代星-我らが母国はいかにして勝利したか、あるいは我らの祖国はいかにして滅びたか-   作:ライト鯖

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第六十五話 史に損ないたち

 

再び時を少し遡り、ニューサンフランシスコ基地襲撃が発生する半日前。

 

ニューアメリカ大陸

 

発艦準備に多くの人々が忙しなく行き交う銀河連盟軍旗艦、ハルキマス。

日野基之は僅かに手が空いた時間が重なった為、艦内の様子を見がてら散策をしていた。

 

「あ、基之さんお疲れ様です」

「ああ、お疲れ。また今回も頼むよ」

 

彼は確か左舷第二砲塔室の人間だったな、と記憶を照合しつつニコリと微笑み、すれ違った彼を労う言葉をかける。

 

「任せてください!命中率も上がってきてますしね!」

「へえ。じゃあ戦果報告を期待するとしよう」

「プレッシャーだなあ…」

「君が言い出したんじゃないか」

 

冗談めかした言い方で笑いながら基之は言う。

こうしたコミュニケーションによってハルキマスの乗員は、他の艦では僅かに不穏の気がある中でも凡そ基之を慕っている。

 

それ故、基之も別段トラブルに見舞われるようなこともなく、順調に艦の隅々まで見回ることも出来た。

そして、引き返してきて食堂へと差し掛かった時、そこで休憩中なのだろうか、10人弱の兵たちが屯している様子が目に入る。

 

「どうした?」

 

一応と食堂へ足を踏み入れると、平坦な声が何か文章を読んでいる音が耳に入り、基之は、どうやら彼らはテレビを観ていたようだ、と知る。

 

「ああ、基之さんか。お疲れです。起源国の報道番組ですよ」

 

振り向いた一人が画面を指さす。

 

「何か面白いニュースでもやってるのか?起源国政府が隠している我々の情報が漏れて報道されてしまったとか?」

「いやあ、そんな朗報じゃないっすよ。どっちかってっと残念なニュースです」

 

基之は促され画面に視線をやり、テレビの発する音に注意を向ける。

 

『──であり、死亡したと推測されていた青木祐輔大尉は奇跡的な生還の後、順調に回復をしている模様です。生還率3%という極低確率を生き延び──』

「は?」

 

基之は思わず目を見張り、周りの者達の事も忘れ、完全に素で困惑を顕にしていた。

 

「あれ?知らなかったんすか?あの裏切り者の野郎、前の会戦に参加してたらしいんすよ」

 

基之は高鳴る心臓と突如として襲ってきた耳鳴り、さらには頭痛、に思わず頭を抑え苦悶を呻きたかったが、どうにか理性の全てを動員して抑え込む。

 

「そう、なのか」

「ええ。で、青木祐輔の乗ってた船は被弾してえらいことになったけど偶々宇宙服着るのが間に合ってて生きてた、ってことらしいっす」

 

他の者達が「残念だったよなあ」「死んでくれてりゃあせいせいしたのに」と口々に囃し立てる。

 

「そう…か。俺は、もう少しで…」

「ええ。あの裏切り者を殺せてたってことですね」

「そう、か。…………」

 

妙な沈黙に、周囲の者達は不審げな目を向け始めたが、既のところで外れかけていた仮面が落ちぬ内に基之は絞り出した。

 

「残、念だ…本当に…」

「ま、次がありますよ!」

 

悔しがっているのだろうと解釈した彼らはそう慰めをかけつつ、立ち去る基之を見送った後、再び画面へ注意を戻すのだった。

 

基之は足早に、しかし、不信感をもたれぬよう散漫になりつつある注意力を掻き集めて執務室へと向かい、駆け込む。

 

「はっ…はっ…」

 

扉を閉めると同時、彼は膝から崩れ落ち、えずく。

 

「俺が、祐輔を…?」

 

殺しかけていた。

それを口にすることは出来ず、荒い息だけが室内に響く。

 

「何で…"名誉起源民"が宇宙に出てるんだ…」

 

あり得ないと切り捨てていた可能性。

しかし、基之の知らぬ間にその可能性は彼の目前に現れていたのだ。

それに加え、尚且つ、危うく助けると決めた対象を殺しかけていた、と知ったのだ。

混乱するのも無理はないだろう。

 

「俺…俺は……」

 

頭を抱え蹲る基之。

そこに、明子が「基之〜。そろそろ出発の─」、と専用の端末を抱え入室する。

 

「はっ?!基之?!」

 

足下に蹲る人影を見、それが基之と気付くやいなや、彼女はしゃがみ込み、顔を覗き込む。

 

「大丈夫?呼吸は出来てる?私の声、聞こえる?」

 

体調不良かと思ったのだろう、基之の容態を確認し出し医療班を呼ぼうとしだした明子に「違うんだ…」とか細く、言い、彼女を引き留めた。

 

どうにか呼吸を整えつつ、側へ戻ってきた明子に事情を大まかに途切れ途切れとなりつつ伝えると、明子は大きく息を吐き、尻餅を付いた。

 

「とにかく、病気とかじゃなかったのね…」

 

本気で焦ったのだろう。

基之の状態が良くないことは分かりつつも、脱力したように言う。

 

「ごめん…」

「本当だよ。済んだことでうじうじしてないでとっとと解放する作戦でも考えなさいよ」

 

明子は少々、いや、かなり辛辣に言い放つ。

 

「今更貴方が偶然にも祐輔君を殺しかけたことは変えられないじゃない。で、今、彼はニューサンフランシスコにいる」

 

基之が立ち上がろうとするのを見、手を貸しながら彼女は続ける。

 

「貴方が今すべきことは?」

「"ウリエル"を殲滅してディスティニアに上陸。あいつを起源国から奪い取る」

「そうね。さ、行きましょう」

 

半日後。

基之は明子の言葉もあってどうにかある程度は精神を復調させていた。

とは言っても、それは危ういバランスの下に成り立つ、塗り固められた仮面によって抑え込まれた復調ではあるが。

 

そうだ。祐輔を取り戻す。絶対に。なら、立ち止まってる暇はない。

絶対に、ここで負けるわけには行かないんだ。

そうだ。"ウリエル"なんかに手こずってる暇はない。潰す。アイツラを全部。

早く行かなきゃ同じことになるかも。

今はまだ復帰したばかりみたいだから多分艦隊にはいない。チャンスだ。

 

基之はぐるぐると回り続ける思考の後、誰に言うつもりでもなく、しかし、指揮台で言い放つのだった。

 

「さあ、行こう。今度こそ、勝つ。全てに勝利する為に」

 

明子だけは、彼の僅かな声の震えに気が付いていた。

 

そして、銀河連盟艦隊はついにディスティニア大陸近傍の空域へと入るのだった。

 

「レーダーに反応有り!敵艦隊と思われます!」

「…数は1個艦隊弱といった規模です!」

 

オペレーターの報告に、基之は後方に座り観戦するカルミネの方を振り向いた。

カルミネは満足そうな笑みを湛えながら頷く。

 

「奇襲には注意しろ!しかし、好機かもしれん!主砲充填!単座戦闘機も出せ!」

 

ルイス・プラネットのレジスタンスがやってくれたのか、と希望を抱き、基之は目の前が開ける感覚を覚えていた。

 

 

銀河連盟艦隊と起源国軍艦隊が衝突したのとほぼ同じ頃。

ニューサンフランシスコにある保安隊司令部の司令官室でライアン・マルドゥーンは部下からの報告を受けていた。

 

「監視対象A‐0335が基地を出て外出したと報告がありました」

「ああ、家に帰るんだったか?」

「そう聞いております」

「このご時世に"名誉"が良いご身分だな。私はここ2日帰れてないというのに」

「今日も帰られないので?」

「さすがに一旦帰るよ。部下達に悪い」

 

苦笑するライアンに部下は一旦弛緩した空気を戻すかのように姿勢を正し、尋ねる。

 

「それで、どうしましょう?監視システムの外ですが…」

「手すきの人員がいれば今張り付いているのと交代で見張らせろ。

ダメそうなら最悪諦めて構わん。今は優先順位も高くはないしな」

「了解致しました。では、その旨伝えてきます」

 

その部下が去ると、別な下士官が入室する。

その下士官の顔を見るや、ライアンは小さなため息をつく。

下士官を個人的に嫌っている、というわけではなく、現在彼の所管している職務を思うに、良い報告等存在するはずも無い故にであった。

 

「閣下。銀河連盟艦隊と接敵したようです」

「…そうか。基地はどうだ?」

 

現況の保安隊、いや、総督府全体の最優先事項はこれであった。

ニューサンフランシスコ基地がレジスタンスの襲撃を受けた件である。

しかも、単にちょっとした爆破テロの標的とされたとかそういう次元ではなく、基地の最重要部である"ウリエル"のドッグを破壊され、"ウリエル"艦の6割が損傷し、一隻を奪われるという惨事だ。

 

総督府の者達は階級や職位問わず右へ左の大騒ぎである。

ライアンも心中は穏やかではなく、先程の監視報告等は休憩に近しいものであったのだ。

 

「未だに死傷者は掌握しきれておりませんが、臨時軍民連携救護隊によるトリアージ報告によると、現在死者は889名。重体、意識不明者は781名。行方不明、952名。重軽傷者は2000人以上とのことです」

「ニューサンフランシスコ基地は死んだな…」

「はい。他基地より可能な限り人員を派遣してもらい、基地機能の回復と戦力の空白を埋める努力はしていますが…」

「敵の数はそれ程多かったのか?」

 

ホログラムの報告書をスライドしながらライアンは髪をかき上げる。

 

「いえ、しかし、敵陽動作戦により各地の詰所が攻撃を受け、増援に出た基地の者が道中や詰所にて奇襲を受けた、という事例が多いようです」

「後は…」

 

基地の上空を威圧するように浮かぶ"ウリエル"が写る写真を眺めながら呟くライアンの言葉を下士官は引き取った。

 

「"ウリエル"を一隻奪われたことで我が基地は上空より一方的な砲火に晒されました。これが最も死傷者、行方不明者を膨れ上がらせた要因です」

「……"ウリエル"は何処へ?」

「海に向かったとのことです」

「艦隊への通報は?」

「既に」

 

そうか。と頷いてからライアンは大きく一度息を吐き、立ち上がる。

 

「なら、我々のすべきことは一つだ。君は戻って基地秩序回復に努めろ」

「は!」

 

"ウリエル"の所管は保安隊にあるが、今は起源国軍に委ねるべき時。

介入する必要も意味もない。

ライアンはそう割り切って自らも陣頭に立ち治安維持という本来の保安隊最重要任務を果たすべく高みから降りるのだった。

 

 

空を赤く染めるは、未だに炎衰えぬニューサンフランシスコ基地。

保安隊庁舎からも程近い故に、惨状はよく見える。

 

赤い背景に太い黒煙が幾条も立ち上り、さながら戦場の有様であった。

 

「閣下!お車は此方に!」

 

部下に誘導され、基地に直結している地下の軍用道路を封鎖している為、地下駐車場も使えなくなっており、地上に設定された臨時駐車場に用意された車へ、ライアンは乗り込む。

 

「総督府へ向かってくれ」

「サー。直ちに」

 

消防車や救急車がサイレンを何重にも響かせながらライアンの乗る車の横横を通り過ぎていく。

 

ライアンは運転手に非常用車両の邪魔にならないよう注意し、道の端を走らせる。

 

「役立たずの総督に説教をしにいく我々が一分遅れても大した問題はないが、あっちは一分が全てを分ける。通してやれ」

 

総督府に着くとライアンは総督執務室へと直行し、最低限の礼を済ませるや否や、彼の執務机へ詰め寄った。

 

「総督!直ちに総督府、軍、保安隊トップによる連合司令部を組織するべきです!

銀河連盟軍はディスティニア目前に迫り、更には"ウリエル"艦隊の多くが失われた!その上、ニューサンフランシスコ基地が壊滅!市民はこれをその目で見てしまっている!」

「せめて連携ぐらい強化しなくては、勝てるものも勝てない!成し得る全てを成さねば!」

 

「お、落ち着きたまえよ。折角"平等派"が責任を負ってくれているのだから、大人しく任せておけば良いことだろう?」

 

ライアンの剣幕に驚きつつも、第十二星系総督府総督、トレイス・チャンは正常性バイアス故か、派閥間の力学を気にする発言をする。

 

「まだ分かっていないのですか?!」

 

ライアンは激昂しつつ、チラリ、と視界に映ったある事に気が付き、更に沸騰した。

 

「ブラインダーを降ろして逃避か?!」

 

小賢しくも閉ざされたブラインダーを引き上げ、チャン総督の目に、眼下のニューサンフランシスコを見せつける。

 

「"平等派"?"復讐派"?あれを見てまだそんな事を言うのか?!全員仲良くあの中で燃えてる!黒焦げになれば思想なんぞ分かりやしない!意味がない!」

「しかしだね…戦争のことは戦争の専門家が一番分かっているだろう?我々が入って何が出来るというのだ…?」

 

すっかり萎縮した様子のチャン総督に侮蔑を向けながらライアンは言う。

 

「それを探るためにも協議する必要があるのですよ。何か出来るか出来ないか、我々がそれぞれバラバラに考えても仕方ないでしょう」

「…だが、首都の仲間達が何と言うか…」

「……アルワタンのお友達よりも、貴方が気にかけるべきはこのニューサンフランシスコだ。第十二星系総督府だ!もう一度見ろ!あの炎を!

あれを放っておいて、この総督府が燃えたとして、あんたのお友達は何をしてくれる?!」

「それは…」

「我々が敗戦の責任者になるだけだ。お友達はあんたを嘲笑う以外のことはせんだろうさ!」

 

それとも、とライアンは最後に言い捨てる。

 

「このままレジスタンスに捕まって処刑されるのがお望みですか?」

「…分かった。軍司令に連絡をしよう」

 

動揺を隠しもせず、チャン総督はライアンの要求を呑むのだった。

 

 

そして、銀河連盟艦隊旗艦 ハルキマスの艦橋。

 

基之は既に肉眼においても捉えられるようになっている敵艦隊に向け、主砲を撃つように命じた。

 

巨大なレーザーキャノンが空を駆け、起源国軍"ウリエル"艦隊へ到達する。

 

「戦闘機、出ろ!」

 

単座戦闘機編隊も次々と航宙艦から射出され、青い空へ飛び込む。

 

「前回の戦いやカルミネの情報から分かったことがある。確かに"ウリエル"には大気圏内の運動性能では勝てない」

 

だが、そこに勝機がある。と基之は言う。

 

「"ウリエル"の限界高度は70万メートル。今我々が飛んでいるのは62万メートルだ。

徐々に高度を上げていき、奴等の動きを制限するぞ」

 

基之は"ウリエル"の行動を制限することで、運動性能の差を埋めようと画策しているのだ。

 

とは言っても、起源国軍もその限界はよく理解している。

故に、中々基之の誘いには乗らず、可能な限り高度を維持したまま戦闘を続けるべく、航宙艦の上昇を戦闘機等で妨害する。

 

「まあ、そう簡単には行かないよなあ」

 

当然こうした抵抗に合うことは予想していた。

基之は次なる策へ移行する。

 

「ならば包囲だ。檻に閉じ込めてしまえば獰猛な猛獣とて自由に駆け回れはしない」

 

"ウリエル"艦隊の包囲。

最初からこれを目指さなかった事には理由がある。

 

"ウリエル"に運動性能の分がある以上、思惑を悟られれば、包囲網完成よりも先んじて脱出される恐れがある。

そして、そうなれば各個撃破の餌食となる。

故に、プランBとなっていたのだ。

 

「敵に悟らせるな!まずは陣形を変え、艦隊の変化に慣れさせろ!」

 

銀河連盟艦隊は防御を重視した遊兵率は高まるものの、全体的な被弾面積が縮まる方陣を組んだ。

先頭となった8隻の艦、その背後に整然とy座標とz座標を一とした艦が並ぶ。

 

「よし!先頭以外はミサイル攻撃に切り替えろ!」

 

艦と艦の間隙を縫うようにして発射されたミサイルの大群が、"ウリエル"達へと向かっていく。

 

"ウリエル"も迎撃としてミサイルを射出し、両者の中間辺りに位置する空で爆発と閃光が迸ることとなる。

 

「手を緩めるな!このまま陣形を維持しつつ上昇の素振りを見せろ。まだ最初の狙いを諦めていないと思わせるんだ」

 

銀河連盟艦隊が上昇を試みると、"ウリエル"艦隊は直ちにそれを感知し、殆ど同時に上昇を始めた。

 

「よし!単座戦闘機編隊!作戦通りこちらの艦隊近辺へ引き返してこい!艦隊周りをうろちょろする大気圏内戦闘機共を撃ち落とせ!」

 

"ウリエル"の絶対数こそ少ないが航宙艦の場合航宙機能や生命維持システム等に割かれるスペースを格納庫として利用出来る故に、未だに戦闘機の数では起源国軍が勝っている。

それ故に、銀河連盟艦隊の上昇行動阻止に戦力を割けるのだ。

 

そして、その戦闘機を排除させるべく、味方戦闘機を戦場から離れさせることで、元々の限界高度近辺を戦場とする、という戦術目標に拘っていると、起源国軍を誤認させることに成功した基之は、次なるフェーズへ移る準備を関係者へ通達する。

 

仮に限界高度へ到達しないまでも、"ウリエル"を上から狙う形を取られては、ここは航宙艦と、理由こそ違えど共通する特徴であるが、上部と下部に武装が少ない故に艦数の多い銀河連盟側に一方的な殲滅をされる可能性がある。

故に、起源国軍艦隊は一種の賭けに出るのだった。

 

「"ウリエル"艦隊、此方へ向かってきます!」

 

そう、艦隊そのもの、艦と艦の距離を極限まで縮めることで乱戦に持ち込む算段を立てたのである。

絶対数で劣る起源国軍にとっては明確な賭けであった。

数に任せて圧殺される危険性はある。

だが、戦闘機の数は勝り、運動性能の差もある。

近接戦ならばむしろ分があると踏んだのだ。

 

しかし、これは基之にとっては期待通りであった。

 

「鷲爪陣!」

 

命令と共に銀河連盟艦隊は、其々"ウリエル"を下方を巻き取るような陣と、斜め左右上空を包むような三つの艦隊へと分かれる。

 

"ウリエル"の進行方向を阻み、前方からゆったりと包み込むような形でまず、半包囲を作り上げたのだ。

 

「閉鎖」

 

そして、爪は"ウリエル艦隊"が入りきると素早く後方を閉じ、3本の鉄格子による檻を完成させ、更に整然と散開し、格子の隙間を埋めていく。

 

これによって、起源国軍"ウリエル"艦隊はその運動性能の優越性を完全に無意味とさせられるのであった。

 

 

そこからは艦の数で劣る起源国軍は包囲網によって一方的に撃滅されるのみとなる。

 

「数を減らしてくれたおかげだ。もし、前と同じだけを相手取っていれば、こう簡単には行かなかっただろうな」

 

基之は、まだ見ぬルイス・プラネットのレジスタンス達に感謝を覚えつつ、"ウリエル"艦隊の確実な壊滅を見届けるのだった。

 

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