生まれ変わったら高島になったが平安で因縁を終わらせてみた   作:色々残念

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思い付いたので更新します
今回も短めですね


クリスマスイブ

クリスマスイブが近付いてきたが、イブ当日は母には泊まり込みの仕事があるらしく、その日は家に帰っても俺1人だけとなるので、どうしようかと考えていた。

 

豪勢な料理は食べたいかな、とは思った俺は食材を買い込んでいき、事務所の冷蔵庫に入れておく。

 

メインの料理に使う食材は鶏肉と牛肉になるが、クリスマスということでケーキの材料もしっかりと買い込んだ。

 

クリスマスには鮭を食えって言ってたのは誰だったかな、なんてことを考えながら買った鮭の調理方法に頭を悩ませていると事務所に来客が連続で現れた。

 

「横島くん、クリスマスイブは予定が無いって言ってたわよね」

 

まず最初に入ってきたのは机を背負った愛子。

 

「横島、クリスマスイブは牛肉が食べたいじゃん」

 

次に入ってきたのは魔族のハーピーであるが、変化して人間の格好をしている。

 

「クリスマスイブは、ワインとチキンが欲しいねボーヤ」

 

そして最後に入ってきのは魔族のメドーサで、きっちりとした女性用スーツを着ていた。

 

どうやら入ってきた全員はクリスマスイブに予定が無かったので、俺と過ごすつもりだったらしい。

 

険悪な雰囲気になりかけたが、なんとか全員を落ち着かせて話し合った結果、全員でクリスマスイブに事務所でパーティーをすることになったが、キッチンで料理を作るのは俺1人になるみたいだ。

 

もういっそのこと美衣とケイも呼んでしまおうと考えた俺は、4つの文珠に「瞬」「間」「移」「動」の4文字を込めて瞬間移動し、美衣とケイが居る田舎の山奥に移動。

 

クリスマスイブにパーティーをするから一緒に俺の事務所にまで来ないかを美衣とケイに聞いてみて、行ってみたいと答えた美衣とケイを再び文珠を使った瞬間移動で事務所に連れてきてみた。

 

全員が食べるなら足りないかと考えて追加の食材を買い出しに行き、買い込んだ食材を冷蔵庫に入れる。

 

そしてクリスマスイブ当日、忙しなく動いて調理を続けて料理を作っていった俺は、テーブルに料理を並べるのを手伝ってくれた美衣とハーピーに感謝して、追加の料理を作成。

 

しっかりと煮込んで作ったビーフシチュー、丁寧に仕込んだローストビーフ、良い牛肉を使ったステーキ。

 

腹に野菜や香草を詰めて焼いた鶏の丸焼き、カリッと揚げたフライドチキン。

 

バターと醤油に塩コショウを使ったしめじと鮭のホイル焼き、骨を抜いて味付けした鮭のフライ。

 

基本の料理はこの程度で、後はケーキが2種類になり、イチゴと生クリームを使ったケーキに、チーズケーキの2つが人数分用意してある。

 

乾杯の音頭をとることになった俺は、一応今は未成年なのでケイと同じくジュース入りのコップを掲げて口を開いた。

 

「今日集まった全員で楽しもう!それでは乾杯!」

 

全員がコップやグラスを掲げて、乾杯した後は、それぞれが食べたいものを食べ始めていたようだ。

 

「横島くんは、とっても料理が上手なのね」

 

「横島の腕は確かじゃん」

 

ビーフシチューを食べながら微笑む愛子の隣で、ローストビーフをほうばるハーピーも笑顔で食事をしている。

 

「猫又にワインは合わないだろうね。日本酒なら飲めるかい?」

 

「それならいただきます」

 

鶏の丸焼きをつまみにワインを飲んでいたメドーサが、鮭のフライを食べていた美衣に日本酒を用意していた。

 

「これ美味しいねにいちゃん!」

 

「美味しいなら良かった。口の端に食べかす付いてるぞケイ」

 

鮭のホイル焼きを食べて笑みを浮かべるケイの口に付いていた食べかすをティッシュで取ってやると「ありがとにいちゃん」と嬉しそうにしていたケイ。

 

楽しい時間が過ぎて、料理がかなり消費されて無くなってきたところでケーキを食べたが、甘いものは別腹だったのか全員残さずケーキを食べていた。

 

お腹一杯になったのか眠そうにしていたケイには歯を磨かせてから、部屋のベッドに寝かせておき、それ以外の面々も泊まっていくようなので寝具を用意。

 

それから使用した調理器具や食器を洗い、水気を切ってからしまうと、俺は事務所のソファーで寝れば良いか、と考えてソファーに横になってみた。

 

すると「そんなところで寝ていたら風邪をひくから」と女性陣全員に言われて、寝具に引きずり込まれることになったが、流石に4人がかりには勝てなかったな。

 

翌日の朝、1番最初に俺が起きた時には、俺の身体に密着してまだ寝ていた女性陣全員。

 

起こすのも悪いかと思って動かずに静かにしていたが、なかなか女性陣が起きなくて困ったのは確かだ。

 

その後、ようやく女性陣が起きて俺が動けるようになってから、全員の朝食を俺が作り、朝御飯の時間となった。

 

朝は和食と決めている俺が用意したのは、鮭の塩焼きに大根と油揚げの味噌汁と出汁巻き卵に炊きたてご飯。

 

全員がテーブルで食事をして、朝御飯を食べ終えてから帰ることになり、美衣とケイを田舎の山奥まで文珠で送り届けた俺は、事務所の掃除を行って新年に備えておく。

 

来年は、いい年になれば良いが、どうなるかはわからない。

 

まあ、いい年になるように頑張っていくとしよう。

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