とある竜の恋の詩   作:桜寝子

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第2話 出逢い

 新しく気ままに生きてみよう、とは言ったものの問題だらけだ。どうしよう。

 

 人に紛れるにしたって、俺は素性の知れない子供だ。

 保護してもらうなり方法はあるけど、相応の理由が必要になるだろう。

 

 何も語らずに済む筈が無いなら、ある程度の設定を作らなきゃならない。

 記憶喪失です、とか言ってゴリ押ししてしまうか?

 

 あと、この体は果たして普通の人間の様に成長するのだろうか。

 何年も過ごして変化が無かったら異常だ。

 その可能性を考えると、気軽に保護を求めるのも……

 

 

 とりあえず一旦ドラゴンに戻って、ぐるぐる悩むままぐるぐる飛び回ってみる。

 すっかり慣れたが、こうして空を自由に飛ぶってのは気分が良い。

 考え事をするには中々悪くない。

 

 このまま適当な街を見つけたら降りよう。街から多少離れた所にな。

 近くにドラゴンが降りたら大騒ぎだ。

 

 

 

*

 

 

 

 で、良い感じの場所を見つけたから降りた。

 鬱蒼とした森だ。ここからなら、しばらく歩けば街に着く。

 空から見て方向もしっかり把握してるから問題無い。

 

「しかし何も具体的な案が出て来なかったな」

 

 地上へ降りながら変身して着地。

 

 考えたのに何も解決しなかった。本当にどうしよう。

 細かい事を考えるのは苦手なんだ。

 

 せめて裸くらいはどうにか……服も体の一部と考えて変身すればイケるか?

 体の大きさとか諸々を完全に無視した変身だしな。試してみよう。

 

 でもその前に――

 

「なんか戦ってるな」

 

 てこてこ歩いてたら魔力を感じ取った。

 

 離れた所に随分と弱ったのが1人。

 かなり荒れてるから戦闘中だと思うけど、危険な感じだ。

 なんで1人で……皆やられたか?

 

「流石に見殺しは寝覚めが悪いか……」

 

 そのまま走って向かってみる。

 体が小さくて動かしづらいな……生前以上に速いけど、どうにも違和感が凄い。

 

 

「いーやーっ! なんなんもぉーっ!?」

 

 近付いて行くとなんか聞こえた。

 巨大な魔物――オーガ3体に追われる少女。ハンターの見習いっぽいから16歳くらいだろう。

 思ったより元気そうだけど、危険な状況なのは変わらない。

 

 助けるにしてもこんな姿じゃ後で面倒だし、ドラゴンの姿で一掃しよう。

 さっと助けてさっと去ればいいだろ。

 

「なんでこんな目に――――え?」

 

 姿を現してやると、少女もオーガ達も動きを止めて俺を見る。

 特に少女はもう絶望の表情だ。まぁいきなりこんなドラゴンが出てきたらそうもなるか。

 

「あ……死んだ。私死んだ。さよなら皆……」

 

 死なんよ。

 

「ぎゃぁぁああ!!?? ……あれ?」

 

 轟音と閃光と共にいくつもの雷を降らす。

 少女の周りは逸らして、敵だけを消し炭にしてやった。

 

「生きてる……えっ、なになになになに!?」

 

 少女の目の前に降り立って、ズイっと顔を近づけて様子を見てみる。

 尻餅をついて後退ろうとしてるけどまともに動けてない。

 

 それにしても元気だな。魔力は限界ギリギリの癖に。

 いや、違う……奥底に何か……コイツは……

 

「お前……かなり消耗してるのに、なんで無傷で元気なんだ?」

 

「なぁあーー!? しゃ、しゃべ、喋ったぁ!?」

 

 あ、つい普通に話し掛けてしまった。

 

「うるさい、叫ぶな。食うぞ」

 

「ごめんなさいっ! 食べないでっ!」

 

 本気でビビッてるらしい。面白い奴だ。

 

 しかし思わず声を出してしまった以上、これで去るのも変だ。

 ついでだから、どうしてこんな状況になったのか聞いてみるか。

 久々にちゃんとした会話が出来そうだ。

 

「で? 一体何がどうして1人で追われてたんだ?」

 

「あ、えっと……私、見習いを卒業して本格的に仕事をする事になりましてっ! 今日から!」

 

「うん」

 

「そしたら隊からはぐれてしまいましてっ! 迷ってたらオーガに囲まれて……あ、さっきのとは別です!」

 

「そうか」

 

「とりあえず全力でぶっ飛ばしたんですけどっ! 後からまた3体出てきて追いかけられてました!」

 

「馬鹿なのか?」

 

「はい! よく言われます!」

 

 隊からはぐれた状態で後の事を考えずに全力で戦うなんて、見習いで何を習ったんだ。

 

 けど、逆に見習いを卒業したばかりなのにオーガ3体を無傷で倒せる様な実力がある訳か。

 馬鹿で強い新人とは……苦労しそうだな。周りが。

 

「隊と連絡くらい取れるだろう。何をしてるんだ」

 

「それが……その……」

 

「失くしたか。ホントに馬鹿か」

 

「はい……」

 

 連絡用の魔道具さえ失くすとは。もう1年見習いに戻るべきだ。

 

「まぁ無事なら良いか。じゃあの」

 

「ちょちょちょちょ、放置していくんですか!? せめて安全な所までお願いしますっ!」

 

 怯えながら厚かましい奴だな。なんだコイツ。

 いや、だけど使えるかもしれない。

 

「まぁ別に構わないけど……そうだな、ちょっと待て」

 

 人に明かすつもりは無かったけど、これも良い機会だ。

 人間としてコイツに保護してもらおう。脅せば秘密にしてくれそうだしな。

 

「この姿なら騒がれずに街まで行けるだろう」

 

 パッと変身。さっき考えた通り、服もどうにか作れたから裸は回避した。

 シンプルなワンピース1枚だけど、この見た目に合わせた簡単な服となるとこんなもんだろう。

 これ以上は分からん。幼い女の子の恰好ってどんなだっけ。

 

「…………」

 

 変身なんてものを目の当たりにした少女は呆けている。

 目をパチクリするだけで反応が無い。余計に混乱してるな。

 

 まぁ俺だっていきなりこんなの見たら同じ反応をするが。

 

「かわいー! なにそれ!? なんですかそれ!?」

 

 と思ったら抱き着いてきた。コイツ距離感おかしいな……なんなんだ。

 

「逆になんだその反応はっ! 鬱陶しいな、もう!」

 

「痛いっ! ごめんなさいっ!」

 

 振り解いたら転がった。弱った相手にちょっと力加減を間違えたか。

 まぁいい、まずは立場って物を分からせてやらなきゃな。

 

「いいか、そこらのドラゴンとは格の違う存在だぞ。その辺り良く考えろよ」

 

 そのまま転がった少女の額を軽く踏み付けて威圧。

 裸足だから痛くは無いだろう。

 

 私だってこの5年で自分がどういう存在なのかはよく理解した。

 並みのドラゴンとは違うどころか、生物の枠からさえも外れた存在だ。

 

「は、はいっ分かりました! ていうか見えてますっ、パンツ履いてください!」

 

「何処見てんだ、コラ。ちょっとは恥ずかしいんだぞ」

 

 踏まれた少女は怯えるでもなく、慌てた様に叫んだ。

 なるほど……そりゃ丸見えになるか。試しに簡単な服を作るだけで精一杯だったからな。

 この姿になったばかりで良かった。自覚が薄いから多少恥ずかしい程度で済む。

 

「じゃあ隠してくださいよ! これ私が悪いの!?」

 

 確かに理不尽か。とりあえず足は降ろしてやろう。

 ていうか踏まれて威圧されて、なんでそんなとこ見てるんだ。余裕か。

 

「ふん……ドラゴンがパンツ履いてる訳無いだろう」

 

「ならその服は何……?」

 

「裸よりはと思って、試しに体と一緒に変身させただけだ。パンツはそのうち頑張ってみよう」

 

「なるほど……よく分かんないけど分かりました。是非頑張ってください」

 

 会話をしつつ、少女が起き上がるのを待つ。

 とりあえずさっさと街に行こうか。

 

 後はもう成り行き任せで良いだろう。正直考えるのが面倒になってきた。

 

「さて、街はあっちだったな」

 

「分かんないです」

 

 コイツ……まぁいい、行こう。

 突っ込むのも面倒だ。

 

 

 

*

 

 

 

 街へ向かう間、黙ってるのも気まずいから適当に会話をしてみる。

 

「あ、名前ってあるんですか?」

 

「エルヴァ……あー……エルヴァーナだ」

 

 その中でふと聞かれて、思わず生前の名前を言う所だった。

 適当に誤魔化したけどもうこれでいいか。

 

「あのエルヴァンに因んだ名前だったりします?」

 

「ん……昔逢った時に名前を貰ってね」

 

 英雄とか呼ばれて広く知られているからか、やっぱり突っ込まれてしまった。

 まぁそれっぽい事を言っておけばいいだろう。

 

「やっぱり色んな事やってたんですねぇ、彼。喋るドラゴンとまで関わりがあるなんて……」

 

「そう、色んな所で色んな事してるんだよ、あいつ」

 

 今後も困ったらとりあえず理由に使おう。死んだ本人だから構わないし。

 

「でも10年くらい消息不明らしいですよ」

 

「安息の地でも見つけたんだろう。放っておいてやれ」

 

 目の前に居るけどね。

 しかし俺の扱いはそうなってるのか。消息不明ね……

 考えてみれば、あんな炎じゃ何も残らない。死亡確定になってないだけマシだな。

 

 深堀りするとボロが出そうだから、ひとまず打ち切るか。

 

「はぁ……?」

 

 よく分かってない様な声を洩らして、彼女は首を捻った。

 私が話を膨らませる気が無いと察したのか、そのまま自己紹介に移る。

 

 彼女の名はアリーシャと言うらしい。

 腰程の綺麗な金髪をふわっと広げ、藍色の瞳はパチクリと子供らしさが残っている。

 

 予想通り年齢は16。さっき聞いた様にハンターの見習いを卒業したばかり。

 今日から本格的に働くという所だった……が、あっさりはぐれてこの様らしい。

 それであまり危機感が無さそうなのは、生粋の馬鹿なのだろうか。 

 

 

「あの、エルちゃんって呼んでいいですか?」

 

「……まぁいいけど」

 

 自己紹介を終えるとなにやら言い出した。

 それは今聞く事なのか? 呼び方なんてどうでもいいだろう。 

 

 ていうかさっきビビってたドラゴンの姿を忘れたんだろうか。良くも悪くも距離の近い子だ。

 まぁいい、こっちの話を進ませてもらおう。

 

「ところで、助けた代わりに少し頼みがある」

 

「はて。なんでしょう?」

 

 せっかくだからこの子を利用させてもらおう。

 呑気そうでなんだか不安だけど。

 

「俺……私は人に紛れて、好き放題生きてみようと思ってね。人として保護して貰えないか?」

 

「保護。まぁ街に行けばどうにかなると思いますけど……」

 

 仲介してくれる奴がいるかどうかは大きい。1人で唐突に街に行っても面倒な予感しかないからな。

 一切の装備も無く、服さえ最低限どころか裸足。なのにも関わらず怪我も汚れも無い。子供とは言え怪し過ぎるってもんだ。

 

 そして見た目に合わせてちゃんと『私』と言えた自分を褒めてやりたい。

 これ以上の女の子らしい話し方は出来る気がしないが。

 

「素性とかは適当にでっちあげるから。絶対に私がドラゴンだとか言わないように……言ったら食うよ」

 

 素性や経歴なんかはその場でどうにかしよう。

 問題はこの気の抜けた少女がうっかりしないかどうかだ。

 念の為に脅しておこう。

 

「は、はい……頑張ります……」

 

 ほんと頼むよ。色々と。

 

 

 

*

 

 

 

 で、そのまましばらく歩き続け、大きな街へ到着。

 ここはルベール……昔来た事がある。まぁ降りる場所として選んだのは、一番近かったってだけだが。

 

 面倒は避けたかったのに、街の入口では結局多少の騒ぎが起きてしまった。

 考えてみれば、はぐれたお馬鹿なハンターが連絡も無しに謎の子供を連れて戻ってきた訳だからな。

 うん、これは私の所為じゃない。

 

 事情を聴く為に揃って連れて行かれてしまったが、逆に話を通しやすいと前向きに捉えるか。

 

 

 連れて行かれた先はアリーシャの所属するハンターギルド。

 

 ハンターは外敵から街を護る者で、ギルドとは職業毎の集団の事だ。

 同じ職でもギルドはいくつか別れるけど、あくまでその街での物でしかない。例外は流通に関わるギルドくらいか。

 

 

 さておき、しばらく待っていると団長らしきおっさんが来た。

 ほほう……昔立ち寄った時とは違う人物だが、中々に逞しい奴だな。

 上に立つ者としての威厳もある。当然実力も相応だろう。

 

「説教は後回しだ。アリーシャ、まずは報告を」

 

 そうして厳めしい表情で口を開く。それだけで彼女はタジタジだ。

 

「は、ひゃいっ……えっと……隊からはぐれてしまって、戦ったり追われたりしてました」

 

「連絡用の魔道具も失くしてたな」

 

「でもオーガ3体は倒せたんですよ!」

 

「それで魔力が尽きて逃げ回ってた」

 

「で、でも結果的にこうして無傷で帰ってきました!」

 

「私が居なきゃ死んでたけどね」

 

「あの……ちょっと、エルちゃん?」

 

「なんだ。本当の事じゃないか」

 

 説明に補足を入れてあげてると不満そうに見てきた。

 こういうのは誤魔化しは無しだ。ちゃんと全部言いなさい。

 

 というかあまりちゃんとした説明になってないし。

 どうしてはぐれてしまったのか、とかも言わなきゃだろうに。

 

「あー……この子についても聞きたいんだが?」

 

 詳細は後回しにするつもりなのか、おっさんが私を見て言った。

 ふむ、じゃあそれっぽい自己紹介といこうか。

 

「私はエルヴァーナ。アリーシャを助けて護衛してきた」

 

「……人を護るべきハンターでありながら、子供に護られたのか?」

 

 まず名乗るとおっさんは彼女に視線を戻した。随分と厳しい目だ。

 まぁ確かに、ハンターの仕事を考えたら恥ずかしくて情けない理由だが……

 

「そこは彼女を責めないであげてほしいな。私はただの子供じゃないんでね」

 

「何? ……っ!?」

 

 人ですら無い私の所為で責められるのは可哀想だ。

 それに私自身もナメられたくは無い。

 

 子供どころかそこらの大人よりも遥かに強いぞ、と軽く魔力を放ち威圧してやればよく分かってくれたらしい。

 相手の力量を察してこそ実力者と言えよう。息を呑んで驚愕の表情で私を見つめた。

 

「っ……その力、只者じゃないな。君は一体……?」

 

 しかし当然ながら、そんなのは異常だと察して警戒される事になる。

 当たり前だがこんな子供が発していい力じゃないからな。

 

 けど使い勝手の良い理由があるから問題無い。

 

「あのエルヴァンの……と言えば分かる?」

 

 さっきのアリーシャとの会話でも分かったが、私が消息を絶ったという扱いになって10年だそうだ。

 都合の良い事に、私の今の見た目はエルヴァンの特徴を引き継いでいる。おまけに大体10歳くらいの子供だ。

 

「まさか……娘が居たのか。彼は今何処に?」

 

「さあ? だから私は放浪してるんだよ」

 

「もしや父親を追って……? なんてこった」

 

 だからそれっぽい事を言っておけば勝手に納得してくれる。なんて楽なんだ。

 なんだかエルヴァンが娘を放置する奴になってしまったが。

 

 しかし英雄の子だからって強いとは限らんだろうに……これが名前の重さってやつかね。

 分かってて利用した私が言う事ではないかもしれないが、なんだか複雑だ。

 

「でもちょっとゆっくりしたくてさ。助けた代わりに保護してってアリーシャに頼んだんだ」

 

 ともかくこれで一応は納得してくれたなら、後は保護の件をどうにかするだけ。

 これが一番面倒そうだからな……どうにか上手く運んでくれれば良いが――

 

「なるほど……よし、必要な金は出そう。アリーシャ、この子と暮らせ」

 

「うぇっ!? 私ですか!?」

 

 とか思ってたら、いきなり話が進んだ。軽いな。

 そんな即決する事あるか?

 ていうか勝手に決めていいのかな。

 

「孤児院の紹介とかじゃないんだ? 家族の承諾は?」

 

「コイツはその孤児院の出だ。女同士だし、多少でも面識のある者と居た方が楽だろう」

 

「そういう事ね。なら私は何も問題無いよ」

 

 上手く行っても精々が孤児院に送られるくらいだと予想していたけど、良い意味で全くの想定外だ。

 

 ドラゴンだとかの秘密を知る彼女となら確かに気が楽だからな。

 それに退屈しなさそうな性格だしね。

 

「私の問題は? あれ? もう決まり?」

 

 うん。

 団長命令だし仕方ない。受け入れてくれ。

 

 

 

*

 

 

 

 それから数十分後……

 後回しにされたお説教を横で聞いた後、アリーシャの家へ向かう事になった。

 今日はもう帰って私の面倒を見ろって事らしい。

 

 そうして到着したのは、かなりこじんまりしてるけどちゃんとした家。

 孤児院出身って事でギルドが空いている家を用意してくれたんだとか。

 

 豪華な家に住みたいとは思わんし、文句を言える立場でも無い。

 家主は未だにぶつくさ言ってるけど、嫌とは言ってないから大丈夫だろう。

 

「くぁー……なんか疲れたな。もう寝ていい?」

 

 とりあえず中へ入ると、私は遠慮なく大欠伸をした。

 体力にはなんの問題も無いんだけど、なんだか疲れた。久々に人と接した所為か?

 

「まだ夕方にもなってないですけど……」

 

「ドラゴンは寝るもんだよ」

 

 そんな私をアリーシャは呆れた様な表情で見てくる。

 アイツもひたすら寝てばかりだったし、そんなもんだろう。知らんけど。

 

「はぁ……? まぁ良いですけど、ベッドの用意なんて無いですよ?」

 

「じゃあ借りようかな」

 

 そりゃ無いだろうよ。とにかく眠いから寝させてくれ。

 という事で、見えていた寝室に入りベッドに倒れ込んだ。

 んぉー……久々のベッドは気持ち良いなぁ……

 

「え? いや、それ私のベッド……え?」

 

 困惑の声は聞き流す。

 まぁとにかく、これからよろしくね。

 

「えぇー……私はどうすれば……?」

 

 おやすみー……

 

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