コロナのゴーレムクリエイト   作:arumikan

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コロナの修行開始です。...コロちゃんも。

高町恭也。師としてこれ以上はない。


第十一話

月村邸:朝

 

トントン。

 

「...んぅ。」

 

「すずかお嬢様、コロナ様。朝食の用意ができました。」

 

「ん...。あ!はい。今行きます。」

 

「ん~...。コロナちゃん、おはよう。」

 

「おはようございます。すずかさん。朝食の用意ができたってノエルさんが。」

 

「うん。...いこっか。」

 

「はい。」

 

......。

 

「おはようございます。ノエルさん。」

 

「おはよう。ノエル。」

 

「おはようございます。」

 

「コロちゃんもおはよう...どうかしたの?」

 

「忍お嬢様の寝相が悪く...朝見たときはベッドの下に落ちていました。

...すみません。」

 

「あはは...。ノエルさんは悪くないですよ。って忍さんは?」

 

「今日は授業が午後からですので。もう少し休まれるそうです。」

 

「コロちゃん。おはよう。ごめんねお姉ちゃんが。」

 

「...忍おねぇちゃんとはもう一緒に寝ない。」

 

(怒ってるコロちゃんもかわいい。)

 

「お二人とも、冷めないうちに召し上がってください。」

 

「「はーい。」」

 

朝食後。

 

「コロナちゃん。今日はなのはちゃんの家に行くんだよね?」

 

「あ、はい。」

 

「道は大丈夫?」

 

「あ、大丈夫です。」

 

「ごめんね。今日はお稽古があるから一緒に行けなくて。」

 

「わたしがいっしょにいるからだいじょーぶ。」

 

「うん。そうだね。よろしくね。コロちゃん。」

 

「うん!」

 

......。

 

「じゃあ、行ってきます。」

 

「いってきまーす。」

 

「はい。いってらっしゃい。」

 

「いってらっしゃいませ。」

 

......。

 

「コロちゃん、今日はちゃんとシールつけてる?」

 

「うん!」

 

「気をつけてね。」

 

「うん!」

 

(大丈夫かな...。)

 

......。

 

「......反応がしなくなった?」

 

「どうかしたかい?フェイト。」

 

「ううん。なんでもない。...今日もがんばろう。」

 

「おお!」

 

高町家。

 

「こんにちわ。恭也さん。いらっしゃいますか?」

 

「なのはは出かけっちゃってるけどって恭ちゃん?...ちょっとまっててね。」

 

「恭ちゃーん。お客様だよ。」

 

「...いらっしゃい。コロナ嬢。コロもこんにちわ。」

 

「こんにちわ。恭也さん。」

 

「こんにちわ。きょうや。」

 

「恭ちゃん...。」

 

「ん?どうした?」

 

「...それは犯罪だよ?って痛!痛いよ。恭ちゃん。」

 

「...。さ、中に上がってくれ。」

 

「は、はい。お邪魔します。」

 

「おじゃまします。」

 

......。

 

「恭ちゃん。で、どういうこと?」

 

「かくかくしかじか...でな。」

 

「わからないよ!」

 

「?」

 

「さも、意外そうな顔しないで!教えてよ~。」

 

「面倒な奴だな。...見せたほうが早いか。」

 

「?」

 

「コロナ嬢。すまないがこいつに魔法をみせてやってくれないか?」

 

「あ、はい。っとじゃあ、簡単なゴーレムを。」

 

「...できれば、あのでかいのは勘弁してくれ。」

 

「大丈夫ですよ。ブランゼル!」

 

「ゴーレムクリエイション!」

 

「おお!ぬいぐるみが動いてる!」

 

「わー、かわいい。」

 

(...コロちゃんもおなじ。いや、コロちゃんは私の妹です。)

 

「これが前に言ってた、魔法?」

 

「ああ。」

 

「でも、これが何の関係があるの?」

 

「お前も知っていると思うが、最近なのはの様子がおかしいだろう。」

 

「うん。私も心配してるけど。...途中で見失っちゃうんだよね。」

 

「で、だ。実はなのはも魔法使いらしくてな...。」

 

「へ?」

 

「ちゃんと。証拠もあるぞ。今は母さんがもってるのか。DVDがあるから見せてもらえ。」

 

「あ~。なんか母さんがすごい興奮してたから。

どうしたんだろって思ってたけどそれだったのか。

父さんがサボってたのを怒ってたにしては変だと思ってたけど。

ん?コロナちゃんが今日来たのはそのこと?」

 

「まぁ、関係はしているがな。

俺たちが手を出せないから、

せめて身を守る術を教えようと思ってな。

...言い出したのは父さんだがな。」

 

「そっか。...ああ!父さんから今朝恭ちゃんにこれを渡してくれって。」

 

「ん?...本?...これは!」

 

「どうかしたの?恭ちゃん。」

 

「どうかしたも、これ御神の秘伝がのってるぞ!」

 

「へ?」

 

「しかも、俺や美由希の鍛錬の記録まで。」

 

「ええ!」

 

「...まぁ。参考にしろってことなんだろうが。」

 

「あはは。私たちと同じくらいの鍛錬なんて...ね。」

 

「...。とりあえず、道場に行くか。美由希。案内してやってくれ。」

 

「はーい。いこ。コロナちゃん。コロちゃん。」

 

「あ、はい!」

 

......。

 

「はー。にしてもコロちゃんかわいいわね。道着も似合ってるわ。」

 

「にあう?」

 

「似合う似合う。妹にほしいくらい。」

 

「あげませんよ。」

 

「あはは。あ!きた!」

 

「すまない。またせたな。」

 

「いえ。」

 

「ん、鍛錬を始める前にいくつか聞いておきたいのだが。」

 

「はい?」

 

「君のスタイルは格闘術でいいのかな?」

 

「はい!それとゴーレムの使役ですね。」

 

「コロは?」

 

「?」

 

「まだ決まってはいない...か。」

 

「ノエルおねぇちゃんみたいのがいい。」

 

「ふむ。ノエルさんみたいっていうことは格闘術か。」

 

「腕がね。びゅーんって飛ぶの!」

 

「それは...難しいかな。」

 

「じゃあ、コロナおねぇちゃんと一緒。」

 

「あはは。」

 

「よし。とりあえず、基礎体力の鍛錬だな。そのあとで軽く組手をする。

美由希、相手してやれ。」

 

「へ?いいけど。」

 

「はい!お願いします。」

 

「お前もそろそろ手加減を覚えねばならんからな。」

 

「はーい。」

 

(みんなに一緒に歩けるようにがんばらないと。)

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