負けを知りたいユウユの代わり   作:不知火勇翔

3 / 5
VS時の運命者②

「『不完全なメタモルフォーゼ 倉田ましろ』(G3V)にライド!起動効果で山札から『Daylight-デイライト-』を発動。山札の上1枚を手札に加え、トリガーだったため倉田のパワー+5000!

 『天才的な才能 広町七深』(G1右下R),『頑張り屋のリーダー 二葉つくし』(G1左下R)をコール!二葉さんのスキル発動!カウンターブラスト1して手札のトリガーをソウルに入れ、山札の上7枚から・・・『幻想世界のシンフォニック 倉田ましろ』を手札に加える。

 Morfonicaのメンバーが全員揃ったため、二葉さんの効果で全員がパワー+5000!」

「っ・・・」

「倉田でヴァンガードにアタック!!!」

「完全ガード!!!」

「ドライブチェック、オーバートリガー!八潮さんのパワー+1億、桐ヶ谷さんのパワー+1億!セカンドチェック、クリティカルトリガー!!!桐ヶ谷さんのクリティカル+1、パワー+10000!広町さんのブースト、八潮さんでヴァンガードにアタック!」

「完全ガード!!!」

「二葉さんのブースト、桐ヶ谷さんでヴァンガードにアタック!」

「完全、ガード!!!」

 完全ガード3枚。実数値よりも手札消費を抑えたということは・・・・・・。

「・・・・・・ファイナルターン!!!」

 

 

 この世界において伊勢木ショウマという男は、タネの無いインチキクソ野郎であり、デラックスの覇者であり、凡夫では勝負にならないほどに登り詰めた最強の存在である。ショウマと当たったら負け確定とまで言われるほどにソレは絶対で、この運命大戦でもソレは変わらないハズだった。

 ハズだったにも関わらず、伊勢木ショウマのダメージは現在5。ヒールトリガーも3回使用済みで残りは1枚だけ。もうクリティカル云々の前に風前の灯火である。そして時の運命者はまだディバインスキルを使用していない。

 予想外の激戦を前に、アキナ後輩はただただ驚愕していた。

「・・・・・・なんか、凄いっすね」

「そだね。どっちもプロレベル、いやもうプロレベル以上のファイトしてるよ」

 隣で同じくファイトを見ていたピンク髪ヘソ出しお姉さんことナオ先輩が渋い顔をして頷いた。

「・・・アキナ後輩。多分ムリだろうけど頑張って」

「いやなに諦めてるんですか!?ヴァンガードに絶対は無いんですよね!?」

「それはそーなんだけどさー。これは・・・ちょっとね」

 物怖じするナオ先輩。それに気づいたアキナ後輩は、神経な眼差しをナオ先輩に向け、そして宣言した。

「ナオ先輩。俺は勝ちますよ。勝って、光の病気を治します!」

 

 

 おいそこの2人。コッチは真剣にやってるのにイチャイチャするな。というツッコミが入れられない程に、ファイトは殺伐としていた。

「私のターン!!!スタンドアンドドロー!ペルソナ、ライド!!!1枚ドローし前列のパワー+10000!」

 そりゃ持ってるよねぇ・・・。

「『ぐらがおん』(G1左下R)をコール!そして『アイディラス』(G2右R)をサルヴァールの上に上書きコール!ペインキラーのブースト!アイディラスでヴァンガードにアタック!!!」

「ガード!!!」

「リィエル=アモルタでヴァンガードにアタック!!スキル発動!アイディラスをバインドし同名カードをコール!」

「10000上乗せでガード!!!」

「ツインドライブ!ファーストチェック、ノートリガー。セカンドチェック、クリティカルトリガー!!!アイディラスのクリティカル+1、パワー+10000!

 時よ逆巻け!ディバインスキル、発動!!!バトル終了時、ドロップの同名カード『リィエル=アモルタ』にライド!ドライブ-1!アイディラスでアタック!」

 さっきクリティカルを上げた方・・・完全ガード読みの小出しアタックか。

「ガード!!!」

「ぐらがおんのブースト!サルヴァールでアタック!!」

「ノーガード!!!ダメージチェック、ヒールトリガー!ダメージ回復!倉田のパワー+10000!」

「ユユリアのブースト!リィエル=アモルタでヴァンガードにアタック!!!スキル発動!再びアイディラスをバインドし、同名カードをコール!!!」

「完全ガード!!!」

 5回目の攻撃を完全ガード。時の運命者の攻撃は残り1回。そして。

「ねぇ。2枚トリガーが出たら俺の負けだよ」

「っ・・・!!!」

 俺の言葉に、時の運命者が驚愕?の声を漏らした。どうやら本気の本気でこのファイトに勝ちたかったらしい。

「ツインドライブ!ファーストチェック、クリティカルトリガー!アイディラスのクリティカル+1、パワー+10000。セカンドチェック、・・・・ノー、トリガー・・・・・・」

「そっか」

「アイディラスでアタック」

「ガード。そして、ファイナルターン」

 俺の声に、時の運命者の肩がビクッと震えた。

「『幻想世界のシンフォニック 倉田ましろ』にペルソナライド。倉田でヴァンガードにアタック」

「ガード!!!」

 実数値ガード。ディバインスキルで増えた手札でどうにか足りたらしい。

「ファーストチェック、フロントトリガー。前列のパワー+10000。セカンドチェック、フロントトリガー、前列のパワー+10000」

 ガード成功。

「倉田のスキル発動。手札からトリガーをソウルに入れ、ドライブ-1してスタンド。倉田でヴァンガードにアタック」

「ノー、、、ガード・・・・・・」

「ドライブチェック。フロントトリガー、前列のパワー+10000」

「ダメージチェック、ノートリガー・・・・・・」

 時の運命者 ダメージ5→6。

「勝者、伊勢木ショウマ!!!!」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。