チート乙…とはこのことか!   作:celestial

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主人公ステータスの方に備考をつけさせて頂きました。



姐さんカッケェ…慎二?驚きまくりですが何か?

 

『………おうふ』

 

ソラはそう言ってため息をついた。

家に帰ったら、女海賊がいた。

何を言っているかわからないと思うが、僕もわけがわからなかった。

姿を変える魔術とか、認識阻害みたいなチャチなものじゃ断じてない、もっと恐ろしいものの片鱗を…

 

 

…現実逃避はやめるんだ、ソラ…

 

逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ………

 

某エヴァンゲリオンのパイロット並みに自分に言い聞かせるソラ。

だが、現代で女海賊といったらコスプレか…もしくは、

 

『サーヴァント?』

 

「あんたもサーヴァントかい?」

 

女海賊は快活に笑う。

所謂、姐さんに近いイメージだ。

しいなやイリアに近い感じ?

 

『うん。クラスはディセンダー。サクラのサーヴァントだよ』

 

「サクラ?慎二の妹かい?」

 

それに頷くと、女海賊は慎二のサーヴァントだと言った。

海賊と言ったら、船に乗ったり武器で戦ったりするのだろう。

結構なクラス適性を持っていそうだ。

 

「あたしはライダーさ。慎二に喚ばれてねェ」

 

『あー…』

 

サーヴァントは触媒か相性によって召喚される。

ソラは自分から召喚されに行ったが、ライダーは…相性召喚、だろうか?

 

ソラはまだライダーという人物を知らないが、完全なる偏見で言うならば、意固地で子供っぽい弟と、快活で豪快な姉に近いか。

 

「ライダー!!何サーヴァントだって話してるんだよ!?」

 

ライダーと話していると、ライダーのマスター…慎二が怒鳴り込んできた。

 

「何怒ってるんだい慎二?同じサーヴァント同士、しかも兄妹に仕えるサーヴァントだよ?少し位世間話する位はね?」

 

「サーヴァント!?コイツが!?」

 

あ、そう言えばそろそろ言おうと思って忘れてたなテヘペロ☆

 

 

『間桐家メイドとは仮の姿!』

 

バンッ!

と辺りが暗くなり、ソラにスポットが当たった。

反対側を向いている。

 

『その正体は……』

 

クルッ、と慎二とライダーに向けて(ライダーはすでに知っているが)振り向く。

 

『一応?イレギュラーっぽいサーヴァントなのだ!』

 

ジャジャーン!という効果音が似合いそうなポーズを決め、更にキラッ☆という擬音がよく似合うウインクも決めて見せた。

 

「イレギュラーサーヴァント!?マスターは誰だよ!?」

 

『もちろん、僕の可愛いマスターは…』

 

ソラがドヤ顔で答えようとすると、

 

「兄さんたち、集まって何やってるんですか?」

 

…当事者本人である桜がやってきた。

 

「さ、桜!こいつサーヴァントだって言ってるぞ!?メイドって言ってたけど大丈夫なのかよ!!」

 

桜は慎二の形相に一瞬固まったがすぐに、

 

「ああ、大丈夫ですよ。ソラさんは私のサーヴァントですから」

 

「………………………は?」

 

慎二が今度は固まった。

今、慎二の脳内は、

 

え、桜のサーヴァント?マジ?何それ、オイシイノ…?

アハハハハハハ…

 

という感じで、ドラクエの混乱状態のようにひよこがピヨピヨと飛んでいる。

 

『慎二ー、慎二……駄目だ、固まってる……』

 

慎二の目の前でソラが何度か手を振るが、肩を竦めた。

やれやれだぜ…とでも言いたげだ。

 

「兄さーん…」

 

桜も心配なのか、肩を揺すぶるが反応/ZERO。

 

「慎二ィ、あんた大丈夫かい?」

 

ライダーが慎二をぶんぶんと振り回すと、

 

「ファッ!?」

 

やっと空想状態から解放されたようだった。

 

『ま、これからもメイドとしては働くからよろしくね、慎二様☆』

 

ニッ、とメイドとして働いていた時にはあまり見せることのなかった向日葵のような笑顔で慎二の肩を叩いた。

 

ちなみに、その後慎二はソラに様付けはいいと言い出したので、

自らのサーヴァントと付き合っていくうちに、多少考え方を変えたのかな…と桜と臓硯、ソラやキャスターは生暖かい目で慎二を見ていた。

 





姐さんのしゃべり方難しいぜ…

もう一回extraからやるべきか…?
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