急展開ですがやっとライダー対戦が始められました…
という事で投稿ですが……
主人公が不憫すぎる…完全に1人だけドライブのノリじゃないか…!!
えっ?最初にトライドロンに入れないフルスロットルネタパクってた?知らんなぁ…
アーマードライダー達一行がやって来てから1週間が経った。
そんな彼らにユウ達も協力して果実の回収や調査を行っていたがその傍ら――――
「昨日ちょっと指摘しただけで大分よくなったわね!!昨日、お客様に出してたタルトよりも出来が良くなってるじゃない!!」
「凰蓮さん…!!ありがとうございます!!」
「最も!!ワテクシの店で出すにはまだまだだけどね!!あら、行けない。早く喫茶店に来てるお客様におだししてらっしゃい……!!」
「はい!!」
凰蓮は羽沢珈琲店で労働に勤しんでいた。
本来ならばこんなことをしている時間も勿体ないのだが、彼らが持っていた金銭は一応は使えたものの数日で底を突いてしまった。
その事と現在の危機的な状況という事も重なり、ユウが以前に弦巻家から受け取った金銭の援助を申し出たのだが凰蓮がそれに拒否して受け取ろうとしていた貴虎の手を取って阻止した。
凰蓮の行動に貴虎達は怪訝な表情を浮かべたのだが―――
「何時までかかるか分からない状況なのに、おチビちゃんから援助を受けるだけなんてNON!!NON!!NON!!
お金を一方的に貰うだけなんて彼の師匠でプロのパティシエ―――いえ、1人の大人としてしっかりしなきゃダメよ!!」
この状況に全く見合わない程の正論と勢いに他の面々が何一つ反論することが出来ず、友希那の伝手と凰蓮自身のパティシエとしてのスキルを駆使した結果、彼が作った菓子によって
脳が焼かれてしまったつくしにお菓子作りを教えながら羽沢珈琲店で日銭を稼いでいた。
「凰蓮さん!!出したタルト、美味しいって言ってもらえました!!」
「良かったじゃない~!!」
「ふーすけやるじゃん!!そうだ、凰蓮さん!!このデザインどう思います?うちのブランドで出そうと思ってる服なんですけど!!」
「あら~!!この服、素敵じゃない!!」
「なんでただ話しているだけなのに、あんな腰をくねらせてるのかしら…」
「るいるい、あれ…ふつーじゃないよね?」
「ちょっと怖いよね……」
「だまらっしゃい!!」
彼は菓子作りを教えているつくしと、プロとして自身のブランドでデザイナーをしている透子の2人とすっかり仲良くなりながら働いていると、彼は外からやってきた人物の気配を察知するとすぐにカウンターから出てその人物たちを出迎えていた。
「あら~!!おチビちゃん達にメロンの君!!来てくれたのね~!!カウンター空いてるわよ」
「どうも」
店にやってきた貴虎とユウの2人にくっ付いてきた友希那達。
彼女達がカウンターに案内されてると、言われるがままに席に座ると周囲に聞こえないように小声で情報共有を始めていた。
「凰蓮さんへの連絡事項は特に無いですね。
ザックさんが商店街の配達で色々走り回ってる時に見つけた植物を回収してくれてますけど、黒幕は姿を現してないですね」
「学校とかでも話は聞かない…です…」
「私も聞いてないわ…」
「だが、回収している植物の量が減っている。おそらくは我々の存在にも気が付いて力を蓄えているのだろう」
「それが妥当ね。近いうちにやってきそうってアテクシの勘が言ってるわ」
「……では、私は再び調査に行くぞ」
今の状況について共有するが進展はあまりない。
だが、配達の仕事を斡旋されたザックからの情報では仕事中に回収している植物が減っているらしく、それを聞いた凰蓮は決戦の予感を感じ取るのを見て貴虎は席を立とうとしていた。
「ちょっと、主任?仕事がありますよ」
「………」
しかし、仕事があると言われてユウ達に止められたことに不満を隠そうともせずに貴虎は2人を睨んでいた。
それもそのはず、かたや喫茶店でもう1人は配達の手伝いに対して最後の1人である貴虎は――――
「どうして、私がウサギのキグルミに入らなけらばいけないんだ……」
あろうことかユウが貴虎に斡旋したのは商店街のキグルミことウサギのマリーのキグルミのバイト。
本来ならば貴虎はこんなことをするような人間ではないのだが、こうなってしまうのは仕方のない事だった。
「それに凰蓮さんみたいな特別なスキルが無い以上は肉体労働ですよ……。それに3人の中で一番仕事量も拘束時間も少ないんですから」
「ワテクシは可愛いと思うわよ。メロンの君のウ…サ…ギ…ちゃん…♡」
「止めろ……くっ…!!早く黒幕を倒さねば……俺の身がもたん……」
「色んな意味でそうですね……」
「いつものスーツがくたびれて見えるけれど…そんなのも素敵ねぇ~」
「…新しい仕事を考えた方がいいんじゃないかしら?」
「そうだな……すまないがそうしてくれ…」
「はい。仕事行きますよ~」
いくら元々のスペックが高くても、特別なスキルがない以上はこう言った肉体労働をするハメになってしまっていた。
余りにもメンタルへのダメージが大きいならば別の仕事を考えなければいけないのではないかと友希那の気遣いに感謝しながら貴虎はキグルミバイトに連行されそうになったのだが、外では異変が置き始めていた。
「何あれ!?虫がいっぱい……!?」
「シロちゃん落ち着いて~」
「あれはバッタみたいね…でも、青いバッタなんて見たことないわ」
「ルイ落ち着き過ぎでしょ!?」
「バッタ…いや、イナゴか?」
羽沢珈琲店の外では青いイナゴの大群が飛び交っていた。
その光景に客として来ていた少女達が驚いていたが、ライダー達はすぐに理解できていた。
このイナゴの大群が侵略開始の合図だという事に―――
「っ…!!来たわね…!!お嬢ちゃん達は裏口からすぐに逃げるのよ!!」
「ようやく大きく動き出したか…!!今っ…中島、お前も来い!!」
「了解…!!」
貴虎を筆頭にライダー達が店の正面入り口から飛び出していくと、1組の男女がインベスを引き連れて商店街の方へと向かってくる姿が飛び込んできた。
その姿に気が付いた一団は4人の姿を見てその歩みを止めていた。
「あれが…コウガネか……」
「あの女……!!余裕そうにして…!!」
「主任も凰蓮さんも落ち着いて…」
「貴様ら…どうしてここに……」
「でも、3人だけなら………」
歩みを止めたコウガネ達は本来いるはずの無いアーマードライダーの姿に小さく反応を示した。
そんなコウガネの横にいた鈴鹿がクラックを生成すると、商店街の周囲を覆いつくす程のそこから大量のヘルヘイムの植物が噴き出して来たと思ったら、その内の一部がコウガネ達が無力だと思っていたユウにヘルヘイムの蔦を伸ばして攻撃した。
しかし、ユウはその蔦を軽く躱してからそこについていた果実を毟り取ってから2人に見せつけるようにしてそれを一口で食べて見せた。
「やっぱりあんまり美味くないな。これ…」
「……貴様らの企みはここでつぶさせてもらう」
「ほう……ヘルヘイムに適応しているのか…。ならこれならばどうだ?」
ユウは不味いと言って口にした果実をそのまま飲み込んだ。
その横では相手を睨みつけながら貴虎が宣戦布告のような言葉を口にするも、コウガネの興味は完全にユウにしか向けておらず、今度は彼に初級インベスを差し向けるも、ユウはインベスの急所に腕をねじ込んで内蔵を抉り出してみせた。
「やっぱりキモいなインベス…」
「おチビちゃん!!汚いわよ!!」
「初級のインベスを退けて……インベスとは別の化け物ね…」
「興味深いが我々の邪魔はさせん…」
ユウの行動は味方であるザック達ですら引いてしまったが、コウガネや鈴鹿はユウのことを”化け物”と形容すると、コウガネの周囲にクラックが開くとそこからは想定外のモノが落ちてきた。
「黒影トルーパー!?これって…」
「メガヘクスとか言う宇宙人の時と似てるな」
「……メガヘクスと言うものを参考にさせてもらった。それと同じものだ」
「……世界の危機ならば排除するだけだ」
降ってきたのは大量の黒影トルーパー。
その光景を見たアーマードライダー達は以前にあった事件の事を思い出しながら、貴虎と凰蓮は自身のベルトを取り出すと、ユウも自分のゼロノスベルトを取り出そうとしたのだが―――
「今井。待て…」
「主任?どうしました?」
「お前が持ってるベルトの話はあのイマジンから聞いている。貴様がベルトを使うのは最終手段だ」
「聞いたわよ?……周りの記憶が消えるのでしょう?ワテクシ達は憶えてるけれど」
「キバットさんの時もだけど、別の世界から来てる人は対象外なのか……。でもどうするんですか?」
デネブからゼロノスのことを聞いていた貴虎は彼が変身するのを止めていた。
自身に関する他者の記憶を燃やしてまでこの場で戦わせることを躊躇った2人だったが、この戦力は欲しい。
そうなればやることは決まっていた。
「黒影トルーパーのベルトを奪い取って使え」
「大分無茶言いますね…」
「……出来るとでも?」
コウガネが出した黒影トルーパーのベルトを奪いとる。
簡単に口にして見せた貴虎だったが、それを聞いたコウガネが黒影トルーパーの1体をユウに差し向けたのだが――――
「おりゃああああああ!!」
「…ロックシードが壊れてるけどベルトは大丈夫そうだな…受け取れ」
「どうも……」
その瞬間にザックが変身したナックルが建物の上から飛び降りながらユウに迫っていた黒影トルーパーを拳1発で撃破しながら変身を解除すると、貴虎はナックルが撃破した黒影トルーパーが落としたドライバーをユウに手渡していた。
受け取ったユウはドライバーを装着して先ほど引きちぎった果実の1つを手に取ると、それが果実がロックシードに変化したのだが―――
「ひまわりの種……変身用じゃないか。現地調達するしかないか……」
「ザック出し惜しみをするな。最初から全戦力を叩き込むぞ」
「おう!!……戒斗…力を貸してくれ!!」
ユウが変身に使えないロックシードを手にしている横で、貴虎の最初から全力を出すという言葉を聞いたザックが自身のベルトのプレートを外して、そこにゲネシスコアを嵌め込むと3人が自身のロックシードを手に取っていた。
「えっ…?カチドキ…!?」
「それでどうにかなるとでも?」
貴虎達3人が自身のロックシードを解錠してると、貴虎がシン・カチドキロックシードを出していることに驚くユウを他所にコウガネ達も自身のロックシードを手に取って解錠して睨み合い――――
「「「「「変身…!!」」」」」
5人は同時に変身した。
そして、誰が合図を出したという訳でもなく、5人のライダーが互いに駆け出し、それに続いてコウガネが変身したマルスと、鈴鹿が変身したシルフィーの後に大量のインベス達が続き、商店街を巻き込んだ大乱戦が幕を開けた。
「ちょ…!?主任!?メロン使わないならおいていけぇえええええ!!」
そんな中でドライバーを装着しただけのユウが斬月に対して思わず叫んでしまったが、そんな声は届かず、彼は大量のインベスに囲まれることになってしまうのだった。
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2025/8/30 23:59までアンケします。
主人公が何使うんやろなぁ~ってマトモな方が少ねぇ!?