東方キャラとオリキャラでイナズマイレブンする話   作:みかづき椛

117 / 124
フォーメーション

 クリアナイト(晴奈のチーム)
        神奈子
   椛  諏訪子 阿梨夜  典
    たかね   妖夢   はたて
      にとり  龍
          千亦

      アキス 魔理沙
    フナ   アシカ   早苗   フラン
  サバミ リード エリィ  文
        ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


 百 十七話 猛蛇と神奈子

 コチヤーズ対クリアナイトの第十試合の後半10分頃、フナによるスローインで試合が再開される。

「無限の壁は出ないかもしれませんがイナズマブレイクやりましょう!」

 早苗はそう提案すると、エリィはボール高く蹴り上げて紫色の雷をまとわせる。さらに雷鳴轟かせながら黄色い雷もまとったボールが真下に落下し始めた。

「イナズマブレイク!」

 高くジャンプしたエリィと、頭を斜め下に向けた早苗とアシカがボールに蹴りを入れて飛ばした瞬間、神奈子の背中から青と黒のオーラを噴射させた。

「神奈子様が化身……!」

 赤い鮫のような見た目に四本の腕がある化身――猛蛇ヴァリトラに変化した。

「ギガバイトスクリュー」

 猛蛇ヴァリトラは大きな口から一直線に激しい水流が噴射してボールを巻き込ませて威力を削り食べて地面に吐き出した。

「せっかく完成したイナズマブレイクもゴールならず! クリアナイトは三人の選手をキーパーにさせてかなり手強い守りになっています!」

 神奈子はゴールキックを行い、ボールは受けようと構える龍の元に飛ぶも、リードシクティスが胸でトラップした。

「さすがシクティスさんだぜ!」

 リードシクティスはアシカにパス、魔理沙に繋いだ。

「グレイブストーン!」

 阿梨夜はジャンプして両拳を地面に叩きつけると、いくつもの大きなトゲの岩が出現して魔理沙を囲み、一つのトゲの岩が魔理沙を下から吹き飛ばした。

「くそ……!」

 そしてパスを受けた諏訪子にアキスが迫る。

「ビューティフルフープ!」

 諏訪子はピンク色のフラフープを出現させて両腕の上を転がせて手に持って振るい、ピンクじみた白のウェーブでアキスを閉じ込めてとっぱした。

「諏訪子様……かわいい! って言ってる場合じゃない!」

 早苗はとろけ顔からキリッとした表情に変わってから数秒後、サイドを駆け上がるはたてにパスが渡る。はたては緑色の双槍と盾を持つ人型だが戦闘機のような見た目もあわせ持つ小型ロボットのオーディーンMk-2を右腕の上に乗せた。

「グロリアスレイ」

 オーディーンMk-2は双槍を回転させながら青がかった白に輝かして長く伸ばし、はたてが右足でボールを蹴り飛ばしたと同時に振るった双槍から無数の光線がフィールドに放たれた。対してヤマメは自身の真上で掌を合わせる。

「ムゲン・ザ・ハンド!」

 ヤマメの背後から無数の黄色い手が出現し、連続で黄色い手で光線を連続で受け止めていった。

「オーディーンMk-2のグロリアスレイがコチヤーズゴールを襲う! ムゲン・ザ・ハンドで受け止めきれるのでしょうか!?」

 数秒後、ヤマメは無事にボールを両手に収めてその後、ゴールキックでボールをアシカに向けて飛ばす。しかしアシカが受ける瞬間に妖夢がカットした。

「しまった……!」

「アシカ! 私に任せて!」

 そう意気込んだ八雲紫の髪型に変わったエリィは妖夢の前に立ちはだかった。

「ディメンションカット!」

 エリィは右足に黒いオーラをまとわせ、右足をスキマを通じて瞬間移動して妖夢からボールを奪う。そしてエリィはボールを高く上げ、ジャンプして前に蹴ったボールが空中で止まり、紫色で十字の次元の狭間が出現。エリィは滞空し続けるボールを踏みつけた。

「ディメンションストーム!!」

 ボールは紫色の風をまといながら一直線に迫る。対して神奈子は背中から猛蛇ヴァリトラを出現させた。

「ギガバイトスクリュー」

 猛蛇ヴァリトラは再び強い水流でボールの勢いを殺して食べ、神奈子の手元に吐き出した。そして神奈子のゴールキックで妖夢に渡る。

「妖夢さん! 通しませんよ!」

「Zスラッシュ」

 立ち塞がる早苗に妖夢は左から抜き去ろうと飛び出した瞬間、ターンしながら斜めに下がって右から早苗を抜き去り、地面に赤いZを描いた。

「この技……! 妖夢さんがいつも練習していた……」

 早苗はは脳内に妖夢の練習風景が浮かぶ。そして妖夢はサイドを走るはたてにパスを送る。はたては右掌に乗せている青と白の配色の体に赤い大きなモヒカンのような頭があり、黄色い剣の二刀流の人型で小型ロボットのアキレスD9を高く放おった。

「ビッグバンスラッシュ」

 アキレスD9は剣二本を高く上げて一本の青がかった白いビームソードを作る。ジャンプしたはたてが左足の裏をボールに叩きつけ、一直線に飛ぶビームソードと共にゴールを襲い始める。

「ミキシトランス……白蓮!」

 ヤマメはボサボサ茶髪ロングから紫と黄色のグラデーションロングに変化した。ヤマメは左足を高く上げて地面に叩きつけ、右拳をひねりながら前に突き出す。

「正義の鉄拳!!」

 ヤマメの右拳から激しく回転する巨大な黄色い拳がほんの少しだけ虹色に光らせながらボールを弾いた。

「ヤマメさん! さっきからほんとにナイスです!」

 ヤマメを褒めた早苗はボールをトラップすると、サイドを走る射命丸文にパスを送る。その射命丸文にはたてが迫る。

「はたて邪魔! 疾風ダッシュ!」

 射命丸文は連続で瞬発的な移動で地面を走ってはたてを抜き去り、八雲紫の髪型のエリィにパスを送る。エリィは背中から疾風の白虎を出現させ、疾風の白虎に飛び乗った。

「シップウジンライ!!」

 疾風の白虎は全身に緑よりの白い雷をまとってジグザグに素早く移動し始める。ゴール前まで迫ったエリィは疾風の白虎を背中にしまい、足元の地面から細長い土をせり上がらせて、ジャンプして出現していた雷雲の中に飛び込む。

「天地雷鳴!」

 エリィは横回転させながら右足でボールを蹴って水色の雷をまとわせ、ボールは直角に雷鳴轟かせながらゴールを襲い始めた。対する神奈子は背中から猛蛇ヴァリトラを出現させる。

「ギガバイトスクリュー」

 猛蛇ヴァリトラはまたもや強い水流でボールの勢いを殺して食べ、神奈子の手元に吐き出した。

「コチヤーズ! またギガバイトスクリューに破れる! 今度はギガバイトスクリューで無限の壁と同じく、無得点にされ続けてしまうのでしょうかー!!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告