カムチャッカで起こった地震などまったく知らずにTKFは会社に向かった。
そのまま会社で作業をしていると、11時頃、知り合いのATからメールが来た。
「今、津波警報が出ているけど、運気的には被害は出そうなのか?」
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ATとは、詳細は省くが、古くからの知り合いであり、いろいろな点で優秀な人物である。
以前にATの転職についての相談にのってあげり、また以降もときどき困りごとの相談に乗ったり、世の中の事象について解説したりしていることもあり、占いに関しての拒否感がなく、こうして日常的に運気について話し合える関係である。
さて、私が本作品のようなへっぽこ小説をわざわざ作成している目的は、世の中に多数いるであろうATのような優秀な人材に、占いという世界や技術を理解してもらい、そういうものだと認識してもらうことである。言い換えれば、社会に対して占いというものを一つの科学として受け入れてもらう素地をつくることである。(そんなことをしてどうする?、という問いについては、長くなるので別の機会に説明したい)
その目的から言えば、普段のATとかそういった友人との日常的会話を、「最近の事象の解説コーナー」みたいに本小説の題材としてとりあげて、世の中の多数のATに見てもらうことが効果的かもしれない、と思って、新たに「友人への占い解説」をテーマにした話を作ってみる事にした。
なお、最初に断っておきたいが、ATなどとは長年話しているので、ある程度専門的な用語や認識を用いながら話をしているのだが、こちらの小説でそれをやると読者が理解できなくなってしまうだろうから、ATなどとの会話をそのまま記すのではなく、なるべく平易な説明に置き換えることにする。
なので、四柱推命や易を学んでいる人にとっては、「えっ、その説明ちょっと違うんじゃないの?、」と思われるところもあるかもしれないが、正確性よりもわかりやすさを重視した、ということでご理解願いたい。
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さて、本題に戻る。ATとのやりとりは以下のようなものであった。
【AT】
TKFはこの前、「今年の運気は五行で言うと「木」であり、「木」は侵入・浸水とか、土塊(堤防とかコンクリート壁とか)の破壊、という意味を持つので、今年起きる災害や事故とかも、そのような切り口で見るとよくわかる」ということを言っていた。
今、ちょうど、各地に津波が来て、川を津波が遡上している光景もテレビでやっているが、これも「木」の作用と見ていいのか?
【TKF】
そんなことが起こっているのか、、、(テレビをつける)、、、なるほど、確かにやっているね。こういうのが「木」の作用だよ。
【AT】
こっちの会社の商品の輸送が止まってしまって困ってるんだ。
このまま運気の力で、大きな災害となるのか?
【TKF】
いや、それはないな。ちょっとした数十センチほどの津波で、人的・設備的被害はそれほど起こらないだろう。まあこれだけ騒ぐと、経済的には経済活動を止めることによる被害はでるだろうけどね。
【AT】
それはなぜか?
【TKF】
〇年の運気が「木」なのは確かだが、その運気的な強さは大したことがない
〇年の運気と、月、日の運気との組み合わせから見て、今日はそれほど被害が出る日ではない。
〇年・月・日の運気をみると「土」の運気が弱い。
「木」があっても、それにいじめられる相手(=攻撃される土の運気)が登場しないから、
大規模な堤防や防波堤の破壊という事象は起こりにくい。
(注:小規模なものはいつでも起こりうる。○○村の〇〇のところが壊れた、ぐらいは)
ということから、津波による大被害が起こらないことが瞬殺でわかる。
【AT】
なるほど、そういうものか、ありがとう。
というのが11時頃の予測であった。
で、実際にどうなったかは周知の通り。
断っておくが、上に紹介した運気の解説は、別に私でなくとも、四柱推命や五行思想をちょっと勉強したものなら、多くの人が分かるレベルの話である。まさに「瞬殺でわかる」という表現そのままである。
この程度のことがわからないから、(いや、上述の通り、勉強している一部の人にはわかっているのだが、
それを世の中が受け入れようとしないから)、大したことない津波なのに大騒ぎして、経済的な二次被害を生ずることになっている。
あるいは逆に、本当に危ない時に、予防的に処置をすることができず、(災害の前日に避難を呼びかけるとか、原発を停止させてしまうとか)、被害を大きくしてしまっている。
こういう状況を改めるのが、私のライフワークだと思っているのだが、、さてどうしたらいいのか。
とりあえずこんな感じで、こういう話を公開していこうと思う。