「今日は...鬼ごっこ…」
「フィリス先生が来たらあの人もね…」
「では本編開始です。」
高町家
「こんばんわ〜」
「どうしたの?コロナちゃ…」
「お久しぶりです。美由希ちゃん…」
「げっ!?フィリス先生!?」
「どうかしましたか?美由希ちゃん?」
「いえっ!な、なんでもありません…今日はどうしたんですか?」
「いえいえ、たいしたことはありませんけど…
こちらのコロナちゃんがうちに来まして、
恭也くんや美由希ちゃんと関係があると聞いたので
そういえば最近会ってないなぁ…と思いまして」
「…」
(出口は…だめ、二人をすり抜けるのは困難…)
「美由希ちゃん…身体に歪みがあるんじゃないですか?」
「き、気のせいですよ…フィリス先生」
「じゃあ、確かめてみましょうか?」
(ま、まずい…このままでは…そうだ!)
「あ、恭ちゃん。おかえり」
「恭也くん…あれ?いない?」
「フィリス先生…」
「逃げましたか…でも無駄です。ちょっと助っ人を呼ばせてもらいましたので…」
「助っ人…ですか?」
「ええ…夕飯を奢るといったらすぐに了解してくれましたよ…」
「?」
「さて、私たちも追いかけますかね」
「わーい、鬼ごっこだ〜」
森の中
「はぁ…はぁ…ここまで来ればひと…」
「安心はできないかな?」
「そ、その声は…リスティさん!?」
「その通りだ…僕から逃げられると思うかい?大人しく捕まって僕の夕食となるがいい!」
「夕食?」
「フィリスが捕まえたら夕食を奢ってくれるって言ったからね」
(くっ、フィリス先生…助っ人を呼ぶなんて…しかもよりによってこの人か)
「まぁ、大人しく捕まれってはくれないよな…サンダーブレイク!」
「危なっ!?殺す気ですか!?」
「夕食のためだ。諦めてくれ」
「いやですよ!」
御神流奥義之歩法・神速
「ごめんなさい!」
「甘い!」
「えっ!?消えた…」
「テレポート…フィリスは使えないけどね」
「くっ!?」
「ブランゼル!」
「へ?な、何これ!?動けない」
「ごめんなさい…あれはもう受けたくないので…」
「さぁ、美由希ちゃん…大人しくしようか?」
「や、やめ!?やめてーーーー!!!」
森の中に悲鳴が響き渡る中…
「あのメガネは捕まったか…?」
「どこに行くつもりだい?恭也?」
「!?」
「そんなに驚かなくても…君が近くで様子を伺っていたことくらいき付いていたさ」
「それもHGSの能力ですか?」
「いや…ただの勘だ!」
「…」
「君を捕まえればフィリスからの報酬は倍だ…手加減はしないよ」
「ならば、道を切り開くまで…」
「永全不動八門一派、御神真刀流小太刀二刀術...高町恭也!参る!」
「ふっ、来い!恭也!」
御神流奥義之歩法・神速
御神流奥義之六・薙旋
「ぐはっ!?」
「さて…」
「ブランゼ…」
御神流奥義之歩法・神速
「その手はくわん…」
「くっ!?」
「手加減はしたが…しばらくは動けないだろう…」
「恭也くん…」
「フィリス先生…」
「行っちゃうんですか…」
「…」
「そうですか…では、あの夜勤勤務を一緒にしてくれた思い出話を忍さんにしましょう」
「!?」
「ええ…もしかしたら恭也くんの赤ちゃんがここにいるかもですね…」
フィリス先生が自分のお腹をさする。
「…煮るなり焼くなり好きにしてください」
「いやー恭也くんくらい頑丈でないとできないのがあったので…」
「いままで来てなかった分…覚悟してくださいね?」
海鳴に謎の悲鳴が響き渡ったという。