不遇水魔法使いの禁忌術式サーシャと死に戻りの時計 作:何処にでもある
シープ達の治療と別視点。
「え、これ食べたらもどれるの?」
「酷く複雑で正確な手順が必要だけどね」
「お嬢様…良いのですか?とても…とても貴重なのでは?」
「うん。また手に入る機会はありそうって気づけたから」
「…貸し1よ!そのくらいないと天秤は傾いたままだし!」
「では僕の方からも…より一層この身をお捧げさせて頂きます」
「ついに言ったわねヘル?…まぁ、お世話になるし多少はおめこぼししてあげる」
「じゃあ外出てやるよー」
(いやー、念の為に死亡を前提とした10分間だけの時間の研究をしてて良かったよ。おかげで『貸与(劣)』が具体的にどういう劣化をしたのかが分かったんだし。土地は月齢や太陽位置、水は混合物と光量、空気は比率、熱だって、全てが時間に深く関係してたんだから)
そんな訳で、森林の深淵から帰った夜。丁度新月なのも相まってシープ達の治療の用意が整った。
初めは不老とかなんとか夢を見ていたサーシャと俺だったんだけど、この世界の時間の仕組みが判明する度に真顔になっていった。
(要は飴が消えなければ良いなら、死に戻る前提で実験する。痛かったけど、我ながら冴えた方法だった……この知識もなくただ飴玉と劣化した『貸与』で治療とか、今だと寒気がする考えだった)
今日に至るまでの間、折衷案として死ねば最大10分間時間を巻き戻せる俺の固有魔法を利用し、時間の性質を可能な限り紐解く羽目になったくらいだからな。
今じゃあ危険物を見る目で時間を取り扱ってるぞ。
「先ずは治療室でお互いに全裸になる。空気中の魔力は抜き取るから、ちょっと息苦しくなるよ。出来れば全身の毛も脱毛したいけど…そこは私の方でなんとかするから端折るね?」
「寮のうらがわに最近できたこれ、サーシャが作った物だったのね。けっこうガチね?」
「この時代に大魔法さながらの事をするとは…MMでは無理なのですか?」
「あると面倒だから私の以外は外にどかしてて。出来る限り属性と魔力の無い空間を作りたいから、体内の残った魔力も出来るだけ使い切ること。お手洗いも先に済ませること」
「いろけもなにもないわ…」
「サーシャお嬢様が白衣を着てるのも相まって、神殿で治療を受けてる気分です…」
「治療なんだよ。奇跡も魔法も最小限じゃないと失敗する治療。時間っていうのは物理現象だからね、適切な扱いも魔法を排除する必要がある」
(さーて、錬金学の授業で用意した密閉した治療室…学園で一番魔力がないのは魔法使いのいない夜の外だ。二重構造も材質の魔力を抜き取るのも大変だったんだから、成功させたいところだけど…)
最初は俺もサーシャも、時魔法と言うからには時間も魔法の産物だと勘違いしていた。
なにせ魔法は基本的に物質を生成するのが基本だ。四属性が分かりやすいな。
しかしこの固有魔法は違った。時魔法は、時間という物質を操るだけの魔法だったのだ。
「言われた通り、全裸になりました!」
「ヘル、ぜったい目を開けるんじゃないわよ?」
「勿論です!」
「サーシャはぬがないの?」
「私は治療室の上側に立つ。中に入る必要はないから脱がなくていいんだよ」
ガコッゴォォン…、
「空気中の魔力を排出開始…外からは見えない様に布で覆ってるし、魔法の研究の為立ち入り禁止の立て札は立てといた。新月中の、魂の時間が少ない間に終わらせよう」
(これで魔力的な要素は排除した。知ってる限りの安全策は取った。個体の時間が多くなる環境も整えた。短時間で出来る限りの用意はした筈だ)
そうして死に戻りながら集めた情報から理論を構築して検証を重ねた結果、魔法が一切関与してない「混合時間採取機」…機械が作れてしまった。SF始まったな。
約束が無かったら絶対にサーシャ研究放棄してたレベルで科学の領域だった。
最初に採取出来た時はすごかったなー。
サーシャとか「時代を一万年進めちゃったよ」って感じの梅干し顔になってたし、カーリーとか「…お前はどこに向かってるんだ?」って言ったからな。
俺もゲームより研究能力上がってない?って思ったもん。まぁゲームでも宇宙ステーションレベルの魔道具や水爆レベルの魔法くらいならバッドエンドで作ってたけどさ。
この時期に時魔法を科学で再現できちゃったのは流石にゲーム以上だと思うよ。
「私もまさか魔法の研究をしてたら物理の領域に踏み入れるなんて思ってなかったけど、同時に時魔法がどういう原理で時間を動かしてるのかの理解も深まった。この魔法は他の属性がない環境でこそ本領を発揮する」
「むずかしい話が始まったわ」
「奇遇ですね。魔法じゃないと言ってますが、僕にはサーシャが本物の魔法使いに見えてます」
「そもそも時間を動かして世界に時間を溢れさせる為の魔法と魂だし、その力を適切に扱うなら、当然当時の状況を再現する方がいい。本来の魂の持ち主では無い人間が純粋な時間への変換を行うなら、それが大前提になる」
「こんどは自分のせかいに入ったわ」
「恐らくどうやって僕達を治療するのかの説明です。神殿でもやってました」
「…よし、簡単に説明する。
時間には「純粋な時間」、「個体の時間」、「魂の時間」がある。
全ての存在はこの3つの時間を持っているが、その比率は極端である。
概念は純粋を、物体は魂を、生き物は個体の時間が主要となる。
時魔法はこの比率をある程度勝手に調律する力があり、アバウトに時間を扱える。
しかし極端な比率を変えることは出来ない。
ここ迄は分かる?」
「ねぇ、コレって理解しないといけないの?」
「シープお嬢様、裸で居る時間を短くしたい気持ちは解りますが、耐えてください」
「じゃあ結論だけ言う。今からやる治療はこの時間の比率が変わりかねない。寿命が極端に増えるし、体感速度もかなり変わるかもしれない。私のMMを使うから「不幸な事故」は起きないけど、今後に影響が出る可能性があるのは理解して」
「いいわ、やりなさい」
「覚悟は決めております」
(よし、最悪まだ生きてる方のローンをなんとか捕まえて治させる方向で……時魔法って見た目に反して地道なことの積み重ね過ぎるよね。完成度を求めると途端に難易度上がるとことかさ)
気持ちは分かる。一瞬で飴玉にしたり貸し借りしたり、死に戻ったり…分かる事が増える度に魔法がどれだけ楽な方法なのか実感するよ。
「じゃあ、1秒にも100万年にも感じるだろうけど耐えて。大丈夫、船酔いと二日酔いと眼精疲労が重なった感じになるだけだから」
「え、それは聞いて「時間飽和開始」
そしてサーシャは懐から時間を入れた特殊な小瓶を開けると、密閉した治療室に注いで空間に溶かしていく。時間を飽和させて、適切な時間を取り出し易くする為だ。
例の時間を採取する装置で採取した、時間が混ざりすぎて砂のような形態になったものだ。
「過程確認…魔力掌握、権限奪取、『貸与(劣)』起動…そろそろ飴玉を食べて」
「あむ…まだ何ともないけど…」
「がりがり…あ、何だか世界が歪んでるみたいなに…」
「時間分解…演算開始…『憑依(不完全)』、そして
『憑依』を態と失敗する形で使い、肉体に二つの魂が繋がる状態を形成。
魔力の属性付与を俺の魂でも出来る様にした上で、自分も魔法を扱える状態にする方法だ。
当然長時間の使用の負担はやばい。肉体が俺…リーロに近づくらしいからな。正確には中間になるらしいけど、実質同じだ。
だが、これをしてる間はサーシャとの会話が自由にやれる。
──それじゃあオペを始めよう。やる事は覚えてる?
(やる事は間違えないで計算するだけ。本来なら時魔法の持ち主の魂や肉体が勝手にやるのを自力で再現する。…全く、結局治療過程は本来の『貸与』を参考にするしかないなんてね。何事もそうなる理由はあるってことだ!)
ここは俺も頑張る所だな。シープの時間を取り出して空気中をコレで撹乱させて、シープの時間を増やしていく。兎に角8年の時間が足りないから、それだけ増やしてからヘルシングに入れないといけない。
イメージは綿飴だな。そこそこの綿飴をクルクル回して、分解されて一体化出来そうなやつを掬っていく。
時間を土地から持って来るのが難しいと分かったが故の妥協案だな。
混ざった時間を空間に溶け込ませて、そこからサーシャが良い感じに分解して粒にする。
そして俺が回収する。難しいのを時魔法を持つ俺が、簡単な方をサーシャがやる形だな。
ローンが出してた飴玉と綿飴の役割を、小規模だけど俺らで再現してる訳だ。
「…………」
(98.4.2.04.0.96+1.4%不可、96.9.1.1.2.9-0.1%不可……0.7.99.0.2-0.1許可)
時間の大きさは気にしない。優先するのは比率だ。0.7.99.0.3±0%の理想地に近いもの。人間の時間、特にヘルシングの時間だ。
マジで地道だし、環境が整ってて尚これしか出来ないのがもどかしい。
事前に仕分ける方法も考えたのだが、そっちは更に泥沼の研究過程になりそうだったから諦めた。
採取して封じてても周囲の時間と絡まって真っ暗な混合物になるし、同じ比率の時間が固まってくと他の物質に溶けちゃうんだよな。
奇跡的に「こうしたらこうなる」の積み重ねで時間を採取出来る装置が作れたけど、更なる発展には人手も設備も足りない。
(不可不可不可許可不可不可不可不可許可……)
5日、1日ちょっと、46日…サーシャが切り分けたものをすかさず拾って時間を多くしていく。
8年という時間の重みがどれだけ凄まじいか、判別するだけのサーシャに脂汗が出てきてる時点で相当なものだ。
俺は魂が時属性だからかさしたる負担はないが、本来の属性じゃない魔力を動かすのはかなり辛いものだ。
飽和した時間の中にいる二人も辛いだろうし、さっさと終わらせるのが全員の為になる。
そうして集めた時間を計算して5分。苦痛に満ちた時間が終わった。
──8年集まった!
「…!!!ヘルに渡して、それからまとめて時間を放出!解除解除解除、治療完了!二人とも終わった、今楽にする!」
ガコン!
時属性の魔力で時間を丸ごと外に放り出し、『憑依』やら機械類を停止する。
そしてすぐに上から二人のいる部屋に戻った。
「「……………」」
「様子は…成功。心做しか二人とも前より若い気がするけど許容範囲。…ほら、二人とも私の肩を掴んで。夜風に当たらないと治るものも治らない」
(ふぅ…良かった。眠いけど、最後まで面倒を見ないと)
そこに居たのは、少しだけ前よりも若々しい男女が居た。無事に終わって俺も嬉しいな。
喋れないほど疲労した二人を背負って、外に設置しておいた簡易ベッドに横たわらせる。
衣服は緩いものを着せて、濡らした布で身体を拭いていく。身体に力が入らないのか、二人とも座るのも辛そうだ。
「ぅ………」「………ぇ…」
「それなら…"
(…よし、森で出来る様になってて良かった。正常な状態にする奇跡、やっぱり使えると便利だね。表情が安らかになった)
楽になったからだろう。眠れない原因である酔いが無くなった途端眠ってしまった。
合わせて10分にも満たない治療だが、深淵探索の疲労と重なったことが原因みたいだった。
「…よし、後は私の方は…大丈夫かな、爪がいつもと違うだけだ。5分だけならこれだけで済む…と」
(後は二人を元の部屋…は3階登るのが面倒だからやめておくとして…私のベッドに寝かせるか。面倒だし川の字で寝よう。片付けは…)
サーシャは二人と「混合時間採取機」だけ片付けて寝た。
今日は試験と治療で大変だったからな。おやすみ、サーシャ。
side ダンテ・フォン・エンブレム
「おーすごい。魔物の王様になれる冠って訳か」
「…フラン先生、それはサーシャの戦利品です。生徒が頑張って取った物を壊さないでください。」
「わーてるわーてる。人を壊し屋みたいに言うなって…深淵の宝にしては構造が単純過ぎるし、解剖する程のものじゃない。焦んな」
「今日中に全学年の点数を付けるんですから、手早くお願いします。」
「はいはい、ダンテ先生はケチくさいねぇ…A組のサーシャか…94点にしとして。調査は良いけど危なっかしい。探窟者ならそれでも良いけどね、一年がやって良い振る舞いじゃない」
「…はい、異論はありません。そうしましょうか。」
ふと、肩に重みを感じて目線を向けました。
「…ごめんね、今は仕事中だから遊べないんだ。」
…パサパサ、
どうやら、私のMMが退屈のあまり遊ぼうと声をかけてきた様ですね。仕事中なので断りましたが…後でうんと遊んであげなければ。
「すみません、少し遅れましたね。では採点を続けましょう。」
「…堅っ苦しいなぁもぅ。あ、ここから最後まで30点。地図と魔物の名前も書いてないゴミだから」
「フラン先生、言い過ぎです。加点要素もしっかり見ていきましょう。」
「良いじゃんかもう終わりだし。俺は最低でも9時間寝たいんだよ。先生に助けられてない分の生存点で30!赤点回避できるし良いだろ」
「貴女という人は…わかりました。残り少ないですし、私がやっておきます。お疲れ様でした。」
フラン先生に礼をして、次の報告を確認します。
過去の記録から彼女の眠りの邪魔するのは不適切ですからね。
ここまで手伝って貰った以上、後は私がやった方が良いでしょう。
「い…、いやそこまでしなくていいって…あー分かった分かった、ちゃんとやるよ」
私が礼をすると、フラン先生は急に態度を変えて採点を再開しました。
「…またですか。」
ここ最近私が一人でやろうとすると、先生方はなぜかさっきまでの意見を撤回するんです。
私としては彼女達を刺激したくないのですが…何が有ったのでしょうか。
「ん?なんか言ったか?」
「いえ…フラン先生が最後まで一緒にやってくれるなら心強いです。もう少し一緒に頑張りましょう。」
「あ、いや、別に大した事じゃないから…さーてさっさと終わらせよう!」
大きく手足を動かして進み、絹のように白い髪をたなびかせるフラン先生に着いていきます。
「死人が化ける…か。誰の仕業か中々手掛かりが集まりませんね。」
「51…なんか言ったか?」
「いえ、異論はありません。そうしましょう。」
未だ殆どの人々が火か風の属性だった50年前、当時新しい属性である土の属性は迫害の対象でした。
その時代の魔法学園では、生徒で居たいが為に留年し続ける集団がいらっしゃいました。
その集団は全員が土属性で、卒業する時に全てを知った上で学園から出るのを拒んだ方々です。
当時の学園長はその事を知ると、先生として取り立て巣立つまでの猶予を与えた。
しかしそれはある学生の陰謀であり、学園はその生徒の…先生となった人物の思惑通り錬金学を主科目に加える事になる。
その結末は首謀した先生の故郷である商国を襲う事件となって、全ての先生の殉教と共に膨大な被害を出す結果となった。
歴史のエイハブ先生は鯨のような龍と相討ちになり、
語学のキー先生は黄金の石像に、
神学のベアトリーチェ先生は辛うじて分かる挽肉、
属性学のコープ先生は民間人を守る為に自爆で魔物を一掃し、
私の先代である魔法学のカルメン先生は消息不明で、
実技のジャッジ先生は首謀者を殺害後に不幸にも事故死して、
教養のアニー先生は同時刻に起きた別件で先祖帰りを起こした末に死亡。
そして、首謀であるフラン。
「源龍事件」、今から10年前に起きた、「魔物になる魔道具」による大災害です。
私のよく関わる先生達だけでもこれだけの記録がある事件は、確かに魔法学園に甚大な被害を齎した筈でした。
「よし全員終わりっと。ダンテ先生もお疲れちゃん。いやー肩凝ったわ!こりゃーもーダンテ先生が揉んでくれなきゃ治らねーわー」
「お疲れ様です、今日もありがとうございました。私は明日のテストを手伝いに行きますので、これで失礼します。」
「……唐変木がよ…まぁ良いや、俺も疲れたし今日は解散で。じゃーなー」
「また明日。」
それが、何故か全員生きたまま学園を運営している。それどころか、歴代の先生達が全校生徒に教鞭を振るっている。
この不可解な現状を解明すべく、学園長は私に調査を指示されました。
この年になって未だに固有魔法に目覚めず、貴族としての責務を果たせない私に向いてる調査業務です。
固有魔法がないので王国との繋がりはバレず、その上で戦場や魔物の討伐といった鉄火場を経験している私向けの仕事。
「…とはいえ既に2年が経ちました。官僚団に任せてはいますが領地も放っておけませんし、成果がなければ今年中には身を引く事に…漸く先生の仕事も慣れたと言うのに、これではきた意味がない。」
分かったことと言えば、生き返った先生達は20〜40代まで若返っていること。
実力自体は事件当時のままであり、肉体の全盛期も相まって生前以上であること。
これはより昔の先生も同様であり、大霊書庫の遊泳層の記録よりも強いことが確認できた。
所有しているMMは本物であり、こちらは経年劣化が消えた痕跡はないこと。
しかし不可解な点として、MMにされたと思われる人物は肉体がMMそのものとして機能していた。
「そのくらいですか…犯人に繋がる手掛かりが見つからない以上、まだ調査する必要が…。」
しかし、先生の仕事と調査の両立は難しいですね。この2年で嗅ぎ回ってることを知られてる可能性も考えてば、新しい人手が欲しくなります。
協力者が居れば進展が……どこかに私に恩義を感じ、身元がはっきりしていて、学園に居ても不自然ではなく、調査能力に長けた人物が居れば…あっ。
「そういえば最近私が誘って入学し、偶に個人授業を行い、たった今高い調査能力を証明した子が居ましたね。」
私一人では限界も有りますし、ダメ元で頼んでみましょう。
最近は寮の裏地で何やら変な事をしているみたいですし、その手助けをすれば受けてくれるかも知れませんね。
「…ふふ、中間テストが終わったら誘ってみましょうか。…ちょっとだけ未来が楽しくなってきました。」
「源龍事件」
10年前、商国の都市に一匹の石の龍が出てきました。ついでに帝国の都市にも魔物の氾濫がやって来てました。
その龍の射出する足に触れた人間は次々と同じ石の龍になり、石の龍が集まればより大きな石の魔物に変わりました。その頃偶然帝国で買い物してたアニー先生が氾濫に立ち向かってました。
魔法学園の先生達は生徒を引き連れ、その身を犠牲に商国を救いました。その頃アニー先生は暴走の末に自分諸共で氾濫を鏖殺しました。
今では全員元気に授業をしていますし、当時幼かった子供達も入学してます。