生まれ変わったら高島になったが平安で因縁を終わらせてみた   作:色々残念

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思い付いたので更新します
今回も短めですね


文珠の代金に友達割引はあります

近くの飯屋でタイガーに飯を奢ると「久しぶりのタンパク質じゃ!」と喜びながら生姜焼き定食を食べていくタイガーは、あまり給料を貰えていないのかもしれない。

 

「腹一杯食べとけよ、空腹じゃ元気出ねぇからな」

 

「エミさんは稼いどるんじゃが、ワッシの給料はちっとも上がらんので、飯を奢ってもらえるのは助かります」

 

「仕事に道具使う人達は、出費も激しいみたいだからな。精霊石だって高いだろうし」

 

「世知辛いんじゃ」

 

タイガーとそんなことを話ながら食事も終えて、代金を俺が全部支払ってから現地解散したタイガーと俺。

 

そういえば、ここからだと唐巣神父の教会が近かったような、と思った俺は、ちょっと心配になったから唐巣神父に会いに行ってみることにした。

 

バンパイアハーフのピートは植物から精気を吸うことが可能なので、普通の食事をしなくても大丈夫だが、唐巣神父は人間だからそうもいかない筈だ。

 

「先生はお金をあまり受け取らないんですよ」とピートが言っていたが大丈夫だろうかと思った俺が、教会に入ってみると倒れている唐巣神父を発見。

 

こんなことになっているんじゃないかと考えて教会に行く前に買ってきておいた米と卵に調味料を使って卵粥を作り、唐巣神父に食べさせておくと「美味い美味い」と言いながら卵粥を食べていった唐巣神父。

 

「ありがとう、生き返ったよ横島くん」

 

笑顔で感謝してきた唐巣神父は、空腹が満たされたことで、ちょっとは元気になったみたいだ。

 

友人のピートの師匠が餓死とか洒落にならないんで、とりあえず教会にある冷蔵庫を満杯にして、米も20キロくらい買ってきた俺は「毎日しっかり飯を食べてくださいね」と唐巣神父に言って立ち去っておいた。

 

それから数日後、以前のGS試験で火角結界を解除した文珠使いとして実力を見込まれたのか、小竜姫から直々に仕事を依頼されて俺は香港に向かう。

 

魔族達が元始風水盤を用いて計画しているアジア全域の魔界化を阻止する為に、香港にある魔族のアジトだという場所に単独で突入した俺は、立ち塞がった白竜会の門下生達を蹴散らして進み、元始風水盤を発見したが現れた魔族のデミアン。

 

GS美神の原作だと、文殊が使えるようになった横島の時給が255円と知って「非常識だ、納得いかん」と叫びながら死んだデミアンという魔族。

 

デミアンは外見は少年のように見えるが変幻自在の身体を持ち、本体が入っているカプセルを破壊されない限り不死身だ。

 

デミアンの身体の中に本体が隠されていることを既に知っている俺は、手早く仕事を終わらせる為に文珠を使う。

 

「魔」「族」「本」「体」「破」「壊」の6文字で6個の文珠を使い、一撃でデミアンの本体を破壊して倒し、次に「元」「始」「風」「水」「盤」「消」「滅」と7文字の7個の文殊を用いて元始風水盤を消滅させておいた。

 

香港で行われていた魔族の計画を阻止することに成功したが、白竜会の門下生だった者達は犯罪者として裁かれることになるらしい。

 

そういえばGS試験の時とは違って門下生達の中に伊達雪之丞の姿が無かったが、雪之丞が離反することは変わらなかったのかもしれないな。

 

まあ、縁があるなら会うこともあるだろう。

 

仕事が終わったことを小竜姫に報告し、今回の報酬として受け取ったのは小判が沢山入った大きな千両箱が10個。

 

とりあえずこれまで俺を育ててくれた母に、千両箱を半分の5つ渡した。

 

沢山の小判が入った千両箱に驚いていた母には、千両箱の出所を説明しておき、やましいことは欠片もないことも教えておく。

 

オカルトGメンが日本支部を開き、西条が日本にやってきたが、特に美神令子に興味がない俺は西条を目の敵にすることもない。

 

将来オカルトGメンに入りたいと考えているピートは、オカルトGメン日本支部長の西条から話を聞くこともあるようだ。

 

西条に言われるがままにオカルトGメンの仕事を手伝っていた美神令子が、明らかに向いていない仕事をやり過ぎてノイローゼになって病院送りになってしまったようである。

 

すると、何故か俺が西条に呼び出されることになり、西条から「報酬は支払うから令子ちゃんを文珠で元に戻してほしい」と頼まれることになった。

 

「友人が世話になってるから、かなり安めにして2000万円にしとくが払えるか?」

 

「令子ちゃんが元に戻るなら安いものさ」

 

交渉も成立したので「復」「活」の2文字で2個の文珠を用いて美神令子を復活させておくと、元に戻った美神令子。

 

報酬の2000万を西条から受け取り、オカルトGメンに入らないかという勧誘をやんわりと断った俺は、除霊の仕事を行いながら金を稼いだ。

 

ある程度金が貯まったところで、田舎の土地を買い、以前知り合いになった猫又の親子が、そのまま田舎の山奥で暮らしていけるようにしておく。

 

猫又の母、美衣と息子のケイには、たまに会いに行っているが、最近は美衣からのボディタッチが若干増えたりもしているような気がした。

 

ある日、海で行う除霊の仕事を終わらせたところで、乙姫を名乗る人間ではない女性が俺を「浦島様!」と呼びながら追いかけてきたので「人違いですよ」と言いながら全力で逃走。

 

2足歩行に慣れていないのか、走る速度が遅かった乙姫は、原作だと下半身が蛇だったが、変化して足を生やしていたんだろうな。

 

なんとか逃げ切れたから良かったが、人外に好かれるところは原作の横島と変わらないみたいだ。

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