不死の剣士、キヴォトスで武器商人になる   作:主人無き猟犬

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失った者と失った者

こんちわ、白鷲ハクトです。

 

先生を連れて裏庭に行くと木刀で打ち合っているワカモとナガレがいた。

 

「だいぶ良くなってきてますよ!」

とか言ってるくせに容赦無くしばいてはりますやん・・・

 

「ワカモさん…手加減してください・・・」

ナガレちゃんなんで楽しそうなん?

 

「あのー」カンカンスコーン!

止めるか・・・

 

打ち合っている二人に近づき木刀を持っている手を掴む。

 

「ひゃぁ⁉︎」

 

「っ!てっ店長⁉︎」

結局店長って呼ぶんだね・・・。いいけど・・・。

 

「昼休憩するぞ」

 

「「はい」」

カップラーメン食おうと思ったが先生達いるからなぁ。

こうなりゃヤケクソでなんか作るか・・・というわけでできたのはうどんでした。

 

 

「お味はどうですか?」

 

「「「「「「「“美味しいです!“」」」」」」」

よかった。

 

「そんで先生、なんでアビドスの皆さんとペロロ狂信者は何故ここに?」

 

「今あなた、私のことをペロロ狂信者と言いましたね!?」

 

「うん」

 

「許せません。私は狂信者ではなく伝道師です!」

どこが違うの?

 

「ダメだこりゃ」

 

“それは・・・“

言えない感じか。

 

「なんか手伝えることはあります?」

 

“じゃあアビドスに来てくれない?“

 

「この店あるんで無理です」

 

“そう言うことじゃなくて助けてほしいんだけど・・・」

 

「具体的には?」

 

「カイザーをしばくのを・・・」

 

「カイザーってあの大企業の?いいよ!」

何回も土地を売れって要求してきたり、無理って言ったら武力行使してくるから潰してぇって思ってたんだよね。

 

“おっと、じゃあやることがあるからまた…“

先生が時計を見てから言った。

 

「はい」

先生たちはどっか行った。

 

しばらく後

 

「ワカモにナガレ、俺しばらく用事で出かけるから二人とも仲良くするんだぞー。店は休みにするから」

 

「「はい」」

 

俺が店のシャッターを下ろしてアビドス行きの電車に乗ろうと駅に向かう途中。

 

“あっ!いた!“

 

ありゃ?先生じゃん。なんか覆面被ってる奴らと一緒なんだが。

えっ!その縄何?怖い!

 

そうして俺は覆面集団と先生に縛り上げられてアビドスに連れてかれた。

 

 

アビドスにて

 

なんだかんだあり、屋上でボケ〜っとしていたところホシノが話しかけてきた。

「うへ〜、なんでハクト君はカイザーを潰したいのかな〜?」

 

「店の土地を強引に取ろうとしたから」

 

「ふ〜ん」

 

「ハクト君って大事なものってある?」

 

「ワカモにナガレ、俺の店」

 

「そうなんだ・・・」

 

「その感じは大事なものを失ったのか?」

 

「…うん」

 

「そうか・・・」

 

「大事なものを失うのって辛いよな」

俺もいろんなものを失った。

 

「ハクトは何を失ったの?」

 

「家族、そして烏丸アヤメ。俺の恋人というか・・・。そんな感じの関係だったやつだ」




いつも通り暖かく見ていただけると嬉しいです。
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