「今日は...怪我をしたらあの人ね…」
「御神流の剣士も逃げ出す整体…」
「では本編開始です。」
月村邸
「つっ!痛い…」
「大丈夫?コロナちゃん」
「だいじょうぶ?おねぇちゃん」
「海鳴大学病院には、連絡してありますので今すぐいきましょう」
「うみなりだいがく?」
「でも病院は…」
「高町家の主治医をされている方ですので安心してください」
海鳴大学病院
「次の方どうぞ~」
「こんにちは、フィリス先生」
「こんにちは、忍さん。今日はどうされたんですか?」
「恭也との赤ちゃんができてないかな…「ファイエル!」って!?危な!?」
「忍お嬢様…今はコロナ様を優先すべきですので…」
「わ、わかってるわよ、今日はこっちの子を見てほしいんです」
「コロナ・ティミルです。お願いします」
「はい、私はフィリス・矢沢っていいます。よろしくお願いします」
「わたしは、コロ・ウィズリーです!お願いします」
「あら、かわいいですね」
「おねぇちゃんのいもうとです」
「あとでおいしいココアいれてあげますね」
「ちょっと失礼しますね…これは!?」
「そんなにひどいんですか?」
「いえ、なおせますよ…ひょっとして、恭也くんがらみですか?」
「まぁ…そうね」
「というか、体ができていないのに奥義とか使っちゃいました?」
「…はい」
「やっぱり、恭也くんや美由希ちゃんのときと似てますので…」
「…でも、体つきの割には損傷がひどくないですね?
しばらく使い物にならなくなってもおかしくないのに…」
(魔力による身体強化のおかげ…かな?)
「まぁ2,3日安静にしてもらえれば大丈夫そうですね…
あとは少し身体がゆがんでますのであとで整体しますね」
「お願いします」
「はい、全力でやりますね…最近恭也くんたち来てくれないんで
いろいろ試したいのもあるんですよねぇ」
(ん?…恭也さんたちが来なくなる整体…な、なにかいやな予感が)
「あ、やっぱり整体は…って包帯」
「逃がしませんよ!」
「し、忍さん!?これって!?」
「コロナちゃんの想像のとおりよ…恭也が悲鳴をあげるくらいの…
でも効果は保証つきだから…」
「では、後ほどお迎えにあがりますね」
「コロちゃんにはおいしいココア入れてあげますね」
「わーい」
「ちょっと時間かかりますので、
おとなしく待っててくださいね」
「はーい」
「さて…治療と整体はじめましょうか?」
病院に響き渡る叫び声が聞こえたとか。
「…これでよしっと、今日のところはおしまいです」
「あ…ありがとうございました」
(し、死ぬかと思った…でも腕がすこし動くようになってるし、
身体が軽い気がする)
「ふぅ…それにしても恭也くんなら今のコロナちゃんにそんな技教えないと思うけど」
「教わったのは恭也さんじゃないです…秘密っていわれましたけど」
「そうですか…お仕置きがてら家に行こうかと思いましたが…」
フィリス先生が手をわきわきしながらつぶやく。
「あ、コロナちゃんは毎日整体しますからね」
「え!?」
(ちょっ!?あんなのを毎日!?)
「怪我の経過も見たいし、ついでですよ…実験できますしね」
「え!?」
「いえ、なんでもないですよ」
「そうですか?…しばらく道場で練習は…」
「絶対だめです!」
「ですよね…」
「あ、ちゃんと恭也くんたちにも言っておかないといけませんよね…
もう仕事もありませんし、これから伺いますかね」
「あそこの方たちは、捕獲するのが大変なんですよね~
すぐ奥義使って逃げようとするし…」
「あはは…」
(き、恭也さん、美由希さん!すぐに逃げてください!
整体の鬼が来ます!)
「コロナちゃんも手伝ってくださいね?」
「…はい」
そして海鳴を舞台にした鬼ごっこが始まった
捕らえられれば…地獄が待っている…