題名通り、某神父が出ます。
結構無理矢理、かも?
慎二がライダーを召喚して、かなり間桐がサーヴァント保有数を増やした。
もちろん、その事は知られていないだろうが、ふと思い出したのだ。
――教会に行ってなくね?
と。
ヤベェ、と思ったのはその時だった。
結構殺りあっちゃったぜ☆
「い、今からでもいった方がよくないか?」
「そうじゃのぅ……」
という事で、
ソラ、桜、ライダー、慎二、臓硯、キャスターで行く事になった。
キャスターのマスターがソラである事はバレたら結構アレなので、臓硯に仮マスターとして誤魔化してもらおう、という訳だ。
過去にあったのであろう令呪を形のみ作り上げ、一見では確実にバレない代物になっていた。
『たのもー!!』
教会の扉をソラが開けた。
重苦しい雰囲気が漂い、聖なる場所とはかけ離れたイメージを思わせる教会だ。
ソラの声を聞いたのか、奥からカソックを纏った神父が現れ、ソラたちを視界に入れた瞬間、
「し、師匠……!?」
神父がそう呟いた。
『僕の弟子、神父1号!!』
「え?どういう事?」
二人の関係がわからず、頭に?を浮かべる間桐陣営。
それを悟ったのか、ソラは語り始めた。
□□□
あれは、天気の良い日の事だった。
ソラは町をだらだらと探索し、そこで見つけたのだ――
泰山、という恐るべき店を!
ソラはルミナシアでもよくマーボードウフやマーボーカレー、マーボーパンをつくって食べていた程のマーボーマニア。
そんなソラが、その店に入らない訳がなかった。
店に入った途端、漂うマーボーの香り。
辛味に特化した、ある意味究極進化を遂げたマーボー。
『麻婆豆腐を一つ、超激辛で』
注文し、数分後に現れたのは真っ赤を越えていっそ黒みを帯びた赤…という麻婆豆腐。
豆腐さえも白は残っておらず、普通の人ならのたうち回るレベルの辛さだ。
『………ゴクリ』
さすがのマーボーマニアも一瞬怖じ気付く。
これまで、色んな修羅場を越えてきたが、これもまた修羅場の一つに入るだろう。
だが、同時に高揚感さえ感じるのは何故だろうか――
『……いただきます』
麻婆豆腐に口を付けた。
『〜〜〜〜〜〜ッ!!』
辛い。
しかし、旨い。
まさに、この世全ての辛味というのが相応しい。
が、
『まだまだだね……!』
某王子様のような台詞を言って七味を手に取った。
それを麻婆豆腐に掛け、
『麻婆豆腐……俺様の美技に酔いな!』
食べ始めた。
泰山にいた客の心境は間違いなく、
「「「!?」」」
だろう。
只でさえ辛い泰山の麻婆豆腐に、七味を掛ける…神をも恐れぬ所業。
しかも、(外見上は)まだ中学生位の少女が、だ。
もう周りは匂いだけでも倒れそうだったが、何とかそれを堪えてソラが食べる様子を見守っていた。
数分後、
カラン…という音が静かに店内に響き渡った。
それは、ソラが麻婆豆腐を完食した証。
この世全ての辛味に打ち勝った、勝利の証。
「「「わぁああぁああああーっ!!!」」」
一斉に店内が沸き立った。
客や、店員さえもソラが麻婆豆腐と戦う姿を見守っていたのだ。
大歓声が辺りを包む。
「……これは何の騒ぎだ?」
そんな時に入ってきたのが言峰だった。
いつもはわりかし静かな(あまりの辛さに叫ぶ者がいなければ)泰山が大騒ぎしている事に不思議に思ったのだろう。
店長に問い、激辛麻婆豆腐+七味を食べきった少女がいる事に驚愕した後、
『自作マーボーを作った。感想を聞かせてはくれないかな?』
ソラが手早く取り出した麻婆豆腐を食べて言峰は直感した。
この少女は麻婆豆腐の神だ、と。
マーボードウフだけではなく、マーボーカレーやマーボーパン…一見邪道に見える物も綺麗に作り上げたソラは、いまや泰山では言峰の発祥によって麻婆豆腐の神扱いだ。
だが、さすがに神は恥ずかしいとソラが告げると言峰は師匠、という呼び名に変えたようだった。
そんなこんなで、師匠と弟子になってます☆
□□□
というのがソラの説明だった。
それを聞いた途端、全員の頭に浮かんだのは、
「「「「(なんだそりゃあ………)」」」」
だった。
登録は結構簡単に済んだのでスルーしておく。
ソラが帰る前、おみやげとして持ってきた麻婆豆腐に、言峰は大喜び(死んだ目で)していたが、
某槍の英霊と某原初の英霊がgkbrしていたのはまた別の話。
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大学受験って大変ですね…
あ、ストレスのせいか腹痛が…