コロナのゴーレムクリエイト   作:arumikan

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「はい。こんばんは。前書き担当のアリサ・バニングス。」

「今回は...あら今回は随分とまともなはな...って
恭也さんが吹っ飛んでる。大丈夫なの!?」

「なのは...あんたは常識を身につけなさい。
お話をするっていうのは力に訴えることではなかったはずよ。」

「今回も短くてよかった。...当然よ。本編開始です。」


第二十三話

高町家道場。

 

「それでは始める。」

 

「「よろしくお願いします。」」

 

「ん?コロちゃんは大きいほうでか?」

 

「うん。」

 

「ふむ。まぁ、そのほうがリーチがあるからいいか。」

 

「ねぇ、あれって?」

 

「ああ、なのはちゃんは見たことなかったっけ?コロちゃんはおっきくなれるの。」

 

「おっきくなれるのって...。」

 

「なのは。」

 

「アリサちゃん。」

 

「納得しなさい。」

 

「え!?説明は...。」

 

「できないから無理!」

 

「そんな...。まぁいいけど。」

 

(ねぇ、ユーノ君。)

 

(なんだい。なのは。そろそろ。アリサに放すように言ってくれるとありがたいんだけど...。)

 

(...コロちゃんって私と同じ魔法使いなの?)

 

(いや...コロナちゃんは魔導師だけど。あの子は...たぶんゴーレムすっごい高度だけど。)

 

(ゴーレムって...あんなふうにしゃべれるの?)

 

(話すことは...できる、でもあんなふうに人格を持たせるなんて普通はできないよ。)

 

(レイジングハートをつくれる...みたいなもの。)

 

(まぁ、そうだね。...でも肉体まで持ってるなんて。そんな技術とっくの昔に失われてるはずなんだけど。)

 

(昔はあったんだ。)

 

(うん。ユニゾンデバイスっていうんだけど。

人格を持った人型のデバイスっていえばいいのかな?

僕も見たことはないんだけど...。それにあの子たち。

なのはがやられた後に出てきた子たちだ。)

 

(ん?あれ?きいてないよ。ユーノ君。)

 

(ん?ああ、だってなのは。ずっと映像見てたじゃない。)

 

(そ、そうだけど。)

 

(...それよりも、そろそろまずい。なんとかして。)

 

(あ、ごめん。)

 

「アリサちゃん。」

 

「ん?なに、なのは?」

 

「そろそろユーノ君を放してあげようよ。」

 

「ああ、悪かったわねユーノ。」

 

「だいじょうぶ。なんかぐったりしてるよ。」

 

「大丈夫だよ。」

 

(だ、だいじょうぶじゃ...。)

 

「それより、すごいね二人とも。」

 

「うん。」

 

「ええ。コロナもすずか並に動けるじゃない。

...病み上がりのはずなのに。」

 

(ねぇ、ユーノ君。)

 

(なんだい、なのは?)

 

(コロナちゃんとコロちゃんなんだけど。

魔力が体全体を覆ってるような気がするんだけど。)

 

(あれは...魔力で身体能力を向上させてるのかな?)

 

(そんなことできるの?)

 

(なのはだって、その魔力をまとって空飛んでるじゃないか。)

 

(あ、そうか。)

 

(それになのはは収束して、魔力を撃ち出してるよね。)

 

(ああ!そういえば。)

 

(魔力を自分のイメージしたとおりに動かしてるんだね。)

 

(じゃあ、もっといっぱい魔力を集めたら威力があがるよね。)

 

(へ?まぁ...そうだけど。)

 

(あの子とお話しするためだもんね。)

 

(ごめん。お話しするためにどうして威力が必要なのか...僕にはわからないよ。)

 

「にしても...コロちゃん...すごい。さっきから休みなく打ち込んでる。」

 

「どんな体力してるのよ。あの子は。」

 

(ユーノ君。あの子...。)

 

(ああ、...中にジュエルシードがある。...でもおかしいな。)

 

(おかしいって中にあるのが?)

 

(いや、そのことよりも...あれ。

僕たちが回収した中にあるのと同じものなんだけど...。)

 

(そういえばジュエルシードってなんか数字がついてたよね。

でも今もレイジングハートの中にあるよ。)

 

(うん。同じ数字は存在していない...はずなんだ。)

 

(どういうこと?)

 

(うーん。本人に聞いたほうがいいかな?)

 

(そうだね。)

 

「さて、今日はひとつ技を教えようか。っと恭也。来たか。」

 

「父さん...どうかしたのか?」

 

「いや、ちょっと技を受けてもらおうと思ってな。」

 

「それはかまわないが...。」

 

「よし。二人ともよく見ているように。

...これは吼破という技でな。いくぞ恭也。」

 

「ぬ!」

 

「ちょっ!恭也さん!」

 

「人が吹っ飛んだ!?」

 

「大丈夫ですか!恭也さん!」

 

「恭也なら大丈夫だ。」

 

「なにが大丈夫だ!受け損なったらどうする?」

 

「無事じゃないか。」

 

「まぁ、恭也さんだし。」

 

「こう弓を放つように、全体重を乗せた正拳を叩き付ける技だ。

ただモーションが大きいのが難点でな。

この技までつなげるために組み立てが必要になる。」

 

「これ...相手を倒しちゃうんじゃ?」

 

「まぁ、元々そういう技だ。だが今回はこれにちょっと工夫をする。」

 

「え?」

 

「相手は君よりも硬い可能性がある。

そこでだ。防御させた上で防御の内側に力を伝える必要がある。」

 

「防御の内側に...ですか?」

 

「ああ。さっき二人相手にしていたとき。

この前より防御が硬い気がしたんだが。...その服のせいかな?」

 

「あ、はい。」

 

「ある程度の打撃を防ぐことができるようだな。

だが、その防御の内側にきた場合、普通の子供と同じのはずだ。」

 

「そんなことできるんですか?」

 

「ああ。恭也!いくぞ!」

 

「って!ぐは!」

 

「恭也さん!」

 

「...あれ?今度はたってこない。」

 

「それはそうだ。防御の内側に入ったからな。」

 

「内側に入ったからな...じゃないです!恭也さん!」

 

「...く。少しは手加減し...。」

 

「手加減は...せん!」

 

「そうか。コロナ嬢、コロ。よくみておくといい!

動きの素早いもの同士の戦いを!」

 

「今回の相手は動きが早い。当然おとなしく当たってくれはしないだろう。」

 

「く!おとなしく当たっていればいいものを!」

 

「まだ甘いぞ!恭也!」

 

「この!」

 

「さっきの技術を御神流では徹と呼んでいる。...っと。」

 

「御神流は本来小太刀を使った二刀流だが...な。でやっ!」

 

「こういう動きの素早い相手には誘い込む方法もいい手だ。む!とりゃ!」

 

「恭也さんが消えた!...あれ?いつの間に向こう側に!」

 

「っく!」

 

「相手が神速に似た技を持っているかもしれないからな。

まだまだだな。恭也。」

 

「何が起こったんですか?」

 

「今のはこの前言ってた神速という...技だ。」

 

(厳密には技ではなく...状態だがな。)

 

「恭也は俺に対して接近するのに使い、俺は逆に迎え撃ったのだが...。

まぁ見えないだろうな。」

 

「きょうや...が上から切りかかった?」

 

「コロちゃん...今のが見えたのか?」

 

「ううん。その後は見えなかった。」

 

「...。父さん。」

 

「わかっている...が。体ができていないからだめだ。」

 

「神速...はすごいものにみえるだろう。」

 

「はい。」

 

「だがな、前にコロナちゃんが使った技と一緒で体に負担がかかるんだ。」

 

「え?」

 

「だから、これは教えられんのだ。二人とも将来があるからな。」

 

「俺は昔ひざを壊しかけた。...神速の使いすぎでな。」

 

「あの時は俺が止めたが...。」

 

「というわけで神速を教えはしないが、さっきの徹は教えよう。

さっきの吼破を使えば一撃でしとめることができるだろう。」

 

「いや、しとめちゃだめでしょ。」

 

「まぁ、力を伝えるというのをイメージしやすいからな。

それに接近戦での切り札は持っておいたほうがいい。

相手が近づきにくくなるからな。

コロナちゃんなら戦略に組み込めるだろう。」

 

「ありがとうございます。」

 

「ああ、核ミサイルとかと同じってことね。」

 

「どういうこと?アリサちゃん。」

 

「相手が攻めてきたら、核ミサイルを撃つぞ!っていえば。

簡単に攻めてこないでしょ?

今回は相手に近づかせないようにしてなんとかしようって話。

近づいてきたら。さっきの技を使うってこと。」

 

「ああ、そうか。」

 

「しばらくは徹と吼破の練習だな。組み手ももちろん行うが。」

 

「その後は...戦略を練らないとな。

格上相手に無策で突っ込むのは無謀だからな。」

 

「はい!」

 

「その後で、捕縛...だな。これは難しいがな。

向こうのほうが強い上に。相手が複数の場合も考えられる。」

 

「それでも...。」

 

「ああ、わかっている。」

 

(ユーノ君?)

 

(なんだい?なのは。)

 

(私も少し考えたほうがいいのかな?)

 

(うん。ちょっと砲撃のほうから離れて...。)

 

(やっぱり。まず砲撃で撃ち落としてから...お話...だよね。)

 

(え?撃ち落すって。まって考えるって手順のこと?いや、それ間違ってるから!)

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