ユメ先輩「ひぃん!!ギルドは狩猟を要請するよ!」   作:まつ毛とパンツ

24 / 42
ゲヘナ火山~日帰りで時間制限?コイツなら問題なし

レイヴンがアリスとアルシュベルトと共に、竜都の跡地で人喰いタコことシーウーを討伐している頃。

 

「ケッケケ。余りにも危ないから調査させろと五月蝿いからな。理不尽な条件をつけて、許可を出させた」

 

悪魔のような上級生。このゲヘナ学園で生徒会長とも言える、万魔殿の議長を務めるマコトという若者は笑いながら宣言した。

ゲヘナ火山がモンハン特有の環境変化が起きてしまった今、ゲヘナ火山から発掘される未知の鉱石は莫大な富が約束される。ゲヘナ学園が調べた結果、アビドス砂漠で採掘される未知の鉱石は、銃が効かないモンスター達へと有効なダメージを与えることが可能な武器を製造可能と聞く。ギルドが告げた事から、それらの鉱石やそれ以上の鉱石がゲヘナ火山から出ることは間違いないだろう。

 

それに、ゲヘナ火山には古来より、古代文明の残した装置が有り、それを使うと自然では再現できないオーパーツとも言える未知の物質さえも製造可能なのだ。錆びて使い物にならないが…ギルドが『アーティア』と呼ぶ古代の遺物も出てきており、それらの技術を独占すればこのキヴォトスを統一することも可能なのだ。

 

「アビドスからここまでモンスター出現前の2年前で、ヘリで最短1時間だ。日帰りで…それも今から4時間以内に探索終了だ。僅か、3時間で調べられる訳がない!!」

 

だが、ギルドから「火山のモンスターは本当に危ないのが多いから、調べさせて!!」としつこいので、マコトが告げた今から4時間以内に探索を終わらせるという、普通なら無理ゲーであり、ほんの少ししか調べることが出来ない。そう、普通なら。

 

「ケッケケ!!ケッ?なんだ…この気配は!?」

 

マコトは外からプレッシャーと共に、何かがアビドス砂漠の方から超高速で接近するのを感じる。何事かと思ったマコトは慌てて外に出ると、空からリオレウスが1人のライダーと生徒、オトモアイルーとオトモガルクを乗せて現れたのだ。

 

「ギャァァァアス!!」

 

着地し、爆音な咆哮を響かせてマコトはその衝撃で被っていた帽子が吹き飛んだ。

 

「はじめまして。ハンターズギルド所属、カムラの里育ち、アビドス高等学校2年生のリンクスです。これより探査を開始しますが、宜しいですね?」

「はじめまして。アビドス高等学校の黒見セリカです。同じく探査を開始します。こっちは私がヒノエさんから譲られたオトモアイルーとオトモガルクよ」

「にゃ~!」

「ワン!!」

 

リオレウスことオトモンであるレウスの背に乗ってるのは、レウスのライダーであるカムラの里出身の戦闘民族 リンクス。リンクスはゲヘナ火山が未知数ということもあり、片手剣と相性の良いタマミツネ希少種の防具、そして汎用性に優れる爆破属性を持つカムラの里が誇るマガイマガド(片角)*1の素材を用いた片手剣 アフロディーガを装備している。

 

セリカは相変わらず、弓を持ってきており…此方はホープシリーズを強化している。そしてセリカは将来の義姉であるヒノエさんから、オトモアイルー*2とオトモガルクを貰っており、これで地上はレウスと同じように移動できる。

 

「おっ…おう」

「では、時間がないので早速始めますね」

 

リンクスがレウスに合図を出し、レウスは翼を広げて飛び上がり…あっという間にゲヘナ火山の方向に飛んでいき、直ぐに見えなくなった。

 

 

 

物凄く広いゲヘナ火山を周回するように飛ぶレウス。そんなレウスの背に跨がるリンクスとセリカ、オトモアイルーの頭にはミレニアムサイエンススクールから提供された、カメラが付けられており、耳にはアビドスに居るアルマさん達と通信が出来るようになっているのだ。

 

『ゲヘナ火山のスキャンニングと3Dマッピング出来ました。後は探索するなり、高度を下げて調べて下さい』

 

各員の頭に付けられたカメラがゲヘナ火山を撮影し、リアルタイムでアビドスに居るアルマさんに通達され、そのままキヴォトスが持つ技術力で、ゲヘナ火山の空撮マッピングが完了した。

 

「了解。それとここから、肉眼ですが…ドドガマル、ラージャン、アンジャナフ、ラングロトラ、アグナコトルを確認しました」

 

そしてリンクスが肉眼で、牙獣種でアルマジロのようなモンスター ラングロトラ、牙竜種で可愛らしい顔立ちをした中型のモンスター ドドガマル、獣竜種であり広い生息地を誇る脳筋ティラノサウルス アンジャナフ等を確認した。

 

「『どんな視力してるの!?』」

 

その双眼鏡真っ青の視力にセリカ、アルマさんがツッコミを響かせたが気にしてはいけない。だってモンハン世界のラストダンジョン手前の集落こと、カムラの里育ちだから普通の基準で考えたらいけないのだ。ホットドリンクとクーラードリンク無しで極限環境散歩出来るし。

 

しかし、リンクスが確認したモンスターの中で、非常に危険なモンスターが2種確認された。それはラージャンとアグナコトルである。

ラージャン。それはモンハン世界最強のゴリラであり、古龍さえもフルボッコにするゴリラであり、興奮するとスーパーサイヤ人のように金髪になって怒髪天となるのだ。目撃例が極端に少なく、その訳は目撃者の大半がラージャンに殺されたからだと伝えられる。

 

アグナコトル。長い図体を持つ海竜種であり、繁殖力が高く体内で卵を孵化させて、複数のウロコトルと呼ばれる幼体を出産させる。竜種は繁殖力がそこまで高くないのだが、アグナコトルは繁殖頻度が高く…火山には幼体のウロコトルが沢山生息している。ウロコトル時代は雑魚で、アグナコトルに成熟出来るのは極僅か。だが、アグナコトルは非常に危険であり、口からレーザーのような熱線ブレスを吐き出し、身体をドリルのように回転させて火山の天井や溶岩、大地を泳ぐことが出来るのだ。そのため、地面を通って小国に現れて…その国を単独で滅ぼしかけた前科が有るのだ。

 

『アグナコトルにラージャンですか!?リンクスくん、流石に危険です!!』

「ラージャンなら単独で3頭同時に倒したことあります」

『はぁ!?貴方…上位ライセンス許可されたの…最近ですよね!?……ぇぇぇえーーー!?履歴みたら、単独でシャガルマガラ、混沌ゴア・マガラ、クシャルダオラ、キュリアに寄生されたシャガルマガラの討伐!?レウスくんと込みなら禁忌級モンスターの討伐あり!?』

 

カムラの里にとって古龍討伐は朝飯前。ではどうして、リンクスの上位ライセンスゲッチュがアルマさんの言うと通り、最近となったのか?簡単である。上位ライセンスの発行などはギルドのマネージャーやマスター、教官の許可が居るのだが…

リンクスのギルドはカムラの里であり、単独で古龍をボコボコにするウツシ教官から「むー、新弟子はまだ早いんじゃない?」←カムラ基準で判断したこともあり、上位ライセンス発行が最近となったのだ。因みに上位ライセンスはないが、ヒノエさんも古龍を単独でボコボコに出来る。

 

『もう…イウコトアリマセン。イッテラッシャイ』

 

アルマさん、カムラの里のヤバさを理解して、片言となり…レウスは急降下して、リンクスとセリカはゲヘナ火山に降り立った。

*1
別名、童貞を拗らせたマガイマガド

*2
人語をペラペラで喋れるオトモアイルーは極僅かであり、アイルー語で喋る




カプコンさん。俺はFFはセフィロスとチョコボシリーズ、バハムートしか分からないんだ。モンハンを返してくれ…オメガの作り込みあったら、もっとモンスター増やせたよね!?返せよ…俺達のディアブロスを!!

パヴァーヌ編のラスボス◯・◯◯倒したあとの番外編。

  • アビドスが行く、カムラの里
  • アリウス組が行く、ポッケ村
  • ユクモ村への温泉旅行
  • パンツとまつ毛降臨!!
  • ドドブランゴ亜種「出してくれ」
  • 鏖魔ディア「裏ボスの時間だ」
  • どけ!私こそがアリスのお姉ちゃんだ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。