学校が…大学の受験が…
受験が迫ってきた( ;∀;)
前回までのあらすじ!
桜→ソラのマスター
ソラ→キャスターのマスター
キャスター→ソラのサーヴァント及び自称良妻。
という面倒(ry
げふん。
わかりにくいにも程がある状況になってしまった間桐家!
果たして、間桐はこの修羅場っぽい状態を何とか出来るのか!
そして、キャスターは某狐巫女とのキャラ被りを回避出来るのか!?
□□□
「さてと…桜の令呪をどうしようかの」
「召喚しちゃいます?」
「そうじゃの……」
桜の令呪を見ながら三人は考えた。
すでにこの陣営にはサーヴァントが二人いる。
まぁ、一人は完全なイレギュラーサーヴァントだが。
『お昼をお持ちしました〜』
「ソラさん、ご苦労様です」
そのイレギュラーサーヴァントはメイドが板に付きすぎてもはやサーヴァント…だよね?みたいな感じになっているが。
『今日はBLTサンドと海老のサラダ、オニオンスープです〜。お好みでクッキーもあります』
「……旦那様に料理で負けた…」
ちなみに、キャスターも自称妻らしく料理を作ろうとしたのだが、出来たのは…
何かドロドロしたスープと、何処ぞの鮮血魔嬢程ではないが形容し難いダークマター。
その時をソラはこう語る。
『僕も腹に槍ぶっ刺さったりして死にそうになる事はあったけど…キャスターの料理…あれもうトラウマだよ』
食べた瞬間、身体中の細胞が逆さまになってアサシンダンスを踊ったかのような、吐くという工程をすっ飛ばした恐ろしい料理だった。
つまりは、かなりのメシマズだという事だ。
ソラはその事を思い出したくないのか、目を反らす。
「そういえば、コマーシャルで見たんですけど……」
それを悟ったのか、桜が話を変えた。
桜の言うコマーシャルが丁度よく流れてきたので、全員がテレビに注目する。
――――――――――――――
「もう私、聖杯戦争なんてやりたくないわ!」
「ジェニファー…そんな君にはこれだ!」
「マイケル!それは偽臣の書ね!」
偽臣の書モニター喜びの声
Aさん「これを持ってから彼女が一週間出来るわ、宝くじが7等当たるわもう最高です!」
「こんな偽臣の書が何とお手頃価格のニキュッパでお買い上げ頂けます!お電話は0×-××××-××××まで!」
――――――――――――――
「「お、おぉ………」」
偽臣の書が販売されている…だと?
「これ、一般人にバレるんじゃ…?」
「いえ、一応魔術プロテクトで一般人の方々には見えていないそうです」
『偽臣の書か〜…でもステータス下がるみたいだし……サクラの令呪って移植出来ないの?』
「移植?腕ごとか?」
『違う違う。何というか…令呪の能力だけを写しとってそれを移植するみたいな』
つまり、桜の令呪の力を吸いとり何か代わりのものを媒介とする事で令呪の力を切り離す。
その媒介を身体に馴染ませれば、令呪そのものの力を発揮出来るようになるだろう。
「あー、なるほど…でも、たぶんそれ兄さんになりますよね?」
「まぁ……そうなるじゃろうな」
桜は少し考え込み、
「とりあえず兄さんが令呪を望むかどうかは別にしておいて、先に令呪を切り離してしまいませんか?」
と言った。
『それなら、媒介になりそうなものを適当に持ってくるよ』
「任せたぞ」
そんなこんなで、令呪切り離し☆大作戦は始まった。
ちなみに、偽臣の書はお得だとこっそり購入していたが恐らく使う事はないだろう。
□□□
「よし、まずは令呪の力を吸収してしまおう」
手術は始まった。
臓硯が取り出したのは、吸収の効果を持つ蟲だ。
と言っても、以前のように極悪そうな鋭い牙を持った蟲ではなく、完全リニューアルされ丸っこい形に、ぴょこんと立っている尾とつぶらな瞳…と萌えキャラのような姿になっているが。
「――――――」
蟲の力を作動させた。
上流から下流に水が流れるかのように、ぐんぐんと令呪の色が薄くなり力を失っていく。
「――――――」
蟲が限界ギリギリまで令呪の力を吸い込んだと同時に、令呪はその色を完全な灰色になった。
説明するならば、シュークリームにストローを突き刺し中のクリームだけを食べシュークリームの殻自体は残っている…と言う感じか。
「……よし、後は媒介に移すだけじゃ」
何故蟲のままにしないのか?
それは、蟲に限界が来るからだ。
いくら改造された強化蟲だと言えども、令呪の力に耐えられる程頑強ではない。
むしろ、この蟲はよくもった方だろう。
蟲から媒介に吸いとった力を写していく。
ちなみに用意した媒介は、タトゥーだ。
海賊の旗を思わせる、バッテンマークの付いたタトゥーに吸収した力を写し終わったのを確認する。
「よし、これで完了じゃ」
『サクラ、身体に変化は?』
「大丈夫です」
桜の身体に一応回復魔術をかけ、変化がおきないか確認する。
後は、タトゥーをとりあえず保管する為に、キャスター特製のプロテクトがかかった箱に入れた。。
後は慎二が聖杯戦争に出る事を望むかどうかだ。
「なら、儂が慎二に聞いておこうかの…」
「お願いします、お爺様」
慎二は桜が魔力持ちである事に嫉妬している。
その桜に聖杯戦争に出たいか、などと聞かれても神経を逆撫でするような物だろう。
部屋から臓硯が出ていくのを見送り――
「よし、今日は世界まる見えを見ましょう!」
『サクラもわかってるねぇ!僕も世界まる見え派だよ!後は月曜から夜ふかしも忘れちゃ駄目だよね!』
テレビの前に二人でかじりついた。
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疲れたよ、パトラッシュ…
ガクッ…