前回は遊んでしまいましたが、今回のネタ方面に突き抜けていこうと思います
これは……どういうことなのでしょうか……?
私にも分からん()
と思いつつも投稿です
ライブハウス・CiRCLE――――――
先日、弦太朗からの連絡を受けた彼女達はその1室に集まって席に座っていたが、そんな中でポピパの5人は顔を突き合わせて小声で話を始めていた。
「それにしてもゲンちゃんからの連絡って何なんだろ~?」
「おねーちゃん、もうちょっと静かにしてて…」
「明日香ちゃんの言う通りだな…てかこれは絶対に厄介事だろ……」
「弦太朗、早く来ないかな~」
「グダグダだね」
「あはは……おたえちゃん……。でも……そうかも……」
全く纏まりのポピパ達だったが、そんな中で落ち着いていたりみが周囲を見回していたが―――
「あれ?蘭ちゃんは?
「げんたろーさんの家に泊ったって~」
「ショス?ショス…?」
「2人とも落ち着けよ」
「全く!!人を呼んでおいて待たせるなんて何考えてるのよ!!」
「チュチュ様、落ち着いてくださいよ~」
「きっと寝坊してるだけですよ!!」
「ロック?弦太朗ならあり得るけど蘭ちゃんもいるんだから…」
「だよな」
「ねぇ友希那さん。リサ姉。なんか雰囲気変わった?」
「宇田川さんがそう思うのは2人の服が始めてみるモノだからでしょう?」
「紗夜の言う通りだって!!友希那、お茶は?ペットボトル買ったけど?」
「……自分で買った分があるから大丈夫よ」
「そう……なのかな……?」
「全く、アイドルを待たせるなんていい度胸してるじゃない?」
「千聖ちゃん、まだ時間よりも早いんだから………。でもまだかな~」
他のバンド達も彼女達と同じように纏まっているとは言い難い空気だった。
だが、今は約束の時間前という事もあってか一番最後になっている弦太朗を責めることは出来ないものの、内心では早く来てくれないかと徐々に思い始めていたタイミングで彼は現れた。
「おっ!!全員揃ってるな?」
「あっ!!ゲンちゃん!!おそーい!!」
「日菜さん、時間前ですよ?」
「如月さん。時間前ですが呼び出した側が最後に来るのはどうかと思います」
「るいるいの言う通りですね~」
「……悪かったよ」
「蘭~!!」
「蘭ちゃん!!
「ひまりもモカも座りなよ…」
弦太朗と蘭はは入ってきて早々に呼び出したのにも拘らず一番遅かったことを非難されると弦太朗は素直に謝罪し、蘭は幼馴染から詰められるがサラッと流して席に着いたが、この場にいる彼女達は彼が呼び出してまで集めたという事は何か大変なことが起こっていると言うのは何となくの感覚で理解していた。
「それで、どんな要件だよ?いきなり私達を集めるなんてなんかあったんだろ?」
「俺のダチを紹介しようと思ってな!!
そんな中で代表として有咲が彼にここに集めた理由を尋ねるとその言葉に弦太朗は屈託のない笑みを浮かべて答えたのだが、これがいけなかった。
「ざっけんな!!貴重な休日に呼び出してダチの紹介かよ!!」
「RASの練習時間削ったのよ!!ふざけんじゃないわよ!!」
「市ヶ谷さんもチュチュも落ち着きなよ……」
「ゲンちゃん先輩の友達!?」
「とっても素敵ね!!」
「あ~…うん。こころとはぐみはそう言うと思った。でも、市ヶ谷さん達の気持ちも分かるかな~」
「蘭~。もしかしてもう…?」
「あたしは昨日会ったよ。こんな空気であれだけど、入って来て…」
弦太朗の言葉に貴重な休日を潰された有咲とチュチュがブチ切れ始める一方で、こころとはぐみは弦太朗の友達が気になるのか楽しそうな表情を浮かべていた。
そして、モカはこの事を知っていたのかと問われると彼女は素直に答えてから外にいる人物に声をかける。
そうして再び扉が開かれ、そこにいたのは―――
「ど……どうも……」
「「「「「はっ……?」」」」」
彼女は重い空気を感じておずおずと言った様子で部屋の中に入ってきたのだが、友達の紹介と言われて女の子が出てきた事に沙綾達の中で何かが切れた。
「弦太朗!!」
「友達って女の子じゃん!!」
「如月君!!ギルティー!!」
「如月君の女誑し!!」
「許されないわ!!絶対に許されないわよ!!」
「おい!!俺にモノ投げんな!?」
怒りが爆発した沙綾達は自分達の手荷物を全力で弦太朗達に投げつけ始め、弦太朗はそれを避けようとするが、恋する乙女の逆鱗に触れてしまった彼には避けることが出来ずにその殆どが彼のが顔面や腹と言った急所へ直撃していく。
「えっ……これは……」
「………」
「えっと……大体こんな感じかな気にしないで……?」
「りみ、その説明で良いの…?まぁ、大体あってるけど…」
「あ~なんだ。アレはほっといていいから自己紹介してくれよ」
「えっと……高松燈です……。羽丘の一年生です……」
このカオスすぎる状況に困惑する燈。
そんな彼女にりみがいつも通りだと言う口添えに蘭は思わずツッコんでしまったが、そんな程度で状況が止まる訳がない。
だが、止める労力がもったいないので完全にスルーして巴の方が空気を読んで燈に自己紹介をしてもらったのだが―――
「あすか、ろっか?一年で見たことある…?」
「えっ……?そういえば見たことないかも……」
「全員を憶えてる訳じゃないけど…………。日菜先輩達は…?」
「ん~あたしも見たことないな~。薫くんは?」
「私も演劇部の観客で見たことがないね」
「ジブンも見覚えがないです」
「なら転校生~ですかね~」
「モカ、転校生なんて来たら噂の1つくらい立つだろ?」
燈は自身を羽丘の一年生と言ったが、同じ学年のあこ達は彼女の事を見たことがなく、他の学年の薫や巴達ですら彼女を見たことも無いし、転校生が来ると言う噂すらない。
その事を不審に感じていたが、それもすぐに消し飛んだ。
「弦太朗さん、なにやってんすか……」
「ユウ!!助けてくれ!!」
「新しい人が来た!?てかめっちゃイケメンじゃん!?」
「ちょっととーこちゃん!?」
「ですが、パレオから見ても顔が整っていると思いますね」
燈のインパクトで薄れてしまっていたが、モノを投げられている弦太朗の姿にユウが呆れて言葉を漏らした事でやっと彼の存在を把握し、その見た目に透子たちが思ったことをそのまま口にすると、それを聞いた沙綾達も釣られて止まっていた。
「なんだ。弦太朗。男の友達もいるんじゃん~!!」
「焦らせないでよ~」
「そうね!!つぐみちゃんの言う通りね!!」
「「掌くるっくるだな…おい」」
「有咲、あの人と同じツッコミしてる~」
「うっせぇ!!ところでアンタはなんなんだよ!!」
「俺…?そうですね……」
「折角なんでインパクトのあるのお願いします!!」
「ちょっと透子ちゃん…」
「シロ。ネタだって!!」
ユウの存在に沙綾達が満面の笑みを浮かべる姿にユウと有咲は思わず同じツッコミを入れてしまう。
その事を香澄が悪意0で指摘するも、有咲は完全に茶化されたと思って顔を真っ赤にして声を挙げると、ユウに何者なのかと問いかける。
彼もそれを聞いた自身の事をどう説明しようかと少し考え始めると、透子が自己紹介についてのネタのようなリクエストを飛ばし始めていたが、ユウはこれに完全に乗っかることにした。
「どうも!!見た目は人間ですが中身はもう人間ではありません。異世界から来たナマモノでーす!!」
「「「「「はぁ………?」」」」」
「ふえぇ~!?」
ユウは自身の事を極めて短く、そして真実のみを的確に伝える自己紹介をした。
その内容は常人からすれば明らかに意味不明な内容であった。
しかし、彼女達は弦太朗と一緒に人間が怪人に変身する光景を見ていたから”人間ではない”と言う言葉を受け入れるのは難しくなかったし、弦太朗ならば異世界人と友達と言われてもかろうじて納得が出来てしまいそうだとも思ってしまったが、それが重なってしまえばいくら信じられそうなものでも信じることが出来ず、この場にいるほぼ全員が困惑の声を漏らして固まってしまったのだが―――――
「ふんっ…!!」
「えいっ!!」
「ぐぇ…っ!?」
「えーっ!?友希那さんとリサ姉がモノを投げた!?」
「湊さん!?今井さん!?何をしてるんですか!?」
そんな彼に対して友希那とリサは持っていたペットボトルを全力でユウへと投げつけるのだった。
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