ワカメの出番はないです。
主人公が若干……
『trick or treat!』
笑顔でそう言うソラは何故か、全身ひよこスーツを着ていた。
そう言って、キャスターに手を差し出す。
「ああ、ハロウィンね。ならこれを…」
『!?』
渡されたのは、カップケーキ(らしきもの)だった。
何故か黒く焼け焦げ、蛇の尻尾のようなものが…
『あ、ありがとー(苦笑い』
そう言って、カップケーキをしまう。
さすがに、善意(?)を無下には出来ん…といってひよこスーツのソラは退散した。
『次は……』
ピンッ、ととある人物を思い出しその人の元に向かう。
『trick or treat!』
向かったのは臓硯の所だった。
確か朝から、チョコの仕込みをしていたはずだ。
孫バカにも程があるぜ……
臓硯がいるだろう厨房のドアを開けた瞬間、ソラは鼻血を吹き出した。
『ブッ!』
「ソラ!?」
『サクラ、僕の好みドストライクだよ………』
ガクッ
「ソラっ……!?」
ソラが鼻血を吹き出したのは、桜の仮装を見てだ。
インキュバスを思わせるエロ…げふん、蠱惑的な衣装にぴょこんとした尻尾……
ヤベェ、これは…
ゴクリ、とソラが生唾を飲み込んだ。
襲ってくれっていう奴だよね?
今こそ僕のビーストを解放させる時が来たんだよね?
いいですとも!
ルパンダイブを……
『へぶらっ!?』
「全部口に出てる!」
ソラは桜の強烈なハリセンに沈んだ。
dead end
『いや待て!そんな簡単にdead endに行ってたまるか!ぽんぽんいくのは某正義の味方系主人公だけでいい!』
▽ソラは ふっかつ した!
「そんな!?私のハリセンに耐えるなんて………」
「ほれほれ。芝居はそこまでにせぬか。儂特製のタルトじゃぞ」
『「キター!」』
苺のタルト!
メシウマ臓硯…キャラ被りか?
僕も料理は上手い(設定)なのに……
『ギリリ………』
「えっ、何で睨み付けられてるの儂!?」
どうせ僕はかなり偏った料理ですよーだ!
『あ、そうだ』
確か、ロックスから習った料理があったな。
えっと…チョコケーキとか。
持ってきておいてよかった〜。
ククク……あれで料理上手キャラを奪い返してやるぜ(* ̄ー ̄)
『ククク………』
「ソラ、trick or treat!」
『ひゃっ!?あ、はいコレ………!?』
渡そうとした所で気付く。
ヤベェ…
WA・SU・RE・TA…
『orz………』
「えっと…もしかして、お菓子持ってないの?」
『う………』
「ん?ソラ、それは…」
臓硯が指差したのは、小さなラッピングされた袋。
淡いピンクに桜が舞う、可愛らしい袋と…ドデカイ蟲の絵が書かれた袋、紺色の魔方陣が書かれた袋、ワカメが書かれた袋…かなり偏った絵の袋だ。
『あー……』
「え、お菓子…だよね?」
『いや…ちょっと失敗しちゃって…だけど捨てんのももったいないなぁ……って』
ソラは顔を真っ赤に染めながら言う。
つまり、結局どうするのか悩んでいたら持っていた事がバレたという訳だ。
「…………」
『え、ちょ…失敗作だよ!?』
桜は淡いピンクの袋を手に取ると、中からお菓子を取り出す。
入っていたのは、幾つかのクッキーと小さなマカロンだった。
「うん、美味しい」
『〜〜〜!?僕は、攻めっぽい性格なのにぃ〜〜〜っ!!』
キュン、ときた自分が恥ずかしかったのか、ソラはサーヴァントの身体能力をフルに使ってその場から駆け出した。
ちなみに、ソラのお菓子はちゃんと配っておきました☆
「僕の出番がない……だと…?それに、ワカメ味のクッキーとマカロンって何だよ!?」
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パロディーで小説やりたいです。