コロナのゴーレムクリエイト   作:arumikan

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シュークリーム、ご馳走様でした。
恭也の血、おいしくいただきました。

ようやく金髪ツインテールの登場です。


第十話

翠屋の営業時間が終わり。

 

「お疲れ様。はい!SEENAのライブペアチケット。」

 

「ありがとうございます。桃子さん。」

 

「こちらこそ。急にごめんね。」

 

「いえいえ。」

 

「...恭也。いつまで寝てるの。忍ちゃんたち送ってかないと。」

 

「...ち。」

 

「ち?」

 

「血が足りん。」

 

「ちゃんと、加減したよ。...一応。」

 

「あはは...。あ!そういえば、美由希さんは?今日はいなかったみたいですけど?」

 

「あー。美由希はね。家にいるわよ。」

 

「?」

 

「その...ね。昨日士郎さんの夕食を作らせたんだけど。その...。」

 

「失敗したと?」

 

「失敗...あれは失敗といっていいのかしら。

でね。今日はお父さんの看病するんだって。」

 

「...看病?」

 

「そう、看病。」

 

「よくなるんですか?」

 

「...ならないわね。むしろ今頃悪化してるわ。今日の朝食、昼食...さすがに夕食はかわいそうね。」

 

「......。」

 

「まぁ、被害がこちらに来なかった分。父さんに向かったんだろう。」

 

「あら、恭也、復活したのね。」

 

「今日の夕食はくれぐれも美由希の料理が出ないようにしてくれ。」

 

「分かってるわよ。後片付けが大変だもの。」

 

「ん、では忍たちを送ってくる。」

 

「はい。いってらっしゃい。あ!コロちゃん!」

 

「その制服はあげるから。また、来てね。桃子さん、シュークリームいっぱい作って待ってるから。」

 

「うん!」

 

「ありがとうございます。桃子さん。」

 

「いいのよ。あ!コロナちゃんもうちの制服持ってってよ。」

 

「え!」

 

「姉妹並んできてるところがみたいから!」

 

「実は私も桃子さんからもらってるんだ。」

 

「すずかさんも!...はい。ありがとうございます。」

 

「うふふ。今度二人並んだところ見せてね。」

 

「...はい。」

 

「「おじゃましました。」」

 

「またね。」

 

「お疲れ様でした。」

 

忍たちが帰った後、翠屋シャワー室にて。

 

「あら、この...シール...なにかしら?まぁ、捨てちゃいますか。」

 

帰り道。

 

「しゅーくりーむ。おいしかった~。」

 

「よかったね。コロちゃん。また行こうね。」

 

「うん!また行く~。」

 

「そういえばコロナ嬢。」

 

「なんですか?恭也さん。」

 

「この前話していた、その...護身術についてなんだが。」

 

「あ、はい。」

 

「明日よかったら、家の道場に来るといい。

...父さんはクラブチームをみなきゃならないからいないんだけど。」

 

「はい!よろしくお願いします。」

 

「わたしもいく~。」

 

「コロちゃんも?」

 

「ふむ。まぁかまわんが。...ん?」

 

「どうかしましたか?」

 

「いや、視線を感じるが...消えた?」

 

「?」

 

「...すまん。血を吸われすぎたせいかな。忘れてくれ。」

 

「だ~か~ら~、加減したってば。」

 

「倒れるぐらいとるのは加減したとは言わん!」

 

「む~。」

 

(妙だな。コロの方に注意を払っていたような。)

 

......。

 

「気づかれた?...まさか、この距離で。」

 

(フェイト、どうかしたのかい?)

 

(アルフ。ううん、なんでもない。そっちはどうだった?)

 

(こっちで一つ見つけた。)

 

(わかった。一度合流しよう。)

 

(了解。)

 

「あの子。...まさか、体の中にジュエルシードが。」

 

月村邸。

 

「じゃあな。忍。皆もおやすみ。」

 

「「「おやすみなさい。」」」

 

「え~、泊まってかないの~。」

 

「いかない。」

 

「けち。忍ちゃんのベッドはあと一人スペースが空いてるんだけどなぁ。」

 

「じゃあ、今日は忍おねぇちゃんと寝る~。」

 

「ふっ。おやすみ。忍。」

 

「...うん。じゃあ、今日は一緒にねよっか。コロちゃん。」

 

「うん!」

 

脱衣所にて。

 

「あれ?コロちゃん。シールは?」

 

「しーる?」

 

「ジュエルシードの魔力が漏れないようにって貼ったシールだよ。」

 

「あ?」

 

「...もしかして、翠屋で着替えたときに。」

 

(あれ?さっき恭也さんがいってた視線ってもしかして?)

 

「...はぁ、また忍さんからもらわなくちゃ。」

 

高町家にて。

 

「桃子~。本当にすまなかった。このとおりだ。許してくれ。」

 

「しょうがないわね。士郎さんは。」

 

「母さん。夕食も私が...。」

 

「ダメよ!」

 

「ひぃ!」

 

「ダメって。...父さん、何をおびえているの?」

 

「お前の料理に決まっているだろう?」

 

「って、恭ちゃん。おかえり。」

 

「ただいま。」

 

「父さん。...だいぶやつれたな。」

 

「昼が本当にひどかった。朝がましに思えた。」

 

「...朝のあれがましって。お前は一体何を作ったんだ?」

 

「へ、ただのおかゆだけど。父さん具合悪そうだったし。」

 

「あれが、おかゆ!」

 

「...士郎さん。夕食ができるまで部屋で休んだら。」

 

「ああ、そうする。」

 

「...ふぅ。」

 

「な、みんなしてひどい!」

 

「いや...お前の料理がずっとひどい。」

 

「ただいま~。」

 

「おかえり。なのは。」

 

「ただいま。」

 

「最近、遅いわね?」

 

「え、ち、ちょっと用事があったから。」

 

「あまり遅くならないように気をつけるのよ。」

 

「は、はーい。」

 

「ふむ。」

 

「恭也、コロナちゃんから新作は預かってないか?」

 

「いや、今日はずっと翠屋にいたしな。魔法が絡むときはわかるらしいが。」

 

「そうか。」

 

「恭ちゃん?魔法って?」

 

「ふん。お前は知らなくていいことだ。」

 

「え~。」

 

「ふむ。最近たるんでいるから、今日の鍛錬はいつもより...。」

 

「あはは。へ、部屋で本読んでこよっと。」

 

「逃げたか。」

 

「教えなくて良かったのか?」

 

「ん?コロナちゃんがいるときのほうが説明しやすいだろう。

明日、道場でけいこをする予定だからな。」

 

「そうか。明日か。俺はクラブチームがあるから見れないが頼んだぞ恭也。」

 

「ああ。...というか押し付けたのは父さんだろう。」

 

「ははは。細かいことは気にするな。」

 

「...はぁ。」

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