ある休日の午後
とあるファミレスにて
浜面「おっ、来た来た」
上条「よう、久しぶりだな一方通行」
一方「……久しぶりって、オマエらまだ三日前に会ったばかりだろォが。何寝ぼけてやがる」
上条「いやー、上条さんはお馬鹿なもんで、三日前のことなんか忘れてしまうんですよ。な、浜面?」
浜面「おうよ。俺なんて昨日の晩御飯すら覚えてねぇぜ」ハハッ
一方「それは認知症だ。一刻も早く冥土帰しの所で頭見てもらってこい」
上条「なん……!?」
浜面「だと……!?」
一方「…………冗談だ。騙されやすすぎンだろオマエら」
上条「お前が言うと冗談が冗談に聞こえないんですが…………。本気で病院行ったほうがいいのか……?」
浜面「冗談、だよな? この年で老人みたいな心配したくねぇよ助けて滝壺」
一方「すまン、冗談かどォかの区別がつかねェやつに向かって冗談っぽい事を言うのはまずかったな反省はしねェ」
上条「結局どっちなんだ!?」
浜面「クソっ……コイツの言うことに反論できるだけの知識が無いのが悔しい……」
一方「そういやオマエ、資格取るとか言ってたじゃねェか。そんなオツムで取れたのか?」
浜面「うるへーな。こんな俺だってやりゃ出来るんですよ。滝壺を支えるために必死に頑張って、その資格受かったわ」
上条「おっ、なんだよ。受かったなら言ってくれよな。祝福してやんのによ。水くさいな」
一方「おめでとう(棒)」
浜面「(棒)って聞こえたぞ(棒)って。コイツどこまでひねくれてやがるんだ……それで、せっかく資格取ったのはいいんだが、その資格では正規に雇ってくれないんだよ」
上条「えっ?」
一方「だろォな。その資格はピッキングと電子施錠のハッキングだ。そもそもガキ連れの車持ちが少ない学園都市じゃ少なすぎて仕事になンねェだろ」
上条「なるほど、よくて風紀委員か」
一方「こいつが風紀委員だなンて言いだした日には槍が降ってくる。冗談は顔だけにさせとけ」
浜面「酷くね!?」
上条「……」←剣が降ってきたことがあるからなんとも言えない
浜面「……だからさ、どこの事務所に行っても、犯罪まがいだのなんだの言われて蹴られてんだよ」
一方「で、未だにオマエはヒモだと」
上条「ヒモ面(笑)」
浜面「やめてェェえええ?! 今一番気にしてること言わないで!? 最近フレメアなんかにも、ヒモ面だの言われてるんだからさ!」
上条「そんなヒモな浜面は応援出来ない(笑)」
浜面「殴るぞコラ」
一方「それに引き替え、上条はその点努力してンな。あの暴食シスターを奨学金と仕送りだけでやりくりしてるとか、想像がつかねェ」
上条「いや、最近は本当にヤバい。ファミレスなんかに来てるからガチでヤバい。マジで足りなくなってる」
浜面「自業自得じゃねーか」
一方「ヒモの金で来てるヒモ面に言われたくねェな」
上条「うんうん」
浜面「いや、これは自分の貯金から出てるからな。アイテムの時のがいくらか残ってるんだ」
上条「そのうち尽きてヒモ面になると」
浜面「うるせえよ。そういや一方通行は何してんだ? 学校行ってないなら奨学金は貰えねぇだろうし、借金が八兆円あると聞いたが?」
上条「八兆円? 何それ?」
一方「ああ、借金はチャラになった。今は株で資金繰りしてる」
上条「ねえねえ浜面くん」
浜面「何かな上条くん」
上条「聞いたか、これが学園都市第一位様の稼ぎ方だぜ。株だって。んなもん怖くて手が出せねーよ」
浜面「株ってそんなん博打と同じじゃねーか。何で利益でてんだよこいつ」
一方「あン? スパコン並みの演算で株価の予想を元に投資してきゃ大体は成功すンだよ」
上条「なんかおっしゃるようですが、明らかにスパコンとか上条さんの頭のキャパシティーを超えてます」
浜面「ハハッ、クソッタレめ」
一方「素人には無理だ。おとなしくアルバイトでもした方が堅実だ」
上条「そのアルバイトなんですがねぇ……」
浜面「大将はなんでか続かないんでしょ?」
一方「はァ……何だっけか、録でもない客をぶん殴ってクビ。店長に歯向かってクビ、だっけか?」
上条「面目ないです……」
浜面「半分自業自得じゃねそれ?」
一方「で、どォすンだ今後? ヒモ面と闇金上条クンの物語が始まっちまうぞ?」
上条「うーん……うちのシスターさんとお前の打ち止めを交換とか……?」
一方「ハハッ、愉オブ決定だクソ野郎」カチッ
浜面「バカ!! 何ロリコンの地雷踏んでだ大将!?」
一方「オマエも粉塵爆発だオラァ!!」ゴッ
上条「テメェも踏んでんじゃねーか!! ヤバイ、コイツ目がマジだ!!」
浜面「マズイ逃げろ!!」
上条「ちっきしょう! ただお茶会していただけなのに不幸だぁぁあぁあああああああああ!!!」
短い間ですが、御覧いただきありがとうございました