機動戦士Gundam GQuuuuuuX-赫灼のガルマ- 作:狩・免太郎
原作:機動戦士Gundam GQuuuuuuX
タグ:性転換 機動戦士Gundam GQuuuuuuX ガルマ・ザビ シャリア・ブル イセリナ・エッシェンバッハ 機動戦士ガンダム
面白かったです
早速書いてみたのですが
ネタバレはあるようで無いようでな作品で、取り立てて面白くもないです
でもせっかく庵野さんがファースト神話を破壊してくださったので、その破壊に便乗してみたというところです。
続きはないです。
昔はファーストガンダムの戦記物っていっぱいあったのを思い出しながら書きました。
放送前にあげてしまいたかったので良かったです。
この作品はまだ宇宙世紀神話から抜けれでられていないです。
機動戦士Gundam GQuuuuuuXのサントラに「コロニーの彼女」というのがあって。あれが今作ガンダムの世界観なのだろうと思うにやっぱり私のような年寄りが考えるガンダムは宇宙世紀の壁にぶつかるのが好きみたいです。
「ここにはいろんな人が来るし、入れ替わり立ち替わりだし……だから君が急に来たとしても私は困りはしないよ」
宇宙港の見える展望室で白衣の彼女は電子タバコ片手にゆっくりと歩いている。
白衣の下は黒のスーツ。
ボールペンや小型光学測定器などをポケットに突っ込んだ姿の彼女はハイヒールの音を響かせながら先に進む。
「そう言っていただけると、少し気持ちが楽になります」
後ろを歩くシャリア・ブルは小さく嫌味にならないような会釈をする。
広いロビーに科学者らしい白衣やメガネが行き交っているが一番多いのは黒服の警備。
ジオン憲兵が戦時中に来ていた懐古的制服ならば煙たい気分を味わうが、今は割と普通なスーツ姿の憲兵達。
黒服達が点在して警護にあたるコロニー、この空間が特別厳重に保護された場所であることを物語っている。
シャリア・ブルはどこか寒々して光景を薄い色のサングラス越しに見る。
「相変わらず警戒厳重なのですね。公王お膝元よりもキツイ感じにもみえますよ。とても色々な人が出入りできているとは思えませんが」
正直な感想だ。
ジオン公国内サイド3に数ある観光コロニーとして作られたここは、場違いにも今一番厳重警備をされる一角でもある。
外を行き交う船艇を監視するために居並ぶムサイ艦。
コロニーの間を縫うように配置されており、コロニー外壁にはジオンの象徴とも言えるMSザクがそこかしこと立っている。
観光地とは思えない。
少しの探りが含まれるシャリア・ブルの声に、前を行く彼女は朗らかに答えた。
「まあ君の船が目立つからじゃぁないのかな。特にジオンにはない変わったデザインだしね」
「あんなものは老朽艦の1つにすぎませんよ。この警備は公王の貴女に対する思いやりというものでしょう」
「思いやりねぇ、無駄に重すぎじゃないかな。私ごときに」
「ご謙遜を」
デギン公末子にして溺愛の末の子。
兄達に姉に続けと士官学校に入った時は、24時間のボディガードが影から影について回ったと言われるぐらいに大切にされた末子。
戦争が近づいてきた頃に、幾つかの噂として流れた有名なものに、泣いて「兵隊にはなってくれるな」とデギン公王に止められたというもの。
理由は「暁の蜂起」と呼ばれる事件にもある。
公王の願い虚しく地球に降り戦争の切っ先となった。
「父上の思いやりに不満はないのだけどね」
「でも戦場から戻られた、父君への思いやりですか?」
「ちがうよ。君のように木星に向かって長く宇宙を走った者にどう言えばわかるかな」
壁にかかる地球の絵、少し憂鬱という眼差しは語る。
「蜂起の時にも砂埃は味わった。でも地球の……あの砂埃は湿り気が多くって気持ちのいいものではなかったのだよ」
「なるほど地球のそれはわかりかねますが、宇宙を漂う湿り気も気持ちの良いものではありませんでしたよ」
声高く「ジオンのため」と拳を奮った大地は真っ赤に染まっていた。
宇宙も同じく。
互いが軍人として味わった苦悩に目を合わせて、お互い少し吹いてしまう。
「おセンチだね、これも年をとったというものかな」
美しくも軽い声、相手にストレスを与えない暖かさ。
これがザビ家のアイドル。
かつては公国の士官学校を上位で卒業。
それを親族にプロパガンタとして利用され躍起になった心で北米大陸を切り裂く司令として大立ち回りをしたのに、ある時頃合いにキッパリと退役、科学者の道へと進んだ。
本国にもどり別の希望を国民に与えた。
戦場に行く者たちの銃後の守りにただ怯えていてはいけない。というスローガンをその身をもって示した。
工業特化の密閉型コロニーを故郷にもつ者たち。
宇宙と共に生きる者は、ただ待つだけではダメという強い言葉は全ジオン国民たちを奮い立
たせた。
自分の生き方を規範にせよと多くの国民を科学の道へと進ませた。
おかげでジオンの工業力の頭脳とも言える科学分野は連邦のそれを圧倒するものとなった
科学者人工の増加がもたらすもの。
進歩的OS、システム、AI、何もかもで連邦を凌駕せしめた道の主、女傑の名は。
ガルマ・ザビ。
シャリア・ブルは親友の友? に会うために今ここにいる。
コロニー内、シリンダーの居住区より更に延長された艦艇ドックの一角に強襲揚陸艦ソドンは留め置かれている。
ジオンには珍しいデザインのこの船は連邦から奪取した時は最新鋭艦だった。
ムサイ艦がバージョンアップして行く中、これを真似た艦はジオンにはいない。
新しい機能てんこ盛りだったこの船は、何をするにも高すぎたのだ。
同時にスペースノイドの考えるMS運用思想と合致しなかった。
現在でもこの形の艦はジオンにいない、むしろ連邦で何隻か運用されているだけだ。
「中佐って……ザビ家と昵懇の方がいたんですね」
コモリ・ハーコートはブリッジから見る光景にポツリとつぶやいた。
サイド3コロニー群の1つ、ムサイ艦やチベ級艦艇が繋がれたドックは忙しく働く作業員にあふれてはいるがどこか殺風景で寂れたイメージもある。
「昵懇というか、最新のMS無くしました盗られましたなんて直接司令部には言えないでしょう」
ブリッジ要員は誰もここに降りることを許可されなかった。
ラシット艦長はいつもの苛立ちが粒立つ口調で頭を抱えていた。
「ここに来ると減刑してもらえるんですか?」
「少尉、あんた馬鹿なの。私達は軍人なのよ。新型無くしてそのまま帰って来たのよ。なんの罪状もないとでも思ってるの、そもそももう何日もたっているのよ」
MSを無くしたました、盗られました。
軍規が緩んでました、なんて言い訳にもならない。
「すみません……」
エグザべ・オリベは申し訳無さそうな顔をみせるばかりだ。
「でもここって、基地ありませんよね」
コモリ少尉は手元にある資料を確認して、うんとうなずく。
ここはジオン中枢の番地群の中にあっても変わって場所だ、周りを囲む衛星基地とムサイ艦のパトロールこそ多いが、軍港はないしそもそも軍事施設でもない。
「ジオニック化学プラント。特別研究施設群」
そう銘打たれているが、ここはガルマ・ザビの居城として知られている方が有名だ。
「だから、ザビ家のアイドルに頼むよ。仲裁を」
ラシット艦長のため息。
ここはザビ家参りのコロニー。
未だ強硬派であり選民思想で突き進もうとするギレン総裁と、今やグラナダを守った突撃軍の名将と言われるキシリアとの二極化がジオンでは進んでする。
どちらに組みしたかでジオンでの立場が決まる。
正直に言えばどちらも怖いので何かあってもすぐに身を翻すことなどできないというもの。
だからこの強烈な2人との間を保つために、ガルマの元に参集する者がいるのだ。
「うまく行けばいいですね」
艦内待機の時間も長引けば、心も泡立つというもの。
ソドンブリッジは会話の少ない鎮痛な時間の中にあった。
ガルマ・ザビが持つ研究室はまるで博物館のように天井の高い部屋だ。
もとがリゾートコロニーとして作られた場所で、山間部に作られた高級ホテルの改装であることを鑑みれば、ここでは地味の部類に入る館でもある。
大きく張り出したバルコニーが唯一研究所という名にそぐわないところだ。
カウチソファーと柔らかな枕をいくつも置いたテラスバルコニーでガルマとシャリア・ブルは歓談に入っていた。
シャリア・ブルが持ち込んだ青磁のティーセットで紅茶を味わいながら。
「父上はこのところミネバとの時間を楽しんでいるよ。それはもう子猫を可愛がるように」
ガルマは自身に対して時として重すぎる愛情を力技で示し続けた父、ジオン公国公王デギン・ソド・ザビの現在を笑いながら話していた。
「ミネバ様もこちらにいらっしゃるので」
「時々ね、いつもは公邸にいるよ」
ミネバ・ラオ・ザビはかの勇将ドズル・ザビの娘。
ジオン屈指の猛将であったドズル・ザビはソロモンであえなく戦死という最後に至ったが、その死は決して無駄にはならなかった。
彼の死を持って彼が必要とする部隊は整えられ、彼を愛した戦士達によって連邦勢力を押し返した。
ガルマは癖である指で自分の髪をくるくるとこねる。
「兄上にはすごく可愛がってもらった。ゼナも時々ここに来てくれて私は嬉しい」
兄ドズルは生粋の武人だった。
その兄に嫁したゼナは士官学校の同期だった。
どちらも大切な人だったが、兄は戦死して今はいない。
友が愛する兄との間にもうけた子であるミネバは美しくも可愛らしい。
「今なら父上のお気持ちがわかる、そんな気がする」
泣いて兵隊になるなと自分を止めた父を理解すると、目の前で紅茶の支度をしたシャリア・ブルに語った。
「まあだが、ミネバのおかげで私は父上にあれこれと咎められたり呼び出されたりすることも少なくなった。おかげで研究に没頭できるのだけどね」
重すぎた末子への愛情は、今は息子の子供に注がれていると。
「ドズル大将には遠目でしかお会いしたことがありませんが、威風堂々とした方と感じておりました」
「大きな方だから目立って見えただろう」
木星帰りの男は地球侵攻前からジオンの生命線を守る仕事についていた。
遠く離れた深宇宙への入り口程度の場所ではあるが、木星への燃料確保の旅はジオンからは行って帰って2年の道のり。
戦争に向かう故郷の情報を聞きながら、戻った途端にギレン・ザビ総帥の招聘に預かり、キシリア機関に身をおいた。
その苛まれる板挟みの中でシャア大佐に出会い戦争の中へと入っていった。
「私もドズル大将閣下のご指導を頂きたかったものです」
シャアとの運命的出会いがなければ、本気でそう考えたと続けた。
手元のティーカップの縁をネイルも美しい指先が触れる。
ロココ調の四足ローテーブルの前、ガルマは足を組み直すと少しの笑みを見せた。
「ギレン総帥はそんな恐ろしい方じゃあないよ、それに姉上だってお優しいところを持っていらっしゃる。……シャリア・ブル、今日は紅茶の話をしに来たのかい」
聞きたいことと違う。
言いたいことへの道が長い。
ガルマのほうが堰を切った
「見つかったのだってね、赤いヤツ」
「お耳が早い」
天井の高い博物館の一角のような部屋。
白亜のテーブルの上に浮かぶティーカップ。
シャリア・ブルが用意した紅茶にガルマは上機嫌な声を聞かせていたていた。
「君は出世したのにアイツを探す仕事で忙しいとかって、でもアイツは乗ってなかったんだろう」
「まったくです残念なことに」
「でもって軍の最高機密もなくしたと……それで私のところに来たと」
「端的に言えばそういうことです」
攻め立てるでもない言い方にシャリア・ブルも「ごもっとも」というように返事する。
面前のガルマはつまらなそうな吐息。
「正直に言おう。私はね、君のことそれほど好きじゃあないんだけど」
それは薄々感じていた。
戦時、常にシャアと共にいたシャリア・ブル。
士官学校の同期のガルマ。
互いの背景を語り合いたいという歳でもない。
「ガルマ様、私が今日ここに来たのは「例のもの」を借り受けたいからです」
好意を持たれていない相手に、貸してほしいものがあるという淡々とした口調。
ガルマは紫の目を輝かせた。
「君も耳が早いな。あれがほしいのか」
いつもなら、物乞いのように兄と姉への仲裁を頼むと「引き出物」運ぶもの達を蔑むガルマだが、シャリア・ブルの申し出に心を踊らせていた。
好意無しと行ったのに、そんな次元の話をしに来たのではないと跳ね除けられた。
それがどこか心地よい。
「アステロイドベルトを管理しているマハラジャ・カーンがね……彼はギレン総帥とあまり仲が良くないのは知っているかい」
「ええ、地球侵攻の戦略に関する意見の相違ですよね。公王陛下はできる限り穏健にことを終わらせたかった方、ギレン総帥のように是が非でも「武」で制したいという考えに反対していらっしゃったと聞いています」
「言い過ぎだ。だが聞き流そう」
ギレン総帥のやり方は血を流しすぎる。
辣腕過ぎてついていけないという難色を示した保守派は戦後憂き目にあっていた。
戦争に勝った故に、彼を支持しなかったものは日陰を歩き続けている。
この路線から「子供たちのためにも」這い上がりたいと考えるジオン貴族が多くいるのは確かなことだ。
「とにかくだ、そのマハラジャ・カーンが私に兄上との仲裁のために持ってきたものがあるのだけど……君が欲するとはね」
「是非ともお借りしたいのです。ゼクノヴァを引き起こすために」
驚きの言葉。
「はぁ……………危険な思想だね」
そうは言いつつも笑顔を隠せないガルマ。
ゼクノヴァとは何かを探りもせず禁忌とてしいる軍が気に入らない。
だが星を半壊させたあれを、もう一度と願う者などいない今、科学者ガルマにとってこれほど興味を引く発言はなかった。
「ゼクノヴァの果てを知るためには2機のオメガサイコミュ機が必要です」
「それはわかった、それで結果シャアが戻ってきたりするのかな」
互いに因縁のある相手、帰還の望まれる存在。
「結果はわかりかねますが、私はその「先」が見たいのです」
光の先。
シャリア・ブルは顎髭を指でなでながら思い出していた。
盗られたクアックスをオメガサイコミュまで持っていった彼女は通信で言っていた
「キラキラ」
その先に大佐は進んだという記憶。
おそらく悪い笑みを浮かべていたであろうシャリア・ブル。
同じく暗い思案の中で良い笑みを浮かべているガルマ、互いに目を合わせて出た言葉は同じだった。
「面白い」
「アレって地球からきた技術者じゃないの?」
ソドンブリッジでソドン艦の右足側ハッチが開かれ搬入作業に入っている。
港の無重力区画から引っ張り出されたコンベアに、次々と乗せられる荷物を見ていた。
ビニール梱包のそれを前に前に声を上げているのは金髪も美しい白衣の女性。
「あれって……」
「元北米大陸の大統領令嬢イセリナ・エッシェンバッハ。ガルマ・ザビの奥さんね」
ラシット艦長は手元のモニターをいじって拡大して見ている。
イセリナ・エッシェンバッハ。
戦時中に北米大陸大統領だった父親の元から、ガルマへの愛に燃えて駆け落ち同然でジオンまでやってきたお嬢様。
戦時中だったからこそ個別の案件であるそれに騒いではいられなかったが、今となっては貴重な地球との架け橋でもある。
ガルマ・ザビがジオン北米部隊から「退役」ではなく「除隊」となったのはこれのせいだとも言われている。
それが公に発された無わけではないが、苦々しく思った軍人も少なからずいたのだ。
「結婚するから辞めますとかさ」
いうなれば上流階級がやっちまった愛の逃避行。
戦時中なのに愛のために駆け抜けた苦労知らずのお嬢様。
なんの罰もなくジオンで科学者として働いているのは気に入らない。
「きれいな人ですね」
イライラを隠せないラシットより前、ブリッジグラスに張り付きのコモリ少尉は手持ちのパッドで拡大して見ている。
「ところであれってMS? なんですかね」
下で運ばれる部品達の中、前方からくる機体はかなり大きい。
白に紫に所々目にザビ家専用機のような細かなモールド、ずいぶんと高貴なカラーをまとった機体はブリッジ要員ならずとも目を引くもの。
「あれはMS、キューベレイだよ」
「中佐!」
いつの間にか自分の後ろにたっていたシャリア・ブルにコモリ少尉は飛び上がってしまう。
「もう、びっくりしましたよ。ニュータイプってこれだから」
「あれ、いただけたんですか?」
ラシット艦長の顔は曇ったまま。
貰い物にしては物騒だ。
「貸してもらっただけですよ」
涼しい顔。
ラシット艦長にはそれが苛立ちの元にもなる。
オペレーター達は新しく入った機体をデータ登録という方法で読み上げていた
「アクシズで作られた新型MS、型式番号AMX-Ω004キューベェレイ(QUUUUUUBELIY)」
「クァックスの真似してます? この機体」
登録表記にコモリは吹き出していた。
「アクシズの方々も必死なのだよ、これを価値あるものと見られなくては困るからね」
価値。
オメガサイコミュを扱える機体は希少で価値あるもの。
だから GQuuuuuuXと対なる機体とでも称したい気持ちの現われに苦笑いを浮かべるが、これがなければ光の果にはまだ届かないのかもしれない。
先を行くために。
「今度は……私が乗ってみようかな」
エグザべ・オリベが呆然と見つめる機体にシャリア・ブルも興味を示していた。
見てみたい「キラキラ」とそれが「あの時」のものなのかを知りたい。
ソドン艦は出向へ向けて忙しい時に入っていた。
「預けてしまってよかったのですか」
イセリナ・エッシェンバッハとガルマ・ザビはカーテンのなびくスイート・ルームで出港していくソドンの後ろ姿をモニターで見ていた。
「あれのデータはもう取ってある。機体を扱えるものなどここにはいないから。ちょうどいい」
「ここでも作れますしね」
「ああ、でも物は使えてこその物」
研究施設であるここではMSを乗り回したいというものは少ない、むしろエクストラ番地の方がそういうことには熱心だ。
データがあればフラナガン機関改スクールの方で解析を進ませ新しいMSにもいかされる、だろうが。
「でもすぐには渡さないのでしょう、データ」
「ああ戦争や政争は兄上と姉上にまかせておけば良い。科学者として見たいのはもっとその先の世界だ」
シャンパングラスを片手に窓外を見るガルマの悪い笑みはイセリナに言う。
「ゼクノヴァの果て、シャアは戻って来るかな。戻って私を殺しに来るかな」
笑みの向う側にある「遠因なる復讐」
士官学校時代にあった濃厚な噂の2人、シャアとガルマ。
イセリナは子供のような嫉妬は見せず、そっとガルマに寄り添う。
「だとしても私が貴女を守りますわ」
テーブルに映る新たなサイコミの図式。
思案絡まる物語は始まったばかりだった。
ガルマを女性にしたのは私なりの反抗だと思います。
今まで宇宙世紀の壁を登れなかった者として、新しいガンダムを書くならという
なんとなくですが壁をぶち壊したカラーの方針に準じた形にしたかったのです。
新しいガンダムはカラーと庵野さんのネームバリューがなければ作られなかったのだろうという嫉妬です。
ただの監督ではサンライズはこんな企画許さなかっただろうという妄想。
でも映画すごく楽しくて、枯れていく宇宙世紀に新しい水を注いだと思います。
感謝。
テレビ放送が待ち遠しいです。