ユメ先輩「ひぃん!!ギルドは狩猟を要請するよ!」 作:まつ毛とパンツ
1人の男がインタビューに答えてくれた。彼はカイ、20代~30代手前の上位ハンターであり、ギルドからの信頼も厚い男だ。狩猟笛をこよなく愛しており、キヴォトス調査隊では地の隊を率いている。そんなカイも蜂の隊である若手上位ハンターであるミナ、カムラの里からやって来たウツシ教官、そしてアルマさん率いる鳥の隊と共に…ゲヘナ自治区への救援に参加した。
『任務を終えて、どうですか?』
「驚きしかないよ。だって、モンスターの大群に襲われたら普通は終わりだ。だけど、あの人たち何!?」
カイが驚くのも無理はない。ゲヘナ自治区を襲撃していたアグナコトルや子分のウロコトル、そして火山の生態系でも頂点に君臨するお猿さん アジャラカンの群れが大暴れしていたのだ。モンハン世界から見ても、村や街処か小国の滅亡の危機であるが…
『思ったより少ないですね』
『そうだね、新弟子。5分あれば片付くね』
カムラの里では日常茶飯事であり、何時ものことだった。なに、古龍から逃げてきたモンスター達が百竜夜行として百単位で攻めてくることと比べたら、簡単であろう。
あっちはグラビモスやラージャン、黒炎王リオレウスなどの特殊個体(カムラの里付近では普通に目撃される)が群れでやって来るのだ。なんなら、ラージャンだけで100体攻めてきたことだってある。それと比べたら、本当に朝飯前だろう。
『なにあれぇぇぇ!!』
カイは衝撃の瞬間を目撃した。ウツシ教官が華麗にジャンプすると、手から翔蟲と呼ばれる頑強な糸を出す蟲を用いて、数多の糸でモンスター達を拘束して、無力化してしまったのだ。その後、ウツシ教官は無力化したアグナコトルに飛び乗り、翔蟲が出した糸でそのアグナコトルを操り、他のモンスターを蹂躙したのである。
『うぉぉお!!いくぞぉぉ!!』
これぞ、カムラの里が誇る躁竜技術である。ライダーがオトモンに跨がり、力を合わせるライドオンと異なり…翔蟲の糸でマリオネットのようにモンスターを操り…別のモンスターを攻撃したり、操ったモンスターを壁に激突させてダメージを与えることも出来るのだ。因みに、この躁竜技術…カムラの里限定という訳ではなく、ウツシ教官はエルガドに滞在しているエリート中のエリートの皆様 王国騎士の皆さんに伝授した。
『グゥォォォォオオオーーーン!』
狼のような遠吠え、そして青い稲妻と黒い稲妻が宙を走り、カイは声の方を見る。そこでは超帯電状態となり、装甲…ゲフンゲフン!!背甲がデストロイモード宜しく展開して、金色の輝きを纏う金雷公ジンオウガ…オウガが背中にリンクスをライドオンさせて居たのだ。
『金雷公ジンオウガ!?初めて見た……』
ギルドでも目撃例がほぼない金雷公ジンオウガ。金色の毛並みに、最初から超帯電状態というデストロイモード全開の狩人。因みに…カムラの里では普通に見られる。因みにジンオウガ(カムラの里の姿)は古龍に匹敵する危険度があり、カムラの里以外の人は迂闊に近付かないように。
右前腕の爪から金色の雷撃の斬撃が飛び、アジャラカンは秒で粉砕された。そして左前腕の爪から黒色の雷撃が放出され、オウガはそれを地面に叩き付ける。すると、地獄から稲妻が放出されたように、大地に黒い雷撃が走り…ウロコトルは壊滅した。
『ジンオウガが龍属性!?亜種じゃないんだぞ!?』
その後、カイが目撃したのは大暴れする鏖魔ディアブロスの魔王様の蹂躙であり…無事にゲヘナ自治区は解放された。
「熱い!!動いていないのに、溶けてしまいそうです」
一方の鳥の隊。鳥の隊は現時点で安否確認が出来ていない、ゲヘナ学園の生徒 丹花イブキの捜索を行っていた。ドローンなどの最新機器で調べたたが、確認できていないのは火山関係のモンスターが住まうゲヘナ火山のみ。
ゲヘナ火山は危険なこともあり、クーラードリンクを飲まずに進んでしまえば瞬く間に火傷してしまい、体力がみるみる無くなっていく。鍛冶職人であるジェマを除いたメンバー、アルマ、ユメ、レイヴンはセクレトに乗り、レイヴンの後ろにペコが乗り、リンクスはゴグマジオスを刺激しないように…レウスではなくジンオウガ(カムラの里の姿)のオウガに乗っている。
「ごくごくごく…ぷはー…クーラードリンク美味しい!!」
「これがないと、火山は探索が出来ないからな」
ユメとレイヴンもクーラードリンクを飲み、暑さに適応する。だが、クーラードリンクを飲んでも10分程度しか持たず…過去には火山の環境に殺されたハンターも多いのだ。
「リンクスくん。貴方も早く飲んでください!!」
「えっ?…それ、いりますか?」
当たり前だが、カムラ人には不要である。また、アルマさんはカルチャーショックで胃が痛くなった。
「アギャッス!」
「皆さん!オウガがイブキちゃんを見つけました」
「「マジで!?」」
「導蟲より早く!?どうなってるんですか!?」
リンクスを乗せたオウガが走りだし、後に続くようにレイヴン達を乗せたセクレトが続く。やがて、溶岩が流れる洞窟のエリアを抜けて、気温が低く…石油や硫黄の匂いが強い所を抜けて、湧水が川のように流れる火山のオアシスのような場所にたどり着く。そのオアシスの上で、疲れたのかすやすやと眠るイブキ、イブキに抱き枕にされて眠るディオレックスの幼体、そして彼女たちを守るティガレックス希少種が居たのだ。
「ティガレックス…希少種……古龍さえ凌駕する伝説の古代種」
初めて見るティガレックス希少種。その迫力に知識豊富なアルマさんはガチガチに震えるが、リンクスはオウガから降りてティガレックス希少種に近付いていく。
「彼を信じよう」
アルマさんが前に出ようとしたが、それをレイヴンが制止させる。
リンクスがティガレックス希少種の前に出るが、ティガレックス希少種は威嚇行動を取らない。これはどういうことだろうか?
「うん。こっちに敵意が無いことを伝えたから。それじゃあ、イブキちゃんが起きれば帰りましょう」
鳥の隊はイブキちゃんが起きるのを待ってから、ディオレックスとティガレックス希少種を連れてゲヘナ自治区に帰還した。しかし、イブキちゃんの今後がある。と言うのも、リンクスやアリスという前例が有るため…キヴォトスもオトモンという存在には寛容だ。しかし、リンクスは経験と実績(実績を知ったアルマさん達はエネル顔で驚いた)があるし、アリスはアルシュベルド単独だ。
しかし、イブキがこのままライダーとなると…古龍真っ青の強さと体躯を誇るティガレックス希少種、そして順調に成長すればゼルレウスと同じく伝説にしか記されていない強さを持つことになるだろう…ギルドが把握している中で唯一のディオレックスの生きた個体。専門的な訓練もされていない、小学生には余りにも持て余しすぎた力だ。ギルド側としても、ティガレックス希少種は隔離すべきだなどの声が上がるが…
「君達。この子とティガ親子を引き離すのかい?俺は反対だね」
ウツシ教官は反対意見を出して、イブキとティガ親子を庇う。
「だったら、こうしよう。イブキちゃんとティガ親子を留学と言う形で、カムラの里で預かる。そこでなら、イブキちゃんにライダーとしての訓練も出来るし、絆石の譲渡も出来る」
ライダーの訓練はカムラの里を除けば、古くからライダーが隠れて生き続けてきた辺境の村ぐらいであり、そこはギルドの出張所である集会所も存在しない。
だが、カムラの里ならライダーとしての訓練も出来るし、ギルドの出張所である集会所もある。ウツシ教官や猛き炎などの優れたハンターが居ており、安全も保証される。
「うん!!頑張る!!」
「よし!!それじゃあ、行こうか!!」
こうしてイブキは1人前のライダーと成るため、ウツシ教官と共にカムラの里に短期留学を行うこととなった。しかし、ギルドとキヴォトスは知らない。戦闘民族カムラになるのは…後天的でも充分であると。
そして…ライダーが世話した幼体はあっという間に…人を乗せて飛べる程まで大きくなると。つまり、マコト議長、ディオレックスに吹っ飛ばされることが確定。
次回…サポハンの皆様。
原作ワイルズで、ストーリーに絡んだオリヴィアさん、話しかけられるロッソはキャラが分かるが…○○Dイチオシ?のミナなんてキャラがわからん!!カイさんは迫真の叫び!!な、ためにサポハンの皆様が出てきます。
そういや、オメガがワイルズでたけどどうする?因みに作者はセフィロス&クラウド、バハムート、チョコボ(チョコボシリーズ)しか知らない
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○○D達の望みだ。出せ
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ゼルレウスによるスカイハイフォール
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ミラ様、出番です
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ドドブラ亜種「オメガ?知らんな」
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将軍亜種「24年不参加をなめるなよ」
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眼には眼を歯には歯を