へっぽこ占い師の日常   作:TKF

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元ネタ(実話)はあるのですが、プライバシー保護の面から、年齢・時期など少し変えて書いています。


【ポイント】
友人が交際破局する未来がわかってしまったのだが、それを占い師の力によってうまく回避できるのか?


知人が新しい彼氏に別れを告げられる時期がわかってしまった件②

(前回からの続き)

 

 TKFがその女性に教えた【別れるタイミング】の最後の日になった。この日を無事過ごすことができれば、その女性は彼氏と別れなくてすむ・・・・

 

 その日の夕方、TKFが家に帰ってきてメールチェックすると、その女性から連絡が来ていた。

「いろいろ相談に乗ってくれてありがとうございます。いろいろ考えたのですが、やっぱり今晩、彼氏に連絡することにします。」

 

 え゛ーーー!!、なんでーーー????、せっかくここまで来たのに、何でいま連絡しないといけないのー?、あと6時間待てば今日が終わるじゃないか、、、

 TKFは慌ててその女性に連絡をしようとしたが・・・・

まあ、いいか。別にTKFが彼女の恋愛を管理しているわけではないし、伝えるべきことはちゃんと伝えて占い師としての義務は果たした。それでも彼女が考えて連絡しようとするなら別にいいだろう、、、そう思ったTKFは、あえて何も言わず放っておくことにした。 

 

 21時頃、その女性から電話が来た。

TKFが開口一番に言う。

「別れましたか・・・」

「せっかく時間をかけて占ってもらったのに、そのとおりにしなくてすみません。」

「いえ、それは、、、、、貴方の責任と判断でやればいいことですから、私は全然かまいませんよ。

 ただ、後学のために、もし失礼でなければ、なぜ明日まで待たずに今日、連絡することになったのか、教えてもらえるとありがたいのですが、、、、」

 ということで、彼女が話してくれたのは以下の様なことであった。

 

 彼女の方も彼氏への連絡をあと1日我慢するつもりであった。ただ夕方になって、彼女の実家から電話があって、その内容が「今まで黙っていたが、彼女の祖母がガンで、いよいよ余命が3ヶ月ぐらいらしいから、心の準備をしておいてほしい」というものであった。それで彼女が動揺して、どうしても彼氏とすぐに話したくなった、ということらしい。

 

 最後の方の彼女の心境は、部外者であるTKFにはよくわからなかったが、無理やり察するとしたら、今までの彼女の世界(=家族が元気で彼氏もいる)が失われて行くことに耐えられなくなって、どうしても彼氏の気持ちを確かめたいと思ったのか、、、あるいは、こういう重い話題だからこそ彼氏と話したい、話に乗ってもらいたいと思ったのかもしれない、、、

 

 TKFの目線から言えば、せっかく「運命を変えることができるか」という、占い師にとっての究極の課題について実験しているところだったのに、、、そのご家族からの連絡はもう1日待てなかったのか、、、という気もしないではない。

 ただ、考えようによっては、これが実験の答えなのかもしれない。人の縁がつながったり切れたりするという流れの力は占い師が勝手に変えられるものではないほど強い、TKFがやったのは、その大いなる力の進行をせいぜい2-3日遅らせることぐらいだったということか。。。

 

 心の中でそういう結論に至ったTKFは、その彼女には

「いろいろ教えてくれてありがとう。今回のタイミングは何かできすぎのように思えるから、きっと別れる運命だったのだろう。切るべき縁を切るべきタイミングでちゃんと切ったということになったから、貴方にはもっといい縁が準備されているのだろう。気を落とす必要はない」

そのようなことを伝えて、彼女の方もお礼を言って、電話は終わった。

 

 いろいろ考えさせられた案件であった。

 

 ちなみに彼女の方は、その後しばらくして新たな彼氏ができて、現在は結婚して子供もできて、普通に家庭生活を送っている。

 

 

 

 

 




【後書き・補足】
 とくに補足もないので時事ネタでも・・・


 最近話題になっている、たつき諒という人の書いた「私が見た未来」という本を読んでみた。(7月5日に大災害が来るというやつ)。

 内容についていうと、まず「7月に日本付近で大津波が起こる」というのは、TKF的には疑わしいと思った。
 7月の運気と気象とを合わせて考えると、起こりやすい災害としては台風や集中豪雨あるいは雹(ひょう)みたいなものであり、局所的なものであろう。
(別に災害を予言したいのではなく、あえていえばという説明であって、必ずおこるというつもりはない)

 ただし、その本の内容として、もう一つあった「7月以降は、殺伐として争い合い疲弊していた人々が、”結”(=助け合うような関係)に変わる」ということについては、実はTKFもなんとなく、そのような流れの変化を予感していたことであり、当たっているのではないか、と思った。

 この小説を書いているのも、なるべく多くの人に、修羅界から人間界に移籍するきっかけにしてほしい、と願ってのことである。
 怪しい予言ではあったが、その部分だけは共感できたので、是非ともその予言が成就するように私も願いつつ、7月を期待して迎えることにしたい。
(2025/6/28記)

















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