九死に一生を得たら魔法少女になりました。   作:夜祢亜

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九死に一生を得たら友達?が出来ました

それから、3日位経って…

僕は病室を移動することになった。

 

そこは2人部屋になっているらしく、同じ年位の人が居ると聞いた僕は、

コミュ障気味な僕でも大丈夫なのかなぁ…と不安と緊張の波に揉まれながらも少し期待を胸に抱いて、ドアを開けた。

 

すると、廊下まで微かに聞こえていた、しゃべり声も止んだ。

と、共にその部屋にいた人達の視線がこちらに向けられる。

 

 

「は、はじめまして。今日から同室になる、かっ、神流木 涙(かんなぎ るい)って言います」

少し噛み気味になってしまったが挨拶としては問題ないはず、

 

「あっ、貴女が噂の神流木さん?」

「はい、僕は神流木ですけど…噂?」

そう言うと、黒髪で長髪な身がほっそりとしていて、付いてることが出ているキレイな女性が立ち上がってフラフラと近付いてきた。

 

「大丈夫ですか?」

「(チッ)…大丈夫よ、思ってたより…貴女、小さいわね」

「…ち、小さい(舌打ちされた)」

「落ち込んでる頃悪いけど、それ、エコロだから」

「エコロ?」

僕は首を傾げる。

 

「エコロケーション!!。音で見てんのよ…彼女は!!」

「まぁまぁ」

車椅子の子は察しの悪い僕を叱咤したが黒髪のお姉さんは気にしてない風に収めた

 

 

「チッ…」

 

 

 

今度は、ホントの舌打ちだぁ~と、

落ち込む前に黒髪さんから頬っぺたを撫でられる。

その後抱きしめられだり、頭撫でられたり、手を握りしめられた。

 

 

 

「あ、あの…」

「ん?あぁ、ごめんなさい。知らない人だから…つい、いつもの癖で…。いきなり触られたら驚くわよね?」

「え、えぇ」

1分位だろうか…見られた触られた後、やっとのこと、彼女からの拘束に解放された。

 

 

「え、えぇっと、自己紹介が遅くなってゴメンね。私は狙井 優津(ねらい うつ)。市立端奈(はしな)学園 中等部1年よ。後、車椅子に乗ってるのは~」

「うーちゃん、いいわよ。自分でやるから…」

と、車椅子の子が遮る。

 

「私は、市立端奈小学校 6年4組 ティルナ・フォルン・クライチェフ・クドウ。日本名では工藤 ティルナよ」

 

その後、

 

あんたも、名乗りなさいよ…と、

 

工藤さんの力強い赤眼に睨まれ僕も遅くながら自己紹介をすることにした。

 

 

「名前はさっきの通りで、学校は市立端奈南(はしなみなみ)小学校 6年7組 です。」

 

 

…………

 

なんか気まずい。

 

すると、

「(あーいう、性格の子だから。貴方は悪くないのよ…)」

と、僕に耳打ちしてくれ、何だかほっとした。

 

 

「そう言うことで、新しく入ってきたかんちゃんを歓迎しましょ。ティナ」

「?」

なにか聞きなれない呼び名が聞こえたような。

 

「よろしくね、かんちゃん」

「???」

気の所為じゃないよね?…と混乱していると狙井さんが、

 

「あ~、それはティナが考えたアダ名よ。るいちゃんじゃ味気ないから、かんなぎを略したんだって、ね♪」

「何バラしてんのうつ!///」

工藤さんから狙井さんに枕が投げられる。

 

「あわわ、ティナ。私にものを投げないでください」

狙井さんは困り果てていた。

 

「かんちゃん!」

工藤さんが僕を呼ぶ。

 

「今夜、屋上に来なさい。見せたいものがあるわ」

と言い車椅子で病室から出ていった。

 

あれ?ここって、

「私が同室ですよ~」

 

かんちゃん♪…と、狙井さんは言っていた。

それから、お昼過ぎまで軽く談笑して、

15時頃に強烈な眠気が来たのでのでベットに横になった。

 

 

 

~つづく~

 

 

 

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