12月のある日、TKFがいつものように参拝すると、、、、「あーーっ!!、やられた!!!」
例のナメクジの木の枝が1/4ぐらいのボリュームになっていた。おそらく昼間のうちに業者を呼んで剪定作業を行ったのだろう。。。
「あの女性たちが死んじゃった・・・・・」
剪定された木を見ただけで、なぜ彼女らの死を知覚できたのか、TKF自身にもよくわからない。
だが、とにかく彼女らが死んだことはわかった。TKFは泣きそうになりながら木の方に歩きつつ、彼女らがどうして死んだのかを考えた、、、そうか、剪定のついでに殺虫剤を撒いたのか・・・・・
彼女らの家となっていた例の穴のところまで来た。中を覗けば彼女らの死体が見えたかもしれないが、、、、見る気にはならなかった。彼女らも見てほしいとは思わないだろう。
そうか。。。。彼女らはこうなることがわかっていて、3年の逢瀬の最後の夜に、力を振り絞ってお別れをしてくれたのか、、、、そうとわかっていれば、もっとゆっくりといろいろ話をしておけばよかった・・・
穴に向けて手を合わせ、ありがとう、さようなら、とつぶやいて、TKFはその場を後にした。
3月になった。夜も暖かくなってきた。
TKFは、ひょっとしたら彼女らは生きてきて、ある晩、またひょこっと現れたりしていないか、と期待して、毎晩参拝するたびに例の場所を眺めたが、二度と彼女らが現れることはなかった。
* * * * * * *
以上が、3話前にTKFが昇天を見送った女性との縁である。
ずいぶんと遅くなってしまったが、ちゃんと話を聞けて、成仏させてあげられてよかった・・・・
ただ、ちょっと気がかりなのは、あの女性は年齢的に一番年上の女性なのだろうが、残りの2人はどうなったのだろうか?・・・自力で成仏できていればいいのだが・・・
ということで、さきほど神社まで行って、例の場所に向かって、「もし残りの2人にも、私が何かできることがあれば、いつでも呼んでください」と呼びかけておいた。今晩の夢に期待したい。
あと、ちょっと字数が足りないので、(このサイトは1000字以上ないと1話分として投稿できないらしい、あと150字)、昇天の夢を見た後に、あの女性らが、なぜある決まった場所にばかり現れていたのかを占ったのでそれも紹介しておきたい。
占った方法は「本占(ほんうらない、略してほんうら)」というものであり、簡単に言うと、図書館とか大書店とかで、適当にぶらついて、適当に目についた本を取って適当に開いてみると、そこに答えやヒントが書いてあったりする、というものである。(本の数と種類に自信があれば、別に外にでかけなくとも自分の家の本棚でもいい)
そんな方法で占えるのか?、と疑問を持つ方も多いだろうが、タロットだって同じようなものだろうし、このまえネットで見た「自称霊感があるという女性」もまったく同じことをやっていると言っていたので、ちゃんと効果がある占いなのだろう。
ただ、TKFがその占いをしたときは、新幹線の中で暇を持て余していた時だったので、大量の本が近くになかったので、代わりにネットサーフィンをしてヒントを探した。
そこで見つけたのが、「霊感がある神職の苦労話」みたいなものだった。その神職はなまじ霊感があるために霊にいたずらされたり霊障を受けたりして(お供えの台を組み立てたら壊されるなど)、仕事に差し支えたりクビになったりしている、というものであった。
そんな話をいろいろ眺めていたら、何話目かで、「境内の木に呪いの藁人形が打たれているのが見つかり、同僚といっしょに処理しようとしたら、その悪い気にあてられて、釘を抜いたときに勢い余って体勢を崩して転んでケガをした」という話があって、ああ、これか、と思った。
もしこれが正しかったとしたら、彼女らがちょうど目の高さの位置の30cm四方程度の場所にいつもいたのが納得できる。要するに自分が木に打ち込んだ恨みや呪いの念に、死後も縛られてしまって、地縛霊になってしまったということか。
まあ、あたっているかどうか証明するものがないので、そんなこともあるかも、という参考程度ということで。
と書いているうちに、字数も十分に増えたので、これにてこの話は終了したい。