「あら?今回は短いわね。」
「え!一度区切りたくて保存したらこれだけだった。...もっとがんばんなさいよ。」
「えーっと、すずか...あんたあきらめてなかったのね。」
「ん?コロナはコロナで未来でなにやってたのよ。」
「...忍さん。こっそり脅迫ネタを仕入れようとしないでください。」
「ふ~。常識もった人がいないのかここには。」
「え、長い。もっと短くしろ?短いのは今回の本文だけで十分よ。本編開始です。」
「さてと。じゃあ、お風呂いこっか。」
「はい。あ!コロちゃんも呼んできますね。」
「お姉ちゃん。あ!いた!」
「コロちゃん。一緒にお風呂いこ。」
「うん!」
......。
「え~。みんなでお姉ちゃんの写真見てたの?」
「うん。」
「私も見たい!」
「だめ。」
「どうして?」
「どうしても。」
「う~。ブランゼル。写真出して?」
「え!?ブランゼル!どうして出しちゃうの。」
「ん?」
「ねぇ。コロナちゃん。」
「はい。何ですか?」
「この隠しフォルダ...って?」
「ブ、ブランゼル。なんでこれ出してるの?
え?権限がマスター権限で開いてるから?」
「コロちゃん。この中身展開できる?」
「そ、それだけはだめ!」
「え~。」
(その中にはリオと私の合成写真がたくさん入っているので見せられません。
ご両親への挨拶、結婚式、産婦人科の待合室...。)
「お姉ちゃん。この人。」
「ん?どうしたのかな?」
「...話をそらしたわね。」
「私、この人と会ってみたい。」
「リオと...なんで。」
「なんでだろ?」
「もしかして、コロナちゃんと好みも同じなんじゃ。」
「...だめ!絶対だめ!」
「え~。」
「だめ!リオは私の。」
「コロナ...落ち着きなさい。」
「...はい。」
「む~。ブランゼル!隠しフォルダ展開!」
「ちょっ、やめ。ブランゼル!止めて。」
「あ。」
「あ~!」
「...コロナちゃん。」
「はい。」
「見なかったことにするから。いろいろと。」
「ええ。私たちは何も見てないわ。」
「...私もこの合成写真ほしい。」
「...好きな写真あげますから。
秘密にしてください。お願いします。」
「別にいいわよ。」
「えーと。」
「選ぶの!?すずか!」
「だって。未来のアリサちゃんの写真...ほしい。」
「は~。」
「ん?」
「どうしたの?すずか?
え?なんでこそこそ話してるのよ。」
「コロナちゃん。この写真を。」
「はい...。これ...ですか。」
「うん。」
(これ、アリサさんがかたひざついてすずかさんに指輪はめてる写真。
...たしかはやてさん経由でもらったものだ。
写真のファイル名が"アリサ王子とすずか姫"って。)
「...わかりました。」
「おねがいね。」
「すずか!」
「ひゃい!」
「...いかがわしいのじゃないわよね。」
「...違いますよ。内容は...。」
「あ~。わかったわよ。聞いても答えないでしょ。ったく。」
「ありがとう。アリサちゃん。」
「お姉ちゃん。私はこの人の写真全部。」
「だめ。」
「お姉ちゃん~。」
「...一枚だけだよ。」
「わーい。ありがとう。お姉ちゃん。」
「えーと。私は...。」
「忍さんはだめです。」
「...けち。」
「...。」
「一枚だけ...。」
「...恭也さんに未来ではこうなるって追い詰めないのを約束してもらえるなら。」
「ぐっ!するどいじゃない。」
「...一枚だけですよ。」
「はーい。」
(はー。今日はいろいろあって本当に疲れたな。)