ドラゴン娘と決闘者   作:偽りの名 ニーサン

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クリーチャー戦ではない、初の真っ当なデュエマ回!
デュエル構成は難しいですね……


Ep.6:猛攻の炎と堅守の光

「まずは俺のターン、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》をマナゾーンへ!ターンエンド!」

「では私のターン、ドロー。《閃光の神官 ヴェルベット/フェアリー・パワー》をマナチャージしてターン終了だ」

 

初手は互いに多色のマナをチャージし睨み合いとなる。共にコスト1のカードを投入していない構成のため、当然の流れと言える。

 

「そう言えばクリーチャーと戦ってるとこは見てたけど、こういうカードゲームとしてのデュエマをしてるのは初めて見るねー」

「ワタシの国ではシテる人がいなかっタので、デュエマ自体初めて見たワ」

「ああ、海外展開はあまりしてないって聞くからなぁ……」

「ほほう。では私達の決闘を見せながらルールの解説でもしようかな?」

「作文ハ一限にしかず、だったカシラ?お願いするわ」

「『百聞は一見に如かず』な」

 

アンナが手にしたカードを指しながら彼女達に解説を始める。

 

「デュエマの基本ルールは単純さ。手札からカードをマナ……カードを使うためのコストとして溜め、クリーチャーや呪文を繰り出す。そして、呼び出したクリーチャーで相手のシールド5枚を全て破壊した後に、直接攻撃を決められれば勝ちになる」

「マナは基本1枚で1点、コストはカードの左上の枠に書いてある数字と、その枠の色と同じ色のマナを必要とするんだ」

「なるほど……横向きにして置いているのは何故なんですか?」

「複数の色を持つカードをマナゾーンに置く場合、タップ……使用済みを示す状態で置かなければならないのさ。次のターンの初めに未使用状態に戻るまで使えないというわけだね」

 

ターンがサキトへと渡り、マナがアンタップされる。カードを1枚引いて、サキトは安堵の表情を見せる。

 

「よし、これなら問題無い。《鳳翔竜騎(ほうしょうりゅうき)ソウルピアレイジ/高貴なる魂炎(バーニング・レイジ)》をマナゾーンに。そして呪文、《メンデルスゾーン》を発動!デッキの上から2枚を表にし、その中からドラゴンをタップ状態でマナゾーンへ!ドラゴンでないカードは墓地へ送る!」

 

表となったカードは《蒼き王道 ドギラゴン(ハイパー)》と《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の2枚。

これにより、一気に次ターンの使用可能マナが4まで増える。

 

「おお、ドギラゴン超を持っているのか。買ったのかい?」

「いえ、新弾2箱買ったら両方から出て来まして」

「それは『持ってる』ね、新しいドリームレアは数箱に1枚だと聞いているよ」

「それっておっそろしいレア物なんじゃ?」

「現状の単品買い相場は基本4桁という所だね。絵違いのシークレットなら万単位は下回らないかな」

「カード1枚にそこまでとは恐ろしいな……」

 

ターンが回り、アンナがドローする。理想的な手札に微笑みを浮かべた。

 

「《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》をマナチャージし、呪文《巨大設計図》を発動。山札の上から4枚を表にし、その中からコスト7以上のクリーチャーを全て手札に……《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》2枚目の《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》を手札に。残りは好きな順番で山札の下へ送るよ」

「やっぱり【巨大天門】ですか……キツいなー」

「巨大天門デスか?」

「デッキの通称みたいなものだね。今使った巨大設計図で大型のブロッカーを手札に集め、《ヘブンズ・ゲート》……『天国の門』からコストを支払わず降臨させる防御重視のデッキさ」

「大会入賞報告もある、『強いデッキ』ですね。しかも俺のデッキにとってはかなり不利な相手」

「有利不利とかあるの?」

 

その言葉に、メモ用紙を取り出しアンナが図を描いてゆく。丸に『攻』『受』『ル』と書かれた物を矢印で結びつける。

 

「デュエマのデッキタイプは大枠で三つに分けられてね、それらが三すくみの関係にあるのさ。『攻め』は『ループ』に強く、『ループ』は『受け』に強く、『受け』は『攻め』に強い、とね」

「受け攻めはまあ分からんでもないけど、ループってのはなんなん?」

「特定のカードを組み合わせる事で、タダでクリーチャー召喚や呪文の発動、そして墓地からの回収を延々と繰り返すコンボデッキの事です。特定の条件を満たす事で攻撃せずにデュエルに勝利するカードや、相手のデッキをゼロ枚にして勝利するという、一風変わったものですね」

「攻撃しなければシールドトリガーによる逆転も許さず勝つことが出来るからね。そして……護守くんのデッキは、典型的な『攻め』のデッキなのさ」

 

言うなれば彼女のデッキはサキトの鋭い矛を受け流し、跳ね返す堅固な盾。それも戦いが長引くほど盾は堅く分厚くなってゆくのだ。

 

「正直対抗策になるカードも積めてないので、どうあっても……最速で攻めるしかないですがね!ドロー!《メガ・マグマ・ドラゴン》をマナゾーンへ!」

 

これで使用可能マナは5。光、水、火、自然の4色が揃っている。

 

「《龍装者(りゅうそうしゃ)バルチュリス》を召喚!こいつはスピードアタッカー、バトルゾーンに出たターンに攻撃が出来る!当然攻撃だ!」

 

ドラゴンの化石を鎧とする3匹のネズミのカード、それが攻め込むと同時に、サキトは手札からカードを繰り出す。

 

「“革命チェンジ”、条件の合うクリーチャーが攻撃した時に、手札からそのクリーチャーと交代でバトルゾーンに出す事が出来る!条件はコスト5以上の火か光のドラゴン……《蒼き守護神 ドギラゴン閃》をバトルゾーンに!」

 

サキトのエース、ドギラゴン閃が戦場へ舞い降りる。彼の能力は、更なる仲間を山札から呼び出さんとする。

 

「革命チェンジで場に出た時、ドギラゴン閃の能力“ファイナル革命”発動!山札の上から4枚を表にし、その中から進化でない多色クリーチャーをコストの合計が6以内になるよう好きな数バトルゾーンに出せる!……よし、ボルシャック・サイバーエクス!スピードアタッカーだ!」

 

赤と青の手甲を付けたドラゴンが呼び出されドギラゴンに続く。立て続けの攻撃が通れば、一気にゲームを終わらせる事が出来る。

 

「ドギラゴン閃でシールドをトリプルブレイクする!こちらから見て真中から左側までの3枚を指定!」

「ふふ、いい一撃だ。シールドチェック……ふふ」

 

()()()()()()の話である、が。

 

「まずは《「根性」の頂 メチャデ塊ゾウ/「大親分、ここにあり!」》の(ガード)・ストライク発動。このターンは君のサイバーエクスは攻撃出来なくなる」

「く、追撃は不可か……!」

「更に……君には悪い知らせだね。シールドトリガー《ヘブンズ・ゲート》と、《光開の精霊サイフォゲート》」

「げっ、サイフォゲートって新弾の新カード……!」

「さっきのクリーチャーとの戦いでも出て来た、味方を呼び出す天使か!」

 

彼女のデッキの中核、天国の門が開かれる。2体のブロッカーをコスト無しで降臨させる、シンプルにして強力な呪文だ。

 

「2枚目の《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》、そして《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》をバトルゾーンに。まずはエモーショナル・ハードコアの効果。登場時にクリーチャーの名前を一つ選ぶ事で、そのクリーチャーの能力を彼がいる限り無効にできる……ドギラゴン閃の能力を無効化しようかな。これで君は、ターン終了時にドギラゴン閃の能力による全クリーチャーのアンタップが出来なくなる」

 

タップされた状態のクリーチャーは相手のクリーチャーに攻撃されるようになる。更にドギラゴン閃はアンタップしていれば敵の攻撃を自身へ向けることが出来るブロッカーの能力も持っているが、それも2重に封じられた。

 

「続けてサイフォゲートの能力、《闘門の精霊ウェルキウス》をバトルゾーンへ。そしてウェルキウスの能力によって1枚ドローし、更なるブロッカーをバトルゾーンへ」

 

剣を手にした白き天使は更なる援軍を呼ぶ。それは、今までのカードとは全く毛色が異なるクリーチャー……

 

《∞龍 ゲンムエンペラー》!

「ぐぅっ!?」

「な、なんなんそのカード、コスト∞にパワー∞!?それにマナの色も他と全然違う!」

 

青と黒、水と闇の文明を持つ黒きドラゴン、ゲンムエンペラー。強大な能力を持つクリーチャーが戦場へと君臨する。

 

「ウェルキウスの能力は特別でね。ヘブンズ・ゲートやサイフォゲート、アケルナルと異なり……ブロッカーであれば、光文明に属さない者も呼び出せるのさ」

「しかも、ゲンムエンペラーは場にいる限り、コスト5以下のクリーチャーと呪文の能力を無効化する……!」

「それってもしかしなくても護守先輩ヤバい?」

「正直言って死ぬほど辛い」

 

攻撃続行は不可能、サキトはアンナへターンを渡すしかない。

 

「さて、私のターンだよ。先程シールドから手札に加わったメチャデ塊ゾウをマナチャージし……さて、ゲンムエンペラーは残念ながら私自身が使うコスト5以下のクリーチャーと呪文も無効化してしまうのが玉に瑕だね」

「なるほど、となれば先のような呪文による補充は出来ないという事か」

「熊田くんは聡い子だね。さて、ドギラゴンはパワーが高いから倒すにはゲンムエンペラーでないと厳しいね」

 

盤面を見て少し考えるアンナ。ここで攻め切るか、出方を伺うか……

 

「……ふふ、あまり長々とはいられないからね。大胆に君を攻めてみようじゃないか───ゲンムエンペラーで護守くんに攻撃だ」

「っ、来るか!」

「ゲンムエンペラーは『∞ブレイカー』……相手のシールドを『好きな数』割る事が出来る。5枚より増えていてもね。ここは全てを破壊するよ」

 

防御を封じられた状態で、シールドが為す術なく全て破壊される。

残ったクリーチャー達による攻撃を、4回防ぐ手段を引き当てなければ敗北は確実だ。

 

「1枚目、何も無し……2枚目、カツキングだ!シールドが0枚になるため革命2の能力でシールドトリガーを得てバトルゾーンに!」

「ああ、場に出る前のクリーチャーの能力は無効化されないからね。ただし、場に出た後の効果は使えないよ」

「ええ、分かってます。3枚目……D2フィールド、《Dの牢閣 メメント守神宮》!こいつが場に出る事で全てのクリーチャーにブロッカー能力を付与!」

「これなら2体マデは防げますか?」

「いいや、この能力は『クリーチャーがブロッカー能力を持っているとして扱う』ものだからね。ゲンムエンペラーの能力が支配する中では、コスト5以下のクリーチャーにブロッカー能力を与えても力を発揮できない」

「つまり、サイバーエクスだけが攻撃から庇えるようになったってこと?」

「その通りです……4枚目、何も無し!5枚目……!」

 

最後のシールドが開かれる。それは彼にとって…………。

 

「───シールドトリガー、発動!《光鎧龍ホーリーグレイス》をバトルゾーンへ!」

 

逆転の一手となる、希望の輝き。

 

「ホーリーグレイスはコスト6、よって問題無く能力が発揮される!相手クリーチャー全てをタップする!」

「………なるほど、そのカードを入れていたのか。ドラゴンなのでメンデルスゾーンの邪魔にならない防御用のシールドトリガー、良いカードだね」

「ええ、こいつのお陰で受けが少し強くなってありがたいですよ」

「仕方がないね。ターン終了時にアケルナルの効果で手札から光の進化ではないブロッカーを登場させる。来たまえ、《支配の精霊ペルフェクト》」

 

金と青の鎧を纏う天使が盤面に追加される。1回は確実に防御を行えるようになった。

 

「彼がいる限り、君はクリーチャーの召喚と呪文の詠唱を合計3回までしか出来なくなる。さあ、君のターンだよ」

「縛りが強くなりましたね………」

「縛られて責められるのは嫌いかい?」

「あんま好きじゃないですよ。ですが……俺のデッキならその効果の影響は幸いにして薄いっ!」

 

デッキからカードを引く。打開策は既に盾からやって来た、そして詰めに必要な札がここにやって来る。

 

「《“龍装”チュリス》をマナとし、6マナで……《蒼き王道 ドギラゴン超》を召喚!」

「来たね……新たなドギラゴン」

「ドギラゴン超の登場時能力!相手のクリーチャー1体を選び、マナゾーンへ送る!ゲンムエンペラーをマナゾーンへ!」

 

ゲンムエンペラーが場から消え、コスト5以下への無効化が消失する。一つ目の枷が外れた。

 

「そして!ホーリーグレイスをタップし、ドギラゴン超の『ハイパー化』発動!ハイパーモードとなってパワーが増加し、新たな能力を得る!」

「ハイパー化って?」

「そのクリーチャー以外の味方クリーチャーをタップ……行動不能にする代わりに第二形態となる能力さ。今月に出た新カード達が持つ、新たな能力だね」

「ハイパーモード中、俺の全てのクリーチャーはスピードアタッカーを得る!そして、多色クリーチャーの攻撃時に、マナゾーンからそいつよりコストの低いクリーチャーを呼び出す事が出来る!」

 

攻め込む準備が整った。後は……進撃するのみ!

 

「ドギラゴン閃でシールドを攻撃!からの……!革命チェンジだ!」

 

サキトのエースたるクリーチャーが、手札のクリーチャーと入れ替わる。場に現れるはもう1枚の彼の切札、デュエマの殿堂に名を残す強大なドラゴン。

 

《蒼き団長 ドギラゴン(バスター)》!

「おお……引き当てていたんだね、彼を」

「ドギラゴン剣のファイナル革命、発動!手札またはマナゾーンから、コストの合計が6以下になるように進化ではない多色クリーチャーを好きな数出せる!手札のサイバーエクスをバトルゾーンへ!同時にハイパーモードとなったドギラゴン超の効果により、攻撃宣言をしたドギラゴン閃のコスト8を下回る、カツキングをマナゾーンからバトルゾーンへ!」

 

更なるドラゴンが場へと現れる。防御が厚いなら、それ以上の手数で攻め落とすだけだ。

 

「あ、あれ!?3回までしか召喚出来ないんじゃ!?」

「いやぁ……ドギラゴンが得意とする『コストを踏み倒して場にクリーチャーを出す』効果は『召喚』ではないからペルフェクトでは縛れないのさ」

「なんやトンチみたいな話やなそれ!」

「サイバーエクスとカツキングの登場時能力!まずは一番パワーが低いカード……サイフォゲートを破壊!カツキングの効果で山札の上から5枚をめくり、その中から……バルチュリスを手札に加えアケルナルを手札へ戻す!」

「ペルフェクトでブロック、パワーが0以下でないから場に留まるよ」

「ならばドギラゴン超で攻撃!この時手札のバルチュリスの能力と、ドギラゴン超のハイパーモード能力!バルチュリスはこのターン2度目の攻撃時、このターン中にバルチュリスを場に出していなければ、攻撃後手札から場に出る!そしてコスト5の《“龍装”チュリス》をマナゾーンからバトルゾーンへ!」

 

ドギラゴン超の剣が、残りのシールドを切り裂いた。

 

「シールドトリガーは……来たね、ヘブンズ・ゲート!サイフォゲートとウェルキウスを場に!サイフォゲートの効果でアケルナルを、ウェルキウスの効果で《閃光の神官 ヴェルベット》をバトルゾーンへ!更に1体目のサイバーエクスに対しメチャデ塊ゾウのG・ストライクで攻撃不能に!」

「バルチュリスがタップインしたか……2体目のサイバーエクスで攻撃!革命チェンジ、ドギラゴン閃!」

「ウェルキウスでブロック!破壊される!」

「“龍装”チュリスで攻撃!革命チェンジ、サイバーエクス!ヴェルベットを手札に!」

「サイフォゲートでブロック!こちらは破壊される!」

「1体目のカツキングで攻撃!シールド0枚のため革命0発動、パワーは15000だ!」

「アケルナルでブロックし破壊される!………けれど、ここまでか。成長したね護守くん。さあ、おいで」

 

嬉しそうに両手を広げ、アンナはサキトの攻撃を受け入れんとする。

 

「2体目のカツキングで………ダイレクトアタック!」

 

サキトの矛は、かつて刃を砕かれたアンナの盾を……貫いた。

 

 

* * *

 

 

「いやあ、良いデュエルだったよ。最後の除去の判断も良かったしね」

「除去の判断?」

「ドギラゴン剣で攻撃する時、ファイナル革命で場に出たサイバーエクスと超の効果で場に出たカツキングの効果でもしサイフォゲートを“手札に戻していた”ら、ブロッカーを呼ぶブロッカーであるサイフォゲートが結果的にもう1度出て来る事になるからね。そうなれば攻撃可能なクリーチャーとブロッカーの数が釣り合って、私が防ぎきれていたよ。一番パワーが低かったサイフォゲートを破壊で処理したのが功を奏したね」

「ナルホド………奥が深いワネ」

「はぁ………っつっかれた……!」

 

余裕のアンナに対して、勝ったはずのサキトが精神的に疲労困憊という状況だ。

明確に格上かつ相性不利な相手に、幸運にも勝ちを拾えただけ。2度は通用すまい。

 

「しかしまあ……途中で使ってた巨大設計図、あれ『いきなりつよいデッキ』版ですよね?」

「おお、ちゃんと見ていてくれて嬉しいよ!ヘブンズ・ゲートデッキに合う新しいイラストだったからね、デッキパーツとしては既に持っているカードばかりだったけど、つい買ってしまったんだ」

「いきなりつよいデッキとは何なのだ?随分分かりやすいというか、子供っぽい名前だが」

「今月頭に発売された、550円で実戦的なカードが手に入る構築済みデッキだよ。新人の入門にとてもいい商品だね」

「それなら、すずチャンみたいなチビッ子にもピッタリね!」

「貴様ー!またわらわを小さいと馬鹿にしおってー!」

 

決闘を終え談笑する7人。しかしその時間もすぐに終わる。

 

「さて、名残惜しいけどそろそろ私は帰らないとね。今日は楽しかったよ」

「いやー、ウチらのクリーチャー退治とか手伝ってくれてほんとにありがとうございます」

「またお会いできますか?」

「この市内でクリーチャーと戦う機会があれば、現場でまた会うだろうね。もしくは暇があれば、またお邪魔しても良いかい?」

「もっちろん!いつでも歓迎だよねー、みんな!」

「ふふ、それじゃあまた会おうか。愉快な後輩くん達」

 

皆にウインクを飛ばすと、彼女は生徒会室を出て去ってゆく。後には香水の香りだけが残っていた。

 

「なんというか、心強いですね。校外に味方になってくれる人がいるって」

「皆さんも基本人には言えない事ばかりですもんね……ああ、俺も帰らないと。んじゃお疲れ様でした」

「お疲れ様ー先輩!またねー!」

「今度お礼するワネー!」

 

サキトも生徒会室を出て家路に着く。

こうして、少し騒がしい一日が終わりを迎えるのであった。




常在効果とかドリームクリーチャーの縛りとか、考えることが多くてデュエルシーンが大変でした……!

追記:デュエル構成のミスを修正しました
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