転生平凡学生のヌルヌル中学ライフ   作:歯車非常勤講師

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暗殺教室の再放送が楽しみな社畜です。新OP新EDに賛否が分かれてますね。私はうた担がいなくて寂しい派です。でもすごく楽しみです。どんなOP、EDになるのか楽しみです。
それでは本編です。


触手なりけりとは

黄色いのがE組に赴任して数日が経った。最初はこの未確認生物が担任でしかも授業だなんて大丈夫なのかと思っていたのだがあら不思議、すっごい分かりやすいし面白いんだわ。この調子なら成績も少しは戻るんじゃないかと期待してしまう。余談だが今日の昼、黄色いのは本場四川省で麻婆豆腐を食べてきたらしい、マッハ20ってすごいね。便利だね、マッハ20。

 

「お題にそって短歌を作ってみましょう。ラスト7文字を「触手なりけり」で締めてください。」

 

触手なりけり…触手なりけり?触手だったんだなあ?今までの人生で何かが触手だったことなんて1度たりとも無いんだが?茅野さんがなんか黄色いのと喋ってるけど黄色いのの名前とかどうでもいいよ、黄色いのでいいよ。触手なりけりってなんだよマジで。出来上がったら帰ってよしって、出来上がらねえだろ。触手だったことないよ。触手なりけりってなんだよマジで(切実)

 

「お、もうできましたか渚君」

 

え〜はっやくない?渚は過去に何かが触手だったことがあるの?触手を見て触手だったんだなあと思ったことがあるの?

と思ったがどうやら違うようだ。短冊の裏にナイフを忍ばせている。殺そうとしているようだ。頑張れ渚、さっさと殺して平穏な日々を取り戻してくれ。

黄色いのの目の前で歩を止めた刹那、渚はナイフを振りかざし突きつけた。が、黄色いのはいとも簡単にウネウネした触手で受け止めてしまった。

 

「言ったでしょう、もっと工夫を…」

 

渚が黄色いのに抱き着く。

渚ってそういう趣味だったんだなあ。人外に性的興奮を覚える子なんだなあ。やっぱ最近の若い子って凄いわ。

横目から寺坂君が何かのスイッチを押す。黄色いのが異変に気付いた刹那、大量の対先生弾が飛び散る、痛いです。

 

「ッしゃあ!やったぜ!100億いただきィ!」

どうやら発案は寺坂君のようだ。最近の若い子は頭が切れて羨ましいね。

 

「ちょっと寺坂!渚に何持たせたのよ!」

「あ?オモチャの手榴弾だよ。」

 

最近のオモチャはリアルなのね。あんな勢いでBB弾がアチコチに。リアリティを追求しているらしい。子供向けではないだろ、痛かったよ?席一番後ろなのに、菅谷君という高身長の盾を持ってしても普通に当たったし痛かったよ?

 

「ただし、火薬を使って威力を上げてる。300発の対先生弾がすげえ速さで飛び散るように。」

 

ダメじゃんそれは、もう手榴弾じゃん。渚大丈夫?

席から身を乗り出し渚の安否を生死を確認する。なんか膜?みたいなやつが覆われてる。なんだコレ。

 

「実は先生、月に1度ほど脱皮をします。脱いだ皮を爆弾に被せて威力を殺した。つまりは月イチで使える奥の手です。」

 

脱皮て。聞けば聞くほど規格外だなこの黄色いの。タコって脱皮するっけな…

黄色いのはいつもの黄色ではなく真っ黒い色をしていた。まあおそらくブチ切れしているのだろう。これ殺される?平穏終わった?もう終わってたわ、ここ暗殺教室だった。

 

「寺坂、吉田、村松。首謀者は君等だな。」

「えっ…い、いやっ…渚が勝手に…」

 

黄色いのはマッハで教室を出ていった。これあれだ、先生が怒って職員室に帰っちゃったやつだ。学級委員が代表して謝って戻ってきてもらうまでがテンプレのやつだ。磯貝君、出番だよ。あ、戻ってきた。しかもさなんか大量の表札抱えてるし。俺の家の表札もある。てことはクラス分か。

 

「政府との契約ですから、先生は決して君たちに危害は加えないが…次また今の方法で暗殺に来たら、君達意外には何をするか分かりませんよ。」

「家族や友人…君達以外を地球ごと消しますかねぇ…」

 

あー。逃げれねえなこれは。全員分の表札を持ってくるだけで5秒。どんだけ離れようとも逃げられん。多分クラス全員思ってるだろうな。

 

「なっ…なんなんだよテメェ…迷惑なんだよぉ!いきなり来て地球爆破とか暗殺しろとか…迷惑な奴に迷惑な殺し方して何が悪いんだよぉ!!」

 

寺坂君が声を荒らげる。前半に関しては俺の思ってることを代弁してる。

黄色いのはドス黒い色から一転、いつもの顔に赤い丸が浮き出る。

 

「迷惑?とんでもない!君達のアイディア自体はすごく良かった。特に渚君、君の肉迫までの自然な体運びは100点です。先生は見事に隙を突かれました。」

 

そう言い黄色いのは触手を渚の頭に乗せる。触手ナデナデ。あとで質感の感想聞きに行こうかな。

 

「ただし!寺坂君達は渚君を、渚君は自分を大切にしなかった。そんな生徒に暗殺する資格はありません!」

 

黄色いのの言うことは正直最もである。そんなやり方は後味悪いし、自爆で殺せても残された人達は嬉しくないわな。

 

「人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう。君達全員それが出来る力を秘めた有能な暗殺者(アサシン)だ。暗殺対象(ターゲット)である先生からのアドバイスです。」

 

そういい黄色いのは教壇に残っていた少量の火種を触手で消した。熱くないんかな。

 

「さて、問題です渚君。先生は殺される気など微塵もない。皆さんと3月までエンジョイしてから地球を爆破です。それが嫌なら君達はどうしますか?」

「…その前に、先生を殺します。」

 

死ぬのが嫌なら殺すしかない。やはりこの黄色いのを殺すしか道は無いようだ、そう再確認した。

一段落ついたしこの短歌を進めなければ、終わらないと帰して貰えんし、どうにかしてこの無理難題を終わらせなければ…触手なりけりってなんだよ。

 

「ならば今殺ってみなさい。殺せた者から今日は帰ってよし!」

 

…あれぇ?無理難題がもっと無理難題になっちゃったぁ?

 

その後黄色いのは「殺せんせー」という名前になった。殺せない先生だから殺せんせーらしい。名付け親は茅野さん。ママになっちゃったね。




サブタイトルを原作に倣って〜の時間にしようと思いましたが、自由にやらせて頂きます。
ただいまヒロインアンケート実施中です。締切は明日までとさせていただきます。候補には挙げていますが律がヒロインって難しいですね。シンギュラリティってことですか?

誤字脱字報告、感想、評価などお待ちしております。アンチコメントされたら泣きます。
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