ユメ先輩「ひぃん!!ギルドは狩猟を要請するよ!」 作:まつ毛とパンツ
ミレニアムサイエンススクールはキヴォトスでもっとも最先端を行く、テクノロジーの宝庫だ。最近では星の隊の加工屋こと「もう、とまらんよ」おじさんことヴェルナーが居れ浸っており、モンスターの素材や未知の鉱物を加工する技術もぐんぐんと上がっている。
そんなミレニアムサイエンススクールであるが、龍都の跡地などの地下ダンジョンの探索する為の拠点の1つであり、最前線であるシルドの集落と同じく多くの調査隊やハンター達も滞在している。まあ、今となってはシーウーなどの肉食モンスターから逃れるために、シルドの皆さんもここで避難生活を送っている。
「冒険前に腹ごしらえです!!」
「アギャッス!」
ミレニアムサイエンススクールはご存知、ミレニアム唯一のライダーであるアリス、そしてアリスのオトモンであるアルシュベルドの活動拠点だ。
アリスとアルシュベルドは仲間であるユウカやミドリ&モモイと共にミレニアムサイエンススクールの食堂にやってきていた。やはり、クエストの前には腹拵えは必要である。それはドンドルマでもキヴォトスでもそしてカムラの里でも変わらない。
「いらっしゃい!日替わり定食で良いかな?」
「はい!アリスは日替わり定食とピザを要求します!!」
受付のロボットが接客を担当して、アリスは日替わり定食とピザを注文した。ピザはミレニアムのエンジニア達が好きな食品であり、ミレニアムで食事をして狩猟に出かけるハンターや生徒達にも好評なボリュームが有るのだ。
特にハンターの皆様(カムラの里以外)は今から行う狩猟前の食事が最後かもしれないし、豪華でボリューミー溢れる物を好む。えっ?カムラの里?彼処はハネナガさん以外の全住民が上位ハンター以上の魔境だから「団子でいっか」となるのだ。
「オーケー!!直ぐに作るさ!!」
ロボットはボタンを押す。すると、キッチンで無人調理器が稼働する。今日の日替わり定食はエビフライと餃子であり、どうやら始めにエビフライから作るようだ。
細い長い筒が現れ…そこにご立派なロブスターほどのエビが装填されていく。全部で6匹装填されたエビは、空気圧で一気に射出されていく!!
「とんだ!!」
「アギャッス!!」
銃弾のように解き放たれたエビはジャイロ回転で飛んでいき、そのエビにジャストタイミングで溶き卵が吹き掛けられ、更に衣の元である天ぷら粉も吹き付けられた!!
溶き卵と粉を纏ったエビは超高温水蒸気の中を進み、ノンフライ揚物調理器のように加熱されてヘルシーなエビフライとなって、ネットで受け止められる。この間僅か4秒!!
お次は餃子だ。現れた餃子の餡専用射出マシーンには既に、餃子2人前の餡がセットされており…ガトリングのように小分けされた餡達が飛び出した!!飛び出した餡達は前方にスタンバイされている、餃子の皮に直撃して…運動エネルギーが働き…そのまま綺麗に包まれていく。だが、勢いは衰えず…焼く前の餃子となったソレは高速で高温水蒸気の中を通過して…ネットに受け止められる。ものの見事に焼き餃子の完成だ!!
ネットに受け止められたエビフライと餃子はロボットアームの手でお皿に盛り付けられ、コンベアに乗せられる。到着した先でおぼんに乗せられ、空のお茶碗にご飯と味噌汁も注がれて乗せられた。
「日替わり定食です。ピザはそろそろ届きます」
日替わり定食完成!!そして少し遅れてピザも届いた。
「いただきまーす!!」
「アギャッス!!」
アリスとアルシュベルドは仲良く、日替わり定食とピザを食べる!!
アリスの体力ゲージとスタミナゲージが限界まで伸びた!!
属性耐性が+20された!!
攻撃力が+10された!!
しかし、ブルアカをやっていた皆様。本来、アリスにはKEY…ことケイが居たのを覚えているだろうか?
だが、ここではアリスとアルシュベルドは本来処分…或いは永続封印される予定だった。しかし、彼女たちを思った1人の女性科学者に逃がされて...龍都がミラルーツに滅ぼされた後、アリスとアルシュベルドが幸せになれる時代まで封印された。
アリスが龍都から用済みされたとなれば、ケイもアリスから分離されて処分される筈だった。しかし、彼女も女性科学者の手で逃がされていたのだ。
「ひっ…ひっ…」
以前、シーウーに半分消化された黒服。彼はようやく復活し、龍都の跡地→首都の跡地まで逃げてきたが、前方に吹雪が止んでいる平穏な場所を見つける。そこは急勾配な上り坂となっており…先は見えないが…緑が見えており、間違いなく首都の跡地こと氷霧の断崖より暖かいだろう。
だが、その暖かいところから…誰かが降りてきた。それはアリスを白髪にしたような少女だった。
「人か!?助けてくれ!!ガーディアンを手懐けけようとしたら未知のタコに食われるし!!首都の跡地には…巨大な化物も居たんだ!!」
だが、少女は答えない。代わりに右手を上げる少女。と、その時だった。上から風が吹き…少女と黒服の間に割って入るように、緑色の飛竜リオレイアが現れたのだ。
そのリオレイアは所々が白く…間違いなくガーディアンだ。だが、眼は通常のモンスターと同じで間違いなく原種帰りしている。だが、本来…リオレイアにアルシュベルドと同じく原種帰りを行うほどの再生力はない。しかし、ライダーなどの人間と絆を結んだモンスターは身体に秘めた他種の因子を使うことが可能で…その力で原種帰りを行ったのだろう。
「レイア。ダークネスフレア」
少女がリオレイアに指示を出す。すると、リオレイアは身体に秘められた因子を使い……リンクスのレウスのようにメガシンカを用いて、漆黒のリオレイアにメガシンカした。
漆黒のリオレイア。古文書だけに登場する暗黒の月。余りにも災い過ぎたのか、名前すら記されておらず、UNKNOWNと今では伝わる。
UNKNOWNへとメガシンカしたレイアは口を開けて…黒い凍結させる炎…闇属性の熱線を解き放ち…直撃を受けた黒服は断末魔に近い叫びを響かせて、身体が黒い炎で燃えながら凍っていき…龍都の首都跡地の下層に落ちていった。
「貴方は呼んでいない。私達が呼んでるのは、王女、最後のアルシュベルド、レダンの末裔、そして狩人」
少女…ケイはそう言い、メガシンカを解除したリオレイアと共に、上り坂を登って見えなくなった。
そろそろ、ベアオバがやらかします。
アリスは追加のオトモン用意する?期限はベアババア粉砕まで
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