ラスボス戦開幕したというのに投稿遅くなってしまい申し訳ない……
リアル単独事故で右腕が全治3ヵ月の筋繊維断裂になってしまったせいで書けませんでした。
主人公イジメすぎた代償かな……?
まぁ、そんなことは置いておいて……最後のカード使って後戻りできない状況まで来た主人公君……
そして、ラスボスはネガタロスという事は……
あっ……
「最後のカードを使ったか……なら、俺様も見せてやろう…」
最後のカードを使って変身したゼロノスを前にネガタロスもどこからか取り出したベルトを装着し―――
「変身…」
その言葉と共にネガタロスもその姿を変えた。
「ネガ電王か……」
「俺様が変身した意味が分かるか?これでお前の勝ちは完全に無くなったってことだ」
「偽物が随分と偉そうに……」
「強さはお前の言う本物以上―――別格だがな」
ネガ電王―――
ネガタロスが変身したその姿にゼロノスが反応すると、ネガ電王は既に勝ったつもりでゼロノスの敗北を告げていたが、ゼロノスはその言葉を鼻で笑って見せていた。
「最初に言っておく。
俺はかーなーり、強い…!!」
「ちっ……」
そして、ゼロノスもまたネガ電王を煽るように言葉を返したが、気に入らなかったのかネガ電王は舌打ちをすると、ここから更にゼロノスが言葉を重ねていく。
「当然、お前と比べて別格だ」
「貴様…………!!」
重ねた煽りにネガ電王が痺れを切らして一気に距離を詰めて殴り掛かってくるが、ゼロノスはその場から動くこともせずに軽く手で払ってその拳を逸らして受け流してみせる。
「この程度か……」
「いい気になるな…!!」
最初の一撃を軽くいなされたことで火が付いたネガ電王はそのまま殴りかかっていくが、ゼロノスによって容易くその攻撃を受け流される。
それに苛立ったネガ電王は繰り出すパンチの速度を上げていくも、ゼロノスはそれを意に返さずに受け流していくが、これがネガ電王の狙いだった。
「足元が空いてるぞ……!!」
ネガ電王はパンチの連続で上半身に意識を集中させ、意識が薄れたボディよりも更に下の足元目掛けて蹴り込んでいく。
今までのパンチによって意識が向いていない下半身への蹴りが突き刺さる。
そう考えていたネガ電王だったが―――――――
「脚癖が悪いな」
「なっ!?ぐっ!?」
ゼロノスはその蹴りを見抜いており、足元を狙った蹴りはあろうことか足裏で受け止められた事にネガ電王は驚いてしまったが、その隙にゼロノスはがら空きの顔面にパンチをクリーンヒットしてその身体は飛ばされて車両の残骸に体を叩きつけられる。
「顔面がら空きだったから入れちまったけど、そこまで決まるのかよ…」
普通に考えれば、攻撃が先に当てたゼロノスが戦いの主導権を掴んだようにすら見えるが、ゼロノスからしたらここまで大きく吹き飛んでしまったのは完全に失敗だった。
「食らえ…!!」
「ぐっ…!!」
吹き飛ばされたネガ電王は腰部のデンガッシャーをガンモードへと組み立ててゼロノスへと乱射。
その内の数発が直撃したゼロノスが苦悶の声を漏らすが、すぐに物陰に飛び込むとそのままゼロガッシャーをボウガンモードへと組み立てると即座に物陰から飛び出して攻撃が飛んできた方向にボウガンを構えて撃ち出したが―――
「隠れたな……」
「同じ様に隠れたがお前と違って攻撃が当たってないぞ?」
「だったら釣り出すだけだ……」
ネガ電王はその攻撃を回避して物陰に隠れて避けたが、隠れた物陰がボウガンの射撃に耐えられずに崩れそうになると同時に物陰から飛び出して銃を撃ち返してゼロノスが隠れていた残骸を破壊する。
その手には銃とボウガンと言う遠距離の得物を手にしていた2人が物陰から姿を曝すと同時に互いに狙いをつけると同時に、並ぶように駆け出して互いの事を撃ち始める。
「そんな見え見えの攻撃が当たるとでも?」
「当たるまで撃つだけだ…!!」
列車の残骸の隙間を縫うように走りながらの射撃を繰り出す2人だったが、1つも直撃することなくその攻撃は互いの至近距離を掠めていく。
「ちっ…良く避ける……」
「言っただろ?俺様の力は別格だと…!!お前も俺様相手によく粘る…だが!!」
悪態を零しながら撃つゼロノスに対してネガ電王が言葉を返しながら撃ち返す。
それを何度か繰り返していたが、それでも有効な攻撃はここまでで一度もないままだったが、片手で射撃しながらネガ電王は自身のパスを取り出し―――
「終わりだ……!!」
「まだ終わんねぇよ…!!」
ネガ電王は必殺技を発動して、残骸に飛び込みながらゼロノスに向けて必殺の光弾を放たれる。
だが、その動きに気が付いたゼロノスは地面に落ちていた残骸をその光弾の元へと蹴り込んだことで光弾は残骸に直撃すると同時に爆発していくと、ゼロノスも列車の残骸に飛び込んで身を隠していた。
「ボウガンじゃ跳弾も出来ない……体力の限界を考えれば千日手とは言わないけど……時間が掛かり過ぎるな……」
「今のを避けたか……それにしてもいい加減この当たらない撃ち合いにもうんざりしてきたな……」
ゼロノスとネガ電王。
互いに攻撃が当たらない射撃戦では決着が着かないという事を感じ始めると、残骸の裏に隠れながらその場で武器を剣へと組み替え――――――
「「今だ……!!」」
そして、組み終えるのと同時に互いに残骸から飛び出して斬りかかりに行くが、2人はそれを互いに予想していたのか相手の動きに動じる様子もなくそのまま互いに剣をぶつけて競り合う。
「接近戦……考えることは同じか……!!」
「めんどくさいな……!!」
ゼロノスとネガ電王の剣で競り合うも、すぐに互いに後ろに引いて距離をとって仕切り直したのだが、先ほどまでの銃撃戦とは打って変わってゼロノスはすぐに動くことなく機会を伺っていた。
「どうした?さっきまでの威勢がないぞ?」
「………」
攻めてこない事に対してネガ電王が挑発するが、ゼロノスは相手の挑発に乗ることなく視線を相手に向け続ける。
ゼロノスの方も自身から攻撃を仕掛けていきたいとは考えていたが、彼は相手との差が分かっていた。
「どうした?その剣は飾りか?」
「お前から来ればいいだろ?」
2人は互いに剣を持っているが、ゼロノスのそれはネガ電王のデンガッシャーのソードモードと比べれば大型であり、一撃の破壊力で勝っているものの大型ゆえに取り回しが悪い。
それに対してネガ電王のデンガッシャーの取り回しは今のソードを含めた他の形態でもゼロガッシャーと比べるまでもなく、どの状態でも懐に跳び込まれれればネガ電王からの連続攻撃に襲われることは明らかだった。
しかし、ゼロノスも今までも近接戦で同じ条件だったことはいくらでもあった。
だが、彼はそんな状況を圧倒的な実力差や自身を顧みない捨て身と言うゴリ押し同然の戦い乗り越えてきており、大怪我から目覚めてすぐの状態で捨て身の戦法はただの自殺行為でしかない事も、相手の実力を計りかねている部分もある事を自覚している今は踏み込もうにも踏み込めない。
「……なるほど。俺様に剣を使われるのが都合が悪いか」
「………」
そして、視線を向けられてたネガ電王はゼロノスの考えを予想して見せたがゼロノスは態度を崩さず相手への警戒を続けていたのだが、ネガ電王はそんなゼロノスに対して余裕を感じたのかソードモードのネガデンガッシャーを分解して別の形態へと組み替えていく。
だが、その組み替えた形態はゼロノスを驚かせていた。
「斧………?」
「俺様との力の差を見せつけるにはちょうどいい……初めて使うがこれなら良いハンデだろ?……行くぞ!!」
ネガ電王はゼロノスに自身との圧倒的な実力差があるという事を見せしめるためだけに、剣から斧へとネガデンガッシャーを組み替えると、そのままゼロノスへ向かって駆け出していくのだった。
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