ユメ先輩「ひぃん!!ギルドは狩猟を要請するよ!」 作:まつ毛とパンツ
牙獣種とは一言で言えば、哺乳類から派生した大型モンスターであり、猿やクマのようなモンスターが多いのだ。一般的にはう○こを投げつけたり、おならで攻撃するババコンガが有名だろう。特にババコンガは農村ではう○こを投げつけてきたり、作物を食べたりするので良く狩猟の依頼が出されるのだ。ちなみに、リンクスの育ち故郷であるカムラの里では住民でもボコボコに出来る。
しかし、牙獣種の中にはメジャーな強さを誇り、生態系ピラミッドの上層部に食い込む強さを持つ種類も多い。そんな牙獣種であるが、当然、アビドス砂漠にも住んでおり、ひときわ目立つ体躯の牙獣種が居た。
「ぐぅぉぉぉお!!」
砂嵐ず吹き荒れ、雷鳴が鳴り響く異常気象。そんな異常気象の砂漠で、顎が引きちぎられたバーラハーラの個体群が転がっており、その犯人は雄叫びをあげる。
その犯人はドシャグマ。全長18メートルを越える大きさを誇る、奈良の大仏とほぼ同じ大きさをした牙獣のモンスター。このアビドス砂漠、そして広大なアビドス砂漠を抜けた先にある森林地帯に生息している。
「ぐるるるぅ!!」
そんなドシャグマに近づくのはセクレトに跨がったハンターこと、レイヴン。砂嵐の砂埃で、ギルドナイトの重ね着は汚れているが…そんなことは気にせず、背中の爆炎剣リオレウスを抜刀する。
「ひぃん!!ギルドは狩猟を要請するよ!!」
その後ろではドシャグマの殺戮を見てしまったこともあり、ユメががくぶるに震えていた。遠くからはレ・ダウとディアブロスが怪獣大決戦を繰り広げており、レールガンの炸裂音とディアブロスの咆哮が響く。
「拝命した」
レイヴンは地面を蹴り、重さを感じさせない動きで飛び上がり、爆炎剣リオレウスをドシャグマに振り下ろした。
「やはり、普通の生態系じゃないな」
「ひぃん…そうだね」
ドシャグマを倒すと、風が吹き…異常気象が収まって豊穣期がやって来た。豊穣期がやって来た瞬間、草原は緑で多い茂り、蜜蜂は沢山の蜂蜜を集めだし、草食獣の楽園がやって来た。
古代文明が残した竜灯から産み出されるエネルギーを用いた、管理される自然。竜灯が無くなれば、この自然の形も無くなってしまうし、再びモンスターはこの大地を去るだろう。かつてキヴォトスでアルシュベルドが生態系ピラミッドの頂点に君臨していた時代にはもう、戻せない。竜灯が弱くなれば、2年前以前のようにモンスターは居なくなり、強くなれば今回のようにモンスターが戻るが…キヴォトスで全滅させられたレウス種とアルシュベルドは野生に戻らないだろう。
「ハンターさん!お腹空いてきましたし…戻りましょう!!私、良いラーメン屋さん知ってるんですよ!!」
「さんせー!!相棒、今日はラーメン食べようよ!!」
ラーメン。キヴォトスは勿論、ドンドルマにもあった国民食だ。ドンドルマではアプトノスやガーグァの骨から取った出汁でスープをつくり、それに小麦の麺をいれていた。
「ああ、そうするよ」
「「やったー!!」」
いつもはボッチ飯を食べてるレイヴンであったが、今回はペコとユメからの誘いもあり、ユメが知っているアビドスのラーメン屋さんで食事を取ることとなったのだ。
ベースキャンプに戻ると…
「おっ!鳥の隊、珍しいな、お前がボッチ飯しないなんてよ!」
キヴォトス調査隊のハンターの一人であるグリフィンという男が話しかけてきた。このグリフィンもアビドス砂漠で調査を頑張っていることもあり、装備が更新されており…装備がバーラハーラ一式に進化していた。
「たまにはな。ユメが行きつけのラーメンを食べようとな…」
「へー!俺もラーメン行く予定だったんだよ!柴関ラーメンって所でな!!」
「グリフィンさんも柴関行きます?あそこ、美味しいですよね!!」
どうやら、グリフィンも行き場は同じようなので、アビドス自治区住宅街にある柴関ラーメンに向かった。
「へいらっしゃい!!」
「「いらっしゃいませ~」」
「アギャッス」
柴関ラーメン。味は絶品で、柴犬の獣人属の男性 柴大将が店主を務めるラーメン屋さんだ。
一番人気は店名と同じ柴関ラーメンであり、次にチャーシューが増えたチャーシュー麺、サイドメニューも餃子やチャーハン、最近ではアプトノスの角煮もあり、大人気のお店だ。
「リンクス。なにやってんだ?」
「僕が言いたいですよ…」
しかし、そんな柴関ラーメンでは店前で「柴関ラーメン美味しいよ」と看板を首からかけられたレウスが居ており、店内ではバイトの格好したリンクスがセリカと共に、アルバイトをしていたのだ。
「ファビウス先生がリンクス先輩に、『たまには年相応に過ごせ』って言いまして、せっかくなので臨時のバイトに誘いました!!」
「ってことです」
セリカが補足してくれたが、リンクスはまだ16歳。人類に友好的で一定条件下で古龍さえ凌駕する、特殊個体のリオレウスをオトモンにしていることと、上位ハンターに匹敵する強さを持つことから調査隊に選ばれたが…まだ子供だ。そこでファビウスはリンクスも年相応に過ごしてほしいと思い、アビドス高等学校の生徒達との時間を増やしたのだ。その結果、セリカの手で柴関の臨時アルバイトに任命されたのだ。
「オトモのレウスくんは角煮と肉マシマシ餃子でオーケーしてくれたよ!」
因みにレウスは超特大角煮と餃子で、ノリノリで参加した。
「ユメ先輩、ハンターさん達はなにします?」
「ひぃん!私は柴関ラーメンで!」
「おっ!それじゃあ、俺はその特盛で!!」
ユメは柴関ラーメン並、グリフィンは柴関ラーメンの特盛だ。
「レイヴンさんとペコは?」
「ハンターセット…」
「じゃあ、僕はお子さまセット!!」
ペコはお子さまセット、レイヴンはハンターセットのようだ。
「へい!!ハンターセットだね!!」
柴大将は豪快に麺を湯がき、その間にめちゃくちゃ大きな器を用意して、タレとスープを合わせる。麺がゆでてる間に、豪快にチャーハンを炒め、チャーハンに分厚いアプトノスのチャーシューを乗せる。
次に大きな餃子をかりっとぱりっと焼き上げて、更に乗せる。最後に茹で上がった麺を器に入れて、スープと絡ませて完成だ。
「へいおまち!!」
「うまいな…」
レイヴンのHPとスタミナの最高値がマックスになった!!
攻撃力+大、防御力+大、改心率UP!ど根性が発動した!!
「所で、皆さんは西の大陸の何処出身なんですか?」
「…ドンドルマの養護施設」←レイヴン
「ギルデカランよ!」←グリフィン
セリカはみんなの出身地が気になり、レイヴンとグリフィンは答える。そしてリンクスは…
「僕?生まれはキャラバン…旅団で旅してたから分からないけど、育ちはカムラの里だね」
その瞬間、レイヴンは口を開けて唖然として、グリフィンは激しくむせる。
「なん…だと!?」
「はぁぁぁぁぁぁあ!?あの戦闘民族の集団!?カムラの里!?」
リンクス、戦闘民族の出であった。カムラの里は子供でもハンマーを振り回せ、受付嬢でさえ上位案件のモンスターをボコボコに出来るのだ。
「はい。両親がモンスターに襲われて亡くなったあと、カムラの里で保護されて…そこで育ちました。共に育った義兄1人、義兄の嫁さん2人の4人暮らしです」
「「「お兄さん、ハーレム!?」」」
10年後には柴関ラーメンカムラの里店が出来てるのは内緒である。
猫耳の生えた女主人、その夫の超一流ライダーとオトモンのリオレウス、常連に義兄夫妻が居るのは内緒である。
次回…森林地帯に進む。
???「はい、便利屋68です。ええ!!お任せください!!」
一番好きな新モンスターは?
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アルシュベルド
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武器の王ケマトリス
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カエル
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ププロポル
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アジャラカン
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バーラハーラ
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ドシャグマ
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レ・ダウ
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ヌ・エグドラ
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ジン・ダハド
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ウズ・トゥナ
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シーウー
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ラスボス
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ラバナ・バリナ