ユメ先輩「ひぃん!!ギルドは狩猟を要請するよ!」   作:まつ毛とパンツ

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耳の人、語る

耳の人は誰から聞いたのだろうか?鳥の隊を含めて、スージャに初めて訪れたメンバーの異名や出身地、或いは直接見せていないゼルレウスの力などを全て言い当てたのだ。それどころか、先生がモンスターのいない日本と呼ばれる国が存在する世界からやって来たことも言い当てたのだ。

 

「あの…私達は!!」

 

一瞬、戸惑うアルマさんであったが、一行を代表して自分達の目的を告げようとした。しかし、耳の人は「もう、大丈夫よ」と言うようにアルマさんを手で制止させた。鳥の隊一行がどのような人物なのか…まるで誰かから聞いたのか、知っている人物だ。アルマさん達の目的も既に知っているようだ。

 

「大丈夫…貴女達が来るのは聞いていたから。それとも…1つ、貴女の疑問に答えようかしら?貴女が今、思い浮かべた疑問…」

 

耳の人がそう言い、レイヴン、ユメ、ペコ、そしてオリヴィアさんはアルマさんを見る。耳の人は不思議な力を持っており、文字通り万物の声を聞けるのだろう。

だとすれば、アルマさんが今思った疑問に対しても、答えを知っているのだろう。

 

(龍都の正体などか?)←オリヴィアさん

 

(どうして龍都が滅び、キヴォトスが出来たことか?)←レイヴン

 

(わかりました!アルマさんが昨晩食べた晩御飯ですね!!)←ユメ先輩

 

などなどとレイヴン達は予想するが…耳の人は予想外のことを言ったのだ。

 

「レダンは実在していたわ。私も会ったことがあるし、ある意味…王女の妹であるケイを此処に連れてきたのも…ケイのパートナーであるガーディアン・リオレイアが寿命以外普通のリオレイアに戻れるように、アルシュベルドとUNKNOWNの因子を継承させてくれたのもレダンよ。

彼はゼルレウスに乗って此処にやって来たわ。肉体を与えられたケイ、龍都の王妃だった私の友人、生まれたてのガーディアン・リオレイアを連れてね」

 

「そして、この少年がレダンの末裔であることもね。瓜二つだわ。このまま彼が大人になればレダンとそっくりになるわね」

 

耳の人は隣に立つケイの頭を撫でてそう言い、懐かしむようにリンクスを見つめる。

 

「レダンの末裔がカムラの里で育てば、カムラの血筋ではなくても、充分に強くなるわね!あれ?どうしたのかしら?」

 

だが、アルマさんは常識破壊を次々と起こされて完全にフリーズしてしまった!!

アルマさんの中では始まりのライダー レダンは空想上の存在だと思っていた。かつてのミラボレアスと同じようにおとぎ話の存在だと。確かにレダンの存在を証明する遺跡はギルデカランなどで発見されているが、他の物的証拠は皆無なのだから。しかも、レダンが実在していて…アルマさんの胃をぶっ壊す(件の人物は1ミリも悪気なし)リンクスはそのレダンの末裔だったのだ。

 

「気にしないでくれ、死ぬほど疲れてるんだ」

 

コミュ障をなんとか圧し殺して…レイヴンが精一杯のフォローを行う。確かに、アルマさんは胃が死ぬほど疲れているのかもしれない。

 

「そうね。続きは私達の家で話しましょう。お腹もすいてるでしょ?ご馳走するわ」

 

話の続きは耳の人とケイそしてケイのオトモンであるレイアが暮らしている家で行うことになった。耳の人の自宅はここから坂を更に登っていき、スージャの中でも上の方にある。

アルマさんはフリーズしたので、オリヴィアさんに担がれてしまい、一行は耳の人とケイに着いていき、彼女たちの自宅を目指す。

スージャの人々は龍都から逃げ出した人々の末裔が暮らしているが、キヴォトスさえも凌駕する超高度文明の名残は感じられず…静かな暮らしをしている。

 

「文明に頼る生活は便利だけど、このように自然に寄り添う生活も長閑で良いものよ」

「ですよね!」

 

耳の人に合わせるようにリンクスが言うが…その瞬間、耳の人は超すんごい顔をして……

 

「貴方のそれは少し違うと思うわ…どちらかと言うと刺激のある里山ライフよ」

 

ここで今…耳の人に流れてきた情報を解説しよう!!

たまーに、一国を単独で滅ぼせる大型モンスターの群れが百単位でやって来ます。それを里の皆さんはガトリングをぶっぱなし!!大砲ぶっぱなし!!武器を持って撃退します…しかも一般里の皆さんが(ここ重要)強い人は圧倒的戦闘力で直接…大型モンスターをボコボコにします。

環境がラストダンジョン真っ青であり…アオアシラでさえG級レベル!!アケノシルムなんてそこらへんの古龍より強い!!ジンオウガ(カムラの姿)なんて禁忌さえも殴り飛ばす!!そんな里でハンターやライダーになろうとすれば、最低でも上位上澄みの実力があって下位ハンター(カムラ)に認定されるのだ。上位に上がる頃にはドンドルマの基準でG級になっている。そりゃあ、エルガドの精鋭からドン引きされるわ。

 

「ここよ…」

 

そして、耳の人とケイの自宅に案内された。全員で円を描くように座り…耳の人は語る。

 

「先ずは…どうして龍都が滅んだのかね。龍都は滅ぶべくして滅んだ。アリス、貴女のお母さんで私の親友はそう言ってたわ」

 

耳の人はそうアリスに言うと、続けてオリヴィアさんを見る。

 

「では…どうやって滅んだのか。龍都…いいえ、龍都の王は越えてはならない禁忌を犯した。

ガーディアンを生み出すこと、龍灯の力で自然をコントロールしたり無限のエネルギーを生み出すことは禁忌と認定されなかった。事実、龍灯もガーディアンも今では生態系の1つとして自然のプロセスとなっている」

「それはゾ・シアと呼ばれてるもの…或いはイコール・ドラゴンウェポンのことですか?」

 

オリヴィアさんはこれまでシルドで保管されていた、龍都が滅んだ経緯の書物を見たのだろう。かつてレイヴンが翻訳して出てきたゾ・シア、イコール・ドラゴンウェポンの名前が出てきた。

 

「ええ、そうね。その2つとも、白い神の手で破壊されたわ。だけど、ゾ・シア単独では問題なかった。ゾ・シアが普通に産まれてこれば…彼…ミラルーツも来なかったでしょう」

「えっ?ミラルーツ来たんですか?僕が会ったときは、フレンドリーで『我に見せよ、ヒトの子よ』って「お願い!!ややこしくなるから、シャラップ!!」

 

リンクス、ミラルーツに会ったことがある模様。だが、耳の人に怒られて停められる。

 

「イコール・ドラゴンウェポンはミラルーツを倒すため、あらゆる属性を吸収する機動兵器。その材質には数多のアルシュベルドの血肉が使われてるわ。設計した技術者達も、ミラボレアスから龍都を守るためと聞かされていた。でも違った…」

 

「王は神になろうとした。シュレイドから採取したミラボレアスとミラルーツのDNAから産み出したゾ・シア…そのゾ・シアに自身の魂のラベルを張り付けて、ゾ・シアの肉体を乗っ取った」

「「「それって…」」」

「龍都の王は今も生きてるわ。ゾ・シアの肉体を乗っ取って、龍灯のエネルギーを吸収しながら」

 

なんということでしょう。龍都の王はゾ・シアの肉体を乗っ取り、今も生きているのだ。

 

「ゾ・シアを乗っ取り、イコール・ドラゴンウェポンの力でミラルーツを倒し、彼はこの星で唯一の神になり…自然も人間も自分の支配下に置いて支配しようとした。一言で言えば自分以外を人形遊びの人形にしようとしたの」

 

「だけど、それを感じたミラルーツが異次元から降臨した。王に協力する技術者や貴族は全員、ミラルーツに消された。イコール・ドラゴンウェポンも機動前にミラルーツに潰され…今では龍都の何処かに転がっているはずよ。

ミラルーツは王が肉体を乗っ取ったゾ・シアも破壊した。だけど、王は諦めが悪く…龍灯に寄生し…千年もエネルギーを吸収している」

 

そう語り、耳の人は絆石が嵌め込まれたブレスレットをアリスに手渡した。

 

「私と貴女のお母さんの時代は頼れる人が居なかった。助けてくれるのはミラルーツ、そしてシュレイドから来たレダンとゼルレウスだけだった。

でも、貴女は違う。貴女には頼れる先生、アルシュベルド、そして愉快な仲間達が着いている。貴女の人生はこれからよ」

「はい!」

 

そう、アリスの人生は始まったばかりである。




パヴァーヌのラスボス…ゾ・シアの肉体を乗っ取った龍都の王。ミラルーツさん!!出番ですよ!!

そろそろベアババアの手でイコール・ドラゴンウェポン(本人は直したと思ってるが7割欠損)が機動します

アリスは追加のオトモン用意する?期限はベアババア粉砕まで

  • アルシュベルド一択!!
  • レールガンだろ?レ・ダウ
  • ヌッさんだヌ。タコは賢いヌ
  • 一撃必殺!ヴァルサブロス
  • ファンタジー繋がり?ルナガロン
  • 全員参戦ヌ
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