読者の皆様、ドラゴン娘と決闘者の閲覧と応援、ありがとうございました。
2度ほどランキング掲載された事などもあり、この1年3ヶ月の連載における励みとなりました。
第2部が完結を迎え、一先ずは彼らの物語も一区切りとさせていただきます。
とはいえ、色々と物語の中ではお出しできなかったネタ、一部の原作キャラクターの話などに関する補足という名の言い訳などありますので、この場を借りて語らせていただきたく思います。
活動報告では目を通されない方もいる可能性がありますので、こちらで投稿させていただく事をお許しください。
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◇キャラクターネーム
本小説に登場したオリキャラ達の名前について。
主要人物となる決闘者達のネーミングですが、だいたいはお察しの通り相棒クリーチャーやその文明に関する要素が名前に組み込まれています。サキト(護守閃斗)などは分かりやすくドギラゴン閃から名前を取っているのが分かります。
しかし、一部由来が分かりにくいキャラクターもいたと思いますので、そちらの解説などをさせていただきます。
・リュウ(井星柳)
《卍 デ・スザーク 卍》使い井星リュウ。一見すると相棒との関係性が見えない名前ですが、彼もデ・スザークのモチーフは名前に含まれています。
まず、デ・スザークの身体には星座らしきものが刻まれていますが、これの由来は古代中国の天文学・占星術で用いられた「二十八星宿」における南方朱雀に属する星座であると言われています。
天球を28のエリアに不均等分割した二十八星宿において、朱雀に属する星宿は「井宿」「鬼宿」「柳宿」「星宿」「張宿」「翼宿」「軫宿」の7つ。ここの「井宿」「柳宿」「星宿」から字を取り、井星柳という名を彼に付けました。
特撮好きの筆者としては、南方朱雀の星宿、中でも「柳宿」「星宿」「張宿」はガメラ3の中で登場したワードとして思い入れがありネーミングに突っ込んでいます。
・トウリ(蟠龍桃利)
トウリは当然その文字からモモキングが由来なのですが、一番名前の付け方に凝ったキャラと言えるかもしれません。
「蟠龍」はとぐろを巻いた龍を意味する言葉ですが、「蟠」と名前の「桃」を合わせると「蟠桃」となります。これは桃の品種の1つですが、道教の女神西王母が天界で育てる桃で「仙桃」とも称され、食して不老不死を授かるとされたものです。
トウリの一家はそういった物事に博識な面があり、息子/孫に「長く健やかに生きて欲しい」という願いを込めた…………といった風に設定しております。名付けに込めた願い、というのをトウリに関しては強く意識しています。
・ヨウコ(相模野鷹子)
ゴルファンタジスタが相棒のヨウコは、名前にもゴルフ関連の地名や用語を使い名付けました。
神奈川県相模原はゴルフの名所、というわけで苗字に相模の字を関する事にして相模野に。そして鷹子ですが…………最初は「イーグル」から「鷲」の字を使おうとしたのですが、人名に使おうとすると女性名で良い感じのものがなかなか出ず。なら音の感じをより女性らしい方向にしたい……と考えた結果、「鷲」を「鷹」に変え、ヨウコという読みになりました。
陽気のヨウとも重なる名前となり、本人のキャラ付けにも繋がったため結果的に筆者にとって助かった面もありました。
・スミト(東木澄士)
ジョーカーズの使い手、ジョニーの契約者ということで名前をどのような方向性で付けるか悩まされました。
電脳対策班、ゲーマーという事でハンドルネームの「Johnny the sheriff」はすぐに決まったのですが、最終編を書き始める直前まで名前には悩んでおりました。
最終的に、以前テレビで見た西部劇の宣伝から着想を得て、マカロニウエスタンの名優……「クリント・イーストウッド」氏の苗字を直訳して東木、彼の代表作の1つであるダーティハリーに登場する銃「S&W M29」のメーカー名、スミス&ウェッソン社から捩ってスミトという名前に致しました。
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◇ドラゴン娘達
原作におけるドラゴン娘の面々は皆個性的で可愛く魅力的で、正直筆者の腕で全員の魅力を描き切れるかは難しいと考えておりました。
それもあって、出番に偏りがあったりもしましたが…………どうかお許しいただきたく思います。
オリキャラ男子勢と強く絡む、ヒロイン枠に置いた娘達の人選は…………まあ、筆者の趣味や癖が多大に影響しております。お察しください。
・PENTADRÉ組、そして視聴者イラストコンテスト組の扱いについて
これがまあ、一番大変でした。なにせ原作時系列よりも大幅に物語が進んだ2部進行中に登場となったため、原作での登場エピソードが全く使えないという事態に。
PENTADRÉは全員原作では高校2年生であり、登場時の本作の時系列と合わせると3年生となることに。結果、常識的に考えれば各校の生徒会や代表生徒の座を退いているのが自然となりそうであり…………その場合アイテムでドラゴン娘の力を得ている彼女達はどうなるのか?と頭を悩ませました。
とはいえ力の継承者をオリジナルで考えるのは難しく、結果ご都合的に力を持ったまま3年生後半の時期を過ごして貰う事になりました。
イラコン組は更に深刻というか、原作での登場回数が更に少なくキャラ把握や絡ませ方の想像が難しく…………連載中に出番をほぼねじ込めずに終わってしまいました。申し訳ねえ!
今後番外編など不定期に書こうかと考えていますが、その際には彼女達にも出番を用意したく思っています。
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◇これから
2部の終了をもってこの物語は一旦の終わりを迎えますが、ネタ自体はいくつか浮かんではいる状態であります。
例えば、上で言及したイラコン組との絡み…………特にアーシュ親衛隊のココアと、アーシュと恋仲になったハヤトの話であったり。
また、作中で言及されたテルタカの海外任務であったり。
京都編で登場になった、渡辺セイジがDGAに入る事となった経緯であったり。
そういったネタの概要は浮かんでおりますので、これらのプロットを練っていずれ番外編としてお出しできればと思っています。
「ドラゴン娘と決闘者」としての本編第3部、もしくは中編レベルの話となると、そちらは今後のデュエマ公式の展開などを見て練って行く必要性があるため、長い充電期間が必要になると思われます。
GTが今後の進行を続けたら書きやすくなるかもしれません。8月からGT3も連載開始すると告知が来たことですしね。
ただ、ドラゴン娘達とサキトによる話として、別枠の連載などの案を1つ構想してはいます。
題して「ドラゴン娘と卓上遊戯」!
筆者の趣味でもあり、サキトが属するゲーム部に少数のプレイヤーがいるとした、TRPGにサキトが彼女達を誘うという形式の話になります。
正直カードゲームよりも人を選ぶマイナーな題材を扱う代物なので、付いて来れる読者がいるかどうか不安な面はありますが……もし見たいとおっしゃられる方がいればそちらに注力したいと思っております。
というわけで、長々とした補足説明にお付き合いいただきありがとうございました。
いずれまた、読者の皆様にお会いできる日が来るよう精進して参ります!それでは!