やはり俺の幼馴染と後輩がいる日常は退屈しない。 作:あべかわもち
ショッピングセンターのイートインスペース横の通路で、まるで意味のわからない夫婦漫才を繰り広げた私たちは、またさっきのお店に戻ってイートインスペースのテーブルを囲むことにしました。一番近くでゆっくりできそうでしたしね。
改めて注文したとき店員のお姉さんはさっきのやりとりを見ていたようで、私たちの漫才の感想を語りその後女の子への対応を褒めてくれました。
手放しで褒めてくれたのは嬉しいですけど、公衆の面前でやられるととても恥ずかしいです。
でもお似合いのカップルと言われたので我慢しますけど。うふふ。
「じゃあ、なんで泣いてたのか教えてくれるかな?」
「はい・・・あっママとの約束・・・」
うーん。本当によくできた娘さんですね。ここまできても約束を大事にするなんて。誰かさんにこの子の爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいです。
「さっきからずっと一緒にいる俺たちはもう知らない人じゃないだろ?つまりママとの約束は破っていないぞ」
「ほんとう?」
「あぁもちろん。小町に誓って」
「そっか。ならいいのかな」
そう言いながら小首をかしげているが(可愛い)どうやら納得したようでしたけど、え?それでいいの?ほんのちょっぴりだけこの子の将来が不安になった。
「ねぇねぇそれよりこまちって?お米に誓うの?初めて聞いたよ」
「米じゃなくて妹な」
「へぇ妹がいるの?」
「あぁ。天使といってもいいね」
「うわでたシスコン」
「うるせーよ。天使を天使といってなにが悪い」
「ふふ。お兄ちゃんたちは仲いいんだね。恋人さんなの?」
「あれ、ばれちゃった?じつはそうなんですよ、ね?」
私たちが恋人さんとかよくわかっている子です。将来がとても楽しみです。
嬉しくなった私は隣に座るせんぱいの右腕にしっかりと抱き付いて、この女の子にみせつけるようにラブラブカップルを演出する。
いやいや年下の女の子に見栄を張るとか高1としてどうなんだろう。
「ね?ってなんだよ。おいおい俺たちが恋人に見えるとか冗談だろ?」
「違うの?」
「違うっての」
「またそんなこと言って照れちゃってもう!せんぱいはまったくもう!」
照れ隠しなんてしないでいいのにせんぱいったらもう。せんぱいったら。
「痛!いてーよ。そんなに肩をバシバシ叩くんじゃねえよ」
「やっぱり仲良しさんだね」
そういった女の子は満面の笑顔で私たちをみている。
なんかどっちが年上かわからなくなってきた。
この子いったい何者なんだろう・・・
まったく話が進まないのを見かねてか、先輩が私の代わりに女の子に話しかける。
「こいつに任せていたら話が進まなそうだから俺から聞くけどよ「なんですかそれ!」名前くらいは教えてくれないか?」
「あ、忘れてた。ごめんなさい。えっと私は、城廻栞です。よろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げて挨拶する栞ちゃん。
私とせんぱいはお互いをみて改めて自己紹介することを伝え合う。
遠回りしたけどやっとこの女の子と向き合うことができたような気がして嬉しくなる。せんぱいと目と目で通じ合うのも嬉しいですけどね。
「改めて自己紹介するね。私は一色いろはです。よろしくね栞ちゃん」
「比企谷八幡だ。よろしく」
「つまり城廻の話を総合すると」
栞ちゃんの話を聞いていたせんぱいは、話が終わったタイミングを見計らって、話をまとめようとする。
が、とうの本人である栞ちゃんはなにか不満があるのかせんぱいの話を遮ってしまう。
「ねえ栞って呼んでくれないの?」
「いや、おれが初対面の年下女子を名前呼びするとかあれだから」
「よくわかんないよ。それとも八幡は私のこと嫌いなの?」
栞ちゃんがまた泣きそうな顔をしている。
あ、せんぱいもさすがに焦っていますね。でも困りながらも頭を撫でているせんぱいを見ていると泣いた女の子の扱いは得意だったことを思いだした。主に私の想い出的な意味で。
「えへへ」
それよりこの子、いつのまにか涙は消えていてなんだか嬉しそう?というかこのせんぱいはいつまで撫でているのか。
少しだけ栞ちゃんへの嫉妬を強くした私は、それでもせんぱいのフォローを優先する。
「大丈夫だよ栞ちゃん。このせんぱいは栞ちゃんみたいな可愛い子を名前で呼ぶことが照れ臭いヘタレなだけだから」
「そうなんだ・・・よかった」
「なぁ。なにがよかったの?おれがヘタレというのは初対面女子にとって嬉しいことなの?ちょっと泣きたくなるんだけど」
「せんぱいがヘタレなのは世界の常識なんですからあきらめてくださいよ」
「だが断る」
「ねぇねぇ。八幡も、私がその、か、可愛いって、そう思う?」
「あ?えーと、あぁ、そうだな。(小町以外の)小学生女子でお前ほど可愛いやつは見たことないな」
しどろもどろになりながらもかなり肯定的な言葉をかけるせんぱい。
「ちょっとせんぱい、なんで若干赤くなりながらそんな羨ま恥ずかしいセリフを言うんですか。いろはにも言ってくれないと不公平です。私への愛の言葉を囁くことを要求します。栞ちゃんへの言葉の10倍の濃さでお願いしますね」
「は?なんでそんなことをしないといけないんだ」
「・・・どうやらせんぱいとは話し合いが必要みたいですね」
「お、落ち着け一色!今日は本当に話があっちこっちに飛んでるぞ」
今はせんぱいに私への愛の言葉を囁かせることが大事ですから他のことは正直どうでもいいんですよ。
さぁどうやってせんぱいを論破!するか考えていると、少し俯いていた栞ちゃんから、ぼそりと、でも強い響きをもった小さな言葉が零れ落ちる。
偶然にもその言葉は私たちの耳に届いてしまった。
「・・・嬉しい」
「は?」「へ?」
え?なんでこの子、こんなに顔を真っ赤にしながらもとても嬉しそうな表情をしているの?
この表情はまるで・・・いけない!このままの空気を放置したらとんでもないことになってしまう。私の第六感がそう告げている!
「あ!えーと!せんぱい!最初に話を戻しますけど、栞ちゃんの話を総合するとなんなんですか?」
私は必要以上に大きな声をだして場の空気を元に戻そうとする。どうやら今日は早く用事を済ませて帰宅した方がいいようだ。
「へ?あーその「せんぱい?」あ!えっとだな、つまり城廻の話を総合す「栞」城m「栞」・・・栞の話を総合するとだな」
ぼけーと栞ちゃんを見つめていたせんぱいを現実に引き戻したと思ったら、栞ちゃんから強い意思をもった口調で自分の名前を呼べと要求している。
せんぱいが折れて栞ちゃんを名前で呼んだとたん、栞ちゃんは恥ずかしいようでいて嬉しそうな、私でもドキッとするような表情になって「うふふ」と喜びを表している。
もうなんなんですかこの子。
「お姉ちゃんへのプレゼントを買って帰ろうとしたが、いつの間にか失くしてしまって焦ってモールをうろうろしていたら、自分がどっちから来たかもわからなくなって困っていたというわけか」
「ここに来るのは初めてだったの?」
「初めてじゃないんだけど、いつもはママかお姉ちゃんと一緒だから」
なるほど、いつも誰かと一緒にきているからきちんと覚えていなかったんだ。
しかも今日は姉へのプレゼントを失くして焦ってしまったと。
ここはららぽに比べればかなり小さいが、来ることが少なくて、しかも自分だけで来たことがなく、焦ってウロウロしてしまえば自分がどこにいるのかわからなくなるには十分な広さがある。
しかも、あまりメンテナンスが行き届いてないからか、案内表示なども古いままで改装工事していたりするものだから、ちょっとした迷宮化しているんですよね。
私も小さい時に何度か迷ったりゲフンゲフン。
「よしわかった。じゃあ行くか」
「行くってどこに?」
「どこかあてでもあるんですかせんぱい?」
「さすがにアクセサリーを買った店の名前くらいは覚えてるだろ?というかレシートもってれば早いんだが」
「あ!・・・はい!八幡」
「おう。あれ?おい一色、この店」
「あ」
渡されたレシートにはさっき私とせんぱいが立ち寄ったアクセサリーショップの名前が印字されていた。
お店まで向かう途中、栞ちゃんと私は仲良く手を繋いでいた。
というのも、さっきのスイーツ屋さんを出たところで、栞ちゃんが八幡の手を凝視していることに気付いた私は、先手を打ったのだ。
「それでね!お姉ちゃんはいつもニコニコしながらお話し聞いてくれるんだ。だから私も嬉しくなっていっぱいお喋りしてたんだけどママがそろそろ寝なさいっていってね。もうママったらきっと私たちが仲良しさんだから羨ましかったんだよ。だからママも一緒にお話ししてたの。それでねそしたら寝ていたはずのパパが起きてきてね・・・」
先ほどから、栞ちゃんはずっと自分の家族自慢を続けている。
しかも全くの邪心は感じられないのでこっちまで思わず楽しくなってくる。
でも初めて話しかけたときの態度を知っているだけにそのギャップは物凄かった。
きっとこの姿が本当の彼女なのだろうとまだ出会って1時間程度だけど理解するには十分でした。
ちなみにせんぱいは私たちを先導するように数歩前を歩いています。
「ねぇ栞ちゃんはお姉ちゃんに何を買ったの?」
「えーと、めぐちゃんはいつも前髪を留めているから、髪留めのセットを買ったんだ」
「めぐちゃん?」
「うん。めぐちゃん。私の自慢のお姉ちゃんだよ」
「そっか。本当にお姉ちゃんのこと大好きなんだね」
「もちろん!あそうそうこの前だってね・・・」
アクセサリーショップに着くまで私は幸せな姉妹についての物語を楽しんだ。
―アクセサリーショップ
「えっと、あの、これをさっき買ったんですけど・・・」
アクセサリーショップに到着した私たちは、レジの店員にレシートの商品について尋ねるよう栞ちゃんを促しました。
栞ちゃんは少し恥ずかしそうにしながらも、店員に話しかけています。せんぱい曰く。
「奉仕部は魚をとってやるんじゃなくて魚の取り方を教える部らしいからな」
よくわからないけど、せんぱいが部活動にまともに勤しんでいるのは少し意外です。
「うーん、あ、そうか、さっきの髪留めの子か。ちょっと待っててくれるかな?」
そう言って店員のお姉さんは店の奥に引っ込んでいった。
「どうしたのかな?」
栞ちゃんは不安げにしていたけど、私とせんぱいはあの反応で、ここに来たことは正解だったと確信していました。
「お待たせしました。お嬢さん、これのことかな?」
奥から戻ってきた店員はその手にこの店の名前が入った紙袋を持っていた。
どうやら、栞ちゃんは商品を受け取ったはいいけど、早く帰って渡したかったのか、ワンピースのポケットに紙袋を浅くしまったまま駆け出したので、店のすぐ近くでポケットから落としてしまっていたようだ。
紙袋を受け取った栞ちゃんは中身を確認して、不安そうな表情を一新させ喜びを爆発させる。
「あ!これです!これです!どうもありがとうございました!本当によかったよぉ」
店員のお姉さんに向かってお礼を言いながらも嬉しそうにはしゃぐ彼女を、せんぱいも私も店のお客さんまでもが、まるでこの子の親になったような気分で見守っていた。
ここまで天真爛漫に感情をあらわして嬉しそうにはしゃぐ少女に対して、私たちは天使って本当にいるんだなとその存在にあてられていました。ただ一人だけ
「ここにも天使が・・・まさか2人目がいるとは」
とかなんとか呟く濁った眼のせんぱいを除いて。
「本当にありがとうございました!」
栞ちゃんのプレゼントが無事見つかった後、私たちは栞ちゃんを最寄り駅まで送り届けることにしました(ここでもし迷子になられたら後味が悪いですからね)。
そして今は改札の前で彼女は私たちに向かってお辞儀してくる。
本当にしっかりしているなあ。でもところどころ子供っぽくて、また大人のような落ちついた雰囲気も持っているという末恐ろしい少女。
「気にしないでいいんだよ。困ったときはお互いさまだからね」
「それでもいっぱいお話も聞いてくれて嬉しかったです。いろはお姉ちゃん!」
・・・おかしいな。
胸がドキドキします。どうしよう・・・私お花的な趣味はなかったはずなんですけど。
あぁでもこの子の笑顔をみていると・・・
「あの、それで、は、八幡もありがとね」
私が一人で身悶えていると、栞ちゃんは八幡にテテテと近づいていく。
「うん?いやおれは何もしていないぞ。栞が自分で見つけたんだし」
「ふふ。そういうことにしとくね。あのさ、ちょっとしゃがんでくれる?」
「別にいいけど、なんでだ?」
「いいからいいから」
せんぱいは栞ちゃんの言葉に従って若干身を屈める。
栞ちゃんは一度私をチラッとみたかと思うと、そのまませんぱいに近づいていって、彼の右頬に手を添えて、左頬に自分の唇を・・・は?
「え?は?おい、これ、はどういう・・・」
「・・・私のファーストキス、です。ただのお礼ってだけじゃないから。絶対忘れないでね八幡」
顔を真っ赤にしながら、逃げるようにさっきから固まったままの私に近づいて、彼女は続ける。
「いろはお姉ちゃん。ごめんね。でも、私も八幡が大好きになちゃったんだ。困っていた私の前に現れたちょっと眼がどんよりしてたけど優しそうな男の人。いろはお姉ちゃんとのやりとりをみて楽しい人だなって思ったし、私が探していたものをあっさり見つけてくれて、もう八幡に夢中になっちゃった」
「え、で、でででも、最初に会った時に怖がっていたじゃ・・・?」
「あれは・・・後ろでいろはお姉ちゃんがすごく怖い顔していたから・・・」
栞ちゃんは少し罰が悪そうに俯く。
「だから・・・そう。うん。一目ぼれだったと思う」
そういって照れて顔を赤くする彼女は私からみても、いや誰の目からみても明らかに恋する少女だった。
彼女になにも返せない私とさっきから固まったままのせんぱいに苦笑しながら彼女は改札に向かって歩き出す。
「じゃあ、私いくね。またね八幡!いろはお姉ちゃん!」
足早に去っていった彼女の背が見えなくなっても私たちは茫然とそこに立ち尽くしていた。
ただ私の頭の中には、今日のこの創られた状況を幸運とかチャンスだと勘違いした自分に腹が立つ。
でも、いったいどうすればこの事態を予測できたというのか。まるで人ならざるものの策略にまんまとしてやられたというか。
堂々巡りの私の後悔はグルグル頭の中を巡って、なかなか離れてくれようとはしなかった。
―22時30分
ここに最大の懸案事項がある。
駅前のショッピングセンターで全く予想だにしなかった事態が起きてフリーズしてしまった俺と一色は、まるで操り人形のように終始無言のまま帰宅した。
そして部屋に戻って着替えようとしたくらいでさっきの事態を思い返し、顔が沸騰するくらい火照ってしまい、あまりの気恥ずかしさに部屋でブレイクダンスを踊ってしまう。
その音はかなり大きかったらしく小町から「お兄ちゃんうるさい!」とお叱りを受けてしまった。
だがしかしだ。
今日会ったばかりの地上に舞い降りた2人目の天使が去り際にキスして去っていくとかアニメの世界でも類を見ないほどありえない事態が起きたのだから仕方ないだろ!?(注:栞は小学生です)
いかん本題からずれた。
そう。
懸案事項とは、その暴れたときにズボンのポケットからでてきたルーズリーフの切れ端だった。
『城廻 栞 : ○○○△△△・・・』
そこには今日会ったばかりの少女の名前と会話アプリのアドレスと思わしきアルファベットの羅列が記されていた。
一体いつの間に用意したのかとかそういった疑問は尽きないがひとまずおいておく。
そう今の俺が頭を抱えているのは、このアドレスを登録するかどうか、だ。
ちょっと待って、まだ通報しないでくださいお願いします。
・・・こういったことはこれまでなかったわけじゃない。
しかしその度に「あいつまじで連絡してきたぞw」といったことばっかりだったのだ。しばらくそれが続いたので無視していたのだが、そうしたらなんで連絡しないのかと逆に怒られたこともある。一体おれはどうしたらいいのか。
信じられない気持ちとあの2人目の天使のことだし信じてみたいという気持ちがバトルをしている・・・どうしたもんかな。
「お兄ちゃんお風呂空いたよ」
「あ、あぁ。わかった」
小町が声をかけてくれて気づいたが、悩みだしてからもう3時間くらい経っている。まいったな。なんでこんなに悩むんだか。てか早く寝ないと明日の一限目は平塚先生だから寝るわけにはいかない。
・・・悩んでいても仕方ないか。
これが何者かの策略だとしても、そうでないとしても、ここで何もしなかったら後悔するだけだ。どうせ失うものもないのだし、ここは年上としての余裕を見せるのもありだろう。
適当な理由をつけてスマホのアプリを起動して先のアルファベットを打ち込む。
あ、ちゃんとアカウントがでてきた。
なんかこれだけで嬉しくなってくるな。
ん?よくみたら二人の人物が映ったアイコンのようで、一人は栞のようだが、もう一人は誰だろう。
この人が話にでていた姉だろうか。
なんとなくこの写真からマイナスイオンがでているような気もするが・・・まあいい。
よし。文面はこれでいいだろう。
送信をタップして、さっさと風呂にいく。
もしも本当に策略だというのなら、これから先どっかで会うこともあるだろう。
『なんか入ってたから送ってみた。比企谷八幡』
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余談ではあるが、
城廻 栞『なんですぐ連絡してくれなかったんですか?ちょっと悲しいです・・・』
という返信がきてから、アプリの通知に気づいたらすぐ返すように心がけるようになった。
どうやらこのせいで俺の会話アプリの返信スピードが全体的に上がったようで、そのおかげか知らないが他の女子から文句を言われることが少なくなった。
―やっぱり天使はいるんだな。
ぼんやりとそんなことを考えることが前よりも多くなったが、天使と聞いてこれまで頭に浮かんでいた人物だけじゃなくなっていることに気付いたのはもっと後になってからのことである。
最初はオリキャラを出すつもりはなかったのですが、書いてるうちにどうしても必要な気がしてきて、気づいたら彼女のための話になってしまいました。タグに『オリキャラ』いれておきます。いろは好きな方すみません。
ちなみに、城廻と聞いて二人ともある可能性を指摘していないのは、八幡はいつも通りとして、いろはは入学してまだ数週間の設定なので、まだしっかりと覚えていないこともあり「どこかで聞いたことあるような?」程度だからです。