回原のドリルは天を貫く   作:のりしー

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I AM HERE

sideオールマイト

 

「何とかギリギリのギリギリで間に合ったね……」

「ああ……行くぞ、オールマイト」

 

雄英高校の敷地内を2人並び早足で歩く。

 

エンデヴァーと私。

 

向かう先には物間少年。

これより2人、彼の個性で戦場へと向かうのだ。

 

 

暴走したトゥワイス。

暴走した荼毘。

 

今の状況は決して楽観出来るようなものではない。

これまでの戦いは物間少年主導でヒーロー側有利の状況を整えた上で、そこからの決戦だった。

だがしかし、今回のこれは暴走……そう、ヴィラン連合の暴発だ。暴発がキッカケとなった誰も予期せぬ決戦。

故に、ヒーロー達は万全の状態を整える事が出来ず、決戦へと臨んでいた。

 

(……だが……これまでが恵まれ過ぎていただけで、本来はコレがヒーローにとっての当たり前なのだ)

 

自らにとって不利な状況……すでに起こってしまった後のトラブル……それを、その全てをひっくり返して勝利する……それこそがヒーローという生き方なのだから。

 

だから私は……エンデヴァーは、戦場へと向かう。

 

勝利の為に。

皆が笑っていられる……そんな未来の為に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side回原

 

人里離れた山間の……そんな山と山を埋め尽くす程の無数のトゥワイス達。そんなトゥワイス達は、今も埋め尽くしたばかりの山の標高をさらにさらに高くしてやるのだと……一瞬、一瞬と増えて増えて増えて増えて……増え続けていて……

 

「フルカウル20%!!APショット連打だゴラァ!!」

「フルカウル20%!!大氷海嘯(だいひょうかいしょう)!!」

 

 

 

……それを止める為に、今、俺達がココにいた。

 

 

 

 

俺の左右では、凄まじい程の爆発と氷の華が咲いていた。

人里離れた山間で咲く、そんな華。

 

フルカウルで超強化されたトンガリと轟。

そんな2人の超強化された超必殺技乱舞という無法。

 

……当然、俺だって遊んでいる訳ではない!!

 

「フルカウル60%!!スパイラル・スマッシュ!!連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打だぁぁぁ!!!」

 

師匠連中を参考に!!超強化された身体能力をフル活用してしっかりと破壊力を持たせた衝撃波を飛ばしまくる!!

 

そんな俺達三者三様の攻撃!!

 

「移動は僕が浮遊を使って何とかする!!だから!!皆は攻撃に専念してくれ!!」

 

「「「おお!!」」」

 

 

その全てをしっかりとサポートする緑谷のフォローを受けながら、俺達はサッドマンズデスパレード……無限増殖するトゥワイスとの戦いに臨んでいた!!

 

 

「「「「「「……………………!!!!!!!」」」」」」

 

 

俺達の猛攻&猛攻&猛攻……そんな凄まじい超必殺技乱舞をマトモに食らい!!声にならない悲鳴とともに無数のトゥワイスが消滅していく!!

 

しかし!!

 

「なあ爆豪……これ『減らせてる』って思うか?」

「……チィィィ!!!!」

 

……そんな轟の……答えがわかっているのに思わず聞いてしまった……そんな疑問。

……それに、トンガリは苦しそうな呻き声で応える。

 

 

 

「無双ゲーが楽しいってのは……まあ、それはそうなんだけどよ……」

「最後にちゃんと勝つから無双ゲーは楽しいんだよ……ソコまでがセット何だろがクソが…………」

「……だよな」

 

 

 

 

 

 

………無限に増殖するトゥワイスが……減らない

 

 

 

 

 

 

 

もしかしたらひょっとしたら減ってるのかもしれない……が、目測・体感……まあ何でもいいんだけど……何でもいいのだが……俺達が対峙しているサッドマンズデスパレード……無限増殖するトゥワイス。視界に入る全てのトゥワイスを瞬間で殲滅しているにも関わらず……それでも……トゥワイスが、減っている気がまるでしない。

 

無双ゲーよろしく圧倒的な超必殺技乱舞で無限のトゥワイスを蹴散らしている俺達。

 

だが……

 

それでも……

 

「……クソが……」

 

トンガリの苦悶の声。

倒しても倒してもなお増え続けるトゥワイス。

 

初動で対応出来なかったのが痛すぎた……

 

そんな、悪夢のような状態。

 

そこに……

 

「……ねえ、回原くん。かっちゃん。轟くん」

 

「……んだよ、デク?」

 

「……使う?」

 

「…………」

「…………」

「…………」

 

その緑谷の言葉に俺達は押し黙る。

 

ワン・フォー・オール2nd……『変速』

 

説明無用の切り札。

使えば最強。

正し、5分で決められなければ逆に俺達が詰む。

 

……そんな、鬼札。

 

確かに……今もこうして会話しながらも超必殺技を連発しまくって……それでも、トゥワイスが減っているのかどうなのかわからないのだ。

だから、変速使って俺達を加速させて今以上のペースでトゥワイスを潰しまくる……確かに、それもアリだと思うけど……

 

悩む俺。そんな俺を他所に、

 

「……ソイツは……最後の手段だ、デク」

「……かっちゃん」

 

 

悩む俺を他所に、トンガリが口を開いた。

 

「『変速』発動すんのはいつでもできんだろが。発動して、俺達が勝ち切る所まで確実に行けるならいいが……現状、勝ち筋のわからねえ今の状態では上手くねえ……」

 

「……だな。最低限リーサルまでの流れが見えた後か?もしくは緑谷が5分間動けなくなっちまった後の、緑谷復帰までの間サッドマンズデスパレードを止めておくような……そんな策でもねえと……あんまりにもココで『変速』使うのはリスキー過ぎる」

 

トンガリの言葉。それを轟が補足する。

……何だかんだで良いコンビじゃねーのお前ら。

こういう時、ホントに頼りになる!!

 

 

「……つー訳だ。とりあえずもう少しこのまま頑張るぞ緑谷」

「……回原くん」

 

まとめに入った俺の言葉。

それを聞いて、緑谷は俺達3人の顔をしっかりと見て、そして。

 

「……うん!!そうだね!!ここからだよ!!頑張ろう皆!!」

 

そして緑谷は、皆を元気づける為に率先して声を張り上げた。

 

 

 

「おう!!」「……けっ!!」「ああ!!」

 

 

 

それに応える俺達。

だが……しかし……

 

(正直……どうする!?)

 

 

「オラァ!!」

「死ねぇ!!」

 

今も連発する俺・トンガリ・轟の超必殺乱舞!!

それに対して数が減ってんのか?それとも増え続けてんのか?まるでわからない程の無数のトゥワイス!!

 

 

いいのか?

本当にこのままでいいのか?

今も全力全開で必殺技乱舞をしながら、誰もがそう考えていた。

 

キッカケが……何か、キッカケが欲しい。

 

この、硬直した状況を動かす……そんな、何かのキッカケが。

 

そして……

 

 

 

 

「……あれは、死柄木……弔?」

 

 

 

 

……キッカケが、向こうから来た。

ハイエンド脳無に抱えられて空を飛ぶ死柄木弔。

 

……そして、状況が……ここからまた状況が動き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sideホークス

 

「死ねよ……死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ……なるべく惨たらしく死ねよ。死なねえならせめて死にそうなくらいに負傷しろ。壊れろ。見た奴が顔を背けたくなるような、そんな酷くてどうしようもない程に、どうしようもなくなっちまえよ」

 

轟音が、舞っていた。

 

 

雷が。

 

炎が。

 

竜巻が。

 

ビームが、衝撃波が……他にも人を傷つける為のありとあらゆる力が、荼毘から無数に放たれていた。

 

 

 

「もうどうしようもねえよ……俺がいくら謝っても……もう誰も許してくれなんかしねえだろがよ……だから……だから、俺にはもうコレしかねえんだ……だから全員死ねよヒーロー共……もう俺にはそれくらいしか出来ねえ……『ああ……ヴィラン連合って最悪最低だけど凄かったんだな……あんだけ多くのヒーローの犠牲をださなきゃ止められなかったんだな』って……そう歴史に名を残すくらいしか……俺にはもう出来ねえんだからよ……」

 

 

悲痛な荼毘の声。

それと反比例するかのようにさらに加速し、さらに範囲を広げていく極悪な個性攻撃!!

 

特に雷がヤバい!!ヤバ過ぎる!!

光速で破滅的な被害をばら撒く最悪最強の個性攻撃!!

アレとマトモに対峙して……正面から何とか出来るのはワン・フォー・オールをフルに使えるスパイラルチームだけだろう!!

魔王の名を冠するのに相応しい!!それ程の脅威!!

 

破滅を願う荼毘。

その破滅に少しでも多くのヒーローを巻き込もうとする荼毘。

 

「……どうする?ホークス?」

 

ベストジーニストさんの声。

 

「民間人ではなく俺達にヘイトが向いてるのは不幸中の幸いだぞ」

「……は!!やるってんならやってやんよ!!」

 

エッジショットさん。ミルコさん。

 

そしてその背後にいる多くのトップヒーロー達。

 

……皆が、覚悟を決めた目で俺を見ていた。

暫定No.1ヒーローである、俺を。

 

そして……そんな皆の注目を集めている俺の心中は、と言うと

……

 

(ああ……くっそぉ……)

 

絶望的な戦い……雷乱舞だぜ!?光速で襲って来る致死量の攻撃!!史上最悪レベルの凶悪ヴィランとの決戦に臨もうとするヒーロー達。そして、その先頭に立ってしまっている俺。

 

(正直!!役割的に不向き何ですよね!!)

 

俺はこういうキャラなんだ!!

黙って俺について来い!!なんて言うキャラじゃない!!

俺と一緒に死んでくれ!!なんてとても言えるキャラじゃない!!

 

暫定ではあるが、不向きな俺がNo.1ヒーローになってしまった弊害!!

 

致死量の雷が、炎・竜巻・ビーム……そんな絶望的な戦いに、皆を駆り立てるような……俺は!!そんなキャラじゃないんだ!!

 

(ああ!!これが俺1人だってんならいくらでもやってやる!!そんなのは全然OKだ!!)

 

自分1人を危地に……それぐらいならいくらでもやってやる!!俺1人だけでやるってんなら望む所だ!!

でも!!ダメなんだ!!

違う!!違うんだ!!

 

 

皆の先頭に立って!!その頼りがいのある大きな背中で!!皆を引っ張って導いていくような!!そんな平和の象徴!!

 

例えそれが絶望的な戦いであったとしても!!それでも皆の心に希望の火を灯し!!その背中を見せつけながら先頭に立って進む!!そんなヒーロー!!

 

(……俺は!!そういうキャラじゃないんだ!!)

 

 

ああ!!だからこそ情けない!!

情けないくらいに!!あの背中を思い出してしまう!!

 

 

本当は言いたくない事をたくさん言ってしまった!!

それが俺の役割だと思ってた!!

実際!!それは間違って無いと考えてた!!

だから!!だからあの人を!!

個性を失い!!本来の力を失ったあの人を!!

 

そんなエンデヴァーさんを!!最前線から遠ざけるような!!そんな!!本当は言いたくない事をたくさん!!たくさん言ってしまった!!

 

 

「けひゃ……けひゃ……けっけっけ……死ねよ……死ねよ死ね死ね死ね……なるべく多くのヒーローが……出来るだけ多く惨たらしく死んでくれよ……けひゃ……けっ……」

 

 

でも!!だけど!!

 

この絶望的な状況で、今俺が思い浮かべてしまうのはあの人の背中で……

 

 

 

 

 

 

 

「……どうやら、ギリギリで間に合ったようだな」

 

 

 

 

 

 

 

「……は?」

「……けひゃ……あ?」

 

 

 

 

 

……だから最初……その声は、幻聴だと思ったんだ。

 

でも……

 

 

「エンデヴァー!?」

「何だあの車は!?」

「中には……オールマイト?」

 

 

……でも、俺以外の人の声が、それが幻聴じゃないと教えてくれた。

 

 

 

「……良かった……何とか間に合ったねエンデヴァー」

 

 

ファントムシーフの個性で作った漆黒のゲート……そこからエンデヴァーさんとイカした車が出現し……その車の中からオールマイトさんが現れた。

 

 

……とてつもなく重そうな……アレはアタッシュケース?そんな物を抱え、オールマイトさんが現れた。

 

そして……

 

「さあ……エンデヴァー……ここからは君の物語だ」

「……ありがとう……オールマイト……」

 

……そして、そのアタッシュケースを、オールマイトさんがエンデヴァーさんへと手渡した。

 

 

 

 

『王位継承』

 

 

 

 

 

……何故か不思議と……そんなフレーズが自然に脳裏に浮かんだ。

 

 

「は……ははは……親……父……」

「……今度こそ追いついた……だから……だから……ここで今度こそ全て終わりにしよう燈矢……」

 

 

 

そして……オールマイトさんから漆黒のアタッシュケースを受け取り……エンデヴァーさんが歩き出す。

 

 

 

 

 

 

 

「……エルクレス……起動」

 

 

 

 

 

 

 

「あっ……」

「……は?」

 

 

 

 

アタッシュケースが解け、そしてその欠片がエンデヴァーさんを覆っていく!!

 

 

「個性を失い!!それでも戦い続ける君の姿を見て!!そんな誇り高いヒーローの姿を見て!!誰だって君を応援したいと思う!!当然だ!!私だってそうさ!!」

 

 

……そして、オールマイトさんが叫んでいた。

 

 

「エルクレス!!これは元々私が使うつもりで開発していたんだけどね!!でも!!だけど!!私だって君の姿に脳を焼かれたんだよ!!君のために何かしてやりたいと思ったんだよ!!当たり前じゃないか!!個性を失い!!それでも戦う君の力になりたいって!!そう思えるからこそ私達はヒーローなんだ!!」

 

 

その叫びの間にもエンデヴァーさんが武装されていく。アタッシュケースが解け、そのパーツがエンデヴァーさんの全身を武装していく!!

 

 

 

「エルクレスの開発に協力してくれた皆にも聞いたさ当然!!『ねえ!!私はこの皆が作ってくれたエルクレスを!!エンデヴァーに使ってもらいたいって思ってるんだ!!皆はどう思う?』ってね!!」

 

 

 

片手の先からエンデヴァーさんを覆い始めた力。

それが全身を覆い、そしてついに顔まで覆い尽くした!!

 

 

「皆こう言ったよ!『最高だ!!それは素晴らしいアイデアだ!!是非そうしよう!!』ってね!!だから誇ってくれエンデヴァー!!君の歩みに意味はあったんだ!!絶望の底でも諦めずにあがき続ける君の姿に心を打たれ!!だからこそ私達は君の力になりたいって思ったんだ!!心の底から君の助けになりたいって思ったんだよ!!さあ!!受け取ってくれエンデヴァー!!」

 

 

そしてその最後に車から一部のパーツが解け……ファンネルみたいにエンデヴァーさんの背後に装着された。

 

 

 

「ああ……ありがとうオールマイト……そして、この力を俺が使う事を許してくれた全ての人達……本当にありがとう。だから……俺は……この最終決戦で……ようやく最前線に戻って来る事が出来た。最後の最後で……ようやく間に合った」

 

 

 

 

 

 

 

『フルアーマー・エンデヴァー』

 

 

 

 

 

 

 

オールマイトさんから託された力。

 

全身をサポートアイテムで強化したエンデヴァーさん。

 

最後方からゆっくりゆっくりと歩くフルアーマー・エンデヴァー。

 

リューキュウさんの横を通り越し、ミルコさんを、エッジショットさんをベストジーニストさんを……

 

「は……ははは……」

 

 

……そして、俺の横すらも通り越して……エンデヴァーさんが最前線の最前線へと立つ。

 

 

頂点から奈落の底に叩き落とされたヒーロー!!

 

「は、は……は!!はは!!ははは!!」

 

……エンデヴァーさんが!!這い上がって来た!!

 

「……は!!どうしたんだよホークス!!生意気なテメエらしくねえな!!」

 

ミルコさんが後ろから叫ぶ!!

 

 

「後ろから見ててもハッキリわかるくらいに膝がガクブルガクブルしてんじゃねえか!!嬉ション撒き散らしまくってんのかよテメエ!!どんだけ喜んでんだよ!!」

 

「ミルコ……言いたい事は分かるけどちょっとはしたないわよ」

 

 

ミルコさんにリューキュウさんがツッコむ。

でも!!

 

「………は!!!」

 

 

仕方無いじゃないですか!!

当たり前以上に嬉しいんですよこっちは!!

 

嬉ション!?漏れてないすか!?大丈夫!?漏れてないのが自分でも不思議なレベルだ!!

 

 

……だってそれぐらいに!!

 

(ずっと!!ずっと待ってましたよ!!信じてましたよエンデヴァーさん!!)

 

 

それが俺の役割だからと!!

言いたくない事もたくさん言った!!

それでも……きっと貴方なら……エンデヴァーさんなら……

 

 

例え個性を失い……奈落の底に突き落とされたとしても……それでも、オールマイトさんに挑戦し続けた貴方だからこそ……絶対に……もう一度ここまで登って来るって……トップオブトップまで這い上がって来るって……

 

 

 

 

「……俺が!!俺が一番信じてた!!絶対に!!絶対に貴方がもう一度ここまで来るって!!そう信じてたんだ!!」

 

 

 

 

だから!!俺は叫ぶ!!

 

 

 

 

「待ってましたよ!!エンデヴァーさん!!」

 

 

 

 

 

その、俺の渾身の叫び。

「……フン……フン……」

 

それをこの人は……前と同じように適当に受け流しながら、

 

 

「……ホークス貴様……暫定ではあるがNo.1のヒーローだろう?もう少ししっかりしろ」

 

「……はは!!ホントにすみませんねえ!!ちょっと俺的には不向き過ぎましたねえNo.1ヒーローの役割とかは!!」

 

 

本当に……本当に、コレがヤバ過ぎる最終決戦の最中だとはまるで思えないような……そんないつものテンションで話しかけて来て!!だからこそ俺は!!嬉し過ぎていつものテンションで返してしまう!!

 

「親父……親父……アンタは……」

 

 

そんな、急に雰囲気の変わった俺達ヒーロー……俺含むそんな俺達を睨見つける荼毘。

そんな荼毘の前に。最前線に。一番前にこの人が立った。

 

 

……その、大きな背中に。

頼りがいのある大きな背中に。

偉大なる背中に。

 

 

……蜃気楼のように、オールマイトさんの影が重なる。

 

 

 

「もうここで終わりにしよう」『もう大丈夫だ』

 

 

 

 

俺以外の皆が憧れた背中。

 

 

 

 

「何故ならば」『何故って』

 

 

 

 

 

俺が……憧れた、その背中。

 

 

 

 

 

「俺が 来た」『私が 来た』

 

 

 

 

 

 

その2つのイメージが……重なる。

 

 

 

 

 

 

 

《I AM HERE》

 

 

 

 

平和の象徴は今ここに。

 

俺達の平和の象徴が、奈落の底から這い上がって来た。

 

 

 




ここで作者の性癖発表ドラゴン!!

ずっと追いかけ続けてたライバルキャラがいて!!それまで一回もソイツには勝てなかったんだけれども!!そいつが戦えなくなってしまって!!

……その最強装備を受け継いで最終決戦に臨むとか……いいですよね……いいですよね!!(性癖の発露)
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