へっぽこ占い師の日常   作:TKF

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これは2024年に実際にあった私の経験談です。


占いの依頼の内容を占った件

 週末のある日、自宅で昼間にうとうとしてたら、夢の中で見知らぬ年配の男性から「孫娘(あるいは子孫の娘)を占ってください」と言われて、「はい、いいですよ。」と返事した。

 

 起きてからはっと思った。安請け合いしたのはいいが、いったい何を占えばいいんだろうか?、ちゃんと聞くべきだった・・・。ひょっとしたら夢の中で聞いていたかもしれないと思って、さきほどの夢を一生懸命に思い出すが、何も思い出せない。

 

 しょうがない、こうなれば依頼の内容から占ってみるか、と思って、傍らのタロットを引く。出たカードは以下のようなものであった。

(ちなみに私はOsho禅カードというタロットを使っている。同じく占い師やっている家内から勧められて使いだしたものだが、なかなか使いやすくて重宝している)

 

 

【挿絵表示】

 

 

〇TRAVELING・・・旅

〇ADVENTURE・・・冒険に出る

〇LETTING_GO・・・手放す、好きに行かせる

〇TOTALITY ・・・信じて飛び出せ

〇THE MASTER・・・師匠、自分自身のマスターになれ

 

 あらためて5枚のカードを見てみる。出ていくとか飛び出すとか、そういう意味のカードばかりであり、「独立」というテーマであることはすぐわかった。

 孫娘といったからには若い女性なのであろうし、おそらくは「親元を離れて一人暮らししたい」という話だろう。あえていえば起業(=会社からの独立)、あるいは師匠や親方からの独立、といったことも考えられるだろうが、そういうのはある程度の実力がついたベテランがやることであり、若い女性(なんとなく20代の女性の気がしていた)の相談としては可能性が低いだろう。

 そして鑑定結果はもちろん「独立しなさい」である。

 

 

 で、その鑑定結果を誰に伝えればいいのだろうか。

 再び夢の記憶をよくたどってみる。どうも同じ会社の人間のような気がする。そうでなくとも会社以外で若い女性の知り合いなんていない。

 ということで、翌日から私が占いをできることを知っている会社関係の女性に、何か用事はないかと聞いてまわったが、特に用件はなかった。

 

 どうしようと思っていたら、数日後に、知り合いの後輩(男性)から、「昨日、同期会があって、そこで同期の女性にTKFさんの話をしたら、その女性も占ってほしいと言っていたのでお願いできないか?」という連絡があり、ああ、これか、と思った。

 

 さっそくその女性に連絡を取り話を聞くと、予想通り「親と同居しているが、一人暮らしを考えている」という内容であったので、すぐにOKを出しておいた。

 

 その後は連絡をとってないので、どうなったかは知らないが、まあ依頼された仕事はちゃんと果たせてよかったというところである。

 

 

 

 

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