忘却の唄・消えかけのアルタイル   作:ツナ缶マン

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おはよーございます。
前回の3つの出来事
1つ。RASが着替え中の楽屋に突撃。下着姿のロックが露に
「ロック、どんなパンツ穿いてんだよ!!」
2つ。主人公、ロックのパンツは2度目と告白しして阿鼻叫喚の中、マスキングがエロオヤジ化してロックのパンツ事情を執拗に聞いてきた。
「その時のロックはどんなパンツ穿いてたんだよ!!」
3つ。わちゃわちゃしていたRASと主人公達を他所に、ファミレスで友希那と燈がお通夜のような重苦しいトークを繰り広げていた。

うん。
結論はマスキングはパンツが好きな人みたいになってしまってるな…
バンドリ的には「あ〇たさんのパ●ティー!!」と言った中の人がパンツ担当だと思ってるんですが…
ままエヤロ…ってことで投稿です


102-Before there's a problem...

dubでのライブを終えたRAS達に着いていく形でチュチュのマンションにやってきた日菜とリサ、そしてユウの3人。

 

「ますきさん。チュチュさん達が来ましたよ」

 

「おっ…やっと来たな?」

 

 

 

 

「Sorry…6人で乗れるタクシーが来なかったのよ…それに…あれで分かるわよね?」

 

彼らがマンションに入っていくと、そこにはバイクで先にマンションに移動していたマスキングとその後ろに乗っていたロックの2人が迎えると、遅くなった理由を話しつつチュチュが自分の後ろを指差していた。

 

「和奏さん。着きましたよ」

 

「ユウさん、疲れた……。お腹空いた……」

 

「レイヤさん。もう、自分で立ってください!!」

 

 

 

 

「「……」」

 

チュチュが指差した先にはベースを背負ったままのレイヤを軽々と背負って部屋に入ってくるユウ。

マスキング達はその姿を見て何とも言えない表情をしていたが、ユウの後ろにいた日菜はケラケラと笑っていた。

 

「タクシーに乗った時にみんなに観られてたけど、

ライブを全力でやったせいで燃え尽きて動けなくなった。って、レイヤちゃんの事を勘違いしてたもんね~」

 

「あはは………今見てもレイヤのあれは幻覚にしか思えないけどね~…」

 

 

 

「ハウスキーパー。ご飯作りなさいよ」

 

その理由はレイヤ。

彼女は控室でユウの手によって着替えさせられた後に控室の外に出て、皆の着替え終えた後でもソファーで脱力したままの彼女をユウが背負ってdubを出た際に周囲のRASファンに見られてしまっただが、、ファンの皆がライブで動けなくなるまでに燃え尽きた。とレイヤの事を誤解していたことを思い出して日菜は笑っていたが、それを聞いたリサは苦笑いを浮かべることしか出来なかった。

だが、そんな状況でチュチュがユウに食事を作るように言うが、ユウは何とも言えない表情を浮かべていた。

 

 

 

「えっと…チュチュちゃんだっけ?作るのは良いけど、流石に1週間風呂に入ってない和奏さんは衛生的にもみんなの精神的にも先に風呂に叩きこんだ方がいいよ?」

 

「…それもそうね……」

 

ユウが背負っているのは1週間以上風呂に入っていないと公言しているレイヤであり、流石に彼女をそのままソファーやらに放置するのも衛生的に良くないと口にした彼の言葉にチュチュは同意したが、レイヤはユウの背中の上で首を傾げちえた。

 

 

 

 

「なんで?ベース弾いてれば、心も体も綺麗に――――」

 

「レイヤ。それホント止めて?アタシも勘違いで巻き添え喰らうから」

 

「……ユウさん。めんどくさいからお風呂で身体洗って」

 

レイヤは再びの謎理論で風呂に入ることを拒んだが、鬼のような形相をした同じくベースのリサによって言葉を遮られてしまったレイヤはユウに風呂に入れるように頼むが、彼もその言葉を聞いて拒否の言葉ではなく困ったような表情を浮かべていた。

 

 

 

「…自分で洗って欲しいけど、風呂に投げ込んでも床か浴槽の底にキスするだけになりそうなんだよな……」

 

今の彼女を風呂へと投げ込んだとしても自分で身体を洗う事もしないだろう事はユウは理解していたのだが、衛生的にもよろしくない彼女を放置も出来ずに困っていた所にある人物から手が上った。

 

 

 

「パレオがやります!!」

 

「あ~……本当に大変だよ?誰かに手伝って貰った方が良いよ?」

 

「男の人に洗ってもらう方が問題です!!お風呂場はこっちです!!」

 

「んじゃ、アタシも手伝うね~」

 

「リサさん…!!お願いします!!」

 

「それじゃ風呂場に投げ捨ててきますか……服も洗ったほうが良いと思いますが…」

 

「RASの皆さんの替えの服はここに用意がありますから大丈夫です!!」

 

「そっか…。後君も、ウィッグはいいけど、目が若干充血してるからコンタクトは外したほうが良いよ?」

 

ユウは案内された先にあった風呂場の脱衣所にレイヤを投げ捨てるとその場を勇者一行―――もといパレオとリサに託して再びリビングへと戻っていくと、ユウの背後に何かが吹きつけられると彼は即座に後ろに振り向いて犯人の頭にアイアンクローを見舞っていた。

 

 

 

「あぁあああ///」

 

「いきなりなにすんじゃ!!氷川ぁ!!」

 

「……今のはただの除菌用アルコールよ」

 

ユウが掴んでいたのは日菜。

彼は慣れた動きで彼女の頭を持ち上げてから頭を揺さぶり始めていたが、呆れたチュチュが日菜が彼にかけたものの正体を伝えると、その言葉を聞いた彼は溜息を一つ零すと日菜を掴んだ腕を強引に振り回し始め――――

 

 

「だったら無言でやらないで最初から言え!!」

 

「あふんっ!!///」

 

無言でやるなと言う至極当然の事を伝えるながら彼女をリビングのソファーに向かって投げ捨てる。

投げられた日菜はソファーに激突すると同時に彼女から艶やかな声を上げると尻を天井に着きだすような状態で身体をピクピクと震わせ始めていたが、ユウはそれを無視して残った3人の方へと向き直った。

 

 

 

 

「…!?」

 

「ロック、何やってるのよ…」

 

「いえ……その……」

 

「ロック、今更そのロングスカートを抑えたところで意味ないだろ?」

 

ユウの視線を向けられたロックは顔を真っ赤に染めながら、恥ずかしそうに私服のスカートを抑え始める。

そんな光景にマスキングとチュチュが呆れているところに2人はとんでもない爆弾を投げ込んだ。

 

 

 

 

 

「アタシが見ても思ったけど、すっげーエロい下着だったもんな…」

 

「あの殆ど紐みたいなパンツね…ロック、今更恥ずかしがってももう見られてるだから意味がないわよ…」

 

「ますきさんもチュチュさんも!!下着の事は口にしないでください!!あれはあこちゃんが勧めてきたので―――!!」

 

 

顔を真っ赤にしていたロックに対してマスキングが笑みを浮かべる横でチュチュがロックの下着について口にすると、彼女の顔は更に真っ赤に染めながら怒っていたが、そんな彼女達の話をユウは全て無視していた。

 

「それじゃ、料理しますね?…一応、和奏さんのリクエストはカルボナーラとクリームシチューでしたけど……」

 

「シチューはビーフシチューにしてちょうだい」

 

「…そうですね。では、家主の意見を優先させていただきます」

 

「料理なら、あたしも手伝うぜ?」

 

「ライブで疲れてるのでは?」

 

「大丈夫だって!!折角ならシチュー以外になんか作って味比べでもしようぜ!!」

 

「……いいですよ」

 

ユウは空気を読まずに料理を始めると言い始めたが、家主であるチュチュの言葉に従ってメニューの変更を受け入れると、マスキングの流れでいつぞやの時よりも随分と軽い空気で料理勝負を受けながら2人でキッチンへと消えていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、そこから約1時間が経った頃――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お風呂あがったよ……」

 

「「つっ……疲れた……」」

 

「本当に動かないとは…思いませんでした……」

 

「アタシは学校の銅像を洗ってる気分だったよ……」

 

「銅像って…そりゃねぇだろ…」

 

レイヤが風呂場から戻ってくるやいなや、日菜が座っていた横のソファーに倒れこむ。

そんな彼女の後ろからは疲労困憊といった様子のリサとパレオが疲れた表情を浮かべながら戻ってきたが、マスキングがツッコむのを横目にユウは時計を一瞥していた。

 

 

「上ってくるまで1時間か……慣れれば時間は半分になりますから和奏さんのお世話頑張ってくださいね?」

 

「いや、そのアドバイスもおかしいだろ…」

 

「それとドライヤーしたみたいですけど、髪を完全に乾かすのは逆にダメージになりますよ?」

 

ユウはマスキングと2人で作った料理をテーブルに並べながら、彼女達に労いの言葉をかけながら食事をとるために強引にソファーに倒れたレイヤの身体を起こしてから顔を上げると、ソファーの後ろではユウから隠れるようにロックがモジモジとしながら顔を赤く染めていたのだが、彼はそんなロックの姿を見て見ぬふりをしているとマスキングからくだらない質問が飛んできた。

 

 

 

 

 

「そういえば、あんたはレイの家で風呂入れてんだろ?ロックのパンツと言い、エロい事とか考えないのか?」

 

「佐藤さん、なんか変なことばっかり聞いてきますね…まぁ、答えるなら、こんな介護でそんな気分になるとでも?」

 

「…アタシが悪かった」

 

「そう言う事です。おら、氷川いつまで寝てんだ」

 

「あひんっ!!///」

 

ユウはマスキングと他愛ない質問に答えると、日菜の突き出されていた尻を手に持っていたトレーで引っ叩き、周囲は何のためらいもなく日菜の尻を叩いたユウにドン引きしていたのだが、それ以上に日菜の挙げた艶声と嬉しそうな表情に困惑していた。

 

 

 

「ヒナの…女の子の尻叩いてる…アイドルなのに」

 

「コイツを女として見てないんで。おい、飯食うなら皿運ぶくらい手伝え」

 

 

 

 

「あんっ///」

 

「「「「「うわぁ……」」」」」

 

「手伝うって言っても…もう終わったぞ…」

 

アイドルの尻を叩くという信じられない行動にリサが思わず言葉に出してしまったのだが、ユウは日菜の事をアイドルとして見ていないと伝えてから彼女に働くように言いながら再び尻を叩く。

 

2度尻を叩かれた日菜は艶声を上げ、言われた通りにするためにフラフラしながら立ち上がるも、タイミング悪くマスキングが最後の皿を持ってくると、ユウはそのままメニューの説明を始めていた。

 

 

「今日のメニューは和奏さんのリクエストのカルボナーラとチュチュちゃんのリクエストでビーフシチューとパンも一緒に用意してあります。

後は俺と佐藤さんのそれぞれで1品ずつ追加で…サーモンとタマネギのカルパッチョとジャガイモとベーコンのソテーです」」

 

「一応ですけどカルボナーラは量は少なめにしてるんで…。それにしても料理してたアタシが言うのも変だけど組み合わせがおかしいな…」

 

「リクエストに答えたから仕方ないですね。

 

2人が作った料理を見て、何とも組み合わせがおかしいと感想が零れたが、リクエストに答えただけだと言って組み合わせがおかしいことは軽く流していた。

だが、料理をしているところを見ていなかった他の面々は並べられた料理の驚きの表情を浮かべていた。

 

 

 

「凄いです!!」

 

「でら豪華やわ……!!」

 

「めっちゃオシャレじゃん…!!」

 

「るんっってきた…!!」

 

「ますき、中島さんも…冷める前に早く食べよ…!!」

 

 

 

「マスキングもハウスキーパーも1時間でよくここまで出来たわね……。リサの話も聞かないといけないから早く食べましょう…」

 

各々が料理の見た目についての感想を口にしたが、それよりも2人としては見た目よりも味の感想が大事。

そう思った2人は料理を見て元気になっていたレイヤに若干呆れながらも、食事を始めるのだった。




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