ブルアカルアンメェイもの   作:昼風蓮人

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スキャラカバズをどうするかで永遠と悩んでました。
もう終わりだよ。ルアンメェイネタはキッツイ


第6話

 「見よ、天才的な一手を!どうやって破るべきか?そう聞くのはアホだけだ。ここに打ちさえすれば…」

 

 音に導かれるまま上がった先で石膏頭の謎の男が1人でチェスを打っていた。男は私の存在に気づいたらしい。こちらを見て打つ手を止めた。

 

「悩んでいるようだな。トラブルか?それなら、自分でなんとかしろ。」

「待て、お前は何者だ。お前もゲマトリアの1人か?」

「ゲマトリアだと?なぜあんな凡人共が僕に関係あると思う。」

「なら、本当にお前はなんなんだ。」

「質問をする前に考えてみろ。今解決しようとしている問題に、その答えが有益かどうかを。もし有益でないなら、聞かない方がいい。僕たちにとって、時間は明らかに貴重なものだからな。フンッ…まぁいい。手本を見せてやろう。僕は君を知っていて、君が梅ルアンのために働いていることも分かっている。ミレニアムの訪問者だった僕は、誤ってここに入り込み、彼女の実験を目撃してしまった。僕の目的は君と大体同じで、君が来た以上、僕は干渉しない。しかし、君が失敗した場合、僕は強引に介入し、不要なトラブルを防ぐだろう。以上、君はこれだけを知っていればいい。非常に効率的なコミュニケーションだ。」

「どうして石膏頭を被っている。」

 

対面の怪しい男は呆れたように答えた。

 

「アホを視界に入れたくないからだ。もちろん、彼女らも僕のことを見たくないだろう。本物の『梅ルアンの創造物』は下の巨大なシャーレに隠されている。行くといい。このエレベーターに乗り、『天才の傑作』を見届けろ。」

 

彼が指を挿した方へ向かい地下へと潜っていく。

 

 「大きな部屋。ミレニアムにこんな広々とした場所があったの?」

 

そこは中央に壊れた機械のみが存在する円形に広がる部屋。ルアンや石膏頭の男がシャーレと称するのも理解できる。確かにこの部屋は実験するには十二分な環境だろう。

 

 中央の壊れた機械の近くに何か液体に近いドロついたものがあった。警戒しながら近づくが何もいない。私がその液体に触れた瞬間、いきなり轟音と共に後ろに巨大な蟲が現れた。

 

「アロナ!!」

「はい!シールド展開しました!でもこれではあと何秒持つか。」

 

本能が告げていた、この蟲はヤバい。私は大人のカードを掲げた。

 

「先生、大丈夫?安心して。おじさんが居れば先生に傷一つつけさせないよ。」

 

ホシノと蟲との戦いはホシノ側の劣勢と言わざるを得なかった。巨大な蟲から分裂してくる人1人分はあるであろう蟲が四方八方から襲いかかっていた。

 

「アロナ!」

「はい。戦術指揮モード展開済みです。」

 

私に今出来ることなんてたかが知れてるけど、何もしないよりはマシだ。

 

「ホシノ!7時の方向から1匹来てる。」

「!ありがと、先生。」

「ホシノ、デカイのから大技飛んで来るよ。備えて!」

 

ホシノが蟲が放った巨大な球に対し盾を構えた瞬間本体の蟲ごと球が消えていった。

 

 

 

「56秒後それは自身の存在を維持できず消えてしまいました。まるで存在していなかったかのように。脅威は排除された。ここを離れよう。」

 

石膏頭の男はそう言い残し去っていった。

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