コロナのゴーレムクリエイト   作:arumikan

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高町夫妻。
魔法少女であっても、魔砲少女であっても娘への愛はゆるがない。


第十四話

高町家。

 

「...。」

 

「...。」

 

「魔法少女?」

 

「いや、魔砲少女だろう?」

 

「「さすが。私たちの娘!」」

 

「...いいんだ。」

 

「まぁ、しばらくそのままにしておけ。」

 

「さぁ、二回目だ。」

 

「当然ね。士郎さん。」

 

「よし!今日も徹夜だ。」

 

「...さて。鍛錬だ。」

 

「...はい。ん?これなに恭ちゃん。」

 

「くわえておけ。近所迷惑になるからな。」

 

「何する気!?」

 

「鍛錬に決まっているだろう。」

 

「...。」

 

「安心しておけ。死にはしない。それだけは保証してやろう。」

 

「...全然安心できないよ。」

 

「自業自得だ。っと。そうだ。父さん。」

 

「なんだ!恭也。いま...。」

 

「明日、コロナ嬢に稽古をつけてほしいんだが。」

 

「わかった。わかった。お!...このカットもすばらしい。」

 

「本当に分かったのか...。ったく。美由希、後で父さんに言っておいてくれ。」

 

「明日何かあるの?」

 

「ああ。忍と...用事だ。」

 

「ああ。デートね。」

 

「...。」

 

「あ、照れてる。」

 

「3倍だな。」

 

「え!」

 

「口は災いの元だ。それでもくわえておけ。」

 

「...ふぁい。」

 

高町家なのはの部屋。

 

「なのは。」

 

「なに?ユーノ君。」

 

「昨日くらいからかな。その...様子がおかしくない?」

 

「誰の?」

 

「なのはのお父さんとお母さん。」

 

「え?そう...かな?」

 

「いや、どうみても興奮気味っていうか。目にくまができてるし。」

 

「疲れてるのかな?」

 

「いや、それで興奮気味っていうのはちょっと。」

 

「うーん。」

 

「まぁ、いいや。それより今回のこと。」

 

「シューティングモードのこと。」

 

「うん。あの魔法は...。」

 

「うん。遠くまで届くようにって考えたら...その、できちゃった。」

 

「ま、まぁ。無事に封印できたからいいけど。」

 

「...でも、あんなことになる前に止められたかもしれないのに。」

 

「しかたないよ。なのはも疲れていたし。それに僕も気づかなかった。」

 

「それでも...。」

 

「なのははまだ魔法を使い始めてまもないんだから。

練習して魔法の使い方を覚えていくしかないよ。」

 

「うん!もっと練習しなくちゃね。」

 

(できれば、威力を抑える制御方法を早く覚えてください!でないといつか大変なことになりそうだ。)

 

「そ、そうだね。魔法を練習するときの結界をもう少し強固にしておくよ。」

 

「うん。」

 

「それと。今日近くに、魔力を感知したんだけど。誰かいなかった?」

 

「誰か?ううん。誰もいなかったと思うけど...。」

 

「そっか。」

 

「気のせいじゃないかな?」

 

「...そうかもね。この世界じゃ、ほとんど魔力を持っていない人ばかりだから。」

 

「それか。ユーノ君みたいな...人?かもね。」

 

(ん?なんか違和感が...。まぁいいか。)

 

「うーん。」

 

「もしそうだったら、手伝ってもらえるかもね。ジュエルシード集め。」

 

「うん...そうかも...ね。」

 

「とりあえず。明日もがんばろう。」

 

「うん。...それじゃ。おやすみ。なのは。」

 

「おやすみなさい。ユーノ君。」

 

次の日の朝。高町家。

 

「...父さん。母さん。朝だよ。」

 

「ああ。」

 

「ええ。」

 

「父さん。昨日恭ちゃんが...。」

 

「ん?恭也がなんて?」

 

「今日のコロナちゃんの稽古よろしくってさ。」

 

「...なんだって?」

 

「昨日も言ってたでしょ。返事もしてたし。」

 

「...わかった。桃子、今日は。」

 

「わかってるわ。あ、そうだ。コロナちゃんたちにシュークリームもってって。」

 

「了解だ。」

 

「恭也は...ああ、忍ちゃんとデートね。確か今日だったはず。」

 

「うん。そうみたい。」

 

「さて、朝食を作らないと。」

 

「わたしも...。」

 

「美由希はだめよ。今アレを片付ける余力はないわ。」

 

「...はい。」

 

「さ、早くしないとなのはが起きちゃう...。」

 

「なのはなら、外にいってるけど?」

 

「え?こんなに早く。どうして?」

 

「さあ、散歩じゃない?ユーノの。」

 

「...そっか。じゃあ作っておくからなのはが帰ってきたら。」

 

「うん。伝えておく。」

 

「お願いね。」

 

......。

 

「なのは。結界張ったよ。」

 

「ありがとう。ユーノ君。よし、忘れないうちにっと。レイジングハート。」

 

「Shooting Mode」

 

「シューーート!」

 

「な、なのは。もう少し。その...威力を抑えたほうがいいんじゃないかな?」

 

「うーん。全力全開で思いっきり撃つほうがイメージしやすいんだけどなぁ。」

 

「ははは...。でも、そんなに魔力を使ってたらすぐに空っぽになっちゃうよ。」

 

「うーん。そっか。」

 

(うわぁ、なんかすごく残念そう...。そんなに思いっきり撃ちたいのかな。)

 

「あ、そういえば。昨日は会えなかったけど。

今お弟子さん...がいるのかな?」

 

「なのはのところの道場?」

 

「うん。」

 

「ああ、そういえば家に靴があったね。道場にいたみたいだから会えなかったけど。

大きさから見るとなのはと同じくらいの子と少し下の子...かな?」

 

「会ってみたいなぁ。」

 

「うん、いつか会えるといいね。」

 

「うん。」

 

(それにしても...砲撃とか全力全開とかからなんとかなのはの意識を離さないと。

正直このままいくと、僕の結界が持たない。)

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