東方キャラとオリキャラでイナズマイレブンする話   作:みかづき椛

107 / 124
フォーメーション

 クリアナイト(晴奈のチーム)
         美鈴
    妖精 妖精 フラン 妖精 妖精
      妖精 妖精 妖精   
       咲夜   パチェ

        アキス 魔理沙
    シラウオ  アシカ   早苗   フナ
    サバミ エリィ   霊夢    文
          ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


 百  七話 天才型の巫女

 コチヤーズ対クリアナイト第九試合、スコアが2−3になってから数分後、髪型が八雲紫のエリィがスキマを使って前線付近に瞬間移動した。

「エリィ!」

 アシカからパスを送られたエリィは足元の地面から細長い土をせり上がらせて、ジャンプして出現していた雷雲の中に飛び込む。

「天地雷鳴!」

 エリィは横回転させながら右足でボールを蹴って水色の雷をまとわせ、ボールは直角に雷鳴轟かせながらゴールを襲い始め、対する美鈴は周りを墨で出来た風景に変えた。

「大国謳歌!」

 美鈴はせり上がった墨の大地からジャンプし、ボールを右掌で抑えつけ、さらに背後から出現した灰色の手でボールを抑えつけて威力を殺した。

(エリィでも駄目だなんて……後は魔理沙だけど……)

 渋い表情のアシカは内心そう言って魔理沙に視線を移すと、フランドールと妖精の二人にマークされていた。

「はぁ……」

 アシカはため息を吐き、その後ボールが渡った咲夜が連続ヘブンズタイムからのタイムトランスでスコアは2―4となった。

 数分後、ボールを受けたフランドールに気迫の表情の魔理沙が迫る。

「フランよこせ!!」

 フランドールは体長2mほどのツキノワグマに変化した。

「ここでフランドール選手がソウル発動!!」

 ツキノワグマは魔理沙に倒れ込んで下敷きにした。

「うっ……重いな……」

 フランドールは元の姿に戻り、うつ伏せに倒れた魔理沙があらわになる。そしてボールが渡った咲夜が連続ヘブンズタイムからのタイムトランスでスコアは2―5となった。

「ゴール!! またもや咲夜選手のタイムトランスが炸裂!! 恐ろしい……本当に恐ろしいです!! 正直、私の体が震えています!!」

 怯え顔のカナはそう叫ぶと、ベンチに座る晴奈は両手の掌を前に向けた。

「必殺タクティクス……クイックタイム」

 晴奈と咲夜は同時にそう言うと、ご立腹といった表情に変わったアシカがサバミに視線を向ける。

「クイックタイムって何よ!」

「試合の経過時間を早くする……要するに試合終了が早くなるってことだぜ……早いとこ逆転しなきゃな……」

 クイックタイムが発動してから数分後、コチヤーズは必殺技タクティクスのルート・オブ・スカイで魔理沙にボールが渡る。その瞬間に魔理沙はフランドールと妖精二人が出現させた不気味な洋館の中に閉じ込めれる。

「フラクタルハウス!」

 不気味な洋館に雷が落ちて魔理沙は飛ばされボールはフランドールの元に渡った。

「くそ……美鈴のキーパー技は破れそうな気がするのにな……!」

 その後、ボールはフランドールから咲夜に渡り、連続ヘブンズタイムからタイムトランスを撃った。

「ムゲン・ザ・ハンド〜!」

 ヤマメは背後から出現させた黄色い腕をあらゆる方向に振り回していると、掌に当たったボールが弾かれた。

「コチヤーズ! ようやく針に糸を通すようにゴールを奪ってきたタイムトランスを防ぐことに成功しました!!」 

(今、防いだのはたまたまだろうな……)

 サバミは内心そう呟くと、カナはボールを胸でトラップした咲夜を視界に捉えた。

「不運にもボールは咲夜選手にーー!! コチヤーズ再びピーーンチ!!」

「咲夜さん! タイムトランスは撃たせませんよ!」

 射命丸文は咲夜に向かって猛烈にダッシュし、蹴られたボールは霊夢に送られる。

「こっちよ!!」

 アシカは手を挙げて霊夢に声かけした瞬間、霊夢の背後に咲夜が瞬間的に現れた。

「霊夢後ろ!!」

 前線にいる魔理沙がそう叫んだ時、咲夜は霊夢の足元にあるボールを奪おうと右足を伸ばす。

(来たわね咲夜)

 咲夜の右足の先が触れた瞬間、霊夢はヒールリフトでボールを蹴り上げ、ターンしながらボールを蹴ってアシカに送った。その瞬間、周りのコチヤーズメンバーは時が止まったかのように表情が固まった。さらにベンチに座る晴奈の表情がわずかに揺らいだ。

「な……なんと……この試合……最初に咲夜選手から時止めディフェンスでボールを奪われなかったのは……博麗神社の巫女だーー!!」

「……やっぱ霊夢なまらやべぇな」

 サバミはそう言って苦笑いを浮かべた直後、必殺タクティクスのルート・オブ・スカイでボールはアシカ、早苗、そして魔理沙の元に渡った。しかし魔理沙はフランドールと妖精二人が出現させた不気味な洋館の中に閉じ込めれる。

「フラクタルハウス!」

「もうこの必殺技の雷は喰らわないぜ……くわばらくわばら……」

 ブツブツと呟いている魔理沙のいる不気味な洋館に雷が落ちる。

「今だ! 流星ブレード!」

 魔理沙はボールを蹴り上げると洋館を突き破って周辺に水色の小さな銀河が現れ、魔理沙がジャンプして右足で力強くボールに蹴りを入れる。

「霊夢から始まった攻撃……決めてみせる!」

 ボールは黄色と青のグラデーションで流れ星のようにゴールを襲い始めた。対する美鈴は周りを墨で出来た風景に変える。

「大国謳歌!」

 美鈴はせり上がった墨の大地からジャンプし、ボールを右掌で抑えつけ、さらに背後から出現した灰色の手でボールを抑えつけるも、威力に負けてゴールを許した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告