「ん?な!なによ!いきなり!え?前書き?...ち、ちょっとまってなさい。」
「おほん。前書き担当のアリサ・バニングスよ。」
「え?その写真は?」
「コ、コロナからもらったのよ。別にいいじゃない。」
「...あ~もう!今回は...バリアジャケット?」
「あーそういえばなんか魔法少女みたいな格好してたわね。」
「えーっと。なのはは...なんでそうなるのよ!?」
「え?なのはが片思いするのは仕方ない...ですって。」
「...まぁ。いいわ。私もすずかと...本編開始です。」
「...フェイト!」
(母さんのためにジュエルシードが必要だった。
...でも、あんな小さい子にまで手をかけて。
アルフと同じで魔力供給が絶たれたから...しょうめ。)
「フェイト!」
「えっ!アルフ!」
「...どうしちゃったんだい?フェイト。
帰ってからずっとぼーっとしてさ。」
「...ううん。なんでもないよ。」
「...なにかあったの?」
「なんでもないよ。それよりも今日はもう寝よう。」
「...おやすみ。」
「うん。おやすみ。アルフ。」
(...悔やんでも、もう...戻れない。
母さんのためにジュエルシードを集めるしかない。)
次の日の朝。月村邸。
「ふわぁ。」
「おはよう。コロナちゃん。」
「おはようございます。すずかさん。コロちゃん。朝だよ。」
「アリサちゃんも朝だよ。起きて。」
「「ん~。」」
「おはよ。アリサちゃん。」
「おはよ。コロ...ちゃん?」
「ふわぁ、おはよう、おねぇちゃん。」
「コロちゃん?」
「?」
「小さくなってる。」
「あれ?」
(まるで、ヴィヴィオの大人モードみたい。)
「おはよ。...どしたの?ん?この子は?」
「アリサおねぇちゃん。おはよ。」
「おはよ。」
「アリサちゃん。この子はコロちゃんだよ。」
「へ?」
「なんか元に戻っちゃったみたい...。」
「元にって、...まぁかわいいからいいんじゃない。」
「そうですね。」
「うん。」
「朝ごはん~。」
「はいはい。いこうか。」
「うん!」
...。
「ねぇ、コロちゃん。」
「な~に?」
「また大きくなれるの?」
「う?おっきく?」
「うん。」
「ん~。」
(ん?なんか光ってる。)
「わ!コロちゃん!」
「また...大きくなったわね。」
「ん~。おっきくなったよ。コロナお姉ちゃん。」
「自分の意思でなれるんだ。」
「うん。」
「バリアジャケットも作れたりする?」
「ん、やってみる。」
「お!」
「わぁ、魔法少女みたい。」
「...デザインがリオのバリアジャケットに似てるのはどうして?」
「...お揃い。」
「く!」
「はいはい。いちいち目くじら立てないの。
で、服が変わっただけじゃないのよね。
防御力が上がったってこと。」
「はい。ん~。鍛錬のときはその状態でやったほうがいいかな。」
「は~い。」
「さてと、今日は翠屋にいこ。」
「そうね。士郎さんもいってたけど。
あの映像見せたら桃子さん心配しちゃうもんね。」
「ん~。」
「どうしたの?アリサちゃん。」
「いや、なのはのところにいっちゃだめかな...って。」
「アリサちゃんは優しいね。」
「そ、そんなことないわよ。別に。」
「昨日の士郎さんの話では大丈夫そうでしたけど...。」
「それでも気になるの。」
「アリサちゃん。やっぱり。」
「うっさい!」
「じゃあ、翠屋にいった後。いっしょに行きましょう。」
「...うん。」
「しゅーくりーむ楽しみ~。」
「あ、元に戻った。」
高町家。
「ねぇ。ユーノ君。」
「なんだい。なのは。」
「なんかお父さんがすごく心配してたけど。
私そんなに調子悪そうに見えるのかな?」
「まぁ、いつもと比べれば...ね。」
(正直、調子が悪いくらいですんでいるのが不思議なんだけどね。)
「はぁ。」
「まぁ、今日はゆっくり休んだほうがいいよ。」
「でも...。」
「今の状態であの子に会っても何もできないよ。」
「...うん。...でもあの子にまた会いたいなぁ。」
「...しばらく休んだほうがいいよ。」
「魔法の練習は?」
「明日から。今日はゆっくり休まないと。」
「うん。はぁ、仕方ないか。レイジングハート。あの子の映像はあるよね。」
「...よし!じゃあ。今日はずっとその映像を見てようかな。」
(朝食の時、心ここに非ずって感じだったけど。
みんなが気にしていたのはそっちだった気がするんだよな...。)
昼過ぎ、翠屋。
「あら、いらっしゃい。」
「こんにちは、桃子さん。」
「「「こんにちは。」」」
「...コロナちゃんたちは大丈夫?」
「はい。...もう大丈夫です。」
「余り無理しちゃだめよ。あ、あっちの席が空いてるから座ってて。」
「はーい。」
......。
「いらっしゃい。」
「こんにちは。恭也さん。」
「「「こんにちは。」」」
「...体は...思ったより大丈夫そうだな。」
「...はい。」
「いや、あの映像を見た限りでは数日動けなくなると思っていたんだが。」
「確かに。バリバリっていってたわよね。服もちょっと焦げてたし。」
「さっき見せてくれたバリアジャケット...だったっけ?
そのおかげなの?」
「あ、はい。」
「そうか。なんにせよ。よかった。」
「ご心配おかけしました。それに...すみません。」
「ん?」
「なのはさんを守れなくて。」
「気にするな。なのはは無事...だったのだから。」
「なのはがどうかしたんですか?」
「あ、いや。そのな...今日の朝食で...ちょっとな。」
「なにかあったんですか?」
「あ~。金髪の子きれいだった...とか。
時々つぶやいて心ここに非ずといった感じでな。」
「...。」
「正直、調子が悪いことよりそっちのほうが気にかかっていてな。」
「あはは...。」
「だ、大丈夫ですよ。...たぶん。」
「ああ。それにしても。だ。
あの子を相手にするには、
今のなのはでは難しいだろう。」
「どうしてですか?」
「いかに才能があろうと、実戦経験が少なすぎる。
というか、なのはの場合人を相手にしたことがないだろう。
それにあの子は誰かに戦闘技術を教わっているはずだ。」
「誰か?ですか?」
「ああ。相手が一人とは限らない。っと、どうしたコロ?」
「きょうや。しゅーくりーむ。...まだ。」
「ああ、すまない。今持ってくる。っと注文は?」
「あ、私アイスココアで。」
「私も。」
「私は紅茶をお願いします。」
「承った。」
「ところで、恭也さん。」
「ん?なんだアリサ嬢?」
「昨日の。」
「昨日?」
「忍さんとのデートどうだったんですか?」
「...。さて、シュークリームをとってこないとな。」
「あ、逃げた。」
「あはは。そういえば忍さんが聞いてくるように言ってましたね。」
「忍お姉ちゃん...。」