忌み子乱世   作:南無兄さん

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初めまして、南無兄さんです。
クッソレベルの低い文章で妄想を垂れ流しておりますが何卒、温かい目で見守ってやってください


プロローグ

我々のいる現代から遠く離れた未来ーー人類のなかに超能力を目覚めさせるものたちが現れた………

超能力といってもスプーン曲げなどのマジックのようなものではない。物を触れずに動かしたり透明になったりと種も仕掛けもない正真正銘の超能力である。

 

最初は神の奇跡だの地球温暖化による環境変化が原因だの超能力発現の話題で世間はもちきりとなった。

 

だがそれも長くは続かなかった。

 

超能力ブームが廃った?逆だ。流行りすぎたのだ。

 

そう、最初は世界でほんの数人が使えた超能力がまるで伝染病のごとく世界各国に広まっていたのだ。

そして超能力は世界に広まるごとに超能力自体も強くなっていった……

物を触れずに動かす能力は車を軽々と持ち上げてしまえるようになったり

一瞬しかなれなかった透明になる能力も何分間も透明になれる者が現れ犯罪に使用されるようになった。

 

これにより世間の超能力による注目は超能力の発現方法ではなく「超能力、超能力者の危険性」へと移っていった。

とどまることを知らない超能力者と超能力による犯罪の増加、超能力自体の進化に世界各国の首脳達は頭を抱えた。

 

そして遂に決断した。

 

 

 

ーー超能力者は人類の敵排除すべきーー、と。

 

 

その決定に超能力者達は猛抗議したが聞き入られず政府による『魔女狩り』なるものが行われた。

超能力者は老若男女問わず排除する……もはやただの虐殺でしかなかった。

 

『魔女狩り』によって世界各国の超能力者延べ350万人が殺された。政府は「世界平和統制機構」なるものを作り、新たな超能力者に対して対抗するべく『機装』とゆう画期的な兵器を開発、後の世界統制に大きく役立つことになった。ちなみに『機装』というのは『零式』から『百八式』までがありそれぞれに固有の名前がーー

 

「なげぇえええええええんだよ!」

普段は小鳥のさえずりと川のせせらぎしか聞こえないような静かな森に不釣り合いな怒声が響く。

この少年が『ロト』である。

「うるっさいわよぉぉおおおおおお!!!!」

普段は(ry この可愛らしい見かけとは相反してロト以上に怒声を張り上げている少女が『トウカ』である。

一応言っておくが女性である。

 

「うるさいわねぇ!せっかく久々に森の外に出られるからこっちはウキウキしてんの!あんまり怒らせないでよね!」

そういいながらトウカはせっせと荷物をまとめている。

「いやだってよぉこの本ホント死ぬほどなげぇんだから仕方ねぇだろ?」対してめんどくさそうに椅子に腰掛けながら分厚い本を手にしているロト。

「そりゃ長いでしょ、伝記なんだから………ってこれ一体いつの本よ……すごく風化してて埃もひどいし…」

ロトの持っていた本を半ば奪い取る形で手に持つトウカ。トウカが軽くページをめくるだけですさまじい量の埃が舞う。

「それはだなー……あー30世紀ごろの本だな確か。貴重だから壊すなよ?」

「そりゃ30世紀ごろの本なんて最近の事書いてないしあてにならないじゃない……え?30世紀?」

ロトがあっさりと口にした言葉にビシッと音をたてて固まるトウカ。

「おう30世紀だ。確かな。まぁいわゆる隠し資産?っつーの?困ったときにゃソイツを売「バカ言うんじゃないわよぉぉぉぉぉぉぉおおお!!!!」

本日三度目の絶叫である。おそらく今日最高の。

「っあーー……うるせーなぁもう…」

耳を抑えながら不満げな顔をするロトだがそんなロトに目もくれず

「ささss30世紀よ!?今はえーと…80世紀だから……50世紀も前の超超超お宝じゃない!それをあんた何漫画でも読むようなノリで素手で読み漁ってんのよバカじゃないの!?」唾がロトの顔飛ぶのもお構い無しに説教を半狂乱のまま続けるトウカ。心なしか目がイってる。

 

「だから今まで大切にとっといたんだよ……」

これまためんどくさそうにロトが答える。

「いやいやあんた……なんでそんな冷静にいられるのよ……とにかく!これは今日町に出るときに売ってお金にしましょう!そうすればあんなことやらこんなことも………ウフフ…」

いつもならありえないテンションで騒ぎまくり皮算用を始めるトウカ。

しばらくその様子を黙ってみていたロトだが何かに気づき優しい笑顔でトウカに話しかけた。

「トウカ。」

「な、何よあんたもなんか欲しいものでもあるの?大丈夫よ!これがあればなんでm「まぁ落ち着けよ。あぁ後お前の怪力にはなんだかんだでいっつも助けられてるな…感謝するよ。」

普段の気だるいイメージとはうってかわって優しい笑顔で語りかけるロトに驚き少し冷静になるトウカ。

「何よ急に……まぁ、感謝されて悪い気はしないわね、どういたしまして?」

そして再び語りかけるロト。

「トウカ……そう、その怪力にな……フッ」

「わかったわよ…そんなに感謝してもなにもでない………」

そして何かに気づいたトウカ。

 

トウカの手にあったお宝は無惨な紙切れに変貌していた。

「さて、面白いもんも見たし、行くか!」

と最高の笑顔で言うロトと

「嘘ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

本日四度目、恐らくトウカの今まで人生最高の怒声…悲鳴が森に響いた………

 

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