ユメ先輩「ひぃん!!ギルドは狩猟を要請するよ!」   作:まつ毛とパンツ

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VSΩ!!スキルは大事だよ~

オメガをなんとかするため、鳥の隊は直ぐに無線や電話なりで他の上位ハンターに救援を呼んだ。とは言え、直ぐに駆けつけることが出来る人物は限られており、来てくれたのはランスの達人である堅実堅牢な戦い方を行うアレサ、そして狩猟笛の達人であり…迫真の叫びボイスが特徴のサポーターでもあるカイである。

 

「異世界から来たロボットね。まさか、ロボットと戦う日が来るなんて」

「先生ちゃんの例があるから、異世界とか別の星があるのは理解できるけど。ロボットと戦うなんて初めてだぞ」

 

キヴォトス調査隊どころかハンターズギルド本部が誇るエリートハンターであるカイとアレサであるが、2人ともロボットと戦うことなんて初めてであり、少し戸惑いがある。とは言え、ミレニアムサイエンススクールのお陰かロボットという存在は認知しており、眼鏡2人が手掛けたワイルズ原作と比べて戸惑いと驚きは少ない。

 

「なんか…この眼鏡2人と自称詩人が言うには役割分担が必要みたいです」

「RPGのゲームみたいね。それだと、ランサーの私はタンクかしら?」

 

オメガを倒すには役割分担が必要とのこと。オメガの攻撃を引き付けるタンク、パーティーメンバーを回復させたりバフをかけるヒーラー、そして主にオフェンスを担当するアタッカーが必要なのだ。

今回集まったメンバーではタンクはアレサが適任だろう。狩猟笛のカイは旋律でのバフや回復を攻撃と同時に行えるため、ヒーラー。そして残ったホシノとレイヴンがアタッカーだ。とは言え、アタッカーの2人も粉塵を使ったりと、ヒーラーの真似事は必須だろう。

 

「だとすると、俺はヒーラーかい?ゲームはしたことがないけど」

「俺達はアタッカーだな。ホシノ、今回はライトボウガンを使え」

「もちろんです!セルレギオスの素材で作ったライトボウガンの出番ですよ!!」

 

ホシノだってハンティングデビューしてから旨いもの食べ続けたし、身体能力が上がっている。今ではソロでセルレギオスを討伐し、散弾と通常弾が強いセルレギオスのライトボウガンを製作した。

 

いざ、準備は整った。いざ、オメガに挑みに向かったのだが…

 

オメガの攻撃!!多弾頭ミサイル+ロケットパンチ!!アレサのスタミナが0になり、アレサは5秒でネコタクで拠点に強制送還された。

 

「タンク役、5秒で倒されたんですけどぉぉお!!てか、ガード崩しにも程があるんですけど!!」

 

タンク役…5秒で粉砕!!崩れ去る前線!!オメガが脚を折り畳み…ジェットエンジンを吹かして最大速度で突っ込んでくる。その速度はバルファルクまでとはいかないが、狭い空間で避けるのは困難である!!

 

「来ます!!避けてぇぇぇぇーーーーー!!」

 

大技が来たため、カイが迫真の叫びを響かせる。しかし、レイヴンの武器は双肩、ホシノの武器はライトボウガン。そして此処は氷霧の断崖の激せま元ショッピングモールの廊下。どう頑張ってもハンターと上位キヴォトス人の身体能力では不可能!!太刀で見切るか、盾武器でガードするか、カムラ人みたいに壁を走って登って天井に張り付くしないと逃げられない!!

 

「「無理ですーーーー」」

 

ホシノとレイヴンは仲良く避けれないことを悟る。そしてカイと共に、3人仲良くオメガの高速ジェットエンジンタックルをマトモに受けて、3人揃ってネコタクのお世話となって拠点に強制送還されたのだった。

 

クエストに失敗しました。

 

「よし、スキルを見直そう。防具と装飾品は別だが、パーティープレイに特化したお守りを誰か持ってないか?」

 

モンハンのスキルを付与するのは防具や装飾品だけではない。入手は運が必要だが、護石…お守りも有力なのだ。

お守りは古いものを発掘するか、クエスト報酬としてもらった物を研磨して鑑定する、錬金術で運任せで生み出す、加工屋に作ってもらうなどのゲットの仕方がある。しかし、加工屋で作ったお守りは狙ったスキルの物が確定でゲット出来るが…お世辞にも強いとは言えない。やはり、有力なお守りをゲットするためには古いものを発掘したり、錬金術で生み出すなどの方法が必要だが…此方は完全に運である。

 

「ハンターさんは持ってないの?」

「あいにく、キヴォトスに来るまでは基本的にソロだしな」

 

しかし、レイヴンは基本的にソロプレイだったので、パーティープレイ向けのお守りなんて持っていない。錬金術と触れ合う機会も少なく、強力なお守りも持っていなかった。持ってるのはジェマに作ってもらった攻撃強化ぐらいである。

 

「ホシノちゃんは?」

「私はハンターになって日が浅いし…そう言うアレサさん達は?」

「無いわね。こればっかりは運だもん」

「俺もないですね。演奏強化のお守りが欲しいんですが…」

 

ホシノはハンターになったばかりで、強力なお守りは持っていない。アレサとカイも自分の装備に応じた強力なお守りは持っておらず、こればっかりは運だからしょうがないところが有るだろう。

 

「お守り持ってる人居ないですかね~」

「ユメ。リンクスに電話をかけてくれ」

「はい!!リンクスくんですね!」

 

オリヴィアさんは多忙だし、コミュ障のレイヴンが頼れる知人は同じ鳥の隊であるリンクスだけである。困ったレイヴンはスマホが使えるユメにリンクスと連絡を取るように指示を出した。

ユメがスマホを操作して、電話でリンクスと繋ぐ。

 

『もしもし?どうしました?』

「リンクス。いきなりだが…回復や防御にガードに向いたお守り持ってないか?」

 

ユメのスマホでリンクスと話すレイヴン。もしかすれば、リンクスならば有力なお守りを持っている可能性があり、聞いてみたのだ。

 

『お守りですか?余ってるのならサポート部隊に持っていかせますよ。僕が普段使ってるお守りシリーズはダメですけど、余りならレア度10が100個以上あるので』

「そうか…100個!?しかも最高レア!?」

 

だが、リンクスは最高レアのお守りが余りだけで100個以上あり、それら全部をサポート部隊でレイヴン達の所に送ってくれるそうだ。

 

待つこと数分後。サポート部隊のアイルー達が、リンクスの持つ余りお守りを100個どころか200個ほど持ってきてくれた。

最高レアの余りお守り。どんな物かと、レイヴンがその1つを確認する。それは…

 

お守り1 回復強化MAX 広域MAX スロット4×2

 

さっそくバグのようなお守りが確認されてしまった。

 

「なにこれ…へ!?」

 

お守り2 センエイ(ガード強化+ガード性能の重複強化)MAX 守勢MAX スロット3

 

「なによこれ!?盾武器の神オマ通り越してバグじゃない!!」

 

言葉を失ったレイヴンの代わりに、アレサがツッコミを響かせる。センエイはタマミツネ希少種の防具やその素材を使った装飾品しか持っていないレアスキル。そのMAXなお守りなど見たことがなく、アレサは卒倒しかけた。

 

「リンクス!?リンクスは片手剣を極めてるんだよね!?このお守り本当に良いの!?」

 

アレサは卒倒を我慢して、電話でリンクスに言うのだが…

 

『それですか?その完全上位互換のセンエイMAX、守勢MAX、スロ4×2あるので良いですよ。アレなら差し上げます』

 

なんということでしょう。リンクスはその上位互換を持っていたのだ。アレサは強い目眩を感じた。

 

「ちょっとまって!?なにこれ!?」

 

カイは両目をカッと見開き、くそでかボイスで驚いた。と言うのも、彼が発見したお守りは…

 

お守り 演奏強化 強化持続MAX スロ4×2

 

狩猟笛使いが喉から手が出るほど欲しい物だった。

 

『あっ、それあげます。4つあるんで。欲しいスキルは全然来なくて、使わない武器のお守りはめっちゃ来るんですよね』

 

カイ、神オマを貰う。

 

「バカな…こんなお守りが実在してたのか!?」

 

お守り 砲術MAX 攻撃5 スロ4

 

ガンサーが喉から手が出るほどに欲しいお守り。と言うか、全部のお守りがギルド本部の常識を逸脱していたのだ。

 

「と言うか、リンクスくん?その装備は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これですか?ちょっとわけありで臨戦仕様です」

 

リンクス(臨戦)

 

頭 原種メルゼナ(原初を刻むメルゼナ)のライダー装備の髪飾り。

 

胴体 ミラルーツ

 

腕 ゼルレウス(レウスの抜けた鱗などを集めてハモンが作成)

 

腰 ゼルレウスのライダー仕様

 

脚 ゼルレウス

 

「今からポッケの英雄とハルジオン、アリスちゃんとカナブン退治してきます」

 

もう1機のオメガ、完全終了のお知らせ。因みにユメのスマホの画面のすみに、アルバトリオン装備のハルジオン(臨戦)も映っているのは内緒だ。




次回!!スキルを強化したレイヴン達、再びオメガに挑む!!

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