生まれ変わったら高島になったが平安で因縁を終わらせてみた   作:色々残念

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思い付いたので更新します
今回も短めですね
ちなみにザンス王国王女のキャラットの台詞にカタカナが混じってるのは誤字ではなく、GS美神の原作通りです


ザンス王国

テレビに電源を入れるとザンス王国の国王が暗殺者が放った精霊獣に襲撃される姿が中継されており、国王を襲撃した獅子のような精霊獣はSPが出した精霊獣によって倒されていた。

 

精霊獣を使う暗殺者は、原作とは違って美神令子とはあまり接点がない俺に変装することはなかったが、美神令子と接することが多い西条には変装していたらしい。

 

再びザンス国王が精霊獣に襲撃されたことがニュースになり、それからしばらくしてテレビに映ったのは、オカルトGメンの西条が容疑者として逮捕される姿。

 

ザンス王国の王女キャラットの精霊獣を借りた美神令子によって逃げ出した西条達は、公共施設の地下にある隠れ家に潜んでいたようだが、事務所に居た俺に西条からの救援要請が届く。

 

「ザンス国王を狙う暗殺者を止める為に手伝ってくれ横島くん」

 

「今日は仕事の依頼も無いし、人命がかかってるなら手伝うよ」

 

西条からの頼みを引き受けて合流した俺に「アナタはナニがデきるのですか?」とキャラット王女が聞いてきた。

 

「そうですね、王女は文珠という霊能力を知っていますか」

 

「モンジュ?それはシりません」

 

「霊力を凝縮し、キーワードで一定の特性を持たせて解凍する技こそが文珠です。それを使えば、こんなこともできますよ」

 

「花」「束」の2文字を込めた2個の文珠を用いて、作り出した花束をキャラット王女に渡す。

 

「まあ、とてもキレイなハナタバ」

 

文珠で作り出された花束に喜んでいたキャラット王女。

 

「花束以外も出そうと思えば出せますので、様々なことができますね」

 

「それはとてもココロ強いですね」

 

「文珠使い、横島忠夫。今回の件、手助けさせていただきますよ」

 

キャラット王女と会話して交流を深めていると、美神令子の隠れ家にやって来たおキヌが持ってきた情報で、暗殺者の狙いが理解できた。

 

美神令子達と地下から移動し、国会演説の最中を狙う暗殺者を止める為に国会議事堂に向かったが一足遅かったようで、男子トイレで拘束された日本の首相を発見。

 

既に暗殺者が日本の首相に変装して、ザンス王国国王の近くにいるのは間違いない。

 

急いで国会議事堂の本会議場に向かい、ザンス国王に首相に変装した暗殺者から離れるように伝えたキャラット王女。

 

「ちっ、もう遅い!」

 

そう言いながら精霊獣石から精霊獣2体を出した暗殺者。

 

「遅くはない!」

 

瞬時に「超」「加」「速」の3文字で3個の文珠を使い、超加速してザンス国王を避難させた俺は、首相に変装した暗殺者が出した精霊獣に対抗する為に文珠を使う。

 

「精霊獣に武器は通じない、なら精霊獣には精霊獣だ」

 

「精」「霊」「獣」の3文字を込めた3つの文珠を使用して此方が出した精霊獣は道化師のような姿をしていたが、暗殺者の精霊獣2体よりも強力であった。

 

暗殺者が出したコブラのような頭部を持つ人型の精霊獣を一撃で破壊した道化師の拳。

 

「くっ、異教徒の癖になんと強い精霊獣をっ!」

 

勝ち目が無いと悟りドクロ顔の悪魔のような精霊獣を使って逃げ出した暗殺者を追い、道化師の肩に乗って移動した俺。

 

「喰らえっ!異教徒!」

 

移動中の不意を打つような暗殺者の精霊獣による攻撃。

 

「甘いんだよっ!」

 

俺が操る道化師の精霊獣はドクロ顔の腕を掴んで攻撃を止め、反撃の蹴りを叩き込んだ。

 

蹴りで吹き飛んだドクロ顔の精霊獣へと道化師が追撃の拳を打ち込むと、完全に破壊された2体目の精霊獣。

 

「今だっ!撃てっ!」

 

暗殺者に向かって銃を構えた者達に指示を出した西条。

 

精霊獣が破壊されたことで暗殺者の精霊獣石も壊れ、身を守る術が無くなった暗殺者へと叩き込まれた銃弾。

 

ザンス王国国王を狙った暗殺者が射殺されて終わりとなった今回の事件。

 

「このたびの諸君の働き、まことに感謝にたえぬ!ザンス国王として心から礼を述べたい!心ばかりの礼のしるしにザンス勲章を贈ろう!」

 

その後、暗殺者からザンス国王の命を救ったと感謝された俺は、美神令子達と一緒にザンス国王からザンス勲章を贈られることになった。

 

「そしてこれはほんのお気持ちということで、どうぞ受け取ってください」

 

そんなことを言ったザンス王国大使館の人から、かなり大きい精霊石も俺に渡されたので、報酬としては悪くはない。

 

「父をタスけてくれたことに、アラタめておレイを言っておきたいと思っていました。ありがとうございますヨコシマさん!」

 

まだ日本語には完全に慣れていない様子のキャラット王女から感謝された俺は「貴女の大切な家族を護れて良かったです」と言っておく。

 

「また、アいましょう!」

 

笑顔で再会の約束をして去っていったザンス王国の王女。

 

ザンス王国国王からザンス勲章を贈られてから数日後、機械がタブーだった筈のザンス王国王女は、すっかり秋葉原の電気街がお気に入りになったようで、電化製品を普通に買って使うようになったみたいだ。

 

「さっそくアソびにキましたっ!アキハバラデンキセーヒンヤスイデース」

 

ご機嫌な様子でラジカセを担いで首にカメラをかけながら、俺の事務所までキャラット王女がやって来た。

 

美神令子の事務所じゃなくて此方の事務所に来たからには、来客としてもてなさなければいけない。

 

とりあえずお高いお茶と茶菓子を出して、キャラット王女にご用件を聞いてみたが「イッショにアソびにイきましょう」と誘われることになる。

 

この日は特に仕事も入っていなかったので王女の誘いに応じ、一緒にデジャヴーランドに行ってみたが、遊園地のアトラクションでキャラット王女は、とてもはしゃいで楽しんでいた。

 

まあ、たまにはこんな日があってもいいかもしれないな。

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