忘却の唄・消えかけのアルタイル   作:ツナ缶マン

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10周年ライブ外れて物販だけでも行こうと思ったら体調崩していけなかった…
とりあえず配信チケットでこれから見るぞー!!(ダイマ

高校数学久々に見ましたけどある程度は問題解けるモノですね…
えっ?キャラが問題間違ってる場所は高校数学じゃない?
そりゃ……ね?
と言う訳で現実から目を背けて投稿です


バンドリ学園・テスト返却篇2

「はいはい。疲れてるところ悪いけど次の数学行くぞ~」

 

阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられて疲労困憊と言った面々だったが、そんな状況を見た有咲は空気を読まずにそのまま珍解答を続行しようとしていた。

 

 

「今回の数学で100点満点が出たぞ~」

 

「「「「っ!?」」」」

 

そんな暗すぎる教室の中、100点満点が出たというで明るいニュースが飛び出した事で一同のテンションが一気に上がっていく。

 

「自信ある奴、手を挙げろ~」

 

「「「はいっ!!」」」

 

「麻弥さんにモカか……確かに行けそうだな」

 

「確かにその手の挙げた2人はテストの点数が上の方だったな」

 

自身があると言われて手を挙げたモカと麻弥に納得したような表情を浮かべる有咲とマスキングだったが、その中で1人だけ場違いがいた。

 

 

 

 

 

 

「あこちゃん?なんで手を挙げたんだ?」

 

「ありさ、あこは悟ったんだ………今回のあこはギャグ要員だって……」

 

「その………何とも悲しい悟りね。私達みたいなアイドルとか芸人じゃないのに……」

 

「ううん…ちさ先輩。あこ大丈夫だから……」

 

「まぁ、今回の100点は中島さんなんだけどな」

 

「ありさ……あこのボケを返して……」

 

最後の1人はあこだったが、それは自信からではなく自身の立ち位置を完璧に悟ってしまったという悲しい事情に周囲は完全に涙を禁じえなかったが、有咲は無情にもそのボケをスルーしてサラッとユウが100点だという事を発表してしまった。

 

「マジで凄いですね……。私も少し間違えたのに……」

 

「市ヶ谷さん、高校数学でこの難易度なら92点でも十分すぎるほどですよ」

 

「普通ならユウさんが有咲を煽るようにしか見えないけれど、嫌味に聞こえないですね」

 

「沙綾、どうでもいいから最初の珍解答からいくぞ……」

 

100点のユウが92点の有咲を褒めていた。

普通ならば煽りにしか聞こえないがユウの人柄のせいか全く嫌味に感じないその光景に沙綾が視線を向けていたが、有咲は再びそれを流して珍解答を解説し始めていた。

 

「正直に言うけど、九九の7の段を間違えるやつが高校生にいるとは思わなかった!!」

 

「それ位出来て当然よ……。これを間違えたのは誰なのよ?」

 

「ゆきちゃん?なんでそんなどや顔してるの?」

 

最初の珍解答は九九。

その中でも比較的に難しい7の段だが、まさか高校生、大学生でそれを間違えてしまった人間がいるとは思わなかったという有咲の言葉に皆が一瞬固まったが、皆が自分ではないと高をくくっていた中である人物の名前が呼ばれた。

 

 

 

 

 

「……あこちゃん」

 

「あこ…お前………」

 

「おねーちゃん!!違うよ!!あこちゃんと書けたもん!!」

 

「それじゃ、九九の7の段を言ってくれ」

 

「ありさ!!あこだってその位分かるよ!!7×1=7、7×2=14、7×3=21、7×4=28、7×=35、7×6=42、7×7=49、7×8=56、7×9=63!!」

 

「まぁ宇田川姉妹はちゃんと正解してたぞ。それでその九九を間違えた2人の解答の方はこれだ!!」

 

 

問: 九九の7の段を記載せよ

?の答え:7×1=7、7×2=14、7×3=24、7×4=28、7×5=35、7×6=42、7×7=49、7×8=56、7×9=63

 

?の答え:7×1=7、7×2=14、7×3=22、7×4=29、7×5=36、7×6=43、7×7=47、7×8=54、7×9=63

 

「まぁ……片方は書き間違いレベルだけど……もう片方が酷いね……」

 

「ちょっと待って?2人も間違えたの?」

 

名前を呼ばれたあこに巴がギョッとした視線を向けるが、あこはちゃんと正解を口にしたこととそこで一緒に姉妹で正解していたことを告げられたことで宇田川姉妹以外の高校生たちの顔が強張っていく中でその間違いをした犯人が告げられた。

 

 

 

 

 

「最初の間違いが羽沢さん!!2つ目が蘭ちゃんだ!!」

 

「「えっ!?」」

 

「蘭……お前……」

 

「嘘だって!!あり得ない!!」

 

「蘭ちゃんは試験監督していた日菜さんが言うには、試験始まってから半分近く寝てるような状態で試験受けてたって聞いたからそのせいだろ」

 

「美竹さん……いくら眠くてもその間違いはしないと思うわよ……」

 

「うぐっ………!!」

 

なんとこの間違いを犯したのはつぐみと蘭。

つぐみに関しては単純な書き間違えで済ませられるも、蘭の方はそれだけでは済まされないレベルの惨状。

有咲が何とかそれをフォローするも友希那からの死体蹴りを受けた蘭がそのまま机に突っ伏して轟沈してしまったが、そんな彼女とは対照的に廊下からはドタドタと誰かが走ってくるような音が近づき、教室の扉が勢いよく開かれた。

 

「あたしのこと呼んだ!?」

 

「名前は出てきたけど、呼んでねぇよ氷川」

 

Pastel*Palettes Gt 氷川日菜

444/500

国語:88 数学:92英語:90社会:80 理科:80

 

 

 

「あっ///ユウ君///そんな言い方…ゾクゾクする///」

 

「日菜ちゃん…流石に気持ち悪いわ……」

 

廊下を走ってやってきたのは蘭達の試験監督をしていた日菜。

彼女はどこかでスタンバイしていたのか分からないが、彼女もまた卒業したはずの羽丘の制服を来ていたのを気にすることなくユウが冷たくあしらっていた。

しかし、そんな態度をされた日菜が内股でクネクネし始めてしまい、そんなバンドメンバーを見た千聖すら汚物を見る様な目を日菜に向け始めていた。

 

「進行の邪魔だ。帰れ」

 

「あんっ///そんな言い方…」

 

 

「なんか犬みたいっすね…」

 

「麻弥ちゃん、アレは犬じゃなくて駄犬…いえ、もっと悍ましい何かよ……」

 

「もう邪魔にならないように教室の隅で黙ってろ……」

 

「ワンっ♡」

 

 

 

 

 

「それじゃ気を取り直して―――。次は蘭ちゃんを笑ってた友希那先輩が出した珍解答を見て行くぞ~。まずはこれな~」

 

「えっ…」

 

日菜が乱入してきたせいで進行が一時ストップしてしまったが、ユウの一言でなんとか元の進行の流れに戻していくと、今度は蘭の答えを笑った友希那が名指しで珍解答を晒されることが決まってしまった。

しかも、珍解答が1つだけではないと言うような口調に困惑する中で有咲が死刑宣告とも言える様な言葉が響いていく。

 

「最初はこれだな…【問:四角錐の体積を求める公式を記述せよ】…後輩の正解と一緒にドン!!」

 

朝日六花の答え:底面積×高さ×1/3

山吹沙綾の答え:(底の面積×高さ)÷3

 

 

 

 

 

湊友希那の答え:辺の長さの合計×3

 

「「「「「ぶふっ!!」」」」」

 

「それじゃ……!!次……!!これだ……!!」

 

「市ヶ谷さん、笑いをこらえながら進めないで頂戴」

 

正解に対しての間違いのインパクトが強すぎたのか周囲の皆が思わず噴き出してしまった。

そんな中で有咲は笑いを堪えながら次に進めようとしていくが、それを見た友希那は不満そうな表情を浮かべて指摘すると、何とか笑いを抑えきって有咲が問題を口にした。

 

 

 

 

問:次の正式を[]の文字について降べきの順に整理して、[]内の文字に着目した時の次数と定数項を答えよ

 x 3+2xy +5+2xz+4x2+5x+x2+3(x+y) 3 [x]

 

「これは高1の数学で式の展開に関する問題だな。とりあえずここまでは燈ちゃんもやってる内容だから解けないって訳じゃない問題だけど、燈ちゃんと2年生組の答えは……」

 

高松燈、宇田川あこ、朝日六花の答え:4x3+5x2+9x2 y+5x+2xy+2xz+9xy2+5+3y3

次数:3 定数項:5+3y3

 

「ちゃんと正解してるな」

 

「「「良かった……」」」

 

問題と正解の例として挙げられたことで安堵の息を吐く後輩組だったが、この問題が挙げられたという事は間違えている人がいるという裏返しでもあった。

 

 

「高1で正解してるのに対して、同じ1年生の白鷺先輩の答え!!」

 

白鷺千聖の答え:4x3+5x2+9x2 y+5x+2xy+2xz+9xy2+5+3y3

次数:3 定数項:5

 

「あ~…これはyの存在が消えちゃってますね……」

 

「アタシも昔の似た間違いしたわ」

 

「確かに定数って言われると”文字があるとダメ”って思うのも仕方ないかもしれませんね」

 

「その通りです……」

 

最初に間違えたのは同じ1年生でも大学生である千聖の答えが挙げられてしまった。

それを聞いた千聖は恥ずかしいにしていたが、それを見て有咲やマスキングのフォローとユウが陥りやすいミスを解説したことでそれを聞いた皆が納得していたのだが―――

 

「それじゃ、友希那先輩のトンチキ回答はこれだ!!」

 

 

 

 

湊友希那の答え:36x11y7z+5

次数:8 定数項:5

 

「正直言うけど、アタシにはこの間違いの理由が全く理解出来ねぇ……」

 

「マスキングの言う通りだよ……」

 

「これ……何がどうなってるんでしょうか………?」

 

友希那の回答を見ても誰一人としてその結果になったのかがまるで理解出来ず、解説側ですら匙を投げる程の珍解答。

誰にも理解されない友希那ワールドの計算結果に困惑し始めるが、これを理解できてしまった者がいた。

 

「ん…?これ……多分ですけど…36は文字に掛かっている係数の合計じゃないですか?」

 

「確かに…そ~ですね~。それにxやyも乗数の合計ですね~。モカちゃんの灰色の脳細胞がそう言ってますね~」

 

「やっと理解できたわ……。友希那先輩はそれで全部をくっ付けて白鷺先輩と同じ様に定数を、次数は”文字の種類数”で+の記号を抜いた数字をアルファベットの種類の数って訳か……………なるほど……

 

 

 

 

とはならねぇんだよ!!」

 

「そう考えるのが自然ですね。いえ、間違った計算に自然も不自然もありませんけど……」

 

「とりあえず次行きましょう。次」

 

「そうですね……って次が最後か…」

 

ユウが最初に数字の意味を解読してからスルスルと有咲が結論まで導き出したが、彼女にはどうしてそうなったのかまるで理解できずに思わず声を挙げる。

そんな空気の中でユウが急かすような形で進行すると、最後の問題までやって来ていた。

 

 

 

 

 

問:円周率πが3.05よりも大きいことを証明せよ。

 

「これはとある大学の入試問題だな。殆どみんなが空欄で私と中島さん、それとそこの奴しか解けてなかったですね。モカちゃんと羽沢さんも解けそうだったけど時間切れで途中までしかかけてなかったな」

 

「そこのゴミカs―――じゃなかった。日菜ちゃんもテスト受けてたの?」

 

「白鷺先輩、試験監督ついでに解いてたみたいです。ご丁寧にバラエティ用の珍解答もセットで用意してましたよ」

 

「あはは……2人ともそこまでにしておかないと日菜さんが―――」

 

 

「千聖ちゃんと有咲ちゃんも良いけど…ユウ君ほどムラムラしない」

 

「……なんでもないです。早く進めてください」

 

「麻弥さん……ご愁傷様です。そんじゃ、私…よりも中島さんの模範を出すぞ~」

 

最後の問題に出てきたのはとある大学入試の過去問で、これに正解したのは3人だけでその内の一人が有咲や千聖に冷たい目で見られてクネクネしてる日菜であるという事に頭を抱えてしまったが、そんな中で有咲はユウの模範解答を出していた。

 

 

 

 

 

 

中島ユウの答え:Säteen 1 ympyrän kehän pituus kaavan mukaan on 2π2\pi2π.

Lisäksi säteeltään 1 olevaan ympyrään piirretyn säännöllisen 48-sivuisen monikulmion piiri on 48×(2sin(π/48))≒6.283185…

Koska 2π>6.2831852\pi > 6.2831852π>6.283185, saadaan π>3.1415925\pi > 3.1415925π>3.1415925.

Siksi π:n arvo on suurempi kuin 3,05.

 

 

 

 

 

「「「「「読めない!?」」」」

 

「間違えた。若宮さんが翻訳したのはこっちだ……」

 

ユウに出された数学のテストは全てがフィンランド語で書かれており、彼もそれに習って答えを全てフィンランド語で答えを書いていたせいでユウを除いて誰も理解することが出来なかった。

しかし、彼の答えはちゃんとイヴによって和訳された答えが用意されており、有咲は慌ててそちらの方を出していた。

 

 

若宮イヴによる和訳:半径1の円周を公式から2π

また、半径1の円に内接する正48角形の周は48×(2sin(π/48))≒ 6.283185… となり

2π>> 6.283185 からπ>3.1415925

よって円周率πは3.05よりも大きい。

 

 

 

「これが模範解答です。でも、これ8角形で充分でしたよね?日菜さんも8で止めてましたけど」

 

「そうですね。でも、折角ならみんなが知ってる3.14までは証明しておこうかな?って出しておこうかなと」

 

「それもそうですけど、しれっとフィンランド語で全部回答してる時点のもヤバいですからね……」

 

「フィンランド語で完璧にテスト答えるって…アタシが言える義理じゃないですけど、知の暴力って感じっすね……」

 

皆に出されたのは完璧な模範解答―――それどころか問題で示された条件以上に皆が知る円周率に近い値を証明。

それはマスキングが言うように正に知の暴力とも言える様な所業にユウに尊敬にも似た視線が集まっていったが―――――――

 

「それじゃ、最後に分かんないからってボケた連中が出した回答を纏めて出して数学は終わりにすっぞ……」

 

 

 

 

宇田川巴・湊友希那の回答:そう言うものだから

宇田川あこの答え:人生みたいに割り切れないほうがカッコいいから

 

 

氷川日菜のボケ用珍解答:おっ”さん(3)”よりもおっ”ぱい(π)”の方が興奮するから

 

日菜がボケ用に用意した恥の暴力によってそんな空気は一瞬で離散してしまったのだった。

 


 

受験者成績表:数学

1位、中島ユウ:100点(計193点)

氷川紗夜からのコメント:最初は何語で書かれているのかさっぱり分かりませんでしたが、若宮さんが翻訳したものを確認したら正に模範解答と言えるような内容でした。

大学入試レベルの問題を多く入れてた中で、私と白金さんでも解けなかった難関大学入試レベルの問題すらあっさり攻略されるとは……

 

2位、大和麻弥:89点(計164点)

市ヶ谷有咲からのコメント:紗夜先輩達が入れてた難関大学入試レベルの問題は解けてなかったですけど、他の応用系は難なく解けていました。

演劇部にプロドラマーにアイドルと忙しい中でよくここまで勉強できたなって素直に尊敬します

 

3位、青羽モカ:88点(計177点)

マスキングからのコメント:点数が下のアタシが言えることじゃないけど、難問以外のミスは単純な計算ミスだったな。

それと最後の問題は時間切れで最後まで書けてなかったけど、もしも最後まで書けてれば麻弥さんよりも上の90点だったからそこは惜しかったな

 

4位、ロック:81点(計164点)

白金燐子からのコメント:生徒会にRASの活動で忙しい中でここまでの点数を取れるとは流石は羽丘の特待生ですね。

一応高2までの学習範囲から出題してますが、間違えた問題の一部はまだ授業でやってなかったところだったみたいですね……申し訳ありません……

 

5位、羽沢つぐみ:79点(計161点)

氷川紗夜からのコメント:採点者含めた平均点以上です!!流石羽沢さん!!ケアレスミスもありましたが、そこは今後注意すればいいだけですからそこまで気を落とさないでください。

もしよろしければ、国語だけでなく数学も私が手取り足取り密着して―――白金燐子の検閲により削除されました

 

6位、山吹沙綾:69点(計139点)

マスキングからのコメント:こっから一気に点数がガクッと下がって中間グループ。

それで沙綾がテストを受けた連中の丁度平均点だな。

基本は出来てるみたいだけど、少し応用が入った途端に正解率が下がってるからそこが今後の課題ってとこか?

 

7位、宇田川巴・白鷺千聖:65点(巴計134点・千聖計132点)

市ヶ谷有咲からのコメント:

テスト上では同じ点数でも結果を見ると全然違うな。

白鷺先輩の場合は基本だけは忠実に抑えてて難問が解けてないのに対して、巴さんは基本出来てないところもあるけど一部の分野では難問も解けてたって感じになってたな。

巴さんは受験勉強でこれから伸びしろはありそうだけど、テンションに左右されそうだな…

 

9位、高松燈:58点(計134点)

氷川紗夜からのコメント:…こういう言い方も失礼ですが、マスキングさんの言い方に習うならここからが下位グループと言った形でしょうか

その中でトップが高校1年生ですか……

まだ習ってない内容もあった中でこの点数なら今後に期待と言ったところでしょうか…

 

10位、美竹蘭:47点(計121点)

市ヶ谷有咲からのコメント:これめっちゃコメントに困るな……

蘭ちゃん起きろ~!!

テストで寝ていいのは問題全部解き終わって見直しも十分にした後だけだぞ~!!

 

11位、宇田川あこ:44点(計82点)

白金燐子からのコメント:あこちゃん。

まだ間に合うから……これからはバンドとNFO以外にも一緒に勉強もしようね……?

 

12位、湊友希那:43点(計88点)

マスキングからのコメント:……ここまで勉強が出来てないのにどうしてこの点数で高校卒業できたんだ……?

コメントに困ったマスキングを見たリサのコメント:アタシが死ぬほど頑張って一夜漬けで乗り切らせた!!

 




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