、アルバイトでやって来た便利屋68、ホシノの紹介で参加したゲヘナ学園のヒナ、そして武装したアビドスの住民達がツルハシまたは武器を持ってジエンに挑む。目指せ!!一攫千金!!

 

「ひぃん!!ホシノちゃん!!ハンターさん!!ポッケ村の英雄さん!!助けてぇぇ!!」

「ユメ先輩が落ちた!?」

「大丈夫だ!!サポート部隊のお陰で回収される!!今はそれより、ピッケルだぁあ!!」

 

第一次、新生アビドス砂祭りの一幕であった。

 

 

 

アビドス砂祭り開催3週間前。

 

「久し振りのアビドスです!」

「はは、アビドスの皆は元気かな?」

「アギャッス!」

 

ストーリーズ側面での主人公であるアリス、アリスのオトモンであるアルシュベルドは先生、そしてゲーム部のモモイとミドリ、ユズ、ユウカと共にアビドス自治区にやって来た。前回の豊穣期以来となるアビドス自治区だが、どういう訳か最近は砂嵐の頻度が多くなっており、空から何かを探すように頻繁にヘリコプターや無人ドローンがアビドス砂漠を飛んでおり、ベースキャンプでは人が騒がしく動いていたのだ。

 

「ポッケ村の英雄さん、こっちでも元気かな?」

「大丈夫でしょ?と言うか、あの人…歴代ハンターで5本の指に入る最強ハンターらしいわ」

 

実はと言うと、ポッケの英雄とその娘達であるアリウススクワッドのメンバー、トレジィとトレニャー、流離いのモリバーであるルロウは現在…このアビドス自治区で暮らしている。

トレジィとポッケの英雄は勿論、ハンターとして調査の協力。史上最強クラスの英雄が来てくれたこともあり、より調査も捗るだろう。ルロウは古代シュレイド語が読めることもあり、アルマやレイヴンの忙しいときは彼らに変わって、古代人の資料の解析を手伝っており、アリウススクワッドとトレニャーはアビドス高等学校に編入である。

 

「よっ?お嬢ちゃん達、噂をすればってヤツか?」

 

と声をかけられ、アリス達は後ろを振り向く。そこでは頭部防具を解除したか重ね着で、素顔*1を出したポッケの英雄、アビドス高等学校の女子制服姿のサオリが大きな荷物を運んでいた。2人の後ろではサオリのオトモンであるライゼクスのゼクスが器用に木箱を運んでいる。

ポッケの英雄が運んでるのは……これ、人間どころかハンターさんでも持てますか?と言いたげな巨大な槍…撃竜槍を軽々と片手で担いでおり、サオリの持つ木箱には沢山の砲弾が入っていた。

 

「英雄さん!」

「よっ!しかし、良いタイミングだな…もうすぐお祭りが始まるぞ」

 

「ジエン・モーランが此方に向かってるそうだ!」

 

ポッケの英雄が教えてくれた。なんでも、1頭のジエン・モーランがコースを離れて、このアビドス自治区に向かっているそうだ。

ジエン・モーランの鉱石や素材は超が幾つもつく程の高値で取引され、まさに一攫千金。この大金を使えば、数年間は遊んで暮らしても充分にお釣りが来るほどである。その大金目当ての為か、調査団以外のハンターも来ており、ベースキャンプはいつも以上に賑わいを見せており、大金目当てのハンターはジエン・モーラン来襲までアルマなどの編纂者に話しかけて、市民や生徒から依頼されたクエストをこなして装備などを整えるなどの活動を行っている。

 

「トリニティとミレニアムの生徒達も、バイトとして参加できる。どうだ?部費や活動費、素材目当てに。私はゼクスと出るぞ」

 

どうやらサオリも出るようで、その背にはライトボウガンが背負われていた。アビドスだけではなく、ギルドと友好関係を結んでいるトリニティとミレニアムの生徒も参加できるし、参加すれば最低でもバイト代として一定量の賃金+出来高が支払われるのだ。

 

「アリスは出ます!!」

「アギャッス!」

「アリスちゃん、アルシュベルド!?」

 

アリス、アルシュベルド、ジエン・モーラン撃退作戦ことアビドス砂祭りに参加であった。

*1
FF7のセフィロスが良い感じに30半ば程にふけたイケメン




次回

レイヴン「アビドス砂祭りだ。鎧玉よこせぇぇぇえ!!」

生徒達の武器選び

パヴァーヌ編のラスボス◯・◯◯倒したあとの番外編。

  • アビドスが行く、カムラの里
  • アリウス組が行く、ポッケ村
  • ユクモ村への温泉旅行
  • パンツとまつ毛降臨!!
  • ドドブランゴ亜種「出してくれ」
  • 鏖魔ディア「裏ボスの時間だ」
  • どけ!私こそがアリスのお姉ちゃんだ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。